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1.  黄金を抱いて翔べ 《ネタバレ》 
かなり前に原作を読んだのだけれど、印象がずいぶん違う。こんな話だったっけ?と途中で何度も思った。ハラハラさせる銀行襲撃のくだりは、大筋原作に沿っていたと思うが、西田敏行のおっちゃんが実は妻夫木聡の父親の神父だったというシーンは、あまりに唐突すぎて、映画だけではなんのことやら、原作を知らない観客にはわけがわからないのでは? あそこが最も高村薫らしい奥深いところだと思うのだが、映画ではなんともあっさり描かれる。その分、ヤクザとの抗争に時間が割かれていて、そこは『パッチギ』の監督らしいのかもしれない。しかし結果として、深みのない映画になってしまった。
[DVD(邦画)] 5点(2013-10-16 11:59:53)
2.  ALWAYS 三丁目の夕日‘64
 1964年と題名では押し出してはいるけれども、その時代性はあくまで背景にすぎず、描かれるテーマは、いよいよ時代いかんにかかわらないような、普遍的に親子間で繰り返されるドラマに集約されつつあると感じた。思わず小津安二郎が想い起こされて、結構でした。  それにつけても、薬師丸ひろ子は、若い時より数倍ぐっといい女優になんなすったなあ。
[DVD(邦画)] 9点(2012-11-25 03:07:29)
3.  オーシャンズ
 海洋の神秘な法則を存分に認識させてくれるものと思いきや、なんとも表面的な映像に終始した。なるほど、映像はきれいだが、彫りが浅い。浅すぎる。そのうえ、後半の漁師の網にかかるイルカらのくだりは、独善的にすぎる。がっかりの期待はずれな一作でした。
[DVD(吹替)] 2点(2011-11-02 00:29:39)
4.  おとうと(2009)
 大学関係のインテリ・エリートなど、人物像が偏見ともいっていいほど月並みな型にはまっていて、『寅さん』シリーズでもときどきそんなステレオタイプな描き方があったから、これは山田洋次の悪いところなのにちがいない。まあ、そこは差し引いても、笑福亭鶴瓶のリアルさが、十分余りあった。むしろ『寅さん』のほうが落語タッチで、本物の落語家が演じたほうがリアルというのは、どうしたわけか。ところで、ホスピスでいつも弟のベッドの脇に寄り添っていたオッサン、ほんの脇役だが、横山あきおが実に味があってよかったなあ。昔の日本映画にはこうしたコメディアン出身の味のある役者がたくさんいて、山田洋次、あるいは黒澤明もそうだったけれども、すぐれた監督はこうした役者を使うのがうまかったなあ。
[DVD(邦画)] 8点(2011-07-30 04:40:30)
5.  女たちは二度遊ぶ 《ネタバレ》 
男からは遊んでいたつもりが、結局女に遊ばれていました、というような話がいくつか集めてある。しかし、チャラい。チャラいだけで、なんとも底が浅い。格別ひねりもなければ、アフォリズムもない。ここに出てくる小説家と同じく、この作品自体、描きたいテーマ、伝えたいテーマに欠乏してしまっているのだ。が、ひょっとすると、こんな人生欠乏症とでもいうようなありさまが、この現代日本のリアルな状況なのかもしれない。
[地上波(邦画)] 4点(2011-02-21 03:33:43)
6.  おっぱいバレー 《ネタバレ》 
 脚本の岡田惠和といえば、NHKの朝ドラ『ちゅらさん』を思い出す。あれもそうだったが、この脚本家は、話はベタだが、ときに泣かせるはなしが実にうまい。くだらんチャラばなしかと軽くみていたら、またやられてしまいました。今回は、昭和の40年代頃か、まだ児童に素朴さのあった、世間一般に性的刺激のまだ乏しかった頃の話。予想に反して、なかなか結構でしたが、しかし題名はもうちょっとならんかったのか?
[DVD(邦画)] 8点(2010-02-26 04:54:36)
7.  おくりびと
 お話の展開がよぉーくできていて、たぶん脚本の時点で十分完成されていたのだろうと思う。しかし、話がしばしば安直に流れるといえばそうかもしれないし、ときに演出がベタだ。なかでも、銭湯の女主人のお棺が火葬炉で点火され、火に包まれるカットに、野の鳥の群れが飛び立つシーンがオーバーラップされるところなど、ベタすぎて、こちらが気恥ずかしくなるくらい。とはいえ、納棺という、誰でも一度通ることになる人生の通過点に、はじめて焦点をあてたところは10点。くわえて、小津安二郎同様、古今東西をこえて世に普遍的な、親子の葛藤という誰にも身に覚えのあるドラマに、観る者をひきずりこむ。このキタナイとさえいえるやり方に、泣くな、と言われるほうがむつかしい。そんなわけで、演出のベタさに1点減点して、9点。
[DVD(邦画)] 9点(2009-08-27 15:33:25)
8.  ALWAYS 続・三丁目の夕日 《ネタバレ》 
そう、昭和三十年代はみんな貧乏だったけど、純朴な人情があった。もちろん悪い奴もいたが、今ほど理解を超えた非道ぶりでもなかった......。物語は、なんとなく先の読める展開だけれども、それでいいのだと思える予定調和でした。登場人物に少々家族のような親しみがわいてきました。続編をお願いします。
[DVD(邦画)] 8点(2008-11-12 16:53:26)
9.  おはん 《ネタバレ》 
昔の日本家屋のセットの出来が、なんともすばらしかった。俳優陣からすると、前年の『細雪』の余勢で撮りました、というところか。しかし、主人公のダメ男のもて男の、漫画的なほどのご都合主義と薄っぺらさには、ついてゆきがたい。ひょっとするとこういうのが、『夫婦善哉』といい、関西の伝統的もて男の典型なのだろうか。それに、世のサユリストには申し訳ないが、吉永小百合の演技は、どうしてこういつも吉永小百合になってしまうのだろう。こちらも、ファンでないと少々ついてゆきがたい。ミヤコ蝶々はさすがに味ありました。とにかく、男より女の、それも昔気質の女の意地と生き様を描いております。そこがどうも小生の琴線には触れなかった。7点は、美術と撮影に対しての高評価にひっぱられての点数。つけくわえておくと、しょっぱなのタイトルで流れる五木ひろしのド演歌が、意外にも新鮮でした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2008-08-06 03:58:08)
10.  狼(1955)
 新藤兼人の傑作はまず『裸の島』で、あとは『午後の遺言状』その他。正直言うと、センスの問題で全体的にあまり好きな作家じゃないのだが、これは傑作だった。ひょっとすると新藤兼人のベストの部類か。それにしても1950年代の日本映画はたいしたものだったと感心する。この頃の日本映画は、端役にいたるまで役者が実にしっかりしていて、みな大人だった。今の日本映画は大半がガキっぽく思えてしまう。新藤兼人は、貧乏な人々を描く貧乏な映画で本領を発揮する作家だと再確認した。
[DVD(邦画)] 9点(2007-07-06 04:05:21)
11.  男たちの大和 YAMATO
 角川春樹制作・佐藤純弥監督というと、往年の『人間の証明』や『野生の証明』が思い出されて、いやな予感がしたが、案の定大衆うけを見込んだような、観客をなめたような駄作品でした。いいかげんにしてほしい。撮影も安っぽいし、久石譲の音楽もやたらと甘ったるい。レベルが低すぎる。こんなものを観る時間があれば、文庫の『戦艦大和ノ最期』を少しでもお読みになることをおすすめする。
[DVD(邦画)] 2点(2006-11-06 03:36:18)
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