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さかQさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 559

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1.  橋の上の娘
ルコント万歳!!(あまぬま氏とはまったく逆ですが...)偏愛ストーリーを描かせたらこの人の右に出るものはいません!ナイフ投げを通してでしか愛せない二人の愛と信頼の深さ(キスすらしない!)。なんとも官能的で切ないラブストーリでした。B・パラディのすきっ歯は気になりますが、色気が出てきて的(まと)役にはぴったり?!BGMも効果的でこれ、J・P・ジュネ監督の「ロスト・チルドレン」でも使われていましたよね。
10点(2001-06-12 02:57:32)
2.  バニシング・ポイント(1971)
ビデオ屋を探しに探してやっとみれました!!愛する人を失った悲しみから解放されたかのような衝撃的なラスト。なるほど、これって冒頭の数分間の出来事だったんですね。カーアクションと思いきや様々なエピソードが含まれていてなかなか密度の濃いロードムービーでした。うーんマンダム。
10点(2001-06-11 23:06:01)
3.  PERFECT BLUE
今もっとも注目している今敏監督。アニメーションでこの作品以上のサイコサスペンスは未だに出会えていません。売れないアイドルからスキャンダラスな女優へと転進し、いつしか本当の自分を見失っていく美痲。アイドルとしての虚像、女優としての不安定さに次第に現実なのか夢なのかの判断もつかなくなる。自由な表現が出来るアニメーションの特性を生かし映像的にも、ストーリー構成的にも秀逸ですよ。とにかく主人公の心理描写がすごいです。ただ連続ドラマの撮影なのに乳放り出したり、パンツ脱がされたりするのはありえないと思うんですが、その辺はちょっとやり過ぎのような...
9点(2003-02-12 03:42:20)
4.  8人の女たち
とにかくこんなにゴージャズで魅力的な配役に脱帽ですよ。キャクタそれぞれに緻密な性格描写を出し、それにそって計算しつくされた配色、イメージ、衣装。例えば主人の妻であるカトリーヌ・ドヌーブは夫の生存中共同経営者と会社を乗っ取ろうともくろみ、不倫をししかもまだ秘密を隠し持つという設定。それに沿って常に危険と対岸し獲物を狙う獣の如く、豹柄で社長夫人にふさわしいエレガントな色使い。物語は過去の密室劇をパクったような内容に思えるかもしれませんが、そこにはオゾン監督らしい日常に潜むグロテスクさと刹那さを忘れていない。しかも彼の作品に観られる、自分の本当の姿をさらけ出した時に人は美しく輝けるという問題提起を忘れていない。目もくらむような映像の鮮やかさ、ドールハウスのようなセットを背景にそれぞれの個性で歌い、踊る女優陣たち。突然始まるミュージカルテイストには、女優たちの歌唱力を無視して妙な説得力と演技力に圧倒されます。オープニングからエンディングまでその世界観にはまる事間違いなしです。
9点(2003-01-21 23:49:59)(良:2票)
5.  春の日は過ぎゆく
物語は年上の女性との悲恋を通して自分を取り戻していくというありふれたストーリーなんですが、シーン毎の役者の演技も含め全てにリアリティを感じました。彼女と初めて一泊したときは当然主人公の髭が濃くなってるし、酔っ払った時は二人とも全身真っ赤になってて顔までもむくんでいる。馴れ合いになってくると彼女がムダ毛の処理をしながら会話をさせる。こういったシーンって言わば”汚い”シーンなんですが、あえてこれが新鮮であるのに今までの自分の恋愛経験とどこかオーバーラップするところがあって、人事では無くなってくるんですよね。主人公のユ・ジテ自体それ程男前ではないんですが、彼の演技とそのルックスがかえって自分を投影して、涙腺が緩みっぱなしでした。主人公を翻弄するイ・ヨンエはこれまた演じ方が自然体で如何にも自分勝手な年上の女性を演じてました。女性から観るとこれが逆に共感出来ないと思うかも知れないんで、これはやっぱり男の映画です。主人公が録音技師という事だけあって、竹林や稲畑、川のせせらぎ等美麗なシーンにも癒されました。全体的には派手な盛り上がりは無いですが、この物語の”自然体”を観て欲しいですね。劇中のBGMは切なくてめちゃ、良かったですね。ちなみにエンディングテーマはユーミン作曲です。
9点(2002-07-25 23:01:01)
6.  ハリーとトント
某ビデオ屋で約3ヶ月貸し出し中で、やっとレンタルできた作品。期待以上の出来栄えにもう、感動しました。避けることの出来ない老化に友人は死に、初恋の女性はボケてしまう。家族と今ひとつなじめず、不安と恐怖を抱えながら頑固な老人がふとしたきっかけで一人旅(正確には愛猫のトントとの二人旅)をしていく。何気ないシーンに高齢化社会への問題を提起し、おかしさの中に哀愁を漂わせていました。アパートの大家にハリーが「景色はいいか?」と聞くと大家が「もう十分見飽きてる歳でしょ?」と言う。自分のことを忘れてしまっている初恋の老女との切ないダンス。フフッと笑ってしまう反面、不思議と悲しみが込み上げて来ました。この作品の素晴らしさをもっと知ってもらいたいです。
9点(2002-05-28 23:19:44)(良:1票)
7.  初恋のきた道
絶対、損はしません。チャン・ツイーの可愛さと言ったらもう、たとえ様が無いです!わざと水汲み場を変えたり、健気にお弁当(どんぶり)を作ったり、陰ながら教師を待ち伏せしたり。教師役の俳優のびみょーな魅力(刈り上げの七三分けとか。)には共感できませんでしたが...草原を走る、走る、走るチャン・ツイー嬢のカットはどれもたまらなく美しい仕上がりです。私的には泣ける寸でのところで終わってしまったんですが、アクの無い純粋なさわやか映画でした。
9点(2001-10-23 03:12:31)
8.  PARTY7
ひゃぁー、もう”鮫桃”にはまった自分としてはこの作品もがっちりとハートをつかまれちゃいました。前作のノリで創った感じはしますが滑稽な各キャラクターが最後までじっくりと楽しませてくれました。それにしてもスタッフロールに「田中星児」ってあったんでもう一回見返したんですが、あんな役で出てたんですね。く、く、く!!
9点(2001-09-27 02:00:17)
9.  ハロウィン(1978)
まさに忍び寄る恐怖。独特のBGM(効果音?)が恐怖感をそそります。やっつけても、やっつけても這い上がってくる殺人鬼マイケル・マイヤーズ。実は主人公とは兄弟だったと言うちょっとばかし苦しい展開でしたが、ホラー映画の原点と言えるでしょう。ところでいつになったら「ハロウィン2000」は上映されるんや!!
9点(2001-09-21 20:36:52)
10.  花いちもんめ
十朱幸代って家庭内で苦悩する主婦を演じさせたらハマりますよね。切実な題材だけに見ている側として考えさせられました。千秋実が昏睡状態の奥さんをそうと分からずにオブって橋を渡るシーンには、胸が詰まる思いで涙してしまいました。ウチのじいちゃんが生前この作品を見ている時に「ワシもああなるかもな...」と冗談交じりに言われ、号泣したのを覚えています。
8点(2002-06-14 05:25:50)
11.  反撥
得体の知れない何かに終始圧倒されっぱなしでした。毎夜姉の部屋から聞こえる卑猥な声に次第に精神を破壊されていく純真な少女。自分自身の精神のバランスが崩れゆく様を見事に表現しています。見知らぬ男性に冒され、日に日に崩れていく壁と観てるこっちまでおかしくなりそうな妄想の数々。カトリーヌ・ドヌーブをこれでもかと言わんばかりにアップでなめるように撮る、撮る、撮る!ポランスキーのフェチズムな演出がとにかく光っています。
8点(2002-02-10 21:13:47)
12.  ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
いやぁ~、正直面白かったッス。息子役の少年の小生意気なカワイさと言ったらないです。全体的にはご都合主義なので主人公の上手いように事が運んでいくので先が読めるといえばそれまでですが、こういう作品は肩肘はらず楽しめました。どう考えても悪役顔のレイチェル・ワイズにデブ化の一途をたどるブレンダン・フレイザーには今作でより一層パワーアップしててびつくりしました。冒頭のスコーピオン・キング役のマッチョお兄さんの演技はイタイところがあったので、後半はCG登場のみでホッとしました。エンドロールのCGはアフリカ大陸の地図なんですかね?
