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かんたーたさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 594
性別 男性

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1.  ヒズ・ガール・フライデー
まるでジェットコースターのような映画です。最初から最後まで、ひたすら登場人物がマシンガンの如く喋りまくる。最初の内こそ「これって映画的にどうなのよ?」と思ったけど、観終わった後には「イヤー、面白カッタ!」と先程の不満もすっかり解消してしまいました。とにかくこの観客の心を掴んで最後まで離さないホークスの監督としての手腕に脱帽、いや感動。やっぱりエンターテイメントの神様!ワイルダーの作品も見直したいな。
[DVD(字幕)] 8点(2006-03-12 18:52:03)
2.  東への道
こういう映画を観るとトーキーの到来が至極当然のことのように思えてきます。これ以上何を作れというのか…、一つのメロドラマとして完璧に完成してしまっている。コメディパートやスペクタクルシーンなども秀抜の出来と言って良く、特にクライマックスの凍った川の上を流されていくリリアン・ギッシュのシーンは、既にジャンヌ・モローの撮った「リリアン・ギッシュの肖像」で観ていたにも関わらずやはり手に汗握ってしまった。それからこれはかなり私事で申し訳無いのですが、今回生まれて初めて生の活弁付きサイレントを観たということもありかなり興奮しております。その為本作への評価に多少なりプラスの影響が生じていることかと思いますが、どうか何卒ご容赦下さい(笑)
[映画館(字幕)] 9点(2006-02-23 14:11:21)(良:1票)
3.  ピンク・パンサー3
このシリーズは初めて観たのですが、いや~ナンセンスですなぁ。てっきり主人公のピーター・セラーズがピンク・パンサーかと思いきや、当の本人は登場しないというユニークさ。と言うか「ピンク・パンサー」って元々映画から生まれたキャラクターなんですね、初めて知りました!個人的にマルクス兄弟やモンティ・パイソンなんかも好きなので、この馬鹿馬鹿しさはなかなか楽しめました。少なくとも007よりかはずっと好きです(笑)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-24 16:27:46)
4.  美女と野獣(1946)
ジャン・コクトーの映画を初めて観ました。いや~、実に美しい。映像の質が良いとかそういうんじゃなくて、照明やカメラワーク、俳優の演技に言い回しと何もかもが気品に満ちています。醜いはずの野獣でさえもエレガント。「美女と野獣」と言うと今までディズニーのアニメしか観たことがなかったので、こういう描き方もあるのかと新鮮な衝撃を受けました(と言うかこっちの方が正当?)。マイナス一点は夢のような世界に本当に寝入りそうになってしまったので…、しかしあの腕はインパクト絶大です。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-21 22:42:57)
5.  美の祭典
なるほど、単なる記録映画じゃないのね。冒頭から木々や小川の自然映像をコラージュする等、早くもレニ・リーフェンシュタールの天才振りを見せ付けています。まるで30年代のソビエト映画を彷彿とさせるような荒々しさに、スローモーションの美しい映像は観ていてこちらは何もしていないのに「スポーツするって気持ち良いな~」と思えてしまいます。特にフィナーレを飾る高飛び込みの迫力は圧巻!そのまま感動のクライマックスへと一気に突き進む。我らが日本人もけっこう活躍していて嬉しい、これは第一部『民族の祭典』も絶対に観たいと思います。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-20 10:33:22)
6.  ビッグ・ウェンズデー
前半の馬鹿馬鹿しい雰囲気とは打って変わり、後半は戦争が物語に暗い影を落とします。何と言ってもこの作品、単なるサーフィン映画に終わっていないところが良い!青春映画の全ての要素が詰まっています。特に最後の雄大な音楽と共に、三人がビッグ・ウェンズデーへと立ち向かって行く姿は本当にカッコ良かったです。どんなに辛く悲しいことがあっても、波が全てを洗い流してくれる。例えそれがサーフィンでなくとも、 自分も何かそういうものを見つけたいです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-28 18:16:27)
7.  陽だまりの庭で 《ネタバレ》 
とても戦時中だとは思えないパリの街並みの美しさ、そしてそのノホホンとした平和的な雰囲気が、戦争が暗い影を落とす中でも心地良さを感じさせてくれます。「騙す」という『ライフ・イズ・ビューティフル』にも似た極限の中での愛情手段。後半ドイツ兵とレジスタンスの戦闘から逃れて、様々な人種や宗教を持った人々が一箇所に集まって隠れているところを見ると「戦争って一体何の為にしているんだろう?」と考えずにはいられません。TV映画にしてこのクオリティの高さにもまた驚き、流石はあの『まぼろしの市街戦』を撮った監督だけはある。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-19 14:53:41)(良:1票)
