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飛鳥さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1679
性別
自己紹介 今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。
物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。
備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。

10 至高の殿堂入り
9 心に残る傑作 
8 もう一度観たい佳作
7 面白い
6 そこそこ面白い
5 普通
4 それほど面白くはない
3 面白くはないが見どころがなくはない
2 全然面白くない
1 酷い駄作
0 呆れ果ててもはやネタレベル

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1.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 
クイーンのことは詳しくないのでけれど、聞き覚えのある曲がいっぱいで、音楽の力の大きさを感じた。が、それだけではなく、俳優や制作チームもとてもいい仕事をしている。 実話の映画化は、実話をなぞりすぎて淡白で散漫なものになったり、下手な演出で感動の押し売りになったりもして、これならドキュメンタリーのほうがいいのにと思うケースも少なくない。でも、この映画は素直に最後まで惹きこまれた。  もっともクイーンのことをあまり知らなかったので、実話との違いもわからず、違和感なくストーリーや役者を受け入れることができたのかも。フレディのイメージといえば、白いレオタードにいかつい髭面でスタンドマイクを持って歩き回るということしかなかったので、出だしの出っ歯の青年で面食らった。後で昔の映像を確認してみると確かに出っ歯で、どうでもいいようなことだけど、髭面にするとその印象が前面に出て出っ歯が隠れることを知った。 ゲイでエイズに罹って死亡したのは薄っすら記憶にあったけど、知らないことが映画に多く出てきて関心がどんどん湧いてくる。映画を見終わって、早速ネットでクイーンの動画や情報を漁ったくらい。  フィクション部分についてはメンバーも許諾していたようで、伝記映画ではなくアートだということが貫かれていて、その世界に気持ちよく浸ることができた。 フレディの出自や、闘病から死亡まで等、広げようと思えば広げられるところを大胆に省略して、クイーンの始動から全盛期を経て対立からの和解に絞ったのは良かったと思う。
[DVD(吹替)] 9点(2020-10-17 22:53:56)
2.  ぼんち
知人のイチオシだったので見ようと思っていたが、古い映画だったのでずっと長い間あと回しに。 今更ながらようやく見てみたものの、まったく合わなかった。 船場のぼんちの一代記で、古き日本の風情、趣のようなものは感じるけれど、自分にはこれといって刺さるところがない。 そんな物語の内容よりも、豪華女優陣の知らなかった若き日の姿のほうが印象に残る。 若尾文子はこんなにキュートだったのか。中村玉緒、越路吹雪、京マチ子、草笛光子、山田五十鈴も若い。 特に、山田五十鈴のイメージが別人のように違っていて驚いた。 キャスティングが演出の7割を占めるという市川昆監督の言葉通り、キャスティングの妙は感じた。 原作の山崎豊子は市川監督のぼんち像にずいぶん不満だったそうだが、山崎豊子のぼんち像で見てみたかった。
[DVD(邦画)] 3点(2020-06-09 23:34:26)
3.  ボブという名の猫 幸せのハイタッチ 《ネタバレ》 
自分が犬派だと再確認しただけ。
[CS・衛星(吹替)] 4点(2019-12-23 23:47:17)
4.  ボーダーライン(2015) 《ネタバレ》 
