1. おかしなレディ・キラー
観たいと思ってから40年で念願の鑑賞。 ニコルソン、ベイティ共に結構あくどい事をしています。笑えはしませんでしたが、カラリとした妙な味わいがありました。 結末に不満があったものの、若き二人の生き生きとした姿に満足出来た作品です。 [DVD(字幕)] 7点(2024-04-21 14:58:28) |
2. オーシャンと十一人の仲間
決行までのテンポの悪さにダレる。アッサリとした決行模様に何一つ盛り上がれず。 そんな時でのジョージ・ラフトご登場に(嬉嬉嬉)1シーンのみではありますが、流石にホンモノの静かな迫力がありました。 そこから結末まで別のスタッフによる脚本演出かのようで結構ワクワクさせられました。 [DVD(字幕)] 7点(2024-03-27 18:39:04) |
3. オール・アバウト・マイ・マザー
マヌエラが移植された男性をこっそり見るところで私的に本作は終わりでした。 みんな違ってみんないい、とは言うものの甘ったれたシスターを筆頭に誰にも共感出来ず。余りにもご都合主義に過ぎる展開に白けっぱなしで監督の嗜好を目一杯詰め込んだ独り善がりのコケ具合著しい作品でした。 [DVD(字幕)] 3点(2024-01-30 16:44:09) |
4. おもかげ
《ネタバレ》 冒頭の母と6歳の息子の電話越しの会話は手に汗握るもので、あっさり場面変わってそれから10年後というのに期待がうなぎ上りになりましたが泣く泣く中断。喜び勇んで続きを観ましたが、エレナ39歳(だったか)らしからぬ浅はかな言動にガックリ。結末に今度は元ダンの家庭をかき回そうとするのか! 更にガックリで、お目当てアンヌ・コンシニもパッとせず・・・残念さでいっぱいです。 [DVD(字幕)] 5点(2023-10-14 23:36:42) |
5. 丘
軍事刑務所の存在を初めて知ることに。四六時中 left right left right わめき声が鬱陶しいと共に監督の英国に対する冷ややかな視線を感じます。刑務所ものとして他愛ない話で、顔面鬼瓦で熱演する(+1点)ハリー・アンドリュースに鉄槌が下るのを待っていたのですが・・・ 何じゃそりゃな結末に呆気にとられたところです。 [DVD(字幕)] 5点(2023-10-07 17:54:13) |
6. 女が階段を上る時
銀座のクラブが舞台のお仕事映画。ホステスも大変なのよ~を謳ったお話で豪華キャストの割には盛り上がりに欠ける。お久しぶりの森雅之さんも「家庭を犠牲にする勇気はない凡夫だよ」(当然やね)当たり障り無い姿で残念。MIPは姑息な加藤大介かな。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-10-03 16:37:00) |
7. 狼の挽歌
オープニングに流れる音楽に「これはモリコーネか?」正解でした。 凄腕スナイパーのチャールズ・ブロンソンはまずまずでしたが、他のキャスト全員が頭悪そうなのがいけません。 結局のところ痴話喧嘩を見せられて盛り上がれません。 歯痒さが残る残念な作品でした。 [DVD(字幕)] 5点(2023-09-09 23:56:26) |
8. オットーという男
オリジナルのオーヴェは全く取り付く島もない人物でしたが、同じく偏屈でもオットーは人情味が透けて見えるのは名優トム・ハンクスの功罪なのか。全編画面の隅々に至るまで見える整頓された清潔感が素敵。プロデューサーも兼ね実子と共演、妻も参加というハンクスの意気込みが感じられる良作。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-07-17 10:58:24) |
9. オールド
1時間で2年、1日で48年、子供がドンドン成長してゆくビーチ。犬や猫・植物・・・蝉はどうなるのか・・・そんなことばかり思い浮かんで、けたたましい人々の惨状がサッパリ頭に入って来ない。オチも小賢しい感じで私には合わない作品でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-05-24 06:29:18) |
10. 狼たちの報酬
《ネタバレ》 ケヴィン・ベーコン、アンディ・ガルシア、ブレンダン・フレイザー、フォレスト・ウィテカーでこの邦題、期待するのは私だけでしょうか。騙された私がアホやねん♪ですわ(憔)4つのハナシが一周回って元の位置に何とか繋ぎ合わせたところに1へぇですが、無理矢理感に白けると共に全員のお粗末な振る舞いに激萎え。ブレンダン・フレイザーの棒読み台詞に苦笑ですが無言の佇まいはなかなかのものでした。+3点 [インターネット(字幕)] 4点(2023-05-04 01:59:40) |
11. オンリー・ザ・ブレイブ
