Menu
 > レビュワー
 > FSS さんの口コミ一覧
FSSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 854
性別 男性
自己紹介 <レビュアー引退について>

他の方にとってはどうでもいい事ですが(笑)、
こちらでのレビュアーを引退させて頂きます。
理由はあまり映画自体を見なくなった事と、
結局、映画以外にもレビューを書けるAmazonが
レビュー投稿の中心になってしまった事ですね。

長い間、お世話になりました。 2021/11/27
   
<ジャンルの好みについて>

・好きなジャンルは「ホラー」「サスペンス」「ミステリー」。
・嫌いなジャンルは「ミュージカル」「恋愛」「韓国映画」「感動押し付け系」。
・どちらでもないのは「アクション」「SF」「コメディ」「時代劇」。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ボルケーノ 《ネタバレ》 
溶岩の表現は良く出来ていたけど、災害パニック映画としてスケールが小さく、ストーリー展開の起承転結もあまりにもよくあるパターンで、その先が読めまくるご都合主義的な展開の連続と、露骨な自己犠牲精神による感動の押し付けにはうんざり。  主人公は元より、爆発直前まで他人の子供を探す娘、何かに取り憑かれた様に治療を続ける女医、ボランティアで駆けつける獣医、他人を助けるため溶岩に飛び込んで死ぬ消防隊員など、「自分の命も顧みず人助けをする」という、ご立派な人間ばかりで、その「自己犠牲精神」の押し付けが癇に障る。特に女医の言動は、人助けをしている自分に陶酔しているとしか思えない。まるで、ニュースでよく見る「自己実現のために人助けが目的化しているボランティア」を見ているような白々とした気分になる。  登場人物にも白人以外に黒人やアジア人を適度なバランスで配置したり、ラストの子供の「みんな同じ顔だよ」というセリフなど、いかにも「アメリカ人はこういう災害時も一致団結して対応し、人種差別もしません」、というプロパガンダを狙ったとしか思えないほどあからさま。先日のハリケーン被害に対する対応とのあまりのギャップに失笑を禁じ得ない。
[地上波(吹替)] 2点(2005-09-28 22:26:40)
2.  北斗の拳(1995)
ちょっと~、ここでの皆さんのあまりにも面白いレビューに釣られて、「シベ超」、「北京原人」に続いて、またまた見ちゃったじゃないですか!  近所のGEOには行くたびに探し回ったものの見当たらず、もし店員に聞いて「え、何ですか?「北斗の拳」?アニメコーナーにありますよ。え?実写版?ちょっとお持ち下さい。店長~、こちらのお客様が「実写版・北斗の拳」をお探しですけど~」、「え?「北斗の拳」?アニメコーナーにあるだろ?え?実写版?お~い、誰か知ってるか?「北斗の拳」を借りたい人がいるんだけど~」「え?「北斗の拳」?アニメコーナーにありますよ。え?実写(以下略)」となると嫌なので、仕方ないのでTSUTAYAの会員になって借りました。  で、感想。いや~、何でしょうか、コレは。正しいのはメインキャラの名前と、作品の存在が世紀末的ってことくらい(あ、でも名前も「ケンシィロ」だから違うな)。多分、監督は原作の内容を「伝言ゲーム」か何かで伝えられたのでしょう、五百万人くらいの規模の。それなら「七つの傷を持つ男」が、「七つのピップエレキバン、または使用前のコンドームを貼る男」になったというのも、まあ頷けます。その他、伝わらなかったところは監督の湯水の如く沸き出り過ぎて枯れ果てた想像力で補って作ったのだと思われます。でなければ、こんな素っ頓狂な内容になる道理がありません。  ある意味、この映画そのものが、見る人にとっての「死兆星」です。  PS.見るまで「鷲尾いさ子」と「鷲尾真知子」を間違えていて、「いつになったら出てくるのかな~、岩盤の井戸の村のお婆さん」と思っていました。  
0点(2004-09-10 16:56:51)(笑:7票)
3.  ホーム・アローン
