Menu
 > レビュワー
 > FSS さんの口コミ一覧
FSSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 854
性別 男性
自己紹介 <レビュアー引退について>

他の方にとってはどうでもいい事ですが(笑)、
こちらでのレビュアーを引退させて頂きます。
理由はあまり映画自体を見なくなった事と、
結局、映画以外にもレビューを書けるAmazonが
レビュー投稿の中心になってしまった事ですね。

長い間、お世話になりました。 2021/11/27
   
<ジャンルの好みについて>

・好きなジャンルは「ホラー」「サスペンス」「ミステリー」。
・嫌いなジャンルは「ミュージカル」「恋愛」「韓国映画」「感動押し付け系」。
・どちらでもないのは「アクション」「SF」「コメディ」「時代劇」。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ポセイドン(2006) 《ネタバレ》 
実はオリジナルを見たことが無いので比較は出来ないけど、パニックものとして無駄も少なくシンプルにまとまっている佳作だと思う。  人間描写が浅いのは確かだけど、濃密な人間ドラマはオリジナルに任せておいて、娯楽作品としてCG技術を活用しつつビジュアル面を強化し、「どうやって生き延び、どうやって逃げ出すか」という部分を前面に持ってきた割り切った作り方は、リメイクの方向性として正しいと思う。個人的にはあまりクドクドしく人間ドラマをやられるよりも、脱出の過程において最低限の人間性を描くに止めておく方が、むしろこういう緊急状況では自然に思える。  どちらにしろ二時間程度の短時間で複数の登場人物の背景を中途半端に語るよりは、スッパリと切るところは切って、見る者の想像に任せた方が良い場合もあるはず。黒人船長と女性シンガーが良い例。あの状況だからこそ、何も語らせない最期の抱擁にはグッと来る。あそこでダラダラと最期の語らいを始められたら一気にシラけただろう。  展開にはかなりのご都合主義が見えるものの、船の構造や備品を利用して脱出する過程はよく考えられていて、それなりに楽しめた。
[DVD(吹替)] 6点(2007-02-25 04:59:47)(良:1票)
2.  香港国際警察/NEW POLICE STORY 《ネタバレ》 
個人的にはちょっとここの評価は高すぎる気がする。  実にジャッキーらしい身体を張ったアクション映画ではあるが、今どき「何も不自由の無い生活をしているはずの若者がゲーム感覚で強盗や殺人をしている」というプロットがあまりにも陳腐だし、そこから社会批判に繋げるというのは紋切り型すぎる。何より、そういう重いテーマ性とジャッキーの娯楽色の強いアクションは基本的に相性が悪い。また、そのアクション演出もさすがにマンネリ気味で、ほとんど自己パロディの域。肝心の登場人物の背景描写もステレオタイプなので感情移入も出来ない。  最初の制圧に失敗した後のジャッキーの落ちぶれっぷりは、ほとんどコントにしか見えなかった(酒瓶を片手に目は虚ろで繁華街を彷徨いながら、「オレなんかどうなってもいいんだ」的な空虚感を漂わせ、チンピラにボコられる)。まさに「落ちぶれ表現」の記号に満ちた黄金パターン(笑)。  いつものアクションも年齢の割りにはキレがあって頑張ってるのは分かるけど、はっきり言ってワンパターンで、もはや新鮮味は皆無。また、型通りの動きを再現しているカンフーは、ふたりの動きに整合が取れていない時があり、不自然に見えるシーンが多かった(相手の蹴りよりも若干早めにジャンプで避ける動作に入っていたりetc.)。  そして既述したように、リアリティとは対極にあるような、ハデに見せる事が目的化しているジャッキーアクションは、ともすればふざけているようにも見えてしまい、シリアスな内容とのギャップが生じている。  途中の二階建てバスが街中を暴走するシーンなども迫力はあるが、客が乗っている以上、ギリギリで止まる事が分かり切っている「お約束」に裏打ちされた旧来型のカースタントでしかなく、掛けた手間や金ほどには効果を上げていない。そう言う意味での工夫や意外性が無い。  婚約者に仕掛けられた時限爆弾が爆発するシーンもしつこい。あそこは「無事解除できて良かったね」で良いじゃん。ドンデン返し的な演出のつもりかも知れないが、それまでにも散々人が死んでるんだから、ラスト近くまで来て、わざわざ女性の顔にまで火傷を残すような悲劇性を上乗せする必要は無い。そんな事に時間を掛けるくらいなら、各キャラの人物描写や謎解きなど、もっと丁寧に描くべき要素が他にいくらでもあるはず。 
