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すかあふえいすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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1.  はだしのゲン(1983) 《ネタバレ》 
子供の頃のトラウマ映画。あれは確か小1だか小2だか、TVでやっていたのを偶然目にしてしまった。男の隣にいた女の子の顔がドロドロに溶けて、目も飛び出て死んでしまう。まだかすかに息があった人も水を飲んだ瞬間にバタバタと死んでしまう。水をやる女性の姿、哀しそうな顔をしていた。 このアニメの影響もあってか、原作の漫画はしばらく敬遠して読めなかった。小5になって学校の図書館で見た時も充分トラウマ。描写はアニメの方がリミッターが外れた?感じだが漫画の方も原爆投下以前も以後も話が重すぎて読むのが辛かった。平時でも原爆の描写が何回も描かれて「ああ、あの日生き残った人はあんな感じに思い出したくなくても不意に思い出してしまっていたのだろうか」と心が痛くなった。 中1から高校3の頃はあまりに感情移入しすぎて原爆関連の本をまったく読めない時期が続いた。小学校の頃はそういうのを読んでもぐっすり寝ていたが、中学くらいになると少し読んだだけで1週間はまともに眠れなかった。授業中に無理矢理原爆関連の本を見せたり読ませようとする教師に殺意を覚えたほどだ。 ただ・・・今となってはあんなものじゃない、何度も何度も地獄を見せられ、直視せざる負えなかったのだろうと考えてしまう。それでも普通に眠れるようになった自分を憎らしくも思う。慣れてしまったのだろうか。
[地上波(邦画)] 8点(2014-12-26 19:13:51)
2.  八月の鯨 《ネタバレ》 
リリアン・ギッシュとベティ・デイヴィスが静かな老後を過ごす姉妹を演じる。 物語は穏やかな海のごとく淡々と静かに進む。 70、90歳にしては若々しい元気なこの姉妹。 息子や娘の事、夫の事、昔の思い出などのんべんだらりと語らい合う。 姉は目が見えずやや疑心暗鬼でビキビキ、 妹は軽く流して姉の髪をクシでとかす。たまりかねて怒る場面もまた良い。 二人は外に拡がる海のように静かで激しくピンシャカ喋りまくる。 何だかんだいって仲直りするラストはとても心地が良かった。  往年の名女優二人の夢の共演なのだが、敷居を高く感じない、親しみやすい二人の晩年の姿を拝める素敵な映画。  女優一筋を貫いた二人の姿は、弱々しい衰えを感じさせない力強さを感じた。  俺も歳を取るならこういう取り方をしたいもんだ。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-08 21:54:00)(良:1票)
3.  パリ、テキサス
ヴィム・ヴェンダースはドイツ時代に「さすらい」や「都会のアリス」といった傑作を幾つか撮っているが、アメリカでもこのような素晴らしい作品を残してくれた。 砂漠を放浪していた謎の男トラヴィス。 ファーストシーンがいきなり砂漠。そこを男がフラフラ彷徨っている。こういうオープニング大好きだ。今から何が始まるのか無性にワクワクしてしまう。 バックミラーと車道の対比も面白い。こういう一画面で二つの場面を交差させる構成、たまらない。この映画はバックミラーのシーンみたいに色んな対比が出てくる。 彼は何故砂漠を放浪していたのか?そして何者なのか?それを少しずつ紐解いていく。トラヴィスは探しものを見つけるために旅を続けているという。 彼は唯一残っていた名刺に誘われ家族の元へ戻っていく。 妻を持った弟、その“息子”とのささやかな団欒。“息子”とは最初距離があったが、トラヴィスと過ごす日々は彼を得体の知れない男から大切な家族へと変えていく。 そして“息子”とトラヴィスの空白を埋める8mmフィルム。 無粋な言葉はいらない、ただ心で触れ合った思い出さえ取り戻せれば良いのだから・。会いたいという気持ち、会うべきなのかと葛藤するトラヴィス。 だが彼も男だ。“息子”のためにもトラヴィスは探しものを見つけに行く。そんなトラヴィスも、とうとう探しものを見つけ出す。 窓越しの再会、8mmフィルムに収められた想い出、100万の言葉にも勝る包容・・・トラヴィスは、またあてのない荒野へと戻っていく。 でも、こに寂しさは感じられない。何故なら彼の心はもう“一人”ではないのだから・・・良い映画です。
