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なにわ君さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2036
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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1.  おまえの罪を自白しろ 《ネタバレ》 
政治家の利権絡みのゴタゴタと子供の誘拐を絡めたお話。最初はわりと緊迫感ある感じでよかったのですが、リアルに思えないシーンがたまにあって、それが気になって、犯人も役者でまるわかりだし、お金をかけてるわりには、物語が火サスみたいな感じだし。ただ、それなりに最後まで観れたので、可もなく不可もなくかな。
[インターネット(邦画)] 5点(2024-04-12 21:07:41)
2.  オカルトの森へようこそ THE MOVIE 《ネタバレ》 
この世界には白石晃士のフェイクドキュメントの沼ってのがあると思うんです。僕たぶんそこに沼ってます。だから白石監督のフェイクドキュメント作品をほぼ全て観たおし、新作を待ち望んでるんだけど、最近はあんま作ってくれません。ちなみに「不能犯」とかの白石監督の普通の映画は全然望んでません。そんな白石ワールドジャンキー達に、久しぶりに白石監督からの贈り物。それが、この作品。WOWOWでドラマ形式で放送され、後に1本の映画になって、映画館と配信の同時公開。設定はドキュメント映画を作るために、黒石監督(白石監督自身)が怪異の取材で、助監督と一緒に、ある森の中にあるポツンと一軒家を訪れたら、怪物たちに追いかけまわされるって内容。映画「ノロイ」とか「オカルト」みたいなフェイクドキュメンタリー全開というより、ドラマの「コワすぎ」シリーズみたいな、POV方式のドタバタ物語って感じで、とにかくカメラ一台で怪異に対峙するってイメージです。映画「カルト」のネオとか、白石ワールド常連の江野祥平とか、過去作品に登場したキャラ達っぽい方々が次々に登場し、セルフパロディもガンガンにいれており、怖いホラーってゆうより、ちょいコミカルよりなパニック映画。クトゥルフ神話要素がバリバリあるってゆうか、これはもうクトゥルフ神話TRPGってゆうゲームの実写化やんって思っていたら、公式ページではキャスト達でプレイしてるクトゥルフ神話TRPGがアップまでされていましたから確信犯です。僕みたいな白石ワールドジャンキーはメチャ楽しめたんだけど、普通の純粋なホラー観たい人にはおススメできひんかなー。バカバカし過ぎて。でっかいモロCGの怪物たちが追いかけてきて、銃でうったり見えないバリアはったり、人を呪詛みたいなんで消し去ったり、カルト教団たちをビデオカメラにつけたナイフで刺し殺したり、巨大な隕石とか、好きなことやり過ぎでしょ。でも、このノリが僕なんかには、たまんないんです。申し訳ない。
[インターネット(邦画)] 7点(2022-09-03 14:54:25)(良:1票)
3.  オーヴァーロード 《ネタバレ》 
もっとB級よりの映画かなって思っていたが、意外と冒頭から本格戦争映画。最初の空挺の落下傘も迫力があり、主人公の周りで銃弾が飛び交う中の降下は、主人公目線で結構、恐怖感がありました。あちこちで爆発し、下からの銃撃で仲間が死んでいく中の決死の降下、臨場感バッチリ。以降もナチスの研究施設潜入までは、ほぼ戦争映画。しかしナチスはホラー的な研究をしており、戦争映画のテイを成しながら、ホラー要素が加わった感じになっていました。普通に面白かったです。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-05-12 09:58:06)
4.  オールド 《ネタバレ》 
ほどよいホラーテイスト、ほどよい謎、ほどよい超常現象。そして、ほどよい既視感。ジョジョのスタンド攻撃みたいな年齢を高速にとるってゆう場所に閉じ込められるってゆう映画。ただ、肌を切ったりして傷つけても、速攻、治っていくってゆうのは目新しかったです。手足が変な方向で固定されてしまうのは、ちょっとエグかったなー。伏線もきっちり回収されて、オチもほどよかったです。