[地上波(吹替)] 4点(2006-10-11 13:44:37)(良:1票)
3.  ボーン・スプレマシー 《ネタバレ》 
まずストーリー云々以前に、あの一秒に一回くらいのペースでコロコロ場面が転換する、落ち着きの無いカット割りに辟易。おまけに画面がブレまくるので、見ていて頭が痛くなった。これが大きなマイナス。その場の臨場感や迫力を出すためだろうけど、やり過ぎ。何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」。監督が見る側の立場を考えていないのがよく分かる。  で、肝心のストーリーはと言えば、「可もなく不可もなし」と言うしかない。ちょっとした謎解きやカーチェイス、アクションはあれど、娯楽映画として見ると、どれもこれも突出している部分は見当たらず中途半端な印象。  ストーリー展開もキャラクターの設定上、仕方ないとは言え終始逃げ回っているだけなので飽きてくる。そこそこリアリティはあるけど、娯楽作品として犠牲にされている部分も多く、色々と突っ込みたくなる所もチラホラ。黒幕にも意外性が無いし、終わり方も中途半端。  この手のジャンルとマット・デイモンが好きな人にならお奨めできるけど、そうじゃない人にとっては、はっきり言って、見ても見なくてもどっちでもいい作品。個人的にはマット・デイモンにまったく魅力を感じないので、この点数で。 
[DVD(字幕)] 3点(2006-02-26 14:58:54)
4.  ボルケーノ 《ネタバレ》 
溶岩の表現は良く出来ていたけど、災害パニック映画としてスケールが小さく、ストーリー展開の起承転結もあまりにもよくあるパターンで、その先が読めまくるご都合主義的な展開の連続と、露骨な自己犠牲精神による感動の押し付けにはうんざり。  主人公は元より、爆発直前まで他人の子供を探す娘、何かに取り憑かれた様に治療を続ける女医、ボランティアで駆けつける獣医、他人を助けるため溶岩に飛び込んで死ぬ消防隊員など、「自分の命も顧みず人助けをする」という、ご立派な人間ばかりで、その「自己犠牲精神」の押し付けが癇に障る。特に女医の言動は、人助けをしている自分に陶酔しているとしか思えない。まるで、ニュースでよく見る「自己実現のために人助けが目的化しているボランティア」を見ているような白々とした気分になる。  登場人物にも白人以外に黒人やアジア人を適度なバランスで配置したり、ラストの子供の「みんな同じ顔だよ」というセリフなど、いかにも「アメリカ人はこういう災害時も一致団結して対応し、人種差別もしません」、というプロパガンダを狙ったとしか思えないほどあからさま。先日のハリケーン被害に対する対応とのあまりのギャップに失笑を禁じ得ない。
[地上波(吹替)] 2点(2005-09-28 22:26:40)
5.  ぼくは怖くない 《ネタバレ》 
「スタンドバイミー」とは似て非なる作品。今作の方が深刻度は高いものの、その分、起こる事件が少し突飛で、「誰でも感情移入できる」という訳にはいかないが、少年の成長の物語としては相通ずるものがある。  子供たちを取り巻く広大な麦畑とよそよそしいまでの青空は、その広がりの中で自由に走り回る事を許容しながら、広漠とした世界の中で彼らを拘束もしている。そしてそのコントラストは、小さな片田舎の村と家庭に縛りつけられている子供たちの立場と心象をも象徴している。  自分たちの信じていた大人の世界の裏側を垣間見ることの恐怖は、子供が精神的に成長するためには避けては通れない儀式でもあるだろう。   ただ残念なのは、事件を通して活躍するのも、悩むのも、成長するのも、すべて主人公の少年だけで、せっかく他に友人たちがいるのに、まったく彼らに「出番」が無いという点。いいキャラが揃っていただけに、非常にもったいなく感じた。主人公と共に彼らの友情と成長を描くべき。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-01-17 20:42:43)
6.  ホーンテッドマンション(2003) 《ネタバレ》 
