1. ハロルドとモード 少年は虹を渡る
ハロルドって何歳なんだろう。 お見合い相手が大学生だと言ってるし20歳くらいなんでしょうか。 「少年は虹を渡る」ってタイトル、おかしくない? それにしてもやることが幼いというか、中学生かと思いました。 学校へ行くわけでもなく働きもしない。 はっきり言ってニート。 こんな奴にどうやって感情移入したらいいのか私には理解できませんでした。 ところでこのお婆ちゃん、どこかで見たことがあると思ったら、コロンボの犯人役やっていましたね。 ハロルドから貰ったプレゼントを海に投げ捨て、 「これでもう忘れることはないわ」というセリフは印象的でした。 印象に残ったのはそれくらいです。 まるで「小さな恋のメロディ」を見てるみたいでした。 この映画を作った人の才能を感じませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2019-12-04 18:10:32) |
2. バラキ
Valachi はバラキなのか、バラチなのか・・・ どうでもいいと言ったら、それでおしまいなんですが、リノ・バンチュラは「バラチ」と呼んでいるみたいで、FBIの捜査官は「バラキ」と呼んでいる、私にはそう聞こえました。 私は、大のブロンソンファンですが、映画レビューの多くが「地味な映画」と評していたせいか、今まで敬遠していました。中には「ゴッドファーザーに隠れてしまった名作」とも書かれていましたが、蓋を開けてみれば、本作はゴッドファーザーの足元にも及ばない出来です。 私にはテレンス・ヤングが名監督とは思えません。 まず、本作においては、編集が下手すぎます。 時系列が滅茶苦茶で、殺される人物が多すぎる上、ジョーという名の男が3人も出てくるので、途中で訳がわからなくなります。私は2回観てわかりました。 でも、見どころはあります。 それは、チャールズ・ブロンソンの他の作品では見られない迫真の演技です。 喜怒哀楽、髪の色で老若をはっきり分けた彼の表情は貴重な一面であると思います。 70年代後半まで、ブロンソンは体を鍛えぬいて、酒、たばこは勿論、不摂生な食生活は決してしなかったそうです。 それは晩年、当時を振り返り、苦しかったことを本人が語っています。 60~70年代のブロンソン映画では彼の裸がやたら多く映されました。 もう一つは、ブロンソンの妻である、ジル・アイアランドの美貌です。 当時、30代とは思えないほどの美少女を演じています。 鼻筋が通っていて、目がクリクリっとした小顔は、私の理想の女性像です。 結婚式のシーンで、花嫁衣装のジルを横にしたブロンソンの笑顔は、特に必見です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-18 19:28:25) |
3. バニシングIN TURBO
たしかによく言えば「ブルース・ブラザーズ」ですが、私には悪い意味での「キャノンボール」でした。冒頭10分でラストがわかる内容のなさに久々の1点。ロジャー・コーマンに言いたい。「なんでも作ればいいってもんじゃないよ!」 [CS・衛星(字幕)] 1点(2013-04-19 17:22:45) |
4. ハリーとトント
《ネタバレ》 最初の30分までついていけなかったのですが、旅に出るところから少しずつ面白くなっていった感じはあります。ですが平凡な映画にしか思えませんでした。 猫好きな人にとっては最高の映画かもしれませんが、これが犬だったら…まぁどうでもいいかっ。 猫トント11歳、人間にして77歳にて没。あまりにもあっけないお別れ。 この映画、本当の主人公はハリーじいさんではなく、トントが中心だったのかな? [DVD(字幕)] 5点(2012-05-20 03:18:47) |
5. パリは霧にぬれて
フェイ・ダナウェイというと「俺たちに明日はない」や「華麗なる賭け」を思い出すが、それほど綺麗な女優とは思わなかった。 本作はそのフェイを最大限に美しく撮った作品だと思う。 例えれば、ジェーン・フォンダの「バーバレラ」みたいなものだ。 内容はいかにもこの時代のフランス映画っぽい、じれったさと煮え切らないストーリー展開で、90分程度で終わってくれたのが唯一の救いだ。 ベッドの上で丸まって横たわる時の脚線美やセミヌードで下着の後ろ姿を見せるフェイの姿だけが、この映画を抹殺できない理由だと思う。 BSで観賞した限り映像は美しかった。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-07-24 19:29:00) |