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チャーリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 552

評価順123
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1.  ブレックファスト・クラブ
これはとっても意義の大きい映画。80年代中期に流行した青春映画群の中では抜群に大きな意義がある。それは若手俳優の演技のみで全編押し切ってしまった点にある。それでいてキチッと見せ場を作っているあたりはお見事。当時の若手スターは実力も求められていたことを明らかに示している。全編スピーディーで実にテンポの良い映画だ。シナリオ完成の時点で、かなり良く出来たものだったのかもしれないが、いずれにしても役者が揃っていなければ、これだけのクオリティは誇れなかっただろう。
9点(2002-08-07 00:44:21)(良:1票)
2.  ブロンコ・ビリー
イーストウッドの手腕を地味に発揮した隠れた秀作。ショーでイーストウッドが見せるパフォーマンス・シーンは圧巻でナイフ投げや銃で皿を割るといったシーンには緊張感があり、素晴らしいと思いますよ。物語の筋書きは単純なものではあるが、イーストウッドだからこそ見せることが出来た作品であり見どころはたいへん多いと思う。S・ロックの紅一点な魅力も忘れ難いですね。
8点(2002-06-23 19:31:24)
3.  不滅の恋/ベートーヴェン
確かに映画は映画なのですが、それはそれで大胆なストーリー構成が逆に映画の魅力となっているのだから妥当な作品でしょう。雰囲気作りがたいへん上手く、主演のG・オールドマンも熱演なのでミスキャストではないと思う。しかし、“不滅の恋人”の正体が...個人的にはキツいね、この映画の場合。チョット納得いかない。。。
8点(2002-06-16 10:52:46)
4.  不法侵入
私は警官のレイ・リオッタの善人っぽい面をもっと描いておいた方が良かったと思います。プライベートの描写になると彼がダーティな刑事であることが明確であり、彼がクリーンな刑事だと信じ込む主人公夫婦の認識が私には信じられなかった。特に食事に招待された時の服装からして彼が着込むと、何故かダーティな雰囲気が漂い過ぎている。もちろん彼のサイコな芝居は申し分なく熱演だとは思う。映画としては単純なストーキング映画にR・リオッタとM・ストウの美貌が加わったことによって、見離せない緊張感が加わり、実に引き締まった映像である。
8点(2002-05-29 23:59:14)
5.  15ミニッツ
予告編での致命的なネタバレが無ければ・・・とも考えましたが、あのネタバレが無くても私はこの映画を素直に楽しめなかったと思います。デ・ニーロもE・バーンズも好演ですが、後半の強引なストーリー展開には閉口。クライマックスの仰々しさと、そしてドライなユーモアというパターンには呆れてしまい、素直に楽しめませんでした。マスメディアへの批判というメッセージ性も安直過ぎて、この映画の中ではマスメディアの過熱報道を誇張して描いています。着想点の良さの割には、中身は少し大袈裟です。これはそういうことも全部ひっくるめて皮肉る映画なのかな?
5点(2002-05-26 19:38:14)(良:1票)
6.  プルーフ・オブ・ライフ
ご指摘の方が多いように、ジャンル的には「あっち手をつけ、こっち手をつけ」って感じなので中途半端で凄く気になりました。作り手が一番どこを観て欲しいのかよく分からないんですよ。決して題材はつまらないものではなく、人質交渉人というツラい立場の男をR・クロウがスマートに好演してるんですけど、かなり人質となったD・モースに関する描写にも力が入っているので、予想していたものとかなり違った。そこで浮いてるのがM・ライアンの存在。別に彼女に問題があるわけじゃないけど、もっと登場シーンを増やしても良かったと思う。あんまり登場してくることに必然性を見出せない演出で散漫な気がしてならなかった。作品の出来としてはまずまずだとは思うけど、タコの足のようにいろんなジャンルに手をつけても、あまり良いことが無いという好例だと思います。
6点(2002-05-15 00:30:52)
7.  ブラックホーク・ダウン
正直期待してたものと大きく異なり、少し落胆させられました。上映時間2時間25分、4分の3は市街地を中心にしたリアルな戦闘シーンです。しかし残りの4分の1は無理矢理ドラマ性を出そうとしているように感じてしまい、残念ながらダラダラ、ダラダラした妙な不満が残りました。この辺はブラッカイマーお得意のスタイルである程度、予想済みって感じでしたが、やはり物語の4分の3くらいがブラッカイマー印にしては珍しく硬派な内容なので、ここはリド・スコに最後まで頑張ってもらいたかったです。セミ・ドキュメンタリーも悪くない手法なだけに、無駄なエピソードは必要なかったです。驚くべきほどクールな視点、もう少し頑張れば私の中では「フレンチ・コネクション」並みのクールさを誇ったことだろう。
6点(2002-05-11 23:50:25)
8.  ブレイブハート
壮大なスケールで俳優M・ギブソンがメガホンを取った史劇の傑作ですね。前作「顔のない天使」での演出もなかなかのものですが、とにかくこの映画では大量のエキストラ導入などスケールの大きな演出が圧倒的な力を持たせる。ですが一つ言えば戦闘シーンが長く、地味に残酷な描写が多いため、最後の方では大味なシーン演出が多かった気がするのと、ストーリーを細かく見ていくと前半がやや退屈。しかし、90年代が誇る秀作であることは間違いなし!