[DVD(字幕)] 9点(2014-03-17 07:44:09)(良:1票)
4.  バック・トゥ・ザ・フューチャー 《ネタバレ》 
再見。何度見ても色あせない、何度でも元気と勇気をこの映画から貰える。スピルバーグ&ゼメキス師弟の夢が詰まっているもんな。  このシリーズは「PartⅢ」のジョン・フォードやクリント・イーストウッドといった西部劇へのオマージュに溢れたアクションも素晴らしかったが、「PartⅠ」の面白さもブッチ切りだ。  ジョージ・パル「タイム・マシン 80万年後の世界へ」へをはじめ様々な映画へのオマージュが捧げられたファースト・シーン。 時計の針の音、時計、時計、時計、時計、夥しい時計が部屋中に敷き詰められた空間。デジタル、振り子、左右に動く動物の目玉、針にぶら下がるハロルド・ロイド「要心無用」。 新聞、写真、時間になるとラジオを付け、熱湯を流し、TVが付き、トースターがパンを黒焦げにし、缶を開けペットの皿にぶちまけ、ゴミ箱に捨てる。バスター・キートン「案山子」を思い出さずにはいられないワクワクするような始まり方だ。 扉を開けて入って来る訪問者、スケボーが転がる先にあるもの、ダイヤルを全開にするのは巨大なスピーカーが破裂する衝撃でぶっ飛ぶために!  電話、時計が鳴るのは少年を学校に走らせるため。 車から車に捕まり移動、待ち構えるのは好きな男の子を救おうとするため。バンドと好きな娘に捧げる青春、口づけを妨げる募金要求、父親でも止められな別れのキス。ジェニファーが可愛いすぎて辛い。  潰された車と大事な予定、作り笑いで耐える弱気な父親、全盛期で悪事の限りを尽くすビフ、いろいろとくたびれてる家族、車の中から煙をまとい登場するマッドサイエンティストのドク。  ドクの登場とともに再び現れる冒険心をくすぐるアイテムの数々。 夢と危険が詰まったデロリアン、防護服、キャメラが捉えるもの、ストップウォッチ、操縦リモコン、バックし、唸り声をあげ飛び出し、閃光をまとい、濡れたアスファルトに火花を走らせ風とともに駆け抜けるタイムスリップ!置き去りにされるナンバープレート、助手席に犬を載せる狂気は爆撃機に子犬を載せるハワード・ホークス「空軍」もビックリだ。 不意に襲い掛かる報復、銃が分ける命運、銃撃とチェイスと過去への全力疾走!案山子と民家に突っ込む激突!  広大な平地と目の前で捨てられる新聞は過去に来たことを告げるため。 巨大な看板に隠すもの、懐かしくも異世界に来てしまった感覚、電話帳、喫茶店での思いがけない出会い、見覚えのあるノックしてモシモシ、あの何とも言えない表情が面白い。 自転車、葉っぱが落ちるのぞき見、車の着地狩り、眠り事、灯りをつけるのは夢から覚めたことを告げ彼が直面している現実に引き戻すため。  檻の中のジョーイ、ジャッキー・グリースン、腰抜けなんて言わせねえ、スケボー小僧と不良軍団とのチェイス、車に押し付けられようが諦めない、困難に立ち向かい車上を駆け抜け乗り越えるアクション、ベリー・シット!! 消えゆく写真とタイムリミットが迫る恐怖、実験、積極的すぎるママ(18)、飲んだ酒をぶちまける煙草の火、車内という密室、招かれざる来客、トランク、ふり絞る勇気、震える手を握りしめる拳。 感謝の敬礼、最高の一曲。  エンジン中々かからない焦り、雷鳴、鉄線を滑り落ちるのは友人を未来へ送り届けるために!  変わるもの・変わらないものが教えてくれるありのままの素晴らしさ。 道がないなら作ればいい…物語は「PartⅡ」へと続いていく。
[DVD(字幕)] 10点(2013-12-29 15:27:05)(良:2票)
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