[インターネット(字幕)] 7点(2022-05-06 20:48:08)
5.  おろち 《ネタバレ》 
僕の思う昔の怪奇映画感が結構出てて、またストーリー的にもかなり面白かったです。ホラー的な怖さはそんなにないんですけど、最後の絶望感からくる、あとを引く欝的な怖さ感が、かなりきましたよ。原作はどれも未読なんですけど、なんてゆーか、凄まじいお話ですねー。楳図原作の映画は色々見ましたけど、これが一番今のところいいです。主に洋館の中だけで起こる出来事にまとめてあるのも、一昔前のお金持ち感とか、そこに存在する不気味さとかよく出てて、雰囲気バッチリでした。こーゆう映画があること自体、多様性があって、ある意味、貴重です。おろちとゆう人ならざる者が狂言回しとなって、姉妹に起こる悲劇を描いた怪作でした。
[DVD(邦画)] 10点(2016-11-25 15:12:14)
6.  オールド・ボーイ(2013) 《ネタバレ》 
昔の韓国版は観たはずなんだけど、トンカチ持ってオヤジが人を殴りまくるってゆう所以外、全くストーリーが思い出せず、これはこの映画を観てる間もずっと思い出せず、だもんで、最後は普通に衝撃を受けちゃいました。最初からテンポよくストーリーが進み、主役が20年間、監禁されるところもスルスル進み、最後までダレることなく映画を楽しめました、ただ、監禁前の主人公がちょっとクズ過ぎて、ラスト、真実を知った時に絶望に陥る所で、なんかあまり絶望に思えなかったのが、ちょっと残念かな。監禁で、主役の人柄が変わって、娘が全てになるのはわかるんだけど、ただ20年間監禁と言っても、映画の時間内では1時間くらいなので、こっちはまだ当初のクズな主人公を引きずってるわけで、これが最初から、娘を溺愛している主人公なら、ラストの絶望も素直にこっちも理解できて、体感できたんだけど、それじゃダメやったんかなー。アメリカを体現してるからダメか。でも結末も含め、それなりに面白かったです。
[DVD(字幕)] 7点(2016-11-16 13:01:54)(良:1票)
7.  オデッセイ(2015) 《ネタバレ》 
この映画を観てると、自販機で飲み物買ったり、電子レンジで食べ物をチンしたりなどの、日常の単純作業行為がものすごく高度で崇高なことをしてる気分になる。あとジャガイモとか食べたくなる。なんでかわからんけど、駄菓子とかも食べたくなる。最後はドキドキできて、火星で過ごした気分も味わえて、大満足です。
[DVD(字幕)] 10点(2016-08-21 10:37:58)
8.  オカルト 《ネタバレ》 
白石監督お得意のフェイクドキュメント。最初の出だし、OL3人の旅行先のユルユルホームビデオで始まるので、かなり面白くなさそーで、はずれかなーって思い観ていたら、その5分後から最後まで、一気に映画の世界にのめり込まされました。正直、かなり面白かったです。ずっと見てられる。有名な「ノロイ」とかより、この映画こそが白石監督作品の中での最高傑作だと思います。ただ、この映画、かなり人を選びます。映画に倫理観を求める良識ある人、映画の中のリアルに関して厳しい基準がある人、変な映画を余裕で楽しめない人、殺人事件の背景を追ううちに怪異が見え隠れするってゆうルポ風ドキュメント物語に興味がもてない人、怖い場面だけが見たい人、そして何より危ない奴の動向をずっと見てられない人には確実に時間の無駄になるでしょう。フェイクドキュメントですが、ある程度、こちらが「これは本物なんだぜ」とちょっとのってあげる気分で観る必要があるかもしれません。僕的には白石監督作品の中で一番、楽しめました。この映画はハマる人は絶対ハマると思います。面白かった所をあげると、まず監督が監督自身の役で登場しているところです。この映画は、監督が異常殺人事件とその背景のやばいものを追うために、このルポドキュメントを作ったってゆうテイです。監督の映画を撮る事自体をフェイクの中に置くことで、リアル性を出しているのです。