9点(2002-04-08 18:30:22)
9.  フルメタル・ジャケット
凄まじいまでのリアリズムに基づいた作品。時に人は、目の前にある現実を目の当たりにすると恐怖をおぼえる時があると言うが、正にこの映画が表現したのはそういうコト。ただ前半の執拗な軍部での演出に比べ、後半の戦地での演出が弱い。残念ながら戦地での演出にかけては、キューブリック以上のものを演出できるディレクターがいるので、前半の訓練のシーンで全編押し通してしまえば良かったのにという口惜しさを感じている。
8点(2002-02-05 19:18:27)
10.  ファイト・クラブ
たいへんよく出来た映画だとは思うけれども、この手の映画としては、あまりに遊びすぎてテーマが散漫になってしまい、残念ながら革命的な映画にはなっていないと思う。B・ピット、E・ノートン、H・ボナム・カーターの3人は申し分の無いキレっぷりで、特に終盤の芝居は目を見張るものがあった。だが、どうでもいいんだが少し中盤が冗長。
8点(2002-01-29 21:15:05)
11.  フローレス
なかなかよく出来た映画だったように思う。やはりデ・ニーロにP・S・ホフマンは好演で、観ていて見応えがある。ベッドでのデ・ニーロと恋人とのやり取りで「あら、そんなコト言ってくれるなんて、よっぽど素敵な女性ね」(恋人)、「何で女性とわかった?」(デ・ニーロ)、「あら女性じゃないの? 男性?」(恋人)という会話があったように、所々にニヤリとさせられる演出が巧さを感じた。ただ、少しだけ物語の焦点ボケは否めないが...。
8点(2001-12-28 14:34:34)
12.  ブラック・サンデー
J・フランケンハイマー監督の力強い演出に引っ張られること2時間20分。前半は「ジャッカルの日」のようにテロリストの綿密な下準備を描き、後半では一気に迫力のアクション描写へと転化させるという極上のエンターテイメント。イスラエルの部隊の隊長を演じたロバート・ショーの熱演もさることながら、米軍退役軍人を演じたブルース・ダーンの狂気の演技はハマリ役中のハマリ役。それと同時に徹底したドキュメンタリー・タッチという手法を貫き、それでいて極上のエンターテイメント映画へと昇華させたJ・フランケンハイマーも称えられるべきだ。日本劇場未公開作とはまったくもって残念な力作だ。
9点(2001-12-27 17:53:41)
13.  ブロンクス物語/愛につつまれた街
チャズ・パルミンテリが持ち寄ったシナリオを演技派俳優デ・ニーロが初めてメガホンを取ったという青春ドラマの秀作。厳格な親父のロレンツォを別に憎んでいるわけじゃない、だが街で怖れられているソニーは僕を信用してくれる。そんな多感な思春期に生きる青年の微妙な年頃を繊細なタッチで描いたデ・ニーロの初監督作とはとても思えないほど完成度が高い作品です。チャズ・パルミンテリ演じるソニーというキャラクターも“第二の父親”的な存在として象徴的に描くことによって、少しばかりいつもと違うダウンタウン・ストーリーとなっている。“良心的な「グッドフェローズ」”という位置付けが私は合っていると思う。
10点(2001-12-03 19:53:31)
14.  54 フィフティ★フォー
本当に点数付けるのは困りましたね、この映画は。何って言うんだろうか、自分的には少々物足りなさを感じた。正直言ってこの手の映画の傑作とされている「ブギーナイツ」も良さがあまり判っていないのだが、比べてみると明らかに「ブギーナイツ」の方が迫力もあったし、充実感もあったと思います。ただマイク・マイヤーズの徹底的な汚れ役の熱演は思わぬ収穫。
5点(2001-11-21 18:31:00)
