1. ハリー・ポッターと賢者の石
原作がつまらんのだから,映画が面白い訳ねえよなーと思ってずっと見なかったのだが,テレビでやってたから暇つぶしに。想像以上につまらんかった。敢えて褒めるなら,以下の2点を挙げたい。ハグリットがえらくでっかくて良かった。組分け帽子が不気味で良かった。ウーギー・ブーギーみたいでナイス。後の奴らはキャラが薄すぎて忘れた。っつーか、大したことしてないのに特別扱いされるハリーは嫌な野郎だ。先生も贔屓しすぎだろ。こういうのはどうかと思うぞ。 3点(2004-06-29 23:17:53) |
2. 半落ち
全てが予定調和の中に落ち着いているので、安心して観ていられる。それが「テレビでも充分だ」という気持ちを起こさせる向きが無いではないが。でも、寺尾聰と樹木希林の二人の演技だけでも映画館まで行く値打ちがあるはず。周りのヘボキャスト(特に女性記者と若手判事!)を何とかすればもっと良くなったと思う。あと、エンディングの音楽。入れ方が急過ぎ。あれで感動の涙が引っ込んだ人も結構いるのではなかろうか。もうちょっと考えようよ。 6点(2004-05-09 18:28:36) |
3. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
芸は細かい。が、大味。月光に当たった部分が骨になるチャンバラなんかよく出来てるとは思うけど、このストーリーじゃ・・・。それにチャンバラが長すぎる。もっと海賊であることを活かした進行を考えるべきではなかったか。ゾンビ映画じゃないんだ!とゆートコを見せてほしかったなぁ。褒めるとすれば、ジョニー・デップが輝きまくっていたのが、唯一の好印象であるな。三枚目な海賊がバリバリにハマってた。すました顔して間抜けなのがヒジョーに良い。沈みゆく船で入港してくるシーン、あれは爆笑ものだ。 5点(2003-12-14 21:37:54) |
4. 裸足の1500マイル
まず、邦題に難あり。3人とも靴はいてる。裸足ちゃうやんけ。内容はポスター見て、ちょっと紹介文を読んでしまうと筋が全部分かるくらい直球。しかし、これは実話であるので重い。個人的な見所としては、追跡人が格好いい。彼は一言も喋らない方がもっと格好良かったと思う。 5点(2003-06-06 21:18:56) |
5. 8人の女たち
場面展開が限られてるからスクリーンよりも舞台に向いてるんじゃないかな、と観ながら思った。ミュージカルシーンは何か不自然だったし、謎解きもありきたり。ドロドロした人間味の噴出を描くためだけの設定だったような気がする。そんなに面白くなかった。 5点(2003-03-16 14:17:17) |
6. バーバー
モノクロとナレーションの渋さ。最後の最後までどうなるか分からない展開。“見せる”ことと“語る”ことの両立に見事に成功。感嘆。拍手。 8点(2002-09-29 13:15:54) |