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21.  氷壁の女
 巨匠フレッド・ジンネマンの有終の美を飾る遺作となった映画がコレ。渋さで売り始めたコネリーの魅力をJ・J・アノーやデ・パルマより誰よりも素早く見抜き、主演に据えた慧眼は流石。しかも、サイレントの巨匠エリッヒ・フォン・シュトロハイムの傑作「アルプス颪」を連想させるが如き重厚な山岳映画である。CGやらSFXなんぞ一切使わなくとも「クリフハンガー」や「バーティカル・リミット」なんかよりゃ遙かに秀抜な登山場面は演出力とカメラワーク次第で撮れるのである。要はセンスの問題であり、そこが人の心を打つ分かれ目なのではないかと考えたりもする。主演のコネリーのみならずベッツィー・ブラントリー、ランベール・ウィルソンもジンネマンの演技指導により目を見張る好演。名監督とは俳優の持てるポテンシャルを存分に引き出せる監督であり、その意味でジンネマンは矢張り優れた名伯楽であったのだなぁと意を強くした。ただ、97年に亡くなるまでの15年間にあと1作は発表して欲しかった…!それだけが心残りでつくづく惜しまれる。
8点(2003-03-21 20:05:31)
22.  ヒッチャー(1985)
 どう観てもスピルバーグの処女作「激突!」からの影響がアリアリ。ていうか、ぶっちゃけパクリ。犯人の顔が出てくる派手派手な「激突!」ってトコかな。ルドガー・ハウアー演じるサイコなストーカー殺人鬼は怖いと言えば怖いが、なぜ主人公に執拗に絡むのかよく分からない。だからこそ不条理なサイコ野郎なのかもしれないが…。単にハウエル君が気に入ったのかな?あの殺戮劇も彼からの熱烈なラブコールだとすれば、気色悪さにも一層拍車が掛かるというモノだ。しかし、ガソリンスタンドを爆破したり、ヘリを撃ち落とす辺りやパトカーを次々にクラッシュさせるトコロなんかはいくら何でもやり過ぎで、派手にしようとして逆に安っぽくなってしまった感が深い。其処が「激突!」に及ばない最大の理由である様な気がする。あくまで無機質なタンクローリーをあたかも怪物の如く実に不気味に描写し、ドライバーの姿を(手や脚を部分的に映した以外は)最後まで見せなかったスピルバーグの判断が正しかったコトを本作が逆説的に証明した形になったのは何とも皮肉。でも、まぁ他にも色々なスプラッタ・ホラーのアイディアとかも拝借しつつ、結構頑張ってはいると思うので…オマケして7点。
7点(2003-03-18 11:27:48)(良:1票)
23.  ビバリーヒルズ・コップ
 そうそう、ハロルド・フォルターメイヤーの「アクセル・F」は結構流行ったよね。コンピュータ音楽ってヤツは日進月歩で賞味期限短いから今聞くとチト古臭さは否めないけど。でも好きだったナァ…よくカーステでBGMにしてたっけ。おっと本作だが三人のアンサンブルが比較的取れてるし、エディもまだこの頃までは新鮮な感じがあった。コレによりブレイクしたマーティン・ブレスト監督もハード・ボイルド風に演出しており好感が持てる。この後2や3とシリーズ化されたけど、そこまでやる程の映画じゃないよな~。ま、シリーズ1作目にオマケして…7点。
7点(2003-03-07 00:45:10)
24.  陽のあたる場所
 モンゴメリー・クリフト扮するジョージ・イーストマンは何故シェリー・ウィンタース演じるアリスに殺意を抱いたのか?明白である。芳紀19歳のエリザベス・テイラー演ずる令嬢アンジェラに魅せられたから。二人を比べてどっちを取る?どう考えてもアンジェラに決まっているじゃないか!!しかし、この美少女と結ばれるにはアリスが邪魔だ。だが、妊娠させてしまったからには簡単には別れてくれそうもないし、何より関係をアンジェラにバラされては元も子も無い。こうなったら…アリスを殺すしか…。ジョージの思考回路を台詞ナシで観客のヴィジュアルに直に訴えて実に抜群の説得力!!それ程までに本作でのテイラーの美貌は溢れんばかりの輝きを放っているというコト。シオドア・ドライサーの原作「アメリカの悲劇」はジョセフ・フォン・スタンバーグ監督によって1931年に同名で映画化されており、コレ又傑作だが、本作も名匠ジョージ・スティーブンスの手により、勝るとも劣らぬ名作の風格を備えていると言えよう。強いて言えば、レイモンド・バー演じる検事のオーヴァー・アクトは本作の静謐さをブチ壊しており、何とも目障りなのが玉に瑕。よって1点マイナス。
9点(2003-02-24 04:24:25)(良:1票)
25.  ビバリーヒルズ・コップ2
 カーラ役のブリジット・ニールセンがスタローン撃沈直後の凄味を利かせ、悪女役にピッタリ!!ただ、個人的には前作のマーティン・ブレスト監督の方がハード・ボイルド・タッチで好きだった。ジャッジ・ラインホールド、ジョン・アシュトンと対立しながら少しずつ信頼を深める、といったような味のある場面の代わりに、派手なドンパチとお馬鹿なノリに差し替えられていてガッカリ…。5点だな。
5点(2003-02-22 04:37:36)
26.  ピノキオ(1940)
 クリフ・エドワーズの歌う余りにも有名な主題歌「星に願いを」は、やがてディズニー全体のテーマ・ソングへとなったコトでも有名です。「星に願いをかけるとき、誰であろうと差違はありません。貴方の望むあらゆることは全て夢が叶うでしょう…。」夢見る子供の心を無くさなかったウォルト・ディズニーその人を歌い上げたかの如き歌詞も美しい名曲です。コルローディの原作のビジュアル化の是非は兎も角、この素晴らしい佳曲を生んだ功績に…8点。
8点(2003-02-01 10:43:23)
27.  ビー・バップ・ハイスクール(1985)
 きうちかずひろの原作からして受け付けないのに、ツッパリを無理矢理アクション映画にしようとする無謀さには或る意味頭が下がる。でも、ダメ。マドンナ泉今日子役の中山美穂にも、ヒロシとトオルを夢中にする程の魅力が感じられず、説得力がない。仲村トオルはその後ツッパリ役からは脱皮できたが、チンピラ役多し。清水宏次郎は(いくらダブリとは言え)高校生には見えん。Vシネマ(のみ)で活躍中。
5点(2003-02-01 02:12:34)
28.  美女と野獣(1991)
 70~80年代に低迷していたディズニー・アニメーションにとって正に起死回生となった記念すべき一作。MVPは素晴らしい音楽でオスカーを得たアラン・メンケン。以後もディズニーとのコラボレーションは延々と続くことに。個人的には野獣の声を演じたロビー・ベンスンが何とも印象的であった。「ジェレミー」とかの青春映画で彼が素顔で主演した映画を知っていれば感慨も一層増すというものだ。影のMVPって感じかな。
7点(2003-01-30 16:29:26)(良:1票)
29.  ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!
