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1.  轢き逃げ 最高の最悪な日 《ネタバレ》 
『パーフェクト・ストーム』では、不漁続きの中やっと大漁に恵まれたのに冷凍庫が壊れ、このまま帰港すれば嵐の直撃を受けるが、嵐を避けるためにその場にい続ければせっかくの魚が腐ってしまう・・・・・・という二択。 『エベレスト3D』では、頂上が目の前まできているのに、登頂すれば、酸素ボンベが空になり嵐に巻き込まれるという二択。 強い誘惑を自制するほどの決断、それも、その後の人生を左右する重大な決断を瞬時に下さねばならないとき、自分はどう動けるか。 映画はこうしたシミュレーションをとても生々しく体験させてくれる。本作は、単なる娯楽としてストーリーを楽しむだけではなく、「自分だったらどうしたか?」と自問自答するにふさわしい作品だったと思う。 私が最も重視したのは、轢き逃げの被害者遺族の強烈な疑問、 「事故が起きたとき、娘はまだ生きていたのか?」 おそらくこの問題こそが、遺族や加害者の心を、今後半永久的に苦しめる。 「あの時救護していたら、助かったかもしれない」という可能性は、両者の間で何年たっても「0」にはならない。 事故を起こしたら、決して逃げてはいけない。被害者はいうに及ばず加害者自身のためにも。  ただ、結婚を目前に控えて浮ついていた秀一には、とても不可能な選択だったと思う。 後頭部を強打した女性の痛みよりも、まず自分の人生が「終わった」と感じる時点で、轢き逃げ要素大ありだった。 私だったら「わーっ!」と奇声をあげながら怪我人に駆けよる自信がある。「終わった・・・」と思うのはきっと救護中だ。 一度も車から降りない、被害者の様子を確認しようともしない、判断力の鈍った高齢ドライバーかお前は、とかなりムカついた。  それにしても、未必の故意の轢き逃げだったとは。 (そもそも轢き逃げ自体「未必の故意」に相当するわけだから、この場合「二重の意味で」と強調すべき?) 犯人のあまりの幼稚さ、残酷さに言葉を失った。 話の半分を過ぎたあたりで、消去法から「こんなことができるのは彼しかいないな」とわかったものの、社長令嬢との結婚といい『エリア88』タイプの愛憎劇か、うぅ、後味悪そうな予感しかないと覚悟しながらの視聴だった。 そんな内容でも、水谷豊演じる父親が犯人に行きつくまでの過程が素晴らしい。両親を深く愛していた娘にこの父、この母。悲しみを内に秘めた、抑えのきいた2人の演技が深く心に響いた。 思い返せば、次々にあのシーン、このシーンと心に浮かんでくる。苦くて辛い涙もあるけど、いい映画だったなとしみじみ思う。
[インターネット(邦画)] 8点(2023-05-14 17:17:04)
2.  火の鳥2772 愛のコスモゾーン 《ネタバレ》 
子供のころに最後まで見ず、大人になって初めて通して見た。石ノ森章太郎の009はピノキオが下敷きになっていると聞いていたけれど、この作品もやはり「ピノキオ」が出てくる。火の鳥の存在はまるで、無機質のものに命を与えるブルー・フェアリーだ。さらに、これに輪廻を絡ませているから、壮大な地球史を見せられているようなスケールさを感じる。  そもそも、なぜ今頃この作品を見たくなったかというと、『her/世界に一つの彼女』を見たから。プログラミングされただけの仮の命(サマンサ)に惹かれる男の物語で、いつかどこかで似たカップルを見たと視聴中ずっと考えていた。やっと、『火の鳥2772 愛のコスモゾーン』のゴトーとオルガだと思い出した。両作品の共通点は、絆は失ったときに初めてその価値に気づくというもの。たとえば、介護施設でパロちゃん(アザラシ型のセラピーロボット)に慣れ親しんだお年寄りが、突然そのアイドルを取り上げられたらどんなに寂しい気持ちになるか。愛車、人形、ペット、命があろうがなかろうが、愛する対象を失ったときの喪失感に、人はときおり打ちのめされる。その切なさに、深く共感せずにはいられない。
[インターネット(邦画)] 8点(2018-12-21 01:21:16)
3.  ヒットラー 第1章:覚醒/第2章:台頭<TVM>
先入観を持って視聴してはいけないと自分に言い聞かせていたのに、第2部のラストまでヒットラーが『オーメン』のダミアン本人に見えてしまった。いや、本家などかすんでしまう迫力だった。これが史実とは! それにしてもベルサイユ条約であれほどまでに屈辱的な賠償金をこうむりさえしなければ、もしかしたらドイツはここまで歪まなかったかも。ドイツ人には視聴がさぞかし辛い映画だろうと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-28 08:39:26)
4.  HERO(2002)
この手のアクションを見ていつも思うが、くるくる回って敵に背中を何度もさらすあの戦い方は、無駄な動きがありすぎてついていけない。剣の達人と称して出てくる人物でも、これだけ動いちゃ「ほんとに達人っていう設定なの?」と思ってしまう。それとファンタジーなのかシリアスな歴史劇か、はっきり区別してほしかった。初めの方では大真面目で時代劇の雰囲気に酔いしれて見ていたのに、いきなりワイヤーでキャラたちが宙を飛び交い始めちゃ、恐ろしく裏切られた気分になる。アクションシーンのときだけ地球の重力から開放されるなんて、そんなのありかな。
4点(2004-07-26 00:33:26)
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