《ネタバレ》 アンディ・マクダウェル出演作と言うことで鑑賞。存在感薄い役柄でした。 ホットショットの存在を初めて知り消火活動は見入るものでした。 ブレンダンが見張りに出る時、隊員達と今生の別れになる予感がありましたが、まさかの結末に「これが実話とは!」呆然と。 皆の一縷の望みを絶たれた残酷なシーンが堪りません。 映画化に異論が出なかったのかと思わされる作品。 [DVD(字幕)] 7点(2023-04-16 02:23:45) |
12. オデッサ・ファイル
《ネタバレ》 ジャッカルの日、悪魔の選択、に次ぐ大好きな作品で当時読み終えたら朝になっていました。 優生思想を得意気にまくしたてるロシュマンを観念させるクライマックスは名演でしたが、総じてインパクトに欠ける出来映えでした。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-04-11 20:04:55) |
13. オルカ
《ネタバレ》 題名とシャチの映画以外の知識無し。 オープニングタイトルロール、ディノ・デ・ラウレンティスを初めとする撮影、脚本、監督、音楽の名匠が居並び、リチャード・ハリス、シャーロット・ランプリング、ウィル・サンプソンという意外な組み合わせに「ええんちゃうん、これ!」座り直しての鑑賞。 妻子を目の前で殺されたオルカの復讐劇。涙を流して絶叫する姿にグッときますが、村人の生活を脅かして巻き込み、クルーを一人また一人と食いちぎり、対決せざるを得ないようにノーランを追い詰める人間並み若しくはそれ以上のやりくちに同じく妻子を失ってオルカの心情を理解するノーランに肩入れしてしまう。対決を終え涙を流し氷で閉ざされた海を妻子の元へ行くのであろうオルカに、過日のイルカ同様泣かされてしまいました。 素晴らしい脚本、これぞハマり役絶品のリチャード・ハリス、切なさをかきたてられる御大モリコーネ節。 シャーロット・ランプリングがイマイチ微妙で8点か9点迷いに迷って骨太傑作に9点。 [インターネット(字幕)] 9点(2023-03-24 14:18:06)(良:1票) |
14. おもいで写眞
身につまされるお話でした。 世渡り下手のゆうこチャンと彼女を支える一郎君 水を得た花のようなお爺さんお婆さん達 皆に幸多かれと素直に思えるエンディングでありました。 良作です。 [DVD(邦画)] 7点(2023-02-27 16:44:49) |
15. 大人は判ってくれない
子供時分は親に、6年続いた反抗期の長男に、どうして判ってくれないのか、絶望で身悶えた事が思い起こされました。 相手を少しだけでも判ろうとせず、自分だけ被害者ヅラしていたのが今になって分かります。 何かして稼ごうとする事無く自立をうそぶくドワネルくん、行く末を考えさせられるラストショットが印象的。 [DVD(字幕)] 5点(2023-02-23 14:16:23) |
16. オルフェ
お目当てマリア・カザレスは美しいお姿ながら台詞回しが今一つで魅力を感じられず。お話は激しくワケワカメの撃沈でありました。(憔)出直してきます。 [インターネット(字幕)] 4点(2023-01-31 22:39:39) |
17. オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体
実話だというのが信じ難い奇天烈軍事作戦に興味津々だったのですが、映画としての脚色と思われる男女三角関係に熱が醒めてしまいました。ナチス側の視点が無いのでサクサクと進む作戦に盛り上がれなかったのも痛いところ。お目当てコリン・ファースが役作りなのか知りませんが体も顔までも弛んでいてショックを受けたのも残念です。 [DVD(字幕)] 5点(2023-01-01 23:04:03) |
18. 泳ぐひと
不条理劇? お伽噺? ラストショットに「じゃあ、彼は、何処からやって来たのか?」激しくワケワカメ。 何かしら社会風刺しているようですが、私には精神を病んだマッチョ男のホラー映画でありました。 [DVD(字幕)] 5点(2022-10-16 00:36:20) |
19. 狼は天使の匂い
ジャン=ルイ・トランティニャン、ロバート・ライアン共演に期待特大。最晩年ライアンの熱演は見応えがあり、トランティニャンもキレのある動きでした。無理筋なストーリーがもう少し何とかならなかったものか歯痒さが特大でした。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-26 21:54:11) |
20. 奥様は顔が二つ
グレタ・ガルボの弾ける笑顔でのダンスシーンはお宝映像。点数の全てを。本作が最後の出演というのが惜しいところです。 [DVD(字幕)] 7点(2022-07-04 16:26:15) |