1. のび太の結婚前夜
素直に"いいな"と思えるアニメ。漫画と違って、尺を伸ばす為につけたしている部分があったりするのだけど、基本的な下地がしっかりしているから、個人的には要らなかったかな、と思ったりもします。 [地上波(邦画)] 8点(2011-07-18 08:39:08) |
2. ノーウェア・ボーイ/ひとりぼっちのあいつ
ジョン・レノンの青春時代を描いた伝記であるが、描かれているのは彼のビートルズに至るまでの家族について非常に良く捉えた怪作だと思う。ビートルズファンやジョン・レノンのファンであれば彼の家庭環境を知っている人も多いと思うが、そうでない人、或いは全くビートルズを知らない人が見ても楽しめるように出来ているのは好感を持つ。変な話だけど、ジョン・レノン役のアーロン・ジョンソンが非常にジョン・レノンっぽい顔立ちをしていて、それがまた感情移入させる結果に繋がっているように思う。音楽も非常にセンスが良く、どこぞの国のバンドをメインにした話なんて目ではありません。 [映画館(吹替)] 8点(2011-01-12 12:28:33) |
3. ノルウェイの森
原作は立ち読みで済ませたぐらいだから、ものすごく漠然としていたのだけど、この映画も非常に漠然としていますね。ものすごく純文学っぽい映画なんだけど、本当の意味で純文学にはなりきっていない感じがするのは構成が上手く無いからなんじゃないかな?間の取り方が変だったり、無駄な尺も結構ありましたよね。だから見ていて分からない部分が一瞬出てきたり、ヘンな違和感を感じたりして、不快なんですよね。 それと水原紀子がもの凄くヘタ。この映画のすべてのキャラが淡々と喋る中で、彼女だけが淡々とでは無く、只の棒読みにしか見えませんでした。こういうのだけでもこうした純文学系の映画の場合、現実に引き戻されることになるので、もうちょっと役者を選んだ方が良かったんじゃないかと思いました。 本当はこういう感じの映画って好きな筈なんだけど、どうもコレを観ていても腰の痛いのばっかり気になってしまったのが残念です。 [映画館(邦画)] 4点(2010-12-15 03:56:49) |
4. のど自慢
面白かったねぇ。実は物凄くこの映画については親近感があるんですよ。何がっていうと、やっぱり歌が好きだからだと思う。井筒監督って非常に癖のある映画ばっかり撮ってるけど、そういうところが結構あたしの好みにあってるんだよなあ。(笑) 8点(2002-07-12 22:11:40) |
5. 典子は、今
この映画、10回ほど劇場で見てます。(笑)辻さんは見事に「辻典子」を好演しています。この姿を見ると健常者として考えさせられることが多いです。ただ、映画としては非常に残念ですが、イマジンさんは芝居くさくないとおっしゃっててましたが、辻さん以外の役者がみんな芝居かかっていて、ドキュメンタリーの部分と「お芝居」と言う部分がはっきり分かれて見えるんです。その分映画としては評価を下げざるを得ないのですが、見てない方は一度見る事をオススメします。 6点(2001-11-08 15:44:38) |