悪名高いメキシコの麻薬カルテルの抗争。ネット上でも思わず目をそらせるようなものもある。その世界が現実感を持って迫ってくる。 そんな修羅の世界ではケイトのような正論は通用しない。あくまで正論を通そうとするケイトにイライラし、手段を選ばず復讐相手の妻子まで皆殺しにするアレハンドロに感情移入してしまう。良い悪いは別にして、修羅の中で生き抜く凄味に圧倒される。 ラストでアレハンドロに銃口を向けながら結局引き金を引けなかったケイトが印象的。 最近観た映画の中では一番面白かった。
[DVD(吹替)] 9点(2017-08-30 00:20:45)
5.  ボビー・フィッシャーを探して
ステージママが付いている子役や、ジュニアゴルファーもこんな感じなのだろう。 特殊な世界の話ではなく、幼い子供を有名私学に入れたい親にも通じるかも。
[DVD(字幕)] 7点(2017-01-23 22:43:48)
6.  ホーリー・モーターズ
映画を作るとき観客のことをまったく考えていない、観客より自分自身のことを考える。そう言った監督の言葉通りの印象。 シュールで前衛的かつ哲学的、最も苦手なタイプの映画。
[DVD(字幕)] 2点(2016-11-03 06:40:55)
7.  星の旅人たち 《ネタバレ》 
息子の遺灰を撒きながら巡礼の旅を引き継ぐ老人、メタボ対策で痩せようとしている大食漢、禁煙しようとしてるヘビースモーカー女、スランプでネタを探しに来ている作家。たまたま出会った4人が800キロに及ぶ聖地巡礼の旅に同行するロードムービー。 巡礼の目的もそれぞれ。ヘビースモーカーの女は禁煙目的とは言っているが、DV夫との離婚という過去を背負っており、そのトラウマ解消が本心か。大食漢の男も単なるダイエットの他に何かわけがありそうにも思える。自分探し、再生の道のり。 断絶していた父と息子は、父が息子の巡礼を経験することでその気持ちを理解しようとした。遺灰を撒き終えて幻影の息子と見つめ合う父の顔からは、二人の距離が縮まった喜びが感じられた。 じんわりとくる良作だと思うが、聖地巡礼というのがそもそもいまいちピンとこない。今では信仰心がなくてもこの映画のように自己実現やスポーツ的に挑戦する人も多いようだけど。やってみればわかるのかな。
[DVD(字幕)] 5点(2016-10-23 22:49:55)
8.  ぼくらの七日間戦争(1988) 《ネタバレ》 
稼働する戦車が放置されているところからもう児童向け漫画の世界。公開当時に見ていれば、もしかしたら童心からまた全然違った印象になったかも。ラストの花火といい、この無邪気すぎるファンタジーに感動する心はもうない。 時代を経ても古く感じない色あせない青春映画もあるが、これはそういう類ではなかった。今となっては初々しい宮沢りえだけが見どころ。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2015-12-10 21:30:46)
9.  ポゼッション(1981) 《ネタバレ》 
ポゼッションといえばサッカーの支配率くらいしか思い浮かばなかったが、なかなか意味深なタイトル。 サム・ライミ監督が後にリメイクしているが、オリジナルのこちらはズラウスキー監督。この監督は後に結婚したソフィー・マルソーと『狂気の愛』を撮っているが、つまらなくて訳のわからない酷い映画だった。それに比べればまだマシだったけど、この監督にはとてもついていけず、嫌悪感を覚える。狂気たっぷりのイザベル・アジャーニは怪演だったけど。頭のイカレたエキセントリックな妻と、ヒステリックで暗くてしつこい夫との不快なやりとり。アンナがいつもダークな服で、アンナとうり二つの保母ヘレンが明るい白。悪と善の象徴のつもりか。 サイコスリラーかと思えば、いきなりのオカルト的展開に目を白黒。化け物とアンナが交わっている現場を目の当たりにして、アンナが密かにクリーチャーを育成していたことを知る夫。挙句の果ては自分そっくりになったクリーチャーに殺されて、カオスでもう何だかしっちゃかめっちゃか。 説明過多もうざいが、こうして自己完結的に投げっぱなしにされるのも嫌い。怖いというより、嫌悪感や気持ち悪さが先行するホラー。おなかいっぱい。
