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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3876
性別 男性
年齢 53歳

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【製作年 : 1930年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  舞踏会の手帖 《ネタバレ》 
夫を亡くしたマダムがふと見つけた手帖。そこにはかつての若き日の思い出、舞踏会で知り合った男性たちの名前が書かれている。 という訳で、マダムは思い出を探りに、これらの男性のもとを訪れる、というオムニバスっぽい構成。この過去に思いを馳せる冒頭部分は、合成映像があったり、壁に舞踏会で踊る人々の影が映し出されたり、ちょいと幻想的な演出があります。 でもまあ、自分のこういう「恋愛時代」をホジクリ返したって、大抵、ロクなことはないんですよね。だもんで、主人公が誰の元を訪れようと、ロクな話が聴ける訳もなく。一件目の訪問先からすでにして家庭崩壊状態、幸先悪いことこの上もない。二件目、三件目と訪問を重ねるにつれ、気のせいか、相手先がだんだんエキセントリックになってきて(それにつれて主人公のマダムの存在感も薄れてきて)、最後に訪れたアヤシイ医者の家に至っては、撮影するカメラまで傾いている(笑)。どうして手帖の人物はみんなこうもヘンになってしまったのやら。 と思ってたら、医者が最後ではなくって、この後もう一軒寄った先の男性は、平凡な散髪屋のオヤジになっておりました。平凡が一番よね、でも何となく寂しい。だから言わんこっちゃないのよ、そういう過去をホジクリ返しても、幻滅以外に何がある? と思ってたら、この平凡オヤジも最後ではなくって、これがホントのラスト一軒、というオマケ付き。あきらめが悪いというか何というか。映画的にはこれでオチがつくのですが、主人公は救われたのやら、もはや救いがたいのやら。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-08 03:47:56)(良:1票)
2.  フランケンシュタインの花嫁 《ネタバレ》 
『ヤング・フランケンシュタイン』と『悪魔のはらわた』を足して2で割ったような。違うわい。こちらが原点なんです。でもちょっと笑っちゃう。さて今回。前作の火炎地獄の中から、先代引田天功よろしく水中へと脱出し、無事生還したモンスター君。とりあえず腕慣らしに殺人を犯し、それを見ていたのはフクロウだけ、という、いかにも怪奇映画らしい滑り出し。しかし今回のモンスター君は、言葉を覚え、人間らしい感情に目覚めてゆく、という展開。一方で進むのは、モンスター君に花嫁人造人間を作ってやろうという一大プロジェクト。そうすれば、人造人間同士、子作りに励み、子子孫孫、繁栄していくであろう、と。生命の創造にとどまらず、種をも創造しようとするマッドサイエンティスト。いやまあ、何が生まれるのか知りませんけどね。で、お見合いとなる訳ですが、残念ながらそれなりに美形に仕上がってしまった花嫁人造人間、面食いだったらしく、モンスター君を見て「あれ~バケモノ~」となってしまい、お見合い失敗。ここで性欲の持って行き場を無くしたモンスター君、大暴れ、となる訳ですが、その性欲をヒューマニズムへと昇華させるところがミソ。他人を思いやる心。はい、モンスター君は今こそ、ほんとうににんげんにとって大事なものを知り、まことのにんげんになったのですね。と説教臭く胡散臭いコメントを付け足してみる。しかし考えようによっては、『フランケンシュタイン』の原作のように自分の作った物(者)に復讐される、ということよりも、この作品のように、自分の作った物(者)に助けられる、ということの方が、自己の存在自体を揺るがしかねない衝撃と言えるのかも。
[DVD(字幕)] 8点(2011-08-22 23:18:40)(笑:1票)
3.  フランケンシュタイン(1931)
ホエール監督の名を不滅のものとすると共に、恐らく彼の人生を狂わせた作品。フランケンシュタインの怪物と言えば、もうこの姿しか思い浮かばんもんね。ティム・バートンが「スリーピー・ホロウ」で風車小屋のシーンを引用してるのを見ると、やっぱり彼はこの映画が好きなんだなあ、と思いました。
8点(2003-06-08 16:20:40)
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