家族連れが何の心配もなく見れる、実にディズニーらしい、毒にも薬にもならない、すなわち見ても見なくてもいい、どうでもいい内容。  他のディズニーアニメ作品同様、良識派の親が子供と共に安心して見られる事と、その作品が含蓄に富んだ真の良作であるかはまったく別問題である事を再認識させられる。ある意味、こういう作品のように、何も考えずに見てしまえる予定調和に支配された作品こそ、子供の「思考能力の低下」や「想像力の欠如」を助長させるような気がするけどなあ…。  作り自体は丁寧だが、とにかくやっている事があまりにもヌルいし中途半端。コメディにもファンタジーにも、もちろんホラーにもなっていない。エディ・マーフィを採用している地点でコメディ路線にしかならないのだから、やるならもっと徹底して欲しい。まさに遊園地のお化け屋敷でキャーキャー騒いでいる「バカップル」や「バ家族」を見せられている気分になる。アトラクションをそのまま映画化しているような内容じゃダメでしょ。  終わり方もあまりにもお定まりのご都合主義的ハッピーエンドのワンパターン。恐らくディズニーは、今後100年経っても同じような作品を作っている事だろう。  PS.私も水晶玉がシートベルトをしているところだけは笑ったので+1点。
[DVD(字幕)] 2点(2004-12-05 10:03:04)
7.  ほしのこえ 《ネタバレ》 
ほぼ「トップをねらえ!」の後半w。独自の着想はゼロ。特に基本的な舞台設定と演出全般は完全に模倣。いくらなんでもパクりすぎ。こういう元ネタの影響モロ分かりの劣化コピーを恥ずかしげも無くやってしまう感覚が、「オタク的」と酷評をされてしまう最大の原因だということをもう少し認識してもらいたい。ただ、ひとりでこれだけのものを作ったという事は十分スゴい(これをどこかのスタジオが集団作業で作ったのなら間違いなく駄作だけど)。ちゃんとしたスタッフと資金に恵まれれば、大化けする可能性はある。その点は正当に評価すべき。  今作はどちらかと言えば、SFアクションではなく、宇宙という広大な世界にお互いの仲を遮られてしまう少年少女の「遠距離恋愛ドラマ」がメイン。相対論的効果により、「もう同じ時間を生きることは出来ない」という切ない演出は、普通の単純な恋愛ドラマでは出せないだけに、よりドラマチックなものにしやすいという利点がある。短編である分、余計な説明や人間描写は省略し、始めからその辺のテーマを中心に持ってきている割り切った作り方は正解。  近未来の舞台や宇宙人との戦闘は、それを引き立てるための素材でしかないわけだから、その辺の突っ込みはヤボ。セーラー服での戦闘も同じ。リアリティよりロマンでしょ。「宇宙でセーラー服」なんてトンデモ設定だからこそ、戦いにファンタジーとロマンとノスタルジーが同時発生するんじゃないかな(笑)。  
[映画館(字幕)] 6点(2004-11-09 16:30:10)(良:1票)
8.  北斗の拳(1995)
ちょっと~、ここでの皆さんのあまりにも面白いレビューに釣られて、「シベ超」、「北京原人」に続いて、またまた見ちゃったじゃないですか!  近所のGEOには行くたびに探し回ったものの見当たらず、もし店員に聞いて「え、何ですか?「北斗の拳」?アニメコーナーにありますよ。え?実写版?ちょっとお持ち下さい。店長~、こちらのお客様が「実写版・北斗の拳」をお探しですけど~」、「え?「北斗の拳」?アニメコーナーにあるだろ?え?実写版?お~い、誰か知ってるか?「北斗の拳」を借りたい人がいるんだけど~」「え?「北斗の拳」?アニメコーナーにありますよ。え?実写(以下略)」となると嫌なので、仕方ないのでTSUTAYAの会員になって借りました。  で、感想。いや~、何でしょうか、コレは。正しいのはメインキャラの名前と、作品の存在が世紀末的ってことくらい(あ、でも名前も「ケンシィロ」だから違うな)。多分、監督は原作の内容を「伝言ゲーム」か何かで伝えられたのでしょう、五百万人くらいの規模の。それなら「七つの傷を持つ男」が、「七つのピップエレキバン、または使用前のコンドームを貼る男」になったというのも、まあ頷けます。その他、伝わらなかったところは監督の湯水の如く沸き出り過ぎて枯れ果てた想像力で補って作ったのだと思われます。でなければ、こんな素っ頓狂な内容になる道理がありません。  ある意味、この映画そのものが、見る人にとっての「死兆星」です。  PS.見るまで「鷲尾いさ子」と「鷲尾真知子」を間違えていて、「いつになったら出てくるのかな~、岩盤の井戸の村のお婆さん」と思っていました。  