[DVD(字幕)] 2点(2015-05-30 02:23:18)
10.  ホテル・ルワンダ 《ネタバレ》 
植民地支配をした白人が、ルワンダ国内で曖昧だった民族の区分けを、鼻の大きさや肌の色などを基準にフツ族とツチ族に分けた。そんな適当な分け方をされた民族が互いに憎しみあって殺しあう理不尽。これを見ると、グループ同士を意図的に争わせるのはいとも簡単にできそう。世界に紛争が絶えないわけだ。 実際にあった大量虐殺は、目もそむけるほどに残忍だっただろう。映画なのでオブラートに包んだ部分もあったが、もう少し生々しい迫真性があっても良かったかも。 ---------------- 再鑑賞。 日本にとって遠い世界での出来事のようだが、そう遠くない時代にこういう惨禍があったことが生々しく感じられる。 霧の中での車の移動中でゴトゴトとなにか踏んだような感覚に、外に出てみると死体の山――その衝撃に打ち震えるポールの姿が印象的。 密告でツチ族への虐殺に加担しようとするグレゴワールの憎らしさとは対比的。
[DVD(吹替)] 7点(2015-04-30 21:35:59)
11.  ぼくのエリ/200歳の少女 《ネタバレ》 
少年とヴァンパイア少女の恋がメインという、少女マンガにでもありそうなヴァンパイアもの。あどけない少女が繰り広げる殺戮のグロ描写もあって、独特の雰囲気。特に、プールの水中でのシーンが印象的。  残念な点が二つ。原作ではエリが実は男の子との設定のようだが、映画では去勢痕が余計なボカシで見えなかったりもして、その設定がわからなかった。 なるほど、その設定のほうがより深くて面白いのに、それを伝えきれないのはもったいない。また、キャスティングの問題で、エリがもう少し魔性の魅力を漂わせる美少女なら、もっと引き込まれたはず。その二点が違っていれば、印象も全然違って傑作になったかも。  エリを守護してきた父親代わりの男が、どういういきさつでそうなったのかはわからない。でも、少年がその役割を引き継いでいく過程を見れば、なんとなく推察できる。最初は少年とエリとの純愛ものかと思ったが、少年はともかくエリのほうは、自分を守護する人間を作りたい計算が透けて見える。 相手を虜にさせて手先のようにコントロールすることは、200歳の老獪な手練手管をもってすれば難しいことでもないだろう。ヴァンパイアとしては、それが生き延びる術なのだから責められない。エリが女になりすましたのも、そのほうが男を虜にしやすいからか。ラストでモーリス信号を交わすエリと少年のどこか微笑ましいシーンにも、少年の行く末とエリの恐ろしさが余韻となってイメージが膨らむ。
[DVD(吹替)] 6点(2015-04-20 23:13:23)(良:1票)
12.  ボディクライム 誘惑する女 《ネタバレ》 
40才に届いたエマニュエル・ベアール。 デビュー当初の躍動感あふれる輝くばかりの美しさはさすがになくなった。 中嶋朋子に似てきた感じ。 それでも小悪魔的なセクシーさはまだ残っている。  真面目な顔でブーメランを飛ばすカイテルって、かなりシュールな画。 カイテルは当時67くらいだけど、筋骨隆々の体は只者ではないオーラがプンプン。 こんなタクシードライバーいる?ってくらい異色キャラの出来上がり。  ブーメラン以外にも、突っ込みどころが幾つも。 マリアが犯人に仕立て上げたロジャーが、実は本当に犯人だったと示唆する指輪。 タクシードライバーなんて山ほどいるだろうに、すごい確率の偶然だし、マリアが指輪を見つける流れも不自然で、うまくストーリーの流れに乗れない。 そもそも、何年も前に見たタクシーのボディの凹みが、そのまま残っていると想定することに無理があるでしょ。
[DVD(字幕)] 3点(2015-04-03 02:10:45)
13.  ぼくは怖くない 《ネタバレ》 
