Menu
 > レビュワー
 > すかあふえいす さんの口コミ一覧
すかあふえいすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  花とアリス〈web〉 《ネタバレ》 
DVD特典版の感想。  最初にwebで公開されたver.とDVDに収録されているver.は細部が異なるらしい。 残念ながら最初のver.は見ていないので何とも言えない。   冒頭に「break town cinema」の文字が入る。キットカットの30周年記念の際に作ったそうだが、本編にキットカットと思わせるチョコは発見できなかった。web公開当時のver.には出ていたのだろうか。謎だ。   第一章「花の恋」が17分、 第二章「花の嵐 I 秘密」が13分、「花の嵐 II 乱舞」が11分、 第三章「花とアリス」が14分の三章四部構成。先に見た長編と比べると細部が結構違う。  最大の違いは長編がアリスの描写が多かった事に対し、短編は花がメインだ。 例えば、花の中学時代の電車の中。カバンを椅子に投げ込む不良風の金髪オールバック男とその女友達が出てくる。それを見て花がビクビクする様子が描かれるが、同時に隣に座った宮本先輩の存在にもドキドキしている状態だろうか。岩井俊二の手にかかれば不良も可愛らしい存在になってしまう。 その後に電車に差し込んでくる光を手に当てて戯れるような描写(さっきまでいた客がいなくなっているので、かなり時間が経ってからだと思われる)。花の横でメイクをする女も登場。  このように、本編と比較しながら見るのが楽しい。 ただ・・・長編で一気にダッーと見たせいか、同じような内容の短編を区切り区切り見るのはちょっと変な感じ。
[DVD(邦画)] 8点(2015-06-03 07:18:55)
2.  パッチギ! 《ネタバレ》 
毛沢東の豚野郎も金正日のファッ金ジジイもソ連もアメリカにも「パッチギ!」をブチかましてやりたい!それがこの映画である(違います)。  全方面に喧嘩上等な素晴らしい馬鹿映画。高らかに歌って歌って歌いあげる、「どちらも等しく馬鹿野郎だ!」な映画です。 カメラマンは「容疑者Xの献身」や「県庁の星」でも素晴らしかった山本英夫!  冒頭からバンドが歌いまくるかと思えば失神する女たち、そうかと思えば群衆スペクタクルで叫びまくってバスをブッ転がす! 川という“境界線”のせいで根強く残る差別意識が、負の連鎖が生んだ憎しみ合いが繰り広げられる小さな“戦争”。それを娯楽映画のアクションとして切り取った場面だ。  子供たちは暴力によって加害者とか被害者とかいう下らねえ“意識”を互いにリセットし、罵り合う。 時には同じ民族どうしで殴り合い、仲間の死因は“人間”じゃないものが決定打となるやりきれなさ。 それでも彼らは同胞のために戦う覚悟を拳に込めて押し寄せ、一方も拳で応じるのである。話をつける(物理)。 あのクライマックスを飾る河を挟んでの殴り合い!ナースが飛び蹴りを決めるのは新しい命の誕生を告げるため。  文句がある奴はみんなブン殴るわ蹴るわ飛び蹴るわセメントぶっかけるわゴールデンボール(キン●マ)をICPMでストライクするわギターもブッ壊すわ。 やられたらやり返すのエンドレス。誰も女に手をあげない謎の紳士振り(乳首は見せないがおっぱいはがっつり揉む姿勢は素晴らしいですね)。 もちろん両国人にとって、どちらかがボコボコにされる光景を何度も見るのは嫌なものだ。その合間で民族を超えて交流する人々の美しさ、「リムジン河」の音色の美しさよ。   危険がひしめく校舎に、甘い花の匂いに蝶が吸い込まれるように、美しい音色に誘われてくる主人公。 彼らはロシア人も朝鮮人も日本人もない、ただの“人間”として語らいあう。その親も流す人は流してしまう。何故なら同じ人間だから。   この映画よりも真摯に人種差別問題に踏み込んだ作品はいくらでもあるし、本気でこの映画の暴力が嫌だ、考えとかが嫌で低評価なら解る。言われても仕方がないさ。  井筒は朝鮮も日本もない、“人間”として最低のゴミ野郎だが、この映画は面白い。超ムカツクことにな。
[DVD(邦画)] 9点(2015-06-02 20:10:41)(良:2票)
3.  花とアリス〈劇場版〉 《ネタバレ》 
岩井俊二という人間を誤解していた。というか、見るまでは悪い噂しか聞いて来なかった。  もっとこう「瞳をとじて(殴るから)」という思いにかられる「世界の中心で、愛をさけぶ」みたいなクソ甘ったるい映画でも撮るのではないかとレッテル貼りをしていた(撮影が同じ篠田昇なので)。  ところがどうであろう。 ふとした事で見つけ“惚れてしまった”男をたばかり、勝手に妬み合って勝手に許しあうという笑って泣ける素晴らしい映画ではありませんか。篠田昇の仕事振りも良い。  とにかくこの映画、踊って踊って踊る映画だ。 道、夕日を背に歩く女子中学生が二人、白い息が物語る季節、電車。服を引っ張り「危ないから下がって」と無言で友達に伝える。 男たちを見て談笑し、何時の間にか男たちをストーキングする二人。 彼女たちが通う中学の様子とかはまったく映されない。彼女たちにとって、その男たちとの出会いが中学時代一番の青春だったのかも知れない。 物陰から見つめるあこがれ、でっかいカメラで撮っておきたいほど、どんな部活でも入部して一緒になりたいほど惚れてしまった乙女心。  流石に高校ともなると、学校や部活・習い事での思い出も増える。たまった鬱憤はバレエで発散。桜の下で再会するやいなや仲良く躍り始める二人。 それぞれに恋を知り、見た目も中身も成長していく。ガッツポーズで「頑張れ!」と無言で健闘を祈る姿も微笑ましい。  思わぬ“事故”でとっさに宮本に近づくための“嘘”をでっちあげてしまうハナの小悪魔振り。 勝手に思いを寄せ、相手が自分を知らない事に勝手に怒るムチャクチャさ。なんて酷い女なんだ(褒め言葉)。 宮本も本気で心配になる。それは自分のためじゃない。見ず知らずの、赤の他人の筈の女のためだ。彼も何時の間にか、何かに本気で挑む彼女たちに惚れてしまったのだろう。ワケも分からないまま。 「ごめん(何か知らないけど)」 彼がCTに入った瞬間、俺の腹筋は終盤まで散々痛めつけられる事が決定した。テリー伊藤がヤブ医者にしか見えない。絶対狙ってやってるだろ岩井www 夢で彼女をよく見る?それは悪夢の間違いとちゃいますか? 彼女の黒歴史や祭りでばったり会う度に奇声を発して恐怖に怯える宮本先輩。そりゃあ手がヌルヌルの女に捕まれたらビックリしますよ。  い い か  ら さ っ さ と 雨 で 洗 え  ハナの悪逆非道さはエスカレートし、テメエの黒歴史をアリスになすりつけるというクズ振り(褒め言葉)も発揮。お経と写真が交互に腹筋に襲い掛かる。 それに乗っかってしまうアリスもアリスである。役者を目指すために、友のため男をものにするために“演技”に体を張る。名前を書かせる事で情報を得るしたたかさ。 女の友情は時に美しく、ムッチャ怖い。二人ともなんつー着信音してんだ。宮本先輩は泣いていい。そしてマジでキレていいよ本当。 「君誰?(マジギレ)」 「嘘だよそんなの(呆)」  ハナも何故か逆ギレ。酷いのはテメエの脳味噌だっ! 友人もゲス顔で「ケンカしちゃダメだよ」と畳み掛ける。その一言が後に違う形で心に響いてくるのだから面白い。  それに対して、アリスはどんどん可愛くなっていきます。母親も新しい恋をして泣く。アリスは恋に敗れる事の恐れ、ハナに対する嫉妬も芽生える。 砂浜で走り、ブチギレて顔に掴みかかるキャットファイトに転じる凄まじさ。先輩も怒りを通り越して(というかワケが分からないけど取り敢えず)止めに入る。先輩泣いていいぞマジで。 おにぎりサンド食べたくなっちゃうじゃないか畜生。 そんな先輩の疑問を確信に変えるトランプ。アリスの父との思い出が思わぬ伏線に。 先輩が優しすぎて俺まで惚れちゃいそう。俺だったら帯引き抜いて首絞めてるわ(冗談です)。 いや、先輩は二人に仲直りして欲しくて怒るどころじゃなかっただろね。だって惚れちゃったのだから。  女たちを再び結びつける写真、互いに吹っ切れてそれぞれの道を突き進む。 母ちゃんも過去はさっさと水に流し、また新しい恋に向っていそいそと掃除機をかける。 クライマックスを飾る即席シューズによる美しいバレエの“演目”!
[DVD(邦画)] 9点(2015-06-02 19:58:16)(良:2票)
4.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 《ネタバレ》 
近年稀にみる作品となった海洋冒険ファンタジー映画。  粗が多いけどそこは「ファンタジー」。  1作目は続編の悪ノリがまだ無く、ジャックは良い塩梅にチョイ悪ワケ有り親父、 ウィル・ターナーは真面目な好青年、 スワンもビッチキャラになる前はこんなに凛々しく可愛かったし、 バルボッサ船長の死に様が素晴らしい(故に復活させやがった続編は全て蛇足)!!  この映画に求めるのはどこまでも単純明快な活劇精神と夢のあるファンタジーであり、  無駄に複雑な人間関係や無駄に乱発する海賊どもはいらんのだ。  シンプル・イズ・ベスト。 そんなワケでこの作品は唯一の傑作。  白骨姿で剣を打ち合うシーンとか、エリザベスが“ターナー”を名乗るシーンとか、たった二人で軍船をぶんどるシーンとか、クライマックスのジャックの脱出シーンとか冒険活劇のワクワクが詰まった作品です。CGの造詣もカッコイイですね。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-18 17:50:41)
5.  バイオハザードII アポカリプス 《ネタバレ》 
前作より好きな「アポカリプス」。 ここで終わっておけばなあ・・・。  「エイリアン2」と似た図式、 パワーアップしたアクション。 颯爽と現れるジル・ヴァレンタインには小学生時代スゲー憧れた。 セクシーな女戦士っていいよね。ドライなところとか。一匹狼的なところとか。キツそうで実は仲間想いなところとか。あとおっぱ(ry 劇場版「Zガンダム」のエマ中尉みたい。 劇場版のエマは性格丸いから好きだわ。可愛いし。あとおっぱ(ry  相棒のヘンケン艦長も拳銃もってジル中尉をサポートだ。 「艦長!ダメです、逃げてください!」 「く・・・済まない、感染したようだ・・・」 「ヘンケン艦長ー!」バキューンッ  パニックと化した街からの脱出、 徐々に仲間として集まる生き残り、 そして女戦士アリスの登場! バイクで教会のステンドグラスをブチ割って登場するシーン! 今見てもワクワクしてしまう。 ライター着火でドカーン、ジル涙目。
[DVD(吹替)] 8点(2014-12-06 14:41:05)
6.  バンド・オブ・ブラザース<TVM> 《ネタバレ》 
スピルバーグの戦争映画は傑作が多いが、彼の戦闘描写とドラマを1時間に圧縮してしまう贅沢さ、それをどんどん積み重ねていくドラマ特有の厚み。スピルバーグ指揮の元作られた最高傑作はこの作品ではないだろうか。 「プライベート・ライアン」も良い映画だが、俺はこの作品の方が好きだ。 TVドラマとは思えない迫力、そして1時間毎に深味を増していくストーリーが良い。 日本でも六部作という「人間の條件」シリーズがあるが、コチラは合計10時間だ。 一個中隊が開戦から終戦まで駆け抜けていく様子はサミュエル・フラーの傑作「最前線物語」を思い出す。 一見するとアメリカ賛辞の映画にも思えるが「勝って生き残ったんだ。喜んで何が悪い! 俺は死んだ仲間の分も生きなきゃならんのだ」という叫びも聞こえてくる。 実際、この作品は戦争の残酷さも色濃く描いている。アメリカ軍に味方した市民が、次の瞬間にはドイツ兵士に拷問されている等、見返す度にその細かいドラマ性に驚く。リアルな戦闘描写もそうだが、銃撃戦が無くとも市民の犠牲は出続けるのだ。 軍人、市民と様々な立場を通して戦争の残酷さを我々に伝えてくれる。とにかく色んな人に見て貰いたい作品。
[DVD(字幕)] 9点(2014-05-03 22:50:50)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS