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1.  ブラック・フォン 《ネタバレ》 
この手の映画はあんまり観ないほうなんですが、イーサン・ホークということで観てみました。 黒いダイヤル式の電話なので時代も70年代なんですね。そして70年代といえばホラー映画ブームでしたよね。 「悪魔のいけにえ」は火付け役となったホラー作品のひとつじゃないかな?未見ですが。  フィニーとグウェンの兄妹のキャラや関係性がなかなかいい感じ。グウェンが石をつかんでぶん殴るとこが好きだな。 電話で話してる時に最初に横に現れた時はマジでギクッとしてしまいました。 もともとケンカには消極的なフィニーがイーサン・ホーク相手に戦うとこは、それまでジリジリしてたんですが一気に爽快感を味わえてスカっとします。 私のようにホラーが苦手な人でも大丈夫なホラー映画だと思います。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-03-21 21:42:52)
2.  ブルーに生まれついて
チェット・ベイカーのことはよく知らないです、とにかくワケありでクセがあってちょっと厄介なイーサン・ホークが観たかったんです。 厄介さはちょっとどころじゃなかったんですが。 とある解説によれば、コレ相当美談にしてるみたいです。これで美談なのかとびっくりですわ。 チェット・ベイカーてジャンキーなだけじゃなくて結構イヤな奴だわ~~ まるっと伝記映画のソレという感じはしなかったです、個人的にはクールな映画だなと。 トランペットを吹くイーサン・ホークは流石にサマになっててかっこいいです、猛特訓したのかしらね。 希望通りのイーサン・ホークが観られて満足、だから1点プラスです。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-01-19 15:49:27)
3.  プロミシング・ヤング・ウーマン 《ネタバレ》 
キャリー・マリガン、いくつになったんだろうとまず思いまして、「老けたなあ」というのが第一印象でした。赤ちゃんみたいに初々しくて瑞々しくて可愛らしかったのに。 36歳にしては肌のたるみとかくすみが気になりました。でもこの役のために艶とか透明感とか無くしたのかな?  復讐ものは嫌いじゃないし、7年前の出来事は罰せられて当然とは思いますが キャシーの場合はその件には関係ない男を酔ったふりしてっていうのがなんかイヤ。偶然ライアンに遭遇しなければあのままってことでしょ。 キャシーも充分異常性を発揮してるように見えるし、一方でライアンを繋ぎ止めようとかするし、何か中途半端で彼女の復讐って 根拠がストレートに伝わらないんですよね。 ニーナの母親に「前に進んで」と言われるんですが、これに大いに賛同しました。 キャシーにとってニーナってどんな存在だったのかしらね、ニーナはキャシーのために存在していたわけではないのにキャシーにはソレを感じてしまいます。死を覚悟してというより死を望んでいたようにも見える。異色だと思いますがあんまり好きじゃない復讐物でした。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-05-14 15:10:17)(良:1票)
4.  フラガール 《ネタバレ》 
かな~り前にラストのダンスシーンだけ観た記憶があったんです。 この監督の作品でエンドロールの文字がピンクっていうのがあったんだとそれにいちばんびっくりしまして、なぜか余計に 李相日監督は信頼できる監督のひとりになりました。こういう映画も撮っていたのね。 16年前となるとやっぱりみんな若いですね~ 王道なんですが実話っていうことで納得できてしまうとこがあります。 うちの息子は蒼井優ちゃんのことがお気に入りのようで中学、高校の頃は部屋に蒼井優ちゃんのポスターが貼ってあったっけ。 あっさりした顔立ちで見た目の強烈さがないぶん、いろんな役柄に対応できる女優さんという印象です。演技力もかなりのものですね。 早苗ちゃんのことも実話なのかな?悲しかったですねぇ。早苗ちゃんにこそラストで踊ってもらいたかったなぁ。 子持ちとしずちゃん、あと二人くらいメンバーの人となりがわかるシーンがあってもよかった、その他のメンバーの扱いが雑なのが気になりました。 厳しい環境、条件の炭鉱の町、ダンス、親の反対。母親が娘のダンスを見て心を動かされる、、、 あのシーンを観てたら「リトル・ダンサー」が観たくなったのでした。炭鉱の町で子供世代が夢に向かうストーリーに外れはないかもね。  口コミで広がり大ヒットになったっていうのがよくわかる作品でした。 新作「流浪の月」も気になります。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-04-26 15:09:39)
5.  ブラッド・シンプル 《ネタバレ》 
30年近く前に1回観ただけで、つい最近再見する機会がありました。フランシス・マクドーマンドが若くてなんか可愛らしいの。 再見することでデビュー作である本作がその後のコーエン兄弟の作品のベースにもなっていることに気付く、ここがうれしかったですね。 赤い大きな看板が出てきた時は感動してしまいました。 それぞれのシーン、ショットがいちいち印象的、アパートの大きな窓のデザインがいい。 いつまで机の上に魚を放置してるのかとか、ワンちゃんはこの後誰が世話をするのかとか、ヘンなとこも気になる。 ストーリーは極めてシンプルなんですが、なぜかストレートにそのまんま言わないし少々イラつくんです。 「何があったの?」「何をしたの?」「殺したの?」と聞かれているのになんではっきり言わないんだろ?? みんな真実を知らないまま思い込みだけでとんだ結末で、コーエン兄弟らしいブラックなユーモア。 期待外れって時もたま~にあるけどコーエン兄弟はやっぱりいいですね、大好きです。未見の作品もまだまだあるので鑑賞していきたいです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2022-03-02 15:00:43)
6.  フランシス・ハ 《ネタバレ》 
まず、フランシス・ハの「ハ」て何よ?これが観るきっかけになりました。 その理由がフランシスの性質を見事に物語っていて、なるほどなと納得。でも全体的にフランス映画で観たことあるような映画っていうのが常にまとわりつくような感覚で、一見オリジナリティがあるようでそうじゃないんですよね。 ここがいちばん気になりまして。その上、主人公のフランシスに好感が持てないのよね。  う~~ん、27歳っていう設定が実に絶妙ですね。 このままずっと女の子してるのかなあ、地に足がついてなくて行き当たりばったりで、その場限りの思い付きのような言葉って感じで、芯が見えないのね。気にならない知人、友人ではあっても、信頼に足りる人物じゃないのね。よく喋る割には話の内容は他人が聞いても面白くないことばかり、ていうか自分のことは棚に上げて何言ってんの?と言いたくなることが多いのよ。 そういう「27歳の女の子」を主人公にもってくるとか、けっこう手厳しいんじゃないかと私は思えました。  あの走るシーンなんですが、レオス・カラックスの「汚れた血」を観てなかったら、フランシスの走るシーンだけは絶賛してかもしれません。ボウイの「モダン・ラブ」でドニ・ラヴァンが疾走するシーンが大好きでそこだけ何回も巻き戻して観た私としては、ちょっと素直に受け取れませんでした。曲までいっしょとはね。
[インターネット(字幕)] 4点(2021-09-11 15:49:43)
7.  ブルックリン 《ネタバレ》 
観る前の予想に反して、泣けた泣けた。 ホームシックになって仕事中も泣きそうなエイリシュ、姉からの手紙を手にして号泣するエイリシュ。手紙を何度も読み返すエイリシュ。知らない人ばかりのニューヨークの雑踏の中で寂し気な表情のエイリシュ、もう泣けて泣けて。 これ入力してる今も思い出して泣ける。 でも自分を愛し特別な存在としてくれるトニーが支えとなり笑顔の接客ができるようになるのね、 すごくよくわかるわぁ。人ってやっぱり拠り所っていうのは必要なんだなと。 けれど、そんなトニーのこともどこか迷いがあって多少成り行きみたいに入籍しちゃう。そして故郷へ帰れば垢抜けて簿記の資格もあるエイリシュに手のひらを返したような好待遇。そりゃそうなったら迷うよね、ひとりになった母親のこともあるし。  そこにミス・ケリー、エイリシュは「ここ」は故郷だけど生きていく場所ではなくなったことをはっきり自覚する。 何かある度に街中に知れ渡り噂になる、放っておいてくれない街なのです。ニューヨークとの決定的な違いってそこなんじゃないかなと。もとから規模が違い過ぎますけどね。自分を気にする人は大切な人たち、限られた人たちだけでいいと思うんですよね。 アメリカ行きの船で偶然相部屋になった人が「帰るんじゃなかった」みたいなことを言ってたけど、その意味が理解できました。母や姉も下宿や職場の人たちもぱっと見はきつそうなんだけど、実は思いやりも優しさもありサラリとしていていいですね、干渉しすぎない人たち。ラストのトニーとの再会のとこでまた泣けた。泣かせようとしてるものは特に無いのにこんだけ泣けた映画は初めてかも。個人的にそこが高評価の理由にもなるかな。 