ストーリーはシンプルで、特に珍しくはない子供の誘拐もの。 でも、子役の演技や演出がいいので一味違ってくる。 最初は普通の両親かと思えば、誘拐犯だったという子供目線の意外な展開はおもしろい。 金のために子供を誘拐して最後は殺そうとしたのだから、人としては最低のクズ。 そんな汚れきって身勝手な親とまだ純真な子供にも親子の愛情があり、そのやりとりが何ともいえない哀感を醸し出す。 子供に見せられない親の姿というのは、どんな事情があろうとも情けない。  兄には見えない犬の見える妹、仲間内での意地悪や裏切り、そのフォローや仲直りなど、子供たちの世界が生き生きと描かれ、どんよりと重たいオーラの大人たちと対比的。 肥溜めのような大人の世界に、二人の少年の友情が救いとなって、悲劇ではあるものの後味はそれほど悪くない。
[DVD(吹替)] 6点(2015-01-28 23:59:05)
14.  ぼくたちの家族 《ネタバレ》 
元気に歩け回れる状態で余命一週間の宣告というのがありえることなのか。 あまりにも都合よく設定されているようにも思える。 その反面、怖いくらいにリアルな部分も。 両家の顔合わせの席で母の異常が発覚した場面はゾッとする。 懸命に正常を装う姿が痛々しくて見ていられない。 長男が入院費の負担を妻に切り出す場面では、妻が敬語を使いながら正論で長男を追い詰めていく様子が印象的。 反論を許さないすごい拒絶感が滲み出ていて、親を守りたい長男の孤立感が浮き彫りに。  この映画では、実際に起こりえることであってほしくないこと、見たくないことが次々と突きつけられる。 家族の突然の余命宣告、入院費や借金の発覚等お金の工面でのいざこざ、いざという時の父親の頼りなさ。 普段偉そうなこと言っていた父が、つまらないことで何度も息子に電話を掛けてくるのには本当にイライラさせられる。  長男役の妻夫木もよかったが、一番冷めてていい加減に見えて実は意外と熱くて純真だった次男を池松壮亮が好演。 原田美枝子は相変わらずの安定感。 以前に『愛を乞う人』でも感心したが、やっぱり演技が巧い。 崩壊状態の家族の再生は手垢のついたテーマで新鮮味はないが、役者がいいのもあって最後まで魅せられる。
[DVD(邦画)] 6点(2015-01-11 22:37:08)(良:1票)
15.  北北西に進路を取れ 《ネタバレ》 
敵方のスパイと勘違いされて殺されそうになる、ヒッチコック得意の巻き込まれ型サスペンス。 二重スパイのヒロインとのロマンスが華を添える。 結局、国家機密の内容は最後まで明らかにはならない。 架空スパイというのも、わかったようなわからないような設定。 カプランが架空の人物だということがバレれば潜入して敵の近くにいるスパイが怪しまれて殺させるというのも、なんだかこじつけのような。 ヒッチコックのいうマクガフィンに関する基本姿勢で、そこはサスペンスに導く口実だけで具体的な描写は必要ないとのことなんだろうけど、いまひとつピンとこなくて食い足りない。 それでも、後にお手本になるようなしっかりした構成で、惹きつけられるものはある。  ナイフを引き抜いた場面を目撃されての殺人嫌疑、列車での逃亡とロマンス、飛行機での襲撃、空砲のトリックなど、次から次へと見せ場があって飽きさせない。 敵が迫って逃げられない状況で、セリをわざと妨害して警察を呼ばせたのはうまい手だった。 絶体絶命の危機の連続を間一髪で切り抜けていくのはサスペンスの王道。 印象に残るシーンが多いのは、見せ方が巧みだから。 クライマックスとなる巨大オブジェでの逃走劇は、インパクトも見応えもある。 崖から引き上げるシーンが寝台車に飛ぶラストは、オシャレなオチでニンマリ。  ケイリー・グラント演じる主人公には、それほど好感を持てない。 タクシーに平気で横入りしたり、バツ2で妻に逃げられていたり、どうもろくでもない男の臭いがする。 愛する女を命をかけて助け出したのはカッコいいのだけれど、燃え盛った恋の炎が冷めればまた愛想を尽かされるのが目に見えるよう。
[DVD(字幕)] 6点(