まるでNHKなどの事件を追ったドキュメントを見てるかのような現実感があり、監督を含む役者の演技も、全員、自然でリアルに見えます。僕が今まで見た映画の中ではその本物さ感はトップ3に入るくらいです。ちなみ黒沢清監督がこれまた本人役で登場し、演技もかなり自然です。次に、徐々にドキュメントの焦点は、ある一人のネット難民の男に絞られていくのですが、この男がまたすごくいい。最初は事件の被害者とゆう仮面をかぶっていて、インタビューに答える普通の人って感じなんですが、彼を追っていくうちに、あれ、この人、ちょっとやばいんちゃうかなってのを、徐々に感じるようになるその過程の描写が、うますぎです。最初はなんか100円貸してとか、たばこちょーだいとか、ちょっとずーずーしくなります。このあたりで、この人にちょっと違和感を感じます。そして居酒屋の席で、女性インタビュワーにボロカスゆーとこで、こいつ変な奴だわーって感じが一気に噴き出します。そのあとは、もうこの男から目が離せません。こんな人、おるわーってゆう実在感とこいつヤバい感が合わさって、なんかよくわからん緊迫感とやばい奴になぜか注目してしまう背徳感。やがて映画は、古い日本の神様とか出てきて、クトゥルフっぽい雰囲気も出てきます。そして驚愕のあの変なもの映像。特撮的にはかなりチープなんだけど、やべーわ、なにこれ、って感じで背筋がゾワゾワしてきます。この後、後半は、さらにやばい展開をしていき、フェイクってわかりながら、本物さを楽しんでるとゆう感覚がたまりません。正直、監督、やりすぎってか遊びすぎって所が何か所かあるので、そこは笑いもあって、映画なんですけど、でも僕は逆にオチも含め、そーゆうのがあってよかったって思います。じゃなきゃ、ちょっと精神的にしんどすぎです。それにしても、オチのそこまでやるか感はすごい。あのラストを観てるこっちの奇妙な感覚は説明できないです。フェイクドキュメントだとわかってるんだけど、本物感を楽しめるさらに斜め上にいっちゃいます。ちなみに、ネット難民の江野は白石監督の他の作品にも同一人物として登場するとゆう白石ワールドみたいな世界観があり、「コワすぎ」最終章とこの作品は世界観がつながっていたりします。そーゆうとこ、全部ふくめて、地獄だぞ!
[DVD(邦画)] 10点(2016-01-27 22:25:11)(良:1票)
9.  オトシモノ 《ネタバレ》 
俳優さんは結構豪華ですが、いかんせん低予算マルダシな所があり、面倒なシーンは全て端折って、説明と展開でごまかそうとしてる部分が結構見えちゃってる。だもんで評価が低くなるのはしょーがないと思う。だけど、物語自体、僕はそんなにダメとは思わない。主役たちが怪異に出会い、それに対処しなくてはならず、葛藤する。そんな中でお互い協力し合うことになり、さらには怪しい協力者も登場。怪異に対して、沢尻がいったん逃げようとするが、そこから復帰する部分も、安直だが、ちゃんと描いていて、そしてクライマックスでは、怪異の裏には、もっとやばいものが潜んでおり、それが牙をむく。やばいものの正体は結局わからないが、いくつかの秘密が明かされる。そして犠牲をはらいつつも、一応、事件を解決する。これってクトゥルフ物語の王道である。だからストーリー展開としては、僕は意外と好きです。友情をちゃんと描いている所も悪くない。ただ、やはりリアルさとか、呪いのルールは一貫してなきゃとか、ちゃんと答えが出ないと嫌とか、そーゆうのにこだわるなら面白くはないと思う。あと、こーゆう映画見慣れてる人は怖くなないとも思う。
[DVD(邦画)] 5点(2016-01-20 13:43:39)(良:1票)
10.  おっぱいバレー
