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うーたーまんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 44

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1.  陽はまた昇る(2002)
ドキュメンタリーのようでそうでなく人情ドラマとしての仕上がりも評価すべき映画です。俳優さんたちも実話ということで、誇張のない人間のにおいのある演技で見ごたえ充分でした。またメーカー名を実名で出し、ライバル会社だったSONYまでもだし、惨敗となったにもかかわららず映画化を許してくれた寛大さは、きっとエンジニアとしてのほこりがそうさせたと思います。βVSVHSのVTR戦争でSONYは負けましたが、お互いが争ったためにVTR技術は格段に進歩しました。また昨今ではSONYとVictorが手を組んだ映像機器もでています。かつてのライバルはパートナーになればより強力になるのでしょう。不況にあえぐ今の時代にも充分通用する男の執念です。最近、管理職の無気力さがよく取りざたされます。大手ほどこの傾向が強いのです。そんあとき定年あとわずかなこの方の執念は、単なる仕事バカではありません。彼は200名あまりの人の生活を支えているという責任を果たそうと一生懸命がんばった人です。お金のない中での開発、倉庫のような場所にある事業部。技術者に営業をさせねばならない辛さ・・・・VHSは偶然にうまれたのではなくうまれるべくして生まれたといえます。レーザーも、DVDという大容量のコンパクトなものにかわりました。テープのVTRもDVCというデジタル録画にかわったのに、いまなおVHSは26年を経過した今でも全世界で使われています。松下幸之助さんのしゃべりはぼくはしりませんが、仲代達也さんのあの凄みとやさしさが混在する絶妙な年輪のある演技力にも驚嘆です。年齢をかさねた俳優にこそできる演技でしょう。特撮もなく特に凝ったセットもない映画ですがじわりとにじみでる人間くささを味わえる良質の日本映画であることは間違いありません。なにげなくみはじたんですがぐいぐいと引き込まれました。苦労した開発話は山のようにありますが、この物語は定年まじかのエンジニアの生き様が感動をよんだのです。現在版、「生きる」なのかもしれません。
10点(2003-04-30 00:29:43)(良:1票)
2.  ピンク・パンサー3
そういえば、オースチンの先駆とも言うべきオバカ映画でなおかつお金がかかっていて面白い映画でした。クルーゾーって天然以上ですから・・・オースチンはオバカはオバカなんですが・・・天然性はないんですね。わざとやっているって感じのバカなんだけど、クルーゾーはそれが普通っていうところがスゴイ。パロディもないしね。
10点(2003-01-25 13:36:41)
3.  火の鳥 鳳凰編
原作はよいのに、上映時間が短すぎます。実写で全部やったら超大作になります。日本じゃ無理かな映画化は・・・原作では盗人で人殺しだった我王がてんとう虫の精、速魚を失ってから良弁僧侶と一緒にたびにでてそこで心にほんとうの仏を生み、一方、我王によって右腕をきられ、絶望の底から砂石の芸術をみて立ち直り火の鳥の像を完成させ富と地位を得るにしたがって次第に悪の心を育ててしまった仏師、茜丸との人生ドラマが最大の見所です。で、これが乱世編へつながりますが・・・
5点(2002-12-24 22:35:47)
024.55%
100.00%
212.27%
324.55%
424.55%
5511.36%
624.55%
7613.64%
8511.36%
900.00%
101943.18%

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