0点(2004-09-10 16:56:51)(笑:7票)
9.  ホーム・アローン
この作品に対する否定意見として、「ケビンが生意気」とか「泥棒がマヌケ」というものが多いですが、個人的には、ケビンの両親の非常識な態度にこそ最も腹が立ちました。監督が「現代のバカ親の無責任さに対する警鐘」を込めて作ったのならともかく、そういう意識が無いとしたら、単に「子供のためなら、他人に迷惑をかけてもいい」という、バカ親の無責任で身勝手な行動を正当化しているだけの映画としか見えません。  また普通にコメディ映画として見ても、売りである泥棒との対決が終盤近くまで無く、予想以上のテンポの悪さに、ほとんど早送りして見ていました。肝心の対決シーンも、特にこれと言って驚かされるようなアイデアも無く、「お約束」の上にしか成立しない古臭いコントを見せられているようでした。いかにもチャップリン以来の欧米型の「古き良き笑い」ではあるものの、国民性なのか、そのあまりの発展性の無さには少々呆れます。  結局は、序盤の家族の冷たい態度も、ラストの家族愛を強調するための、まさに「設定のための設定」であり、その出来レースのような感動前提の脚本構成にはシラけるばかりでした。
2点(2004-08-29 12:34:24)(良:1票)
10.  ホワット・ライズ・ビニース 《ネタバレ》 
序盤から四十分近く時間を割いている「隣人への疑惑」が、結局、本筋とは全く関係無しというのが最も致命的。おまけに一番身近で怪しい人間が犯人という、そのまんまのオチ。サスペンスとしてあまりにもありがち。  驚かせ方も静かなところで急に大きな音を立てるというビックリ箱パターンの繰り返し。全体的にテンポも悪い。あと三十分は短縮可能な内容。  隣人との関係や犯人との共謀、過去の事件との兼ね合い、彼女の妄想など、もっとサスペンスミステリーとして面白く出来たはず。何でもかんでもドンデン返しをすればいいってものじゃないけど、もう少し展開や人間関係には意外性が欲しかった。  話題性のために仕方ないとは言え、超メジャーなハリソン・フォードを起用するというのも、この手のジャンルにとってはマイナス。脚本で勝負せず、監督の「役者頼み」のような志の低さが、この作品を凡作にしている最大の要因。
[ビデオ(字幕)] 3点(2004-07-24 06:41:45)
11.  ボウリング・フォー・コロンバイン 《ネタバレ》 
「銃社会に対する警鐘を促すドキュメンタリー」と言えば聞こえは良いが、実際は目新しい視点も具体的な対策も提示されることなく、監督の市民運動的自己満足を見せつけられたような内容の薄さにガッカリ。  特に気に入らないのは、カナダとアメリカの銃犯罪の発生率の比較から、一端は「問題は銃ではない」とする冷静な結論を示しておきながら、Kマートに被害者を同席させ、弱者と言う立場を利用して反論を押さえ込み、店頭から弾丸を撤去させるという、問題の本質を「道具」にすり替えるような本末転倒な行動を取っていることだ。  監督としても、銃社会に対するアンチテーゼとして、あえて一方的な視点から撮っている可能性もあるが、分かりきっている問題を再提起しているだけで、「何故、アメリカとカナダは違うのか」と言う点にも独自の解釈が無く、作品を通しての具体的代案にも乏しい。  実際、扱う問題が大きく、犯罪と一口に言っても、あらゆる社会問題と有機的に結びついているだけに、ここですべてを語り尽くすことは出来ないが、「銃犯罪」に関して言えることは、結局、「道具は扱う人間の問題である」ということだろう。今さら言うまでも無いが、「銃を所持すること」と「人を銃殺すること」には天と地ほどの開きがある。鉛筆で人を刺し殺す事件があっても、鉛筆の販売を規制すれば問題が解決する訳ではないのと同じこと。そしてその「人間」が社会を構成している以上、社会問題はそこに住まう「人間の本質」を反映していることは間違いあるまい。アメリカ成立の歴史や現在の迷走ぶり、人種問題等を考えるきっかけとするには調度良い作品ではある。
4点(2004-06-27 01:35:37)(良:4票)
12.  ポストマン・ブルース 《ネタバレ》 
本物の銃に込められたものは「殺意」、水鉄砲に込められたものは「思い出」。そのふたつを仕舞い込み、死に向き合う殺し屋、滑稽な偶然に翻弄されるヤクザ、運命のいたずらに人生を狂わされたことに気付かないまま死への道をひた走る郵便局員、その先に見据えていたものは、ただ死に逝く者への情愛。喜・怒・哀・楽・生・死、まさに「ドラマをドラマたらしめる要素」の全てがこの一本に集約されている。  色々な要素を詰め込むと、たいがい「どっちつかず」で中途半端な作品になってしまう場合が多いが、不思議とこの作品は各要素が持ち味を殺すことなく、ドラマ演出を相乗効果的に盛り上げる結果になっている。中盤辺りの「殺し屋の選考会」のシーンまでは、「また、ふざけ半分の作品か」と思ったが、後半に行くに従って高まっていくテンションに、次第に釘付けになってしまった。これだけ最後がどうなるか気になった作品は久しぶり。  「偶然」と「必然」、「生」と「死」、「滑稽さ」と「真剣さ」、「笑い」と「悲しみ」、すべての事象はまさに表裏一体の関係のもとに意味を持つもの。ラストの「死に逝く者たちが得る平穏」が、最もそれを象徴している。登場人物達の「必死さ」と「滑稽さ」が入り混じる生き様は、まさに現実に生きている我々の人生そのものである。この作品こそ、喜怒哀楽生死のすべてがつまった「人生」を象徴的かつ風刺的に描いた「真のバカ映画」である。
8点(2004-06-04 06:25:43)(良:2票)
13.  ボイス 《ネタバレ》 
主演の女子供の金切り声がキャーキャーキーキーうるさいわい!驚かせ方もいきなり大きな音を出したりするだけのビックリ箱。ストーリー展開もよくあるパターン。前半のストーカー云々の話も必要あるのか?と言うか、あのオチや犯人と被害者の人物設定なんかが、ファミコンディスクシステムの某有名AVGにそっくりなんだけど、いいのか?
2点(2004-01-12 14:04:52)
14.  ボーン・コレクター 《ネタバレ》 
ミステリーやサスペンスというジャンルにおいて、重要な要素がいくつも欠落している駄作のお手本。殺人鬼としての美学、その動機、謎解き要素、犯人の意外性、どれを取っても平均点以下。最大のマイナス要因は「犯人がメイン登場人物の中にいない」という点。もちろん計算して意図的に外している訳ではなく、単に脚本がお粗末なだけ。おまけに、その動機も個人的な過去のうらみというつまらないもの。だったらあんな事件を起こして警戒される前に殺しに行けば?と思ってしまう。動機と謎解きに有機的な関係性がないなんて論外。ミステリー作家養成学校の反面教師的な教材としての価値はある。
1点(2003-10-21 17:52:50)(良:1票)
15.  仄暗い水の底から
ここで酷評されているほどヒドい内容ではない。  「リング」以降の邦画ホラー流行りのせいで斜めに見られがちだけど、この独特な「湿った不気味さ」などはハリウッドホラーには出せないし、舞台も「団地」という日本人にとって馴染みのある風景で、日常のなかに不吉な影を潜ませているような、過剰にならない恐怖演出が上手い。  ただラストで安直なお涙頂戴物語になってしまったのが残念。もっと怖がらせる方に特化して欲しかった。
[ビデオ(邦画)] 6点(2003-09-17 04:57:49)
16.  ポリス・ストーリー/香港国際警察
いかにもジャッキーらしい身体を張ったアクションに感心してしまう。それでいてちゃんと緻密に計算もされている。単に高くジャンプしたりグルグル回転したりするだけにCGやワイヤーを無駄遣いしている最近の映画に比べれば、はるかに迫力があり、打撃にも血肉が感じられる。ただ、ストーリーがありきたりで、展開も終わり方も少し杜撰。最初見たときは、「え?終わり?」とビックリした。また活躍しているのがジャッキーひとりだけ、というのも物足りない。アクションシーン以外、見所がないので何度も見ようという気にはならない。好きな人には申し訳ありませんが、いくらなんでもここの平均点は高すぎると思うので、この点数にしました。
6点(2003-09-15 17:59:20)
17.  ボーン・アイデンティティー 《ネタバレ》 