冒頭の出だしはバカ中学生のエネルギー全開って感じで、非常にいいのだが、15分後には、もうこの映画が退屈になってくる。がんばれベアーズ系の映画なので、ある程度の展開が読めてしまううえに、バカ中学生の青春劇が、非常に定型的に描かれていくからだ。既視感バリバリで、特に印象的なシーンもない。エロいことを考えたら、鼻血って時点で、昔の漫画である。舞台は70年代なんだけど、どっか現代的な雰囲気もあるので、ノスタルジックな気分にも完全に浸れない。だけど、問題提示とその解決の物語が始まるラスト30分になってよーやく、この映画がおもしろくなった。いかにやる気のない男子学生に、一生懸命がんばることの体験をさせ、それが素晴らしい経験なんだと学ばせる、おっぱい教育理論の重要性、それに気づく先生の心情がよーやくここで示されるのだ。うん、ここからのくだりは僕もジーンときた。おっぱいパワーさいこーと素直に思えた。ただ、そこにいたるまでには、やっぱ、あの退屈な中盤が必要だっただけに、悩ましいなー。音楽のチョイスはよかった。
[DVD(邦画)] 5点(2015-06-27 05:16:37)
11.  おくりびと
僕は実際に自分の父を見送る時、そこで色々な儀を目にしました。それまでは、僕は葬式とかそーゆうしきたりなんて単に形式的なもので、死んだら終わりなんだから、自分が死ぬときは別にどーでもいーやって考えでした。でも葬式を終えて、その考えはいっぺんに吹き飛びました。それは亡くなった方のためだけにあるものじゃなく、生きてる者がちゃんとお別れして、その後、生きていくのに悲しみを引きづらないためにもあるんだと。もちろん、悲しみや寂しさはその後も残ります、でもちゃんとお別れした事で、喪失感をだいぶ癒された気持ちになったのも本当です。そして、こーゆう葬祭の職業は人を癒す優しい仕事なんだとその時、認識しました。この映画を見て、僕はそのことを思い出しました。この映画では、納棺師の仕事をうまく物語におとしこんであって、ちゃんとお別れすることの大切さを、説明的な描写をあまりすることなく描いていて、なんだか癒された優しい気持ちになれました。
[DVD(邦画)] 10点(2015-06-19 18:35:20)(良:1票)
12.  オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 
映像や雰囲気は確かにハリウッド映画ですが、どこか日本のアニメ的な感じもするのは、ラノベが原作だからかも。ループものの物語はこれまで世界でいくつも作られてきたけど、この設定は日本でしか生まれないアイデアかもしれません。映画としては、前半のループで繰り返されるあたりは、若干退屈でしたが、世界観と目的がわかる中盤あたりのたたみかけるような展開からは、おもしろおかしく楽しめました。面倒になったら、すぐに主人公がリセットされるあたり、やはりテレビゲームのイメージが強く、まさに、ファミコンなどで、あかん、もーいーやってリセットボタンにすぐに手が伸びるゲームをする者なら誰もが経験する、あの行動を彷彿させます。僕は魔界村を思い出しました。どこで、敵が出るか、細かく覚えて、ちょっと鎧がやられて、弱くなったらよくリセットしたもんです。オチもすっきりまとまって、映画を見終わった後にいい気分になれる所は暇つぶしにはちょうどいい映画です。
[DVD(字幕)] 7点(2015-01-15 13:15:44)
13.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 
一生懸命がんばって、誰かのために何かを成し遂げたとき、自己満足の陶酔感にひたりながら、心地よく眠れる。もしそのまま死ねたなら、それが理想の死かもしれない、死んでいる状態では、痛みも何も感じない、夢も見ずに眠っているのと同じだ。死で一番やっかいなのは、死ぬ瞬間だけだ。その時の恐怖感が一番苦しいのかもしれない。そして、それは誰も逃れることができない。だからこそ、どうやって死ぬかが一番大事なのかもしれない。愛する人を守るために、そして、最大の敵に最大の一発をかまして、自己犠牲で得られる陶酔感は死の恐怖を吹き飛ばし安らかに死ねるのだと思う。ジャックが、最後に敵に言った言葉に、そんな事を考えた。いつかくる死の恐怖に僕はどう立ち向かえるだろうか?できるなら誰かの為にがんばって死にたい。ただ、映画は若干長いような気もした。
[DVD(字幕)] 5点(2014-05-29 12:28:42)
14.  踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!