15.  ブルースカイ(1994)
トニー・リチャードソン監督が亡くなってしまい、色々な権利問題でしばらくの間お蔵入りになっていた作品。ジェシカ・ラングが2度目のオスカー・ゲットも納得の熱演ぶりで、特に序盤の彼女の演技には目を見張る物があった。物語としては、古びた感じのする作品だし、これといって特筆できる面は少なかったように記憶しています。ところが中盤、夫が強制入院になってしまうエピソードから急激にスリリングになっていく。なかなか見応えのあるメロドラマ的作品です。
8点(2001-10-31 22:25:30)
16.  フェイク
とにかくアル・パチーノが渋い。エピソードの節々で泣かせるポイントがあり、緩急の効いている演出が正にツボをおさえている。ただカッコ良く終わらせて欲しかった映画だったのに、ラスト5分は編集の順番を間違えたようで、なんだかチグハグした印象を受けた。それだけが心残り。
9点(2001-10-08 22:51:54)
17.  ファール・プレイ
素晴らしいの一言に尽きる映画です。若き日のゴールディ・ホーンが本当にチャーミング!(今もあんまり変わらないけど) さらにスタンリー役のダドリー・ムーアが散々笑わしてくれるので面白さは最高潮。ヒッチコックへのオマージュとも言われる程、サスペンス映画としてもなかなかの作品なのでお勧め。それにしてもあの日本人老夫婦怖うぇー。
9点(2001-09-29 15:00:55)
18.  ブルースが聞こえる
ニール・サイモンの脚本を丁寧に映像化した戦争ドラマ。厳しい軍隊での過酷な日々を、時には暖かく時にはシニカルに見つめたなかなかの佳作であり、特に助演のクリストファー・ウォーケンが憎らしくも部下思いの軍曹を好演している。ただ内面的(精神的)な葛藤のみの描写に終始しているので、訓練の肉体的な葛藤及び苦痛の描写が少ない。その分だけ少しだけ勿体ない気がする。
8点(2001-09-19 19:35:29)
19.  プライベート・ライアン
これは間違いなく自分の中では「シンドラーのリスト」を遥かに越えています。同年公開された「シン・レッド・ライン」がテレンス・マリック監督の独特な世界だったために、イマイチ乗れずこの映画を観た。冒頭の30分にわたる戦闘シーンが圧巻であるのは周知の事実で、中盤の淡々としたシュールな戦場のむごさ、残酷さを描いた後、ラスト20分の戦闘シーンに再び激化させていくスピルバーグの手腕はお見事としか言いようがない。(↓)の方で米軍のプロパカンダ映画という指摘がありましたが、私は全く逆。アメリカ軍人という人物像を主人公に据えながらも、戦争の残酷さを象徴させた上で、あまり主観的なメッセージにせずに客観的な冷徹な視点で描かれていると思う。何故アカデミー作品賞が獲れなかったのか? やっぱりハリウッドはコスチューム・プレイが好きなのか?(関係ないネタでした、すみません)
9点(2001-09-15 00:10:30)
20.  PLANET OF THE APES/猿の惑星
あ、あれ?あれれ?なんか、これ面白かったぞぉい。我が地域限定のおすぎのラジオ番組でケチョンチョンに酷評されていたのを聞いて観たので、全然期待しないで観たのが大正解。ホントに性懲りのないティム・バートンが作った大がかりなギャグ映画だと思えば、全然面白かった。エンディングだったバートン監督なりに考えた結果なんでしょうね。オリジナル「猿の惑星」の続編で使用したドンデン返しみたいなのを再現してる。オチはそれなりにいいと思った。
8点(2001-09-02 21:58:13)
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