8.  昼顔(1967) 《ネタバレ》 
<「欲望」のネタバレ有ります!>もう冒頭から変態ムードがムンムンしていて笑ってしまったのですが、売春業界の裏側というか、その様相が今から見れば果たして古いのか新しいのかよく分からないところが面白いです。で、ここからが本題。まるでアントニオーニの「欲望」のようにシュールで、尚且つサイケデリックな常識を逸脱した世界観に思わず興奮してしまいました。ラストも今までの出来事がまるで全てセヴリーヌの夢だったかのような…、そんな最後のオチまで「欲望」と似ています(面白いことに製作年はほぼ一緒!)。と言うか「昼顔」というタイトルからしてそのまんまじゃん!という感じがしますが、この系統の作品は見つかるはずのない答えを求めて何回も観返したくなるようなタイプの不思議な味わいがあります。アジアやハリウッド映画では決して真似することのできない、ヨーロッパ独特の雰囲気を醸し出していて僕は好きです。こういうの。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-05 13:55:35)
9.  ビルとテッドの大冒険
「コンスタンティン」なんかを観た後に、こんな馬鹿馬鹿しい映画を観ると思いっきりイメージが狂ってしまう。てっきりただのお馬鹿な青春コメディかと思いきや、意外とお金の掛かった歴史SFだったので驚いた。「ソフィーの世界」もびっくり!しかしここまで歴史上の偉人たちを小馬鹿にしていて、何処かからクレームが来なかったのでしょうか?やたら馬鹿馬鹿と書いていますが、やっぱりこの映画にとって馬鹿は最上の褒め言葉でしょう。
[地上波(吹替)] 5点(2005-05-23 17:34:50)
10.  ひき逃げ 《ネタバレ》 
復讐のために家政婦になって相手の家に乗り込むというのは、まるで犯罪サスペンスですね。「乱れ雲」同様、交通事故の被害者と加害者との間の傷はなかなか癒えることはありません。最近ニュースなどでも頻繁に取り上げられているので、とても他人事だとは思えませんでした。ラスト、罪の意識に苛まれながら必死に子供を助けようとする高峰秀子の姿にはひたすら戦慄を覚えます。成瀬監督の作品でここまでゾッとする思いをさせられたのは初めてでした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-19 21:40:21)(良:1票)
11.  桃色(ピンク)の店 《ネタバレ》 
TSUTAYAで唯一借りることができるルビッチ作品、しかしまさかこれがクリスマス映画だったとは…。去年の内に観ておくんだったと後悔しつつも心の中はすっかりクリスマス気分♪(要はいつでも良いんだろ)。前半はシガレットケース云々の話でコミカルに描きながらも絶妙なペーソスを交えつつ、それを後半で昇華させる演出ぶりはお見事。それからあれは絶対に誰もが夢見る理想の職場!心優しき年長者に愉快な年少者、途中で追い出された嫌な男でさえもどこか面白味があります。これをEメールに置き換えるという発想は良いけど、さすがにトム・ハンクスじゃジェームズ・スチュアートには成りきれなかったようで。「サイコロジカル」という専門用語でさえこの人の手にかかれば忽ちお洒落な言葉に早変わりしてしまう、今まさにこのルビッチ・タッチに魅了されつつあります。
8点(2005-01-28 17:27:16)(良:1票)
12.  昼下りの情事 《ネタバレ》 
テーマは不貞だけど、これっぽっちも嫌らしさを感じさせない。それにしても実際この二人の年齢はどれくらい離れているのでしょうかね、ゲイリー・クーパーは役柄上ちょっと歳を取りすぎじゃない?なんて思いつつも、プレイボーイかつ嫉妬に狂う男を好演。ビリー・ワイルダーは相変わらず小道具の使い方の上手さが冴える!あのチェロケースは「デスペラード」の原型でしょうか?(笑)、しっかりとワインボトルをせしめる楽団メンバーにも大笑い。結局この映画には憎めるキャラクターがいないんですよねぇ、探偵の父親は勿論のこと、フラナガンを殺しに来たXおじさんも端役でオードリーに振り回される学生君も良い味出しています。バンバンお仕置きされちゃう子犬はちょっと可哀想だったかな。ラストは優しく「愛してるよ、アリアーヌ」とでも言ってくれるのかと思っていたら、まさかそのまま抱き上げて連れて行っちゃうなんて…。全く先のことを考えていないその場限りのハッピーエンド、こんなにも期待を裏切られたロマンスは「カイロの紫のバラ」以来!それでも個人的には「アパートの鍵貸します」に次いで最も好きなワイルダーのラブストーリーです。
9点(2004-09-19 19:34:52)(良:1票)
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