全体的に無難にまとまってはいるが、特にこれと言った工夫も盛り上がりもないまま終了、という感じで面白くなかった。  早くも序盤から主人公の「正体」が判明してしまうため、記憶喪失という設定の必然性が無くなり、観客も一緒になって謎を解いていくという醍醐味が失われてしまっている。  そのくせ説明不足で杜撰な展開が多いため、ストーリー自体は単純にも関わらず、初見では話が分かりにくいのもお粗末な限り。  ヒロインの言動にも一貫性が無く、その存在意義は薄い。恋愛ドラマに至る心のやり取りも無いのに、無理やりラブシーンを見せられるのには閉口した。サスペンス性も弱く、アクション映画としてもつまらない、どっちつかずで中途半端な作品。  とにかく個人的にマット・デイモンにはまったく魅力を感じない。
[ビデオ(字幕)] 3点(2003-09-05 18:20:39)
18.  火垂るの墓(1988)
「戦争ってこんなに悲惨ですよ」という事を伝えたいのは分かるし、そう言う意味では充分悲惨さは伝わっている。しかし、節子を殺したのは、清太の「今は戦争という非常事態である」という状況を弁えない身勝手な行動によるものだという事を忘れてはならないだろう。軍事教練にも参加せず遊びほうけ、当時の厳しい状況下で出来る限りの保護と援助をしてくれる叔母の家を些細な不満から飛び出し、自分達が被害者なのだからと、当たり前のように火事場泥棒を働く清太は、権利だけを主張して、義務を果たさない「悪しき戦後個人主義者」であり、原作者の代弁者そのものである。「悪いのはすべて国家や社会で、自分達は被害者だ」と無自覚に主張する身勝手さや、想像力のなさが「悪いことではない」と、これを見る人の多くが気付かず、感動までしていることが恐ろしい。この映画のように、子供の死を殊更に強調されるだけで、その死にばかり気を取られてしまい、即思考停止状態に陥ってしまう人がいかに多いかが証明されている。こんなものを「誇りある生き方」だとして、自分の身勝手なふるまいを自己正当化する想像力の無さ、無責任さはまさに「権利のみを主張する現代人」の姿そのもの。しかもそれを「純真な子供」にやらせるといういやらしい演出。最低です。 当時の強大な帝国主義が覇権を争う弱肉強食の国際情勢の中で、「植民地にされるか、植民地を持って強国になるか」の二択しかなかった当時の日本の置かれた立場を含めた正しい歴史認識や公の論理を無視した反戦映画は、このように子供はおろか、大人までも思考停止を促す結果にしかならない。
0点(2003-09-02 11:12:26)(良:13票)
19.  ホワイトアウト(2000)
どこでも評価が低いですが(笑)、金をかけられない邦画のアクション物にしては、かなり健闘している作品だと思います。原作は未読なので、どの程度シナリオに変更があったのかの判断はできませんが、映画を見る限りではそれなりにしっかりしていると思いました。この作品の醍醐味は、一介のダム職員でしかない主人公が、自分の職員としての知識と、勝手知ったる環境を最大限利用して、必死にテロリストに対抗するという頭脳戦略にあるわけで、必要以上に派手なアクションシーンや銃撃戦は必要ない作品だと思いました。確かに全体的に物足りない部分や突っ込み所もあるので、「傑作」というわけではありませんが、「良作」であることに間違いはないと思います。
7点(2003-08-26 08:23:48)
20.  ホーンティング
ここまで怖くないホラーは、ある意味スゴい。シナリオの出来以前に、CGを使って「何を見せるか」、「どう演出するか」という部分において、あまりにも考えが無い。CGが使える事がよほど嬉しかったのか、無意味に幽霊や怪奇現象を視覚化したりするから、想像の余地が奪われている。「どうしてここまで怖くないのか」を考察するための、反面教師的な価値しか無い。   CG技術の向上が「表現の多様性」と共に「表現の堕落」をも齎した事を象徴する作品と言える。やはり表現に限らず大事なことは、目的と手段を取り違えることなく、何を最も優先させるべきかを見極めるセンスだろう。  
[ビデオ(字幕)] 1点(2003-06-23 10:04:24)(良:1票)
0475.50%
1627.26%
2647.49%
312514.64%
416319.09%
514516.98%
6829.60%
7758.78%
8495.74%
9303.51%
10121.41%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS