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1.  パットン大戦車軍団 《ネタバレ》 
 思っていたよりも地味な映画だった。邦題からしたら、もっと大量の戦車が一面に展開されて、ドンパチ砲撃戦が繰り広げられるなんて、思ってた。でもこの映画は、パットン将軍の部分的な伝記映画の側面が強い。  伝記映画で主眼が主人公そのものだから、戦争の成り行きなどかなり駆け足だったり、飛んでいたりもするが、そのへんは公開当時は常識的な「現代史」だったのだろうなあ。今の日本人が見るには、第二次大戦のヨーロッパ戦史を、ちょっとだけ予習しておくといいかもしれない。   平時の30年はそれなりに記憶の彼方ではあるが、世界を廃墟にした戦争の記憶の前には30年などつい最近の事のはず。その生々しい残虐さの描写が本作では殆ど拭い去られている事に、若干の違和感を感じる。  ただ、映画としては、祖父が南北戦争の功労者で自身も戦争のために生きているような人物の、「闘う男」の一本気な生き方にある種の清々しさを感じさせて好感が持てる。それは、そのまま嘗ての強いアメリカの良さだったのかもしれないが、もし、彼が今の時代(ナチスという絶対悪と認識されていたものがない時代)に生きていたらどうなっていただろう?などと思うのは余計なお世話か。   ところで、日本の(モデル)ガンマニア的には、GSPの連なった刻印入りグリップの2挺のリボルバーがカッコイイのだが、胸に自動拳銃忍ばせてたんかと、ちょっとガッカリ。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-09-26 13:56:29)
2.  配達されない三通の手紙 《ネタバレ》 
 「名探偵、皆を集めて「さて」と言い」などと言う戯れ句があるが、解決編を明確に示すというこの儀式は、結構大事なことなのかもしれないと、ダラダラと事件の謎が解ける本作を見ていると思わざるをえない。   戸籍制度というものが有り、良家の子女の結婚には相応の調査が行われる日本において、本作は成り立つのかどうか非常に危うい。  また、真犯人が何時の時点で犯意を持ったのか、よく分からない。というか、夫を陥れたかったのかどうかすら、いまわの際の錯乱状態によって余計判らなくなっている。彼女の心理こそ、この物語の中で一番興味深く、ドラマになる部分だと思うのだが。   ちなみにフィアンセが物語の最初から最後まで、突然現れた男と行動を共にし、あまつさえ二人だけの北海道旅行などされてしまう、峰岸検事がかわいそうだった。 
[DVD(邦画)] 3点(2013-09-16 12:05:58)
3.  バニシングIN TURBO 《ネタバレ》 
 もう、も文句なしに面白い!  カーアクションの後発作品と比べるなんてナンセンス!。もちろん、これがそのジャンルの嚆矢だとは言わないが。  自動車のクラッシュなどは今のものとは比べるべくもないだろうが、何と言うかドキワク感がい今のCGと違う。いや、CGを否定するわけじゃなく、画面表現とは違う次元でのワクワク感が凄いのである。   この映画の描いているのは、価値観と権利の物語なのだと思う。  公開当時、どのくらい意識されていたのか知らないが、まるで古い日本の結婚感であるような婚約者縛りを、利用するやつ有り、応援するやつ有りで、結果的に個人の自由が勝利する展開にゴ~ル!!  実際にはそうならないだろうと40数年後の我々は思うだろうが、報道の自由と個人の自由と武力でない顛末として、この結末には現代人として拍手を送りたい。  また同時に、現代でもハッキリしない報道の権利と対象の権利の兼ね合いなども悩ましく考えさせる。
[DVD(吹替)] 8点(2013-09-04 20:05:25)
4.  パニック・イン・スタジアム 《ネタバレ》 
 2分前までの話しは、じっくりと緊張を描写していて、面白かったのだがなあ……。  その後の展開が何だか、とてもお粗末な事件だった。継続的に狙いをつけていた狙撃兵が、壁の上から顔を出しざまに撃った犯人にまんまと狙撃されるとか、観衆のパニックを心配していた警官が、2分前に投げやりに現場に全て丸投げしちゃうとか。  そして、まんまと観客を撃たれてしまった後の、観衆のパニック具合が、ちょっと嘘くさい感じは否めない。どうすると、あんな所にぶら下がることになるのやら。   事件は、詳細が全く不明のまま、犯人射殺。曰くありげに描かれていた何組かの観客は、結局何も関係が無いっていう、あまりにも斬新な仕掛けに驚かされる。その何組かの観客たちを、一生懸命観ていた我々にとっても、もちろん劇中の刑事たちにも、何にも判らないしょーもなさが残る事件になったわけだ。  何も要求しない、一切交渉の余地のない乱射犯なんて、全く生きた凶器だが、こんな事件に対峙した刑事役のチャールトン・ヘストンが、後に全米ライフル協会の会長として、銃規制に反対することになるのは、皮肉なことだなあ。と、日本人としては思わざるを得ない。
[DVD(字幕)] 4点(2012-11-25 22:03:20)
5.  八甲田山 《ネタバレ》 
 何しろ日露戦争頃のお話。無線も飛行機も未だ普及していない。そんな時代(110年も前だ)には大層な冒険だったことだろう、吹雪の雪山の行軍。そのその過酷な行程の、イヤというほどの時間を使った描写は、見事。途中途中に回想として挿入される、青葉の木漏れ日や、美しい花畑などの映像が、さらに吹雪の厳しさを強調する。登場人物たちの背景に、遠目に見える雪崩が、CGなんかじゃ無いことを知っているだけに、余計に怖い。  また、この映画は他にありがちな、事件当人にまつわる家族や、恋人などの周辺の人のドラマを、あまり追っかけておらず、事件そのものの描写に注力しているのも良い。   戦争批判というのとはちょっと違うが、実際に当人に伝えるすべのない状態で、「作戦は中止した」のなんのって言う、司令官たちの会話が、実に虚しく滑稽だ。その上、馬鹿な上司のお陰でドンドン、ドツボにはまる様を見ていると、腹立たしくなってくるが、原作者は確かお役人さん出身だったと思い出し、彼の上司にこんな人がいたのかなあ、なんて思ってみたりもする。
[DVD(邦画)] 8点(2012-11-24 01:51:22)
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