正直にいうと全く期待していなかった、今さらスリーってのもあるし、こーゆう系統の邦画はほとんどうまくいったためしがないってゆう経験から、そー思った。だが、なつかしさから、思わず観にいってしまった。結果は、ごめん、それなりにおもしくて、満足ってゆーか、久しぶりに踊るを1話から観てみたくなったし、テレビシリーズまたやってくれないかなーってゆう気持ちになってしまった。でも、忠告しておくと、映画に少しでも映画的期待を持ってる人はがっかりすると思う。普通に観れば、ストーリーはグダグダ感が半端なく、物語的になんの意味もないシーン、キャラの大行列、盛り上がりにもかけ、みんな忙しそーに画面ごちゃごちゃ。でもね、でも、満足してしまったの。何が?って聞かれても、ただ、なつかしいとしかいいようがないが、踊るって結構、最初からグダグダしてて、そのグダグダがなつかしいとゆーか、グダグダこそ日常ってゆーか、みんなそれぞれ、この世界で生きてるんだな~って、なんか感傷的になちゃって。年月もたてば、最初のころの情熱も薄れちゃうのが人間で、それでも死ぬまで人生は続くわけで、と自分の中でもなんか色々、勢いのなさを、いい風に解釈しちゃってました。ファンサービスだけの映画だが、俺は1ファンとして、観てよかったって思ったんだから、まあ、個人的にはいい映画でした。けしてオススメはしません。和久さんが生きてたらな~。
[映画館(邦画)] 7点(2010-07-25 23:16:26)
15.  黄金バット(1966)
日本のヒーローもの。有名やね。このヒーローわ。ただ今観れば、もうお笑いでしかない描写の数々。それ覚悟で観たんやけどね。古い映画だからそれなりに古い気持ちになろうとがんばったんやけど、それでも、どーしても今の時代につれもどされるほどのチープなかんじなんで。うん。しゃーない。てゆーか、肝心の黄金バットの歯が一本黒塗りなんですわ。コントでよく使う歯ぬけ表現やねん。敵のボス、ナゾーも宇宙の帝王らしいかもしれんけど、ただ、役者が布をかぶっただけ。敵の戦闘員も布かぶっただけ。ただ敵の幹部クラスの怪人3人(といっても見た目は人間)は結構、インパクトはあったかな~。ヘンテコすぎて。敵のイカみたいなロケット型要塞もインパクトあったかな~。ヘンテコすぎて。ストーリー?んとな~、普通のヒーローもんかな。特にこれといってなにもないわ。ごめん。正直、昔はこーゆうヒーローもんやったんやな~と懐古的な気持ち以外は特におもしろくなかったかな~。
[DVD(邦画)] 0点(2009-02-27 19:09:38)
16.  大江山酒天童子
古い映画だけど、今観ても十分おもしろかった。古いのになんだか新鮮だ。これほどおもろく雰囲気ばっちりの日本ファンタジー映画があったとは。大江山に酒天童子とゆう鬼が棲みつき都には怪異があふれ、山賊たちが暴れまわり、これを退治するために関白の命をうけ源頼光が立ち上がるが、実はその裏には男と女の悲劇の物語が隠されていたとゆうお話。冒頭の入りからしてかなりいい感じだ。オドロオドロしい日本の絵巻物語の雰囲気がかなり出ている。さらに、妖怪変化の特撮もその雰囲気にあっていて、これまたいい感じ。土蜘蛛や牛鬼などは巨大なハリボテで見せてくれる。このハリボテも出来は悪くない。女が舞を踊るとあたりが怪しくなり牛鬼が城の上空に女をさらって登場するくだりなんて幻想的でいて、こんな日本妖怪映画を見たかったとゆう気持にさせてくれる。