1. ぼくらの七日間戦争(1988)
まぁアレだ。要するに本作をステップにして大成した者が現在では「誰もいない」ってコトが全てを物語ってるってこったな、ウン。あ、中学生役の連中での話だけどさ。監督もコレ以外何撮ったっての??ノスタルジーに5点~! 5点(2003-12-14 13:36:56) |
2. 北斎漫画
いやぁ、ぐるぐる殿の甘酸っぱい思い出に水を差すようで申し訳ないですが、本作はクオリティの点で正直キビシイものがありました。この80年代前後はかつての邦画界を代表した名匠たちが軒並み迷作を放った時期です。今井正の「妖婆」しかり、市川崑の「竹取物語」しかり、そして新藤兼人も…例外ではなかったのです。浮世絵の傑作「富嶽三十六景」に纏わるエピソードを堪能できる!と思いきやアッサリ端折り、ジジイになった北斎が全裸の樋口可南子に絡み付くタコの絵を書く妄想シーンと田中裕子のハダカがメインディッシュとは…絶句。アレじゃ北斎が春画や枕絵ばっかり描いてる只のエロジジイにしか見えないッス。比較的良かったのは中島伊勢役のフランキー堺くらいじゃ高得点は無理ですな。殊にクライマックスの絡み付くタコは失笑モノ!!まぁ誰しも凡作はあるさってコトで済みませんが5点。 5点(2003-11-15 03:40:58) |
3. ポパイ
ディズニーもアニメの実写版を制作するのに、ロバート・アルトマンを起用するセンスは…理解不能。現在のCG等を駆使したSFXなら兎も角、チャチい特殊メイクの、あのブッとい腕は…何というか、その、ロビン・ウィリアムズ哀れ。因みにヒロインのオリーブを演じた女優はシェリー・デュバル。他にはキューブリックの「シャイニング」でのニコルスンの妻役なんかで有名かな。群像劇が大好きなアルトマンにとって、主要キャストがポパイ・オリーブ・ブルートの三人に限定された本作では如何ともし難かったか…。ま、少なくとも私ゃコレ観るくらいならアニメの方を観るね。ロビンの意外な過去をどうしても知りたい!!という奇特な方には必見の迷作中の迷作。申し訳ないけど5点ッス。 5点(2003-03-12 00:22:48) |
4. 暴走機関車
(60年代の)黒澤が撮ってりゃナァ…と思っただけ。あと、ジョン・ボイトはJon Voightなんであって「ボイド」じゃないよ。ご参考までに。 6点(2003-03-08 02:09:10)(良:1票) |
5. ポルターガイスト(1982)
だーーかーーらーー逃げろよ、引っ越せよ!!!こんな気色悪い住宅地なんか!!ナニ考えてんの?? 6点(2003-01-31 16:41:53) |
6. ホワイトナイツ/白夜
バリシニコフのバレエシーンは確かに圧巻なんだが、グレゴリー・ハインズのタップは…悪いけどアステアの洗練されたステップと比較すると月とスッポン!なので今イチドラマも盛り上がらず。イザベラ・ロッセリーニは「カサブランカ」の母バーグマンを意識したかの如き役作りが何とも微笑ましい。 6点(2003-01-19 01:28:43) |