この作品に対する否定意見として、「ケビンが生意気」とか「泥棒がマヌケ」というものが多いですが、個人的には、ケビンの両親の非常識な態度にこそ最も腹が立ちました。監督が「現代のバカ親の無責任さに対する警鐘」を込めて作ったのならともかく、そういう意識が無いとしたら、単に「子供のためなら、他人に迷惑をかけてもいい」という、バカ親の無責任で身勝手な行動を正当化しているだけの映画としか見えません。  また普通にコメディ映画として見ても、売りである泥棒との対決が終盤近くまで無く、予想以上のテンポの悪さに、ほとんど早送りして見ていました。肝心の対決シーンも、特にこれと言って驚かされるようなアイデアも無く、「お約束」の上にしか成立しない古臭いコントを見せられているようでした。いかにもチャップリン以来の欧米型の「古き良き笑い」ではあるものの、国民性なのか、そのあまりの発展性の無さには少々呆れます。  結局は、序盤の家族の冷たい態度も、ラストの家族愛を強調するための、まさに「設定のための設定」であり、その出来レースのような感動前提の脚本構成にはシラけるばかりでした。
2点(2004-08-29 12:34:24)(良:1票)
4.  ポストマン・ブルース 《ネタバレ》 
本物の銃に込められたものは「殺意」、水鉄砲に込められたものは「思い出」。そのふたつを仕舞い込み、死に向き合う殺し屋、滑稽な偶然に翻弄されるヤクザ、運命のいたずらに人生を狂わされたことに気付かないまま死への道をひた走る郵便局員、その先に見据えていたものは、ただ死に逝く者への情愛。喜・怒・哀・楽・生・死、まさに「ドラマをドラマたらしめる要素」の全てがこの一本に集約されている。  色々な要素を詰め込むと、たいがい「どっちつかず」で中途半端な作品になってしまう場合が多いが、不思議とこの作品は各要素が持ち味を殺すことなく、ドラマ演出を相乗効果的に盛り上げる結果になっている。中盤辺りの「殺し屋の選考会」のシーンまでは、「また、ふざけ半分の作品か」と思ったが、後半に行くに従って高まっていくテンションに、次第に釘付けになってしまった。これだけ最後がどうなるか気になった作品は久しぶり。  「偶然」と「必然」、「生」と「死」、「滑稽さ」と「真剣さ」、「笑い」と「悲しみ」、すべての事象はまさに表裏一体の関係のもとに意味を持つもの。ラストの「死に逝く者たちが得る平穏」が、最もそれを象徴している。登場人物達の「必死さ」と「滑稽さ」が入り混じる生き様は、まさに現実に生きている我々の人生そのものである。この作品こそ、喜怒哀楽生死のすべてがつまった「人生」を象徴的かつ風刺的に描いた「真のバカ映画」である。
8点(2004-06-04 06:25:43)(良:2票)
5.  ボーン・コレクター 《ネタバレ》 
ミステリーやサスペンスというジャンルにおいて、重要な要素がいくつも欠落している駄作のお手本。殺人鬼としての美学、その動機、謎解き要素、犯人の意外性、どれを取っても平均点以下。最大のマイナス要因は「犯人がメイン登場人物の中にいない」という点。もちろん計算して意図的に外している訳ではなく、単に脚本がお粗末なだけ。おまけに、その動機も個人的な過去のうらみというつまらないもの。だったらあんな事件を起こして警戒される前に殺しに行けば?と思ってしまう。動機と謎解きに有機的な関係性がないなんて論外。ミステリー作家養成学校の反面教師的な教材としての価値はある。
1点(2003-10-21 17:52:50)(良:1票)
6.  ホーンティング
ここまで怖くないホラーは、ある意味スゴい。シナリオの出来以前に、CGを使って「何を見せるか」、「どう演出するか」という部分において、あまりにも考えが無い。CGが使える事がよほど嬉しかったのか、無意味に幽霊や怪奇現象を視覚化したりするから、想像の余地が奪われている。「どうしてここまで怖くないのか」を考察するための、反面教師的な価値しか無い。   CG技術の向上が「表現の多様性」と共に「表現の堕落」をも齎した事を象徴する作品と言える。やはり表現に限らず大事なことは、目的と手段を取り違えることなく、何を最も優先させるべきかを見極めるセンスだろう。  
[ビデオ(字幕)] 1点(2003-06-23 10:04:24)(良:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS