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1.  拝啓天皇陛下様 《ネタバレ》 
大航海時代、産業革命を経て世界を西欧の植民地主義が覆っていた中日本人の暮らしは貧しく、士官は社会のエリートであり子供の憧れ、男子であれば家族が普通に兵隊になる、身近な存在であった。軍隊とて戦闘がなければ普通の組織の一種で、どういう経験をするかはそこにいた人間や組織の置かれた状況によって千差万別。主人公のように食うに困らぬ生活の中で、生涯の友人を得たり上官にやさしくされたり字を習ったり、比較的よい経験をできたこともあっただろう。このような作品が戦後生まれ、戦中世代に受け入れられていたことはその証左ではなかろうか。戦中世代が少なくなっていく中、かつての郷土部隊が国民と地続きであったことを知らしめてくれる作品のひとつとだと思う。 寅さん以前の作品であるが、やっぱり渥美清は素晴らしい。
[地上波(邦画)] 10点(2020-05-16 18:18:09)
2.  PERFECT DAYS 《ネタバレ》 
「本当にトイレ掃除やってるの?」「お父さん昔みたいじゃないし施設に会いに行ってあげて。」という意味の妹のセリフや平山の行動から、昔例えば進路などへの家庭内の干渉に反発して、家庭を持ち普通の生活を営むことを放棄し、孤独で自由な生活を選択したのではないか。彼の中ではその点時間が止まったような部分があるが、生きている以上日々時間は経過して行くし、他人との関係や喜び、驚きもそこここに存在する。そういった人生に彼は満足しつつもいくばくかの後悔、そして諦念もある・・・という感じなんだろうか。 6~70年代の渋い選曲の音楽、堅実な演技の三浦友和が出てたのも個人的には好印象、平山程の悟りには程遠く世俗の中で苦闘する今風若者を演じた柄本時生もよかったと思う。石川さゆりはわずか1分ほどの歌唱時間にもかかわらず心に残る流石の歌声の張りと艶。彼女を知らない外人観覧者からすると単に「ママ歌うめえなあ」、なんだろうけど日本人からしたら演歌の女王なんだからそらそうよ、とある意味贅沢な起用ではと感じた。まあ兎に角本作ではセリフも極端に少なく単調なシーンも多い中2時間余、ここまで引きつける役所広司の演技は大変見事でしたとしか言いようがない。 ドラマチックなストーリーの娯楽作品とかではないので少し観る人は選ぶか。
[映画館(邦画)] 8点(2024-01-28 11:43:01)(笑:1票)
3.  馬鹿が戦車(タンク)でやって来る 《ネタバレ》 
山田洋次ーハナ肇の馬鹿シリーズは好きな作品群ですが、昔TVで見て以来これは特に好きな作品です。 田舎の牧歌的な雰囲気の中での話ですが、村社会の陰湿さや閉塞感、差別意識なども風刺されています。 映像的には単純に戦車の暴れ方(スピード感)がなんとも爽快感を感じさせてくれました。 昭和の農村の美しい景色も今となっては貴重かも。
[地上波(邦画)] 8点(2019-02-11 20:38:28)
4.  廃市
静かな映画で死のイメージが付きまとってますが、舞台となっている柳川の夜の雰囲気や堀の流れや音等、映像は美しかったです。 本作の小林聡美は他作によくみられる快活な性格ではなく、髪もロングでやや淑やかな感じで良かったです。 ストーリーも劇的というよりは淡々とひと夏の出来事を綴っており、何がよいのか自分でもよくわからないのですが不思議と惹かれる作品です。
[DVD(邦画)] 8点(2017-08-17 20:34:41)
5.  BAD LANDS バッド・ランズ 《ネタバレ》 
相変わらず安藤サクラの演技や存在感はすばらしいが、役的に色々つらい過去がある割に現在は明るくスーパーウーマンすぎるかも。入れ墨、カーリーヘアの宇崎竜童はかつての「TATOOあり」の主人公のもう一つの幸福な人生の成れの果てか。かなり重要な役でなかなか渋く、ファンなのでうれしい。 ロケ地もどこか寂寥感を感じる倉庫から昭和なラブホテル、成金なマンションから貧民アパートまでバリエーションに富んでいて楽しめた。 テンポは速いのにかなり長い映画であるが、眠くなったりはしなかった。ストーリー自体はシンプルで余計な話もあるので端折ることもできるだろうが、長くジョーと絡み合うように苦闘を続けることでラストの解放感にもつながっているのだろうし、その余韻は悪いものではない。ただ関西弁のセリフが聞き取りにくく、面白いことを言ってるんだろうけどわかりにくかったのは残念。
[映画館(邦画)] 7点(2023-10-18 23:42:33)
6.  バルジ大作戦 《ネタバレ》 
昭和40年代当時流行っていったミリタリー模型ではドイツ戦車が大人気であったにもかかわらず、アメリカ製戦争映画でのドイツ軍はほとんど間抜けなやられ役に終始していました。しかし本作では最後は負けるもののドイツ戦車隊は基本結構カッコよく描かれていて、それだけで当時の少年だった私は興奮して観たのを覚えています。ネットもなかった時代、米軍の砲弾を跳ね返しながら森の中から戦車軍団が出て来るのを目にできるのは非常にワクワクしましたし、パンツァーリート合唱場面も非常に印象的でした。
[地上波(吹替)] 7点(2020-05-10 18:00:11)
7.  バルトの楽園
豪華俳優陣で非常に丁寧に作られていてますが、テーマを少し詰め込み過ぎていて消化しきれていない感じでした。とはいえ実話に基づいたストーリーであり、侍の時代から維新を経てきた若々しい近代日本の息吹を感じられる良作だと思いました。
[DVD(字幕)] 6点(2020-07-04 13:06:01)
8.  バニシング・ポイント(1971) 《ネタバレ》 
アメリカンニューシネマの佳作の誉高い作品ですが、当時の時代の空気感を感じていないとストーリーが分かりにくいので、現代だと観る人によって評価は別れる感じでしょうか。車の疾走感と排気音、アメリカ中西部の乾いた埃っぽい広大な風景も美しく、ロードムービーとしてはとても良いです。音楽演奏するヒッピーにデラニー&ボニーとリタ・クーリッジが扮してるのは観ていて儲けた感じ。
[DVD(吹替)] 6点(2019-02-02 19:22:23)
9.  はじまりのみち
木下監督作品のダイジェスト部分は長い感じもありますが編集がよいので、原監督の気持ちが伝わってきたと思います。 自らがリスペクトする先達作品をカバーしたり喧伝することは、それらに育てられ、 同じ道に進むことができた芸術家の特権であり、そういうことで文化は伝承される部分があると思います。 私はこれを見て過去の木下作品を見たくなり、実際にいくつか鑑賞することで観てよかったと思える作品に出会えました。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-08-04 23:40:13)(良:1票)
10.  同胞 《ネタバレ》 
私があまり演劇に馴染みがなく、当時の地方の事情にも疎いからか、同じ山田洋次監督の「家族」「故郷」よりは普遍性は感じませんでした。初めは公演チケットの押し売りのようにも見えてしまいましたが、実際にはネット等の情報もなかった時代にモデルとなった劇団の地方での評判は良かったようですね。
[DVD(邦画)] 5点(2020-05-16 16:51:49)
11.  ハッピーフライト(2008)
テンポもよく観ている間はなかなか楽しめましたが、インパクトとか余韻は薄かったです。 田畑智子の転倒っぷりは本当に痛そうで見事。
[DVD(邦画)] 5点(2019-07-31 22:16:52)
12.  爆裂都市 BURST CITY (1982)
曲はいいのが多いですし、若々しい陣内、大江、池畑氏らのライブシーンもカッコイイ。 いろんな人が出てるし、終末感漂う背景はある意味個性的だが汚いね。 ストーリーは70~80年台にありがちな「国家権力ガー!」的な感じが微妙に入っててイマイチ。
[DVD(邦画)] 5点(2017-08-03 22:29:24)
13.  バグダッド・カフェ
映像的に良い場面はあるものの、ストーリーはおばちゃんの自分探し?みたいな感じでなんとも感じるものがない。 この手のホンワカ癒し系映画の走りだったのかな、当時としては結構話題になってた記憶がありますが。コーリング・ユーはいいです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-08-13 11:04:33)
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