1. フローズン
ネタバレ ヘビーなゴア描写の連発にドキドキ。しかしせっかくのシチュエーションなのに、「白い雪に真っ赤な血」といった絵画的な美学は皆無。「リフトの下の雪って柔らかいよね?」とか「なんでスキー場にオオカミが?」といった初歩的なツッコミが次から次へと湧いてくるせいで、没入感もいまいち。 リンチがパーカーを邪魔者扱いするくだりがあまりにもしつこいので、「あ、リンチは実はゲイで、ダンを好きなのかな?」と思ったらそんなこともなく、やかましく泣き叫ぶパーカーのお荷物っぷりに「きっと後半でとんでもない強さを見せるんだろうな」と思ったらそんなこともなく、 前半で行方不明者ポスターを意味ありげに映していたので「オオカミに食べられているのは行方不明者で、リンチは生きているんだろうな」と思ったらそんなこともなかった。すべての事象が垂れ流し的に起こり、どこにも収束せず終わる。つかみどころのない映画。 [インターネット(字幕)] 4点(2025-07-23 00:55:49)★《新規》★ |