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1.  パーフェクト ストーム 《ネタバレ》 
実話で迫力シーンも随所にあり、おまけに悲劇的!であればそれなりにヒットするだろうと思って、題材選びで大間違いを犯してしまった典型的な作品。だって全員死んだのになんで凄まじさを描けるの?という根本に気づかなかったのか? 生き証人がいるからこその実話でしょ?すべて推測じゃ制作陣の妄想を見せられただけじゃん。
[DVD(字幕)] 3点(2011-10-13 14:09:35)
2.  パッチ・アダムス 《ネタバレ》 
「グッドモーニング・ベトナム」「レナードの朝」同様、ロビン・ウイリアムスの悲しい笑顔がたまらない。彼は本当の笑顔のほかに、無理してみんなを笑わせようとする刹那が表現できる数少ない俳優だと思う。さらに主人公を嫌うルームメイト役のホフマンは絶妙だ。本来理解したくない主人公を心の奥では認め、下げたくない頭を下げ、自分の患者を助けてほしいと頼む姿は、とても勇気のいることだ。今までのプライドをすべて投げ捨て、嫌っている男の治療法に一縷の望みをかける、つまりどんなことをしてでも患者を助けたいという、ある意味主人公と同様の熱意の持ち主なのだ。このホフマンの心理の変化だけでも見ごたえあり。先日、ホフマンの訃報を聞いた。名優がまた消えた、無念。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-08 23:35:55)(良:1票)
3.  遥かなる山の呼び声 《ネタバレ》 
脇役が素晴らしい。近所の農場仲間のおばちゃん(杉山とく子)は倍賞の本当の苦労を知りつつ日頃から彼女の生きざまを見つめている。また一見、山田組の賑やかしとして登場する武田鉄矢も、実は従姉の不幸を刹那に涙するシーンで締めくくる。さらに弟の犯した罪により学校教師を辞した兄(鈴木瑞穂)も素晴らしい。弟の好きなコーヒー豆を買って会いに来る。健さんは兄の近況を聞き悔恨と憤りを感じるが兄は静かにほほ笑むだけだ。さすがの健さんもこの兄には頭が上がらないのだ。劇中で主人公二人の過去や現在の不幸を知るのはこの3人だけだ。彼らが適材適所なおかげで、農場で出会った主人公二人の幸せな生活が実は薄氷の上にあることが自覚されるのだ。倍賞演じる女性も同監督の代表作「家族」「故郷」と同名の心憎い設定だ。そして何より泣けるのは、みなさん同様ハナ肇。好きな女に詰め寄る醜態から変化し、自分が惚れ込む男と女のために、邪魔をせず分をわきまえる男になる描写は鳥肌ものだ。ある意味、この作品中で最も立派な男である。特にラストはなんてすがすがしい男だろう。最後のシーンは知らぬ振りして小芝居を、という意見も散見するが、当然そんなことも考えて、あえてあれを選んだように思う。おそらく耕作はこれ以上迷惑かけたくないと面会を断り続けていたはずだ。それでも二人は何とか民子の近況と気持ちを知らせたい、それにはどうすればいいのか?教えてくれぬ護送の列車をひたすら待って、やっと出会えたあの瞬間。一世一代の小芝居を演じる民子には、知らぬ振りして演じられるわけがないのだ。虻田も民子も一般人なのだから。それは刑事たちにも伝わっている。おそらく、護送を終えた後、刑事たちは耕作にこう声をかけるだろう。「あの人のためにもまじめに務めろよ」。それを直立して一礼する耕作を暖かく見守る目線がきっとあるはずだ。
[地上波(邦画)] 10点(2010-08-17 22:15:34)(良:2票)
4.  母なる証明 《ネタバレ》 
一見よくある溺愛息子の冤罪晴らしに執念を燃やす母親ストーリー。だがボン・ジュノはタブーに近い展開を後半畳み掛ける。真犯人は誰なのか?今の日本のテレビ中心のドラマや映画に慣れすぎると、監督がちりばめた無数のヒントが気づかなくなるらしい。友人の半数がストレートな解釈で納得していることに驚いた。この監督はそんなに甘くないし、恐ろしくクールだ。よく練られたシナリオと俳優の迫真の演技、昔はいっぱいあったのに…なんて愚痴りたくなるほど、すばらしい。日本で作ると当たらないんだよなあ、こういう作品。それでももし日本で作るならば私の中で配役は決まっている。母親に吉行和子、息子は境雅人、息子の友人は成宮寛貴。年齢はぜんぜん違うけどそれぞれみんな激似です。
[映画館(字幕)] 9点(2009-11-02 02:29:52)
5.  ハンコック 《ネタバレ》 
スーパーヒーローでウイル・スミスという必ず訪れる組み合わせに、多くの人はストレートな痛快アクションを期待していたのでしょう。皆さんのレビューや点数の低さからもそれは伺えます。期待を裏切ったのはおそらく宣伝方針が原因でしょう。私はそれほどの期待をしていなかったため、ひねりにひねった展開に後半のほうがひきつけられました。シャーリーズ・セロンが実は…という展開はさすがに驚きました。そりゃ、彼を家で見たときうろたえるよなあ。2回目の鑑賞では彼女の表情や態度が良く理解できます。数千年生きているという設定も二人しか存在しない共通の孤独、空虚感はよくよく考えると、「レディホークにもつながるなんとも悲しい関係です。二人の続編が見たいものです。いつかそれぞれが力を失うのを知りながらそっと余生を過ごすのでは、なんて考えてしまいます。それにしても、セロンの家族は。今はいいけど何年たっても老けない彼女をどう思うのか?なんてこと考えると彼女にとっての家族はほんの一時しか味わえないのかもしれません。こんなひねりの映画があってもいいので8点献上。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-10-31 18:26:52)
