81. 鴛鴦歌合戦
《ネタバレ》 東京は京橋の国立近代美術館フィルムセンターにて鑑賞。 16mmだったので、大スクリーンとは呼べず、又、かなりピンボケ画像だったのが残念。 さて内容だが、時代劇ミュージカルであり、歌って踊って、ちゃんばらもアリの内容。 楽しいが、ミュージカルを苦手とする私には相性が悪かったようだ。 しかしながら、お春さんのあまりに可愛すぎる言葉の数々にプラス1点。 「チェッ!」もサイコーでした。 私も言われてみたーい。 [映画館(邦画)] 5点(2008-01-05 15:03:39) |
82. 女の座
《ネタバレ》 高峰秀子の息子を死なせるのは必要がないように思ったが、全体的にはなかなかまとまっていて良かった。 司葉子はとても綺麗だし、草笛光子もキリっとしていてなかなか好み。 そして草笛光子と高峰秀子のバトルも凄まじかった。 女が男に惹かれる瞬間が上手に描かれていたのも素晴らしかった。 [ビデオ(邦画)] 7点(2007-12-15 10:33:55) |
83. 女だけの都
ジャック・フェデーは『ミモザ館』がそれなりに良かっただけに、本作にもそれなりに期待したが、かなり退屈だった。 同じく苦手なルネ・クレール作品に通ずる独特の遅いリズムが体に合わなかった。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-11-30 14:54:36) |
84. 大人の見る絵本 生れてはみたけれど
小津のサイレント作品は大体観てきたが、本作は特別秀でているとは感じなかった。 本作が他の小津サイレント作品に比べ、高く評価されている意味が分からない。 というか、他の小津サイレント作品って、そもそも観ている人が少ないだけの気がする。 本作にこれだけの評価が集まるのであれば、もっと他の小津サイレント作品を観て欲しい。 そんな気持ちになってしまった。 [ビデオ(邦画)] 5点(2007-11-26 21:58:03) |
85. お引越し
田畑智子という子役、どこかで見たことがあるなぁ・・・と思っていたら、現在も活躍している、あの「タレント」の田畑智子なんですね! 田畑智子のデビュー作ということで、何か掘り出し物を観たような気になれました。 しかし、鬼の様な長回しの連続ですなぁ。 すごい、すごすぎました。 溝口健二もビックリの気合いの入った長回しシーンの数々に感動しました。 しかも、当時まだ子供だった田畑智子を使っての、あれだけの長回し。 さぞかし厳しい演技指導を受けたのでしょうな。 田畑智子というタレント、いや、「女優」を見直しました。 単なる愛嬌のあるタレントではなかったんですね! [ビデオ(邦画)] 7点(2007-11-23 23:46:51)(良:2票) |
86. 女の園
どうも木下監督は真面目過ぎて、私には合わない。 小津監督の様なユーモアもなく、溝口の様な良い意味でのネチっこさもない。 男の映画を撮りまくった黒澤明監督に対し、木下監督はその女性版といった感じが、個人的にはする。 つまり、良くも悪くも直線的なのである。 これは良いとか悪いとかではなく、完全に好みの問題。 直線的で張りのある作風が好きな人には向いた監督かもしれない。 しかしながら、私にとっては黒澤明監督同様、どうも相性が悪いようだ。 [DVD(邦画)] 5点(2007-11-17 11:50:25) |
87. 婦系図(1942)
長谷川一夫をけなげに愛する女性を山田五十鈴が演じている。 これがミスキャストかどうかは微妙なところ。 ストーリー展開が緩慢なので、筋を追ってばかりいるとイライラしたが、最後まで観たら、なかなか良い後味を残してくれた。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-16 18:11:06) |
88. おもひでぽろぽろ
意外に楽しくなかったですね。 なんででしょ。 タエ子という主人公の女性の口の周りのシワが気になりました。 そんな歳ではないはずですが。 [DVD(邦画)] 5点(2007-10-15 20:03:00) |
89. おとし穴
勅使河原宏監督は、大好きな監督であるが、本作は例外的に面白くない。 同監督の同じモノクロ作品として有名な『砂の女』は面白い作品だし、『他人の顔』は傑作である。 これらの同じモノクロ作品と比べて、本作の知名度が低い理由が分かった気がした。 井川比佐志が幽霊を演じていたりするのも、非現実的過ぎて興ざめ。 又、田中邦衛が“X”という不気味な男を演じているのだが、田中邦衛のキャラからして少し無理がある。 設定とキャスティングに問題のある失敗作だ。 [ビデオ(邦画)] 4点(2007-10-15 10:03:31) |
90. 男と女(1966)
あのあまりに有名な音楽とアヌーク・エーメの魅力だけ十分満足できました。 美しいフランス映画です。 フランス映画の代名詞的な雰囲気が素晴らしいですね。 [DVD(字幕)] 6点(2007-10-13 10:43:44) |
91. 男たちの挽歌
80年代の作品にしては妙に古臭さを感じました。 この時代の香港映画は垢抜けないですね。 まあ、それが良い部分でもあるのかもしれませんが。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-13 10:42:22) |
92. 大いなる幻影(1937)
ラストシーンがとても印象的な映画です。 又、ディタ・パルロがとてつもなく魅力的!! ジャン・ギャバンとのシーンにはメロメロになりました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-13 10:35:51) |
93. 俺たちに明日はない
《ネタバレ》 あの銃乱射のラストシーン。 最近観て、小さい頃に一度観たことがあることに気付いた。 そんな記憶を呼び覚ますくらいに衝撃度の高いラストだった! [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-12 16:55:43) |
94. 黄線地帯
石井輝男のこの手の作風は唯一よくないと思う。 [映画館(邦画)] 5点(2007-10-12 16:53:11) |
95. 男はつらいよ 寅次郎紅の花
ありがとう!渥美清! ありがとう!寅さん!(涙) [ビデオ(邦画)] 7点(2007-10-06 17:43:13)(良:1票) |
96. 男はつらいよ 拝啓車寅次郎様
牧瀬里穂のフレッシュさが目立った。 それとは対極に衰えきった渥美清。 人生の明と暗を痛いくらいに感じさせてくれる本作。 最終作となった次回作よりも、本作の渥美清の方が弱っていた気がする。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-06 17:41:21) |
97. 男はつらいよ 寅次郎の縁談
やはり笠智衆がいない『男はつらいよ』は寂しい限りです。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-06 17:39:23) |
98. 男はつらいよ 寅次郎の青春
ゴクミが連投するも、本作で降板。 そんな印象が強い作品。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-06 17:33:23) |
99. 男はつらいよ 寅次郎の告白
吉岡秀隆が砂丘を走るシーンは確かに印象的。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-06 17:32:32) |
100. 男はつらいよ 寅次郎の休日
この頃から吉岡秀隆が出ずっぱりになり、めっきり渥美清の出番が少なくなった。 それはそれで寂しかったが、吉岡秀隆自体に魅力があったので、これはこれでよかった。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-06 17:31:20) |