安倍晴明がちょっとだけだが登場するが、陰陽師とゆう邦画があったけど、ヒーローものな子供むけな雰囲気のあるあの映画より、雰囲気としては断然こちらの方が安倍晴明の魑魅魍魎な時代を反映した雰囲気がある。物語的にもよく出来ていて、酒天童子の新解釈ともとれ、テンポもいいし、一つ一つのセリフも心にすんなりはいってくる。後半には、結構スペクタルな合戦シーンもあり、茨木童子の神秘的だけど献身的な姿勢や好き勝手に暴れる山賊達により徐々に困惑していく酒天童子の心のうちなど、他にもひきつけられる要素がてんこ盛り。最後まで十分楽しめました。大人の妖怪絵巻だと思う。
[ビデオ(邦画)] 10点(2009-02-12 22:00:46)
17.  襲う巨大怪鳥/空の大怪獣Q
単なる怪獣映画じゃない。てゆーか、怪獣の登場シーンはかなり短い。最後の警察との攻防戦で5分くらい。後は、手とか足とか一部のみ、怪獣目線で空からの空撮、影だけ、みたいなちょっとだけの登場。だから純粋に怪獣を楽しみたいなら、最後までかなりストレスがたまる。それまでは、70年代風のちょっと乾いた感じのクライム映画な雰囲気。変な儀式殺人と、宝石泥棒、突然何者かにさらわれる事件と三つの事件を追いかける刑事目線で話しは進行するが、途中から、宝石泥棒たちに強引に仲間にされ、酷いめにあうダメ男に視点がかわり、後半はおもにこのダメ男にスポットがあたりだす。ダメ男は本当にダメな奴なんだけど、なぜだかこいつの先の物語が気になる映画となる。多分、監督は後半からこの男に興味をもちだしたのかもしれない。一応、怪獣がからんだ展開で、全ては怪獣の存在によりつながるのだけど、どっちにしろ、あまり姿を見せないんで、やっぱダメ男中心の変な人間ドラマ映画を観てる感覚になってくる。このへんの変な感じが一部のマニアに好まれる要因かもしれない。で、最後の怪獣との攻防は、短いながらストップモーション怪獣ファンにはそれなりに楽しめるつくりになっている。怪獣の造詣はドラゴンみたいなやつで、不気味感もあるし、警察をくわええて、ビルの谷間に放り投げるシーンは、特撮はチャチいので合成感はバリバリにあるけど、絵的に、結構、うわービルのてっぺんで戦ってるって気分にはさせてくれた。後、儀式殺人を行うサイコホラー的な要素もちょっとあるので、そのあたりも異色かな。ストップモーションを担当したのはデビッド・アレン。彼はすでに亡くなってるけど、生涯かけて制作した「the primevals」とゆう映画はどーなったんだろう?制作会社はすでに倒産し、彼の友人がひきつぎほぼ完成しているって噂だけど、未だにその後の情報はない。ストップモーションはCGにとって代わられ、もう今じゃかなり減少した状況で、ストップモーション部分はかなりいけてるって話をきくだけに、この作品だけは観たかったな~。
[ビデオ(字幕)] 5点(2008-11-21 17:20:29)
18.  女吸血鬼
モノクロの古い邦画の吸血鬼映画。とある名家の奥さんが20年ほど前に行方不明。そしてその娘の誕生日に突然、ふら~っとあらわれる。その後、その娘の周りでは奇怪な男の影が。ってゆう内容。もちろん吸血鬼が絡んだ話。まー、話的には、天草四郎なんかが絡んだりして、日本の歴史感もあって、日本なりの吸血鬼像がうまく表現されているとは思う。吸血鬼の子分も、ちっこいおっさん、白髪の老婆、裸の巨漢と、結構ビジュアル的にもインパクトがあり、吸血鬼自身も悲劇的な存在で、太陽は平気で月で苦しみながら醜く変身など狼男的な独自の設定で雰囲気は悪くない。