8点(2001-12-31 20:32:25)
13.  バックドラフト
兄に劣等感を感じるW・ボールドウィン、暗い過去をもつR・デ・ニーロ、放火犯だったあの人、と各キャラクターが立っているので感情移入出来ました。当然ラストは涙モンよぉー!ありがちなラブストーリーが中途半端に入っていたり、後半の無理のある派手なアクションなど強引なシーンが多いのも現状。確かに生きているかのような炎の演出には感心します。いや、でも、いい作品ですよん。
8点(2001-11-05 21:09:40)
14.  八月のクリスマス(1998)
シム・ウナちゃん、可愛いよ!ハン・ソッキュのメガネは似合ってなくて、しかも病弱な役というのはどうも無理が...それに「おなら」の笑い話ははっきり言って笑えません!そうは言っても全体的に落ち着いた雰囲気でドラマチックというわけではないんですが、二人の微妙な距離感や多くを語らないところが何となく切なく感じさせてくれました。主人公が夜枕もとで声を殺して泣く、それを気づきながらも声を掛けない(掛けられない?)父親がそっと立ち去るシーンにはググッっときました。ラストでは主人公の出せなかった手紙の結末にもオチがついていてしかもしっとりした終わり方でグーなりよ!
8点(2001-11-01 20:39:48)
15.  薔薇の素顔
これぞ亜流B級映画ダイナッミック!!!昼ドラみたいに何度も同じBGMかかかるたびに濃厚な抱擁をおっ始める主演のバカップル。ラストのアクションも「んなアホな...」と突っ込みたくなる。でも!これがいいんです。5回以上はみてしまった。(ハダカ目当てでは無く!?)確かにJ・マーチの変貌ぶりにはオドロキ。彼女、もっといいオファー無いんかい。演技力も中々いいと思うねんけどなぁ。結論:この二人、もうハダカは見せないほうがいいと思う。
8点(2001-06-11 23:45:21)(笑:1票) (良:1票)
16.  ハリー・ポッターと秘密の部屋
前作はイマイチ客観的に観てしまったので乗り切れなかったのですが、盛りだくさんの内容が良かったのか私的には今作品の方が好感でした。前作は少しいい子ちゃん的内容が鼻についたのですが、今作品ではダークな雰囲気&それぞれのキャラクタ描写に深みが出て良かったですね。ただ難点を言うと、ハリー・ポッター本人が物語上あまり印象が無く、ダニエル君の余りの成長速度の速さに生理的な不快感を伴いました。(ま、仕方が無いんですけどね)またラストの黒幕が全く持ってインパクトに欠ける所が尻すぼみでしたね。せめて彼をもう少し知名度の高い俳優を起用するべきではなかったかと思いました。ケネス・ブラナーを無駄に使って欲しくなかったなぁ・・・・。それにしてもあの魔法学校って「闇の魔術に対抗する防御術」の教師っていつになったら安定するんでしょうかね?
7点(2003-05-09 15:45:54)
17.  バタリアン
個人的にはコールタール男のキャラが気に入ってます。世紀末的エンディングはホラーの定番ですね。ま、続編は要らないでしょう。
7点(2002-06-14 05:11:36)
18.  パニック・ルーム
もうグルングルン動きまくるカメラワークに驚きです!まるでミニチュアの豪邸をCCDカメラで撮影するかのようです。特に強盗が入るまでのシーンは3階から2階、1階へと壁をすり抜け、今度はキッチンのコーヒーメーカーの取ってへ抜け、ドアの鍵穴等々。この辺はかなりのカット数を要したんでしょうね。スゴイです。オープニングの何でも無いようなシーンもついやられた!と思いました。欲を言わせて頂くと全体的に何か物足りない気がしましたね。ジョデーも迫真の演技でしたが、子役の女の子もクールで中々の名演技でした。
7点(2002-05-26 17:19:12)(良:2票)
19.  π(パイ)
216桁の文字に潜む恐怖っての?いや~、すごい発想力!!「世の中にはらせんが付きまとう」って言ってるそばからコーヒーにらせんを描くクリームの映像!意味があんのか無いのかよー分かりませんが、数字に対する愛情が少し湧きました。チキチキ言ってるBGMも中々良かったですしね。「ポクッ」って薬を飲むカットはいいですねぇ。あの頭の傷って4に見えるんですが、何か意味があるんでしょうか???ま、凡人にはこの作品は説明できません。ごめんなさい...
7点(2002-03-05 03:28:01)
20.  バンディッツ(1997) 《ネタバレ》 
どことなく、見たことのあるシーンがありましたが、素直に楽しめる作品でした。ラストの爽快感は音楽に一生懸命情熱を捧げた彼女たちの力強さを感じました。これってやっぱ皆打たれて死んじゃうのかな?
7点(2001-12-28 20:46:47)
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