特別なことはないけれど50年代と移民を背景に、ひとりの女の子の自立、成長、自分の人生を掴むというものが丁寧に描かれていていると思います、映像も美しい。アイルランドの色であるグリーンと髪の色のコントラストがいい、トニーと付き合いだしたころからコートの色がグリーンから赤に変わる、船の相部屋のお姉さんも赤いコートだったっけ。 スパゲティを知らなかったエイリシュがアメリカに馴染みだしたサインなのかな?シアーシャ・ローナン自身アイリッシュなんですよね。  トニー役のエモリー・コーエンは初見なんですが、どうかするとジョニー・デップに見えるのよ、特に目が似てる。 ところで簿記を英語でも「ボキ」と聞こえて「bookkeeping」がそのまま日本語になったと知りました、洋画を観て知ったことがまたひとつ増えました。簿記検定の経験はあるけどそんなこと言ってた先生はいなかったような気がする。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2021-05-07 12:53:09)
8.  ファーナス/訣別の朝 《ネタバレ》 
いやまあ、よくこんだけ主役クラスの俳優が揃ったもんだとそれにまず感心してしまいました。 クリスチャン・ベールは端正な顔立ちの英国人俳優で貴族役なんかも似合うように思いますが、実際の役柄はクセがあるとか泥臭さのあるアウトローだったりと、すっかりアメリカの俳優という感じ。 ウディ・ハレルソンは実父がギャング?殺し屋?本人もいろいろと問題を起こしてきた人で、 先入観もあるのか、悪役じゃなくても「ヤバそうな人」という雰囲気が漂っているような。  映画の方なんですが、雰囲気はいいけどストーリー自体はそこまで面白いとは思わなかったです。時代は湾岸戦争後?イラク戦争後?みたいですが、あんな無法地帯がほんとに今もあるの?。。。でも「ウインド・リバー」のこともあるしね。 なんだろう、最近ではあんまり見ないタイプの映画だなと。アウトロー映画ですかね。 真っ先にショーン・ペン初監督作の「インディアン・ランナー」を思い出しました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-04-12 16:55:58)
9.  複製された男
なんかよくわかりませんでしたが、この意味不明さがデヴィッド・リンチみたいだなと。 母親役でイザベラ・ロッセリーニが出てきた時にさらにリンチ感が強くなりました。 なんでもいいけど映像の色彩がイヤでした。せめて映像は美しくしてもらいたかったな。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2021-03-19 14:49:58)
10.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 
ジョディ・フォスターの「フライトプラン」を思い出しました。 本作の方がハチャメチャだけど。でもなんだかよくわからない不思議な説得力がありまして、最後まで観れちゃうんです。やはりそこはリーアム・ニーソンの底力なんだろうなと思われます。  犯人の動機や目的もあんまりよくわからないし、突然機長が毒殺されたんですけれども、どこからどうやって毒が飛んできたのか最後までよくわからず、でも最終的に副パイロットの神業のような着陸がいちばんの見せ場みたいになるとか、その場その場で目立つ人がキチンといて、リーアム・ニーソンの独壇場にはなっていなくて、そこが良いのではないかと感じます。 女性協力者はCA役で出演のレディ・メアリーだけでよかったような気はします、神業副パイロットとデキてたのよね。ジュリアン・ムーアはいてもいなくてもどっちでもよかったような気はしました。でもこの二人の女を最初からなんかありそうに感じる表情とか行動にしてあるのよね。とにかく「国際線1年間無料」に笑った。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-19 14:31:52)
11.  ふたりの女王 メアリーとエリザベス 《ネタバレ》 
シアーシャ・ローナンもマーゴット・ロビーも文句の付けようがない女王振りでした。 史実にわりと忠実なんだろうなとは思うけど、時間の経過がわかりにくいんですよね。メアリーがスコットランドに戻って処刑されるまで20年以上たっていると思うんですが、その時間を感じないところが奥を感じないになってしまうような気がします。よけいに駆け足になってしまうというか。それでもなぜかイングランド王室モノは面白いです、メアリーだらけで混乱するけど。 ところで黒人の臣下とアジア人の侍女ってどうなの? 平等っていうのはわかるのよ、でもいくらなんでも16世紀のイングランド王室でそこまでしなきゃいけないんですかね。 なんかいちばん矛盾を感じるところでした。  エリザベス1世は処刑されたアン・ブーリンの娘、次のイングランド、スコットランドの王がやはり処刑されたメアリーの息子ジェームズ、それ以降現在のエリザベス2世までメアリー・スチュワートの直系だというこの事実が凄いわ。 やったやられたを繰り返すも王座はきちんと継承されているのね。 God Save The Queenだわね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-18 21:48:44)(良:2票)
12.  ファースト・マン 《ネタバレ》 
人類初の月面着陸を果たしたアポロ11号と宇宙飛行士たち、なのに地味でエンターテイメント性はほぼ無し。失敗した「アポロ13」とは違い過ぎてびっくりした。 なぜアームストロング船長役にライアン・ゴズリングがキャスティングなのかよーくわかりました。 華々しいヒーローじゃなくて苦悩の人という感じで描かれているわけだからね。語らずともその複雑な内面を演じるゴズリングなんです。 ソビエトに遅れをとり、なにがなんでも月には先に行く、これがあれだけの犠牲者を出す原因のひとつとも思われ、「白人が月に行く」スピーチはインパクトがあり、いよいよ月面着陸というシーンでは「カプリコン1」が浮かび、今まで観た宇宙へ行く映画のなかでは最も考えさせられる映画だったことは確かです。 描き方を大きく変えたことで成功はしてると思います、でもスピード感とハラハラ感と爽快感を味わいたい人には期待外れな作品だと思います。 ところでゴズリングがはっちゃけてる主演映画ってないのかな??
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-19 14:34:14)
13.  プライドと偏見 《ネタバレ》 
イギリスのこの時代の恋愛ものっていうのは如何にして金持ち男と結婚するかっていうのは外せないんですね。女には相続権がないので、息子がいなければ今住んでいる屋敷や領地は会ったこともないような遠縁の男の物、理不尽ですよねえ。  ところでこの映画版の「高慢と偏見」姉妹の中心はキーラ・ナイトレイにロザムンド・パイクという文句なしの美形です。 近年はTVドラマで渋い女刑事役のブレンダ・ブレッシンですが、愚かしいベネット夫人を少々イラつくあの甘ったるい声で演じているのを見て「秘密と嘘」を思い出したのでした。 う~~ん、たぶん英国ではドラマで演じたコリン・ファースが今もミスター・ダーシーだろうからやりにくかったんじゃないかと、へんなことが気になってしまいました。やっぱりコリン・ファースに比べて地味というか、超イケメンだけど気位の高い不愛想な大金持ちの領主というより小作人といったほうが合うようなルックスなのね。 びしょ濡れのミスター・ダーシーはきっちり押さえてあったのですけどね。 ところでこの映画、英国時代物としてはなぜかロケーションがあまり美しくないのです。ベネット家の内装や食事シーン、ヘアメイクに衣装などなどあまりにもきれいじゃないし、行儀も悪すぎです。ストーリーよりもそういうところが気になってしかたなかったです。 ラストがドナルド・サザーランドのショットで終わるっていうのも以外でしたねぇ、娘が将来路頭に迷うかもという不安が軽くなったお父さんの安堵ってことだろうか・・・ しかしながらこのような、これといった悪人のいない必ずハッピーエンドになる映画というのは安らぎます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-10-17 14:04:23)
14.  プリデスティネーション 《ネタバレ》 
全く予備知識なし、あんまり得意じゃないSFと言う文字が解説にあったのでイーサン・ホークが主演じゃなかったら観てないと思う。 年代を整理するために2回観ました、だって頻繁にジャンプするんでそのうちワケがわからなくなってくるんです。 まずですね、バーでのジョンなんですが本人が告白するまでわからなかったです。なんか爬虫類っぽい顔してるなとは思ったんですが、疑いもしなかったわけでこれがこの作品の最も凄いとこだと思う次第です。 以降かなりネタバレです  イーサン・ホークは爆発で負傷してあの顔になってバーテンダー 最初の爆発シーンで映しだされた「目」、ジェーンが登場した時に同じ「目」だと気付く ジェーンはジョンで爆弾処理してた?だからジョン=バーテンダーは確定 しかし同じ年代同じ場所、同時刻に存在するというのが個人的にはどうにも腑に落ちずモヤモヤ  他の方も仰るように、顔の手術のシーンを最初に持ってこないほうがよかったんじゃないかなとも思えます。 目が同じだと気付いた時点で同一人物だとわかっちゃったとこがなんか悔しいんですよね、もっと後になってから知りたかったです。 どこからが始まりなのかどこで終わりなのか、それとも終わりのない輪廻でしかも自分ひとりという。 しかし子供の誕生までそういうことにするのはキツイんじゃないですかね、いくら他人と極力関わるわけにはいかないとしてもですよ、ちょっと無理があるんじゃないかと感じます。この点はどうにか話を横へ持っていけなかったのかなあと。 でも観る前の予想を遥かに凌ぐ面白さだったことは確かです、タイムスリップする装置がバイオリンケースみたいなのがよかった。3回目も観てみるつもりです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-07-07 23:12:13)
15.  ファイティング・ダディ 怒りの除雪車 《ネタバレ》 
先にリメイクのほうを観たんですが、オリジナルに忠実だったんですねぇ。 こっちは北欧ならではの会話が面白いの。バナナがあるから食うには困らないとか、会話の他にもタランティーノを彷彿とさせるところがありますね。 苦労知らずの二代目ボスの浅はかさで理不尽に息子を殺されてしまった二人の父親っていうのは辛いんですが、ボスを裏切るその理由が何か可笑し悲しいものがあり、ここがいちばん予想外の展開でした。うん、面白い映画です。 それにしても見事なノルウェーの雪景色、寒いし税金は高いらしいけどなかなか豊かな国のようだ。 セルビア人に言わせれば刑務所も居心地がいいらしい。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-05-05 01:27:39)(良:1票)
16.  フィルス 《ネタバレ》 
ひとりの刑事が破滅していく姿をきわどくスタイリッシュに描こうとした品性に欠け過ぎてるブラックコメディ。そんな映画でした。 最初はハチャメチャ刑事のブラックだけどホンワカもありのコメディなのかと思っていたら、徐々に人格障害を患っているんじゃないかと感じられ、過去や現在の状況が明かされていく。でもそれがかなり笑えない現実なんです、それを上手くブラックコメディにできなかったと思います。ていうかコメディにする必要があったんですかねぇ。 途中で挫折しなかった理由はキャストです。まず主演のジェームズ・マカヴォイ、キレた演技が良いです。今さらだけどほんとにラッセル・クロウに似てる。 「リトル・ダンサー」のビリーと父さんまでいるし。キャストの顔ぶれを見るのが実に楽しかったです。 フィルス。。。不潔、堕落、卑猥、、、俗語で警察の意味もあるらしい。まさにそういう映画でした。 コレ、もっと違う撮り方してたらかなりいい映画になったんじゃないかと思えまして、それが残念。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-04-28 17:46:01)
17.  ブロードウェイと銃弾 《ネタバレ》 
この作品、ずっと以前に録画したビデオもあったけど観ずに処分してしまった。そして5年前にHDD録画したままになっていた。そして本日やっと観ました。もう滅茶苦茶面白い、面白過ぎてひとりで観ながら声出して笑ってしまった。 キャストもそしてそれぞれのキャラも誰もかれも濃くて可笑しい、アップになることがあまりなくて声で誰かわかったのがジェニファー・ティリーとハーヴェイ・ファイアスタインだった。ジョー・ヴィテレッリはやはりギャングだ、ギャング役以外で出ている映画ってあるんだろうか。ジョン・キューザックはあたふたする役柄が似合う。 とにかくチャズ・パルミンテリ演じるギャングの用心棒チーチの存在、こんな展開になるとはまったく予想していなかったので話が進んでいけばいくほど面白くなっていく。 チーチの自分の美しい芝居への拘り具合は邪魔な女優を葬り、死に際にまでラストのセリフを修正しろと言い残す。 天才的アーティストってチーチみたいな人なのかもしれない。デヴィッドはエレンと故郷に帰って結婚することを選ぶ。 成功を夢見てブロードウェイに集まる自称アーティストをアレンは数多く見てきたんだろうな、アレン自身に投影されてる部分もあるのかしら。「アーティストとは」それが面白可笑しく描かれていると思います、傑作です。 とにかく「アーティスト」なんです「Don't Speak」も忘れちゃいけないですね。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2020-04-12 17:23:03)(良:1票)
18.  フラワーショウ!
実話ですしいい話だと思いますが、映画とすれば描きこみが足りないといいますか、 上っ面だけなぞったような印象で感動まではしませんでした。エチオピアのシーンが少々長いと思う。 それにメアリー役の女優さんに魅力を感じなかったんですね。 ナチュラルガーデンは素敵です、でもイギリス、アイルランドみたいに夏になっても 蚊に刺されないような国だからこそ、ああいった庭造りができるのよね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-17 16:30:51)(良:1票)
19.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 
この当時、監督は「セブン」のデヴィッド・フィンチャー、ブラピにエドワード・ノートンが出てる映画にも関わらず、20年たってやっと観ました。 観る機会は何度もあったんですが、なんで観なかったんだろう。 その理由はたぶんヘレナ・ボナム・カーターかもしれないと気付きました。 私、昔からわからないのよ、彼女の何がいいのか。 往年のと呼ばれる女優にいそうなルックスで、だからコスチュームものは良く似合うと思うんですよ。 本作でも所々で現れるんですけどアバンギャルドさがワザとらしくて好きじゃないです。  で、映画なんですが「僕」ジャックの自傷、多重人格、テロ行為の成り行きを見たわけなんですが、 そのくせ生への執着もかなりあるみたいで、あんな撃ち方したら死ぬでしょ、普通。 いや、実際は死んだのかもね。 ていうか、現実は「〇〇の会」くらいであとは妄想かもね、 例の画像が出て唐突に終了っていうのでそんな風にも思いました。  前半はかなり面白かったです、ボブがあそこまで絡んでくるとはね。 中盤あたりのタイラーとの絡みがちょっとクドイというか、流れが破綻しかけるのが気になったけど、 私これはコメディだと思います。全編通してユーモアのセンスが最高です、というか好きなタイプのジョークなんです。 気付いたらあっちにもこっちにもクラブができてるわ、行く先々に仲間はいるわ、下僕のようだわってもう笑うしかないでしょ。  「ゲーム」とタイプは似てるんですけど、かなり進化して名作と言われれる作品になったと思いました。 ブラピもかっこいいけど、エドワード・ノートンという俳優のキャラと演技が素晴らしい。 面白い映画です、手作り石鹸を見るたびに思い出しそうです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2020-02-12 17:00:59)
20.  ブルーバレンタイン 《ネタバレ》 
はい、この若い夫婦がダメになるのって当たり前です、ダメになる条件満載じゃないですか。  まずシンディの周りには父親をはじめ、DV、モラハラをプンプン匂わせた男しかいないんです。そして彼女には女友だちがひとりも出てこない。父親がいちばん影響してるんでしょう、父親の暴言を浴びてもじっとしている母親、両親には何も期待できない環境で彼女はいつも優しいおばあちゃんが大好きだ。そしてシンディの男遍歴の多さ、妊娠してもはっきりディーンの子だと確信が持てないんです。 知り合ったばかりの男は大抵、非常に優しいものです、シンディは優しい男に父性を感じすぐ堕ちる。  しかし女というものは子どもを産むと超現実的になるのです、朝から酒を飲みしっかりとした定職に就かず、生活力の無いディーン、そして世間から隔離されているような場所にある住居、他人との接触が極力ない環境に家族を置くディーン、これは支配です。飼い犬まで逃げ出すんですよ?シンディのちょっとしたひと言にとことん食い下がって追い詰めるディーン。勤め先のクリニックでの騒ぎは異常でしょ。ディーンの言動は見ているこっちまでイライラし、突き飛ばして逃げ出したくなります。 娘はまだ幼いので無条件に父親を慕うけれど成長して反抗期を迎え、ボーイフレンドでもできたらどうなるやらです。 シンディが耐えられなくなるのは当たり前です、しかしシンディはあの父親と絶縁はしてないんですよね、母親はどうなった? 通常あのような父親とは大人になれば疎遠となるものです。 カウンセリングを受けたほうがいい人ばかりなんです、アメリカはそっちの方はかなり進歩してるはずだしシンディは医療系の仕事をしてるのになんでそうしないんだろ? ひとり去っていくディーンですが、これで終わるとは思えませんね。娘のフランキーのボブヘアがおしゃれで可愛かったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-04-07 14:49:12)
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