 リアルタイムのビートルズ・ファンに与えた衝撃の凄まじさはチョット形容不可能。ストーリーはあって無きが如しだが、プロの俳優じゃないんだから当たり前!動くビートルズのお茶目さに笑いつつ、ビートルズ・ナンバーの数々に酔いしれましょう。意外や最も俳優向きだったのが、一番目立たないリンゴ・スターだったとは…。次作「HELP!四人はアイドル」では主役張ることに!
7点(2003-01-28 02:32:44)
30.  ビルマの竪琴(1956)
 昭和60年に作られたセルフ・リメイクのカラー版よりも感銘はこちらの方が遙かに深い。ストーリーや主要なカッティングに大差が無い以上、その差は明らかに役者の差と言えよう。水島を演じた安井昌二の善意溢れる好演は中でも光っており、リメイク版(中井貴一)との最大の相違点でもある。また、ヒューマンな井上中隊長を演じた三國連太郎の名演も特筆すべき素晴らしさ。何故なら、三國は「善魔」でデビューして以来「アブナイ」変質的な役柄を振られることが多く、類稀な演技力が裏目に出た感じだったのが、本作での見事な中隊長ぶりで一気に新境地を開拓し、役柄に幅が出る契機となったからだ。リメイク版の石坂兵ちゃんは…熱演は認めてもタイプとして異色の役を演じた訳ではないので矢張り劣ると言わざるをえまい。個人的に最も感動的且つ印象的な場面は、あのラスト…ではなくって、包囲された井上中隊が合唱する「埴生の宿」に唱和するイギリス軍の英語ヴァージョン「埴生の宿」!!音楽が国境を越えて相互理解を示した屈指の名場面だと思うんだが…。
8点(2003-01-24 12:54:34)
31.  ビルマの竪琴(1985)
 原作者はドイツ文学のオーソリティ竹山道雄。脚色は市川夫人でもある和田夏十(なっと)。監督・市川崑念願のカラーフィルムによるセルフ・リメイクの本作は…残念ながら昭和31(1956)年版白黒スタンダードに遠く及ばない。まず第一に水島上等兵を演じる中井貴一がミスキャストと言って差し支えない凡演。安井昌二の巧まざる誠実さに迫るモノが絶望的に無い。石坂浩二はまぁ熱演ではあるが、三國連太郎が演じた(部下に「埴生の宿」をコーラスさせる!)リベラルな中隊長ぶりには矢張り及ばず、二番煎じの域を出ていない。部隊の兵隊たちも川谷拓三や小林稔侍なんかより旧作の西村晃、浜村純の方が遙かに味があったし。北林谷栄が同じ物売りの婆さん役で出演してたのには個人的に思わず爆笑してしまった。何か全然変わってねぇ~!!
6点(2003-01-24 03:56:01)
32.  ひめゆりの塔(1995)
 この神山征二郎版も悪くはないと思うが…個人的には矢張り今井正監督の1953年版の感銘には遠く及ばない。沢口靖子や後藤久美子、中江有里では映像が絵空事になっている。
7点(2003-01-21 11:06:47)
33.  ひまわり(1970)
 名作なんだが…監督:デ・シーカ、主演:ソフィア・ローレン&マルチェロ・マストロヤンニってのは余りにもマンネリ過ぎて、涙を誘われるどころか呆れてしまう。主演の二人も確かに抜群の演技力と知名度の高さは分かるけど、チト年をとり過ぎてて無理があるし。若手の無名俳優とか使った方がラストの感銘はより深くなっていたのでは…?ヘンリー・マンシーニの主題曲は結構好きなんだけどね。うーーーん、惜しい。
7点(2003-01-10 03:24:03)
34.  羊たちの沈黙
 大化けしたなあ、ジョナサン・デミ。「愛されちゃって、マフィア」の次にオスカー獲るなんて本人も予想してなかったんじゃ?とはいうものの、上質のサスペンス物であるのは認めるけど、オスカーに値するかどうかは甚だ疑問。本当の手柄はトマス・ハリスにあるような気が…。
7点(2002-12-24 03:38:01)
070.50%
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2221.58%
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