ただ、役者の演技がひじょうーに軽いので、全然重厚感も悲壮感もないのが残念。娘の彼氏が誕生日に遅れてくるのだが、娘が、なんで遅れてきたの~ってゆう問いかけに、いや~、途中で女の人をひいちゃって、でも、その人が消えちゃったんだ~、あははは、ってゆうありえないほど軽いノリ。それをうけてみんな何も気にしない。いや~、かるいね~。娘の母が20年ぶりに昔の若さのまま帰ってきても、一応、みんな、驚くのだが、なんか、かるいんねんな~。吸血鬼もその子分も、なんか全然弱いし。だから、リアリティーとか怖さとかは全然ないし、今観れば、色々つっこめる演出がいっぱい。でも、ストーリーと雰囲気は変な味があるので、最後まではそれなりに観れました。
[DVD(邦画)] 5点(2008-10-12 01:27:38)
19.  オーシャンズ13
なんか知らんけど、やっぱ好きかも、このシリーズ。映画にこったストーリー性を求める人や、刺激を求める人や、いろんな映画を沢山深く観てる方には今回も例にもれずウケが悪いのもわかるねん。でも、なんか楽しい時間を過ごせたな~って映画観た後に思うねんな~。雰囲気なんかな~。お酒やタバコを楽しんだ感じ。おしゃれなバーに行った感じ。行った事ないけども。とにかく音楽とかもよいし、おっさんがお気楽に犯罪やってるのもいいし、ブラピがなんか食ってるシーンがやっぱいいし、ドキドキとかワクワクとか感動とか笑いとか、そんなんシリーズ通して、いっこもないけど、小難しいこと抜きにして心地よく映画を楽しめたわ。終わってからも、あ~、パート1のあいつがあんなんなったんやとか、パート2のあいつおったおったとか、まー、観る前に前作、前々作の予習はしといたほうが、より楽しめるとは思う。さらにおしゃれして観にいけば気分はオーシャンズ。映画を観るとゆーより、世界を楽しむって感じがいいんかも。
[映画館(字幕)] 7点(2007-08-21 00:15:46)(良:1票)
20.  男たちの大和 YAMATO
今の時代、最新の技術を使ってのヤマトの本格的な映画化なんて日本以外絶対に作らないと思う。だから日本が作るしかない。で、出来た。それだけでも評価は高い。しかもすんげー迫力。泣けるし。昔の日本は悪くて、悲惨な戦争はもうゴメン、だから今は昔を反省し続けて平和主義で個人主義でがんばろーってメッセージが入った映画は飽きた。映画の中だけでも、あの時代に生きた日本人たちに優しくなれる、そんな映画がたまにはあってもえーんちゃうって思ってたから、これは、そんな映画だったので、新鮮やったわ。この映画を作った人達がどんな気持ちかなんてわからんけど、俺には靖国に行きたくなる映画でした。もっと昔の日本人たちを肯定しまくった映画がでもよかったかな~。そのほうがもっと目新しい。俺ちょっと右翼的になってもーてる?まー別にえーか。あと死二方用意って言葉が出てくるけど、これは結構グッてきた。人はいつか絶対死ぬ。病気だろうが戦争だろうが死んでしまう。ただ、生きてる時に、死ぬときに、誰にも恥じない生き方を出来たか、その事を考え死んでいける人は幸せだ。俺たちは今の時代でもつねに死二方用意で生きなあかんな~ってふと思った。
[DVD(字幕)] 10点(2007-04-04 19:53:55)(良:4票)
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