6.  ハイジ(2005) 《ネタバレ》 
日本のアニメの影響力の大きさがベースにあるとはいえ、100分程度で十分「ハイジ」を味わえる魅力がこの作品にはある。小作品ながらアルムおんじ扮した名優マックス・フォン・シドー、神経質で高圧的なロッテンマイヤー役にジェラルディン・チャップリンを起用。アルプスストーリーとアムステルダムストーリーにそれぞれ配置、見事に功を奏している。彼らは限られた分数を収めるべく、ほんの少しのシーンで演じる役の背景や人物像を端的に表現してくれるのだ。そしてやはり主人公ハイジ役のエマ・ボルジャー。顔パンパンの女の子がとっても可愛くいとおしい。おそらく撮影現場でもスタッフ・キャスト陣から可愛がられたに違いない。ファインダーを覗いた監督は演技とは違う彼女の天真爛漫さにほれ込んでいるのではないか、そう思えるほど生命力にあふれているのだ。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2009-03-08 17:13:10)
7.  パコと魔法の絵本
タイトルといい、出だしといい観客に「寓話」「おとぎばなし」としてしっかり提示したこともあり、戸惑うことなくストーリーに入ることができるのがいい。中島監督独特の「普通じゃない」配色と得意なキャラクターもさらにその感覚を強める。しかし観終わったあとは、「たかが寓話」とは思えない感覚に包まれる。これは、とある役者が「超本気モード」で演じたシーンがあるからだ。鬼気迫るその演技が、その後の登場人物たちの行動を変えていくのだ。この役者にとっても屈指の名シーンではないだろうか。作品自体は好き嫌いがはっきり分かれるところではあるが、観て損はしない。
[試写会(字幕なし「原語」)] 9点(2008-09-10 12:54:29)
8.  ハート・オブ・ウーマン 《ネタバレ》 
本筋のラブストーリーや父娘ストーリーよりも、奥手で自信のない資料運びの女の子・エリンとのエピソードが心に残る。スパイダーマンシリーズで、主人公の住むアパートの家主の娘役もそうだが、目立たず静かな存在、本筋には余り関係がないながら妙に気になってしまう。新しい仕事を誘われた時の彼女の笑顔の方が、クライマックスよりうれしくなってしまった。
[DVD(字幕)] 7点(2008-01-21 15:26:57)(良:1票)
9.  パラダイス・アレイ 《ネタバレ》 
やはり隠れた「迷」作か。ロッキーで大成功を収めた後、野心を持ってスタローンが初監督した作品。イタリア系移民の3兄弟の絆と友情そして賭けプロレスをテーマに描かれている。スタローンは2番目の兄弟で、兄役はアーマンド・アサンテ。スタローンが抜擢したといわれているがその後「探偵マイク・ハマー 俺が掟だ!」などコミカルな役もこなし、「ジャッジ・ドレッド」で久しぶりにスタローンの敵役として再共演もしている。弟役は確か、本当はボクサーだったような記憶。映画ではその体格を生かし、テリー・ファンク・ジュニア扮する悪役レスラーに戦いを挑む。ちなみに本作のテレビ放映で弟の吹き替えはタイガー・マスク(佐山聡)。「気は優しいけどすこしおつむが…」という役どころが妙にはまっていた。珠玉の名作「ロッキー」の脚本はスタローンでないのではと疑っていた当時、本作を見てその疑念が晴れた気がした。この作品にも、つつましい生活がさりげなく描かれ、ロッキーのテイストがどこかしら漂っていることは間違いない。 フランク・マクレー扮する老いたレスラーがスタローンと親しくなり酒を飲んだ後、「久しぶりにいい気分だ。だから一番いいときに死にたい」とあっという間に夜の川へ飛び込んでしまうシーンはかなり切ない。小さな幸福を大事にしたいやるせなさが妙に胸を打つシーンだ。初見から20年以上たつ作品だが、なぜいまだにそんなことを覚えているんだろう。不思議な作品だ。 ちなみに主題歌はスタローン自ら熱唱、ちょっとゲイっぽい感じが「?」。やはり隠れた「迷」作だ。
[地上波(吹替)] 6点(2006-05-25 16:21:50)
10.  バード(1988)
最初に言うのもなんだけど、私はサックスをわずかしか吹けません。したがって、運指が正しいかどうかもわかりません。でも、楽器の指を押すタイミング、息を入れるタイミングはまさに本物と思えるくらいの完成度。C・パーカーの原音を使うこだわりから、主演のウィティカーにそう指示するイーストウッドもすごいが、それに応えて完璧な「演奏」を演じたウィティカーもすごい!!これだけでもテキトーな演奏シーンを入れてる映画はすっ飛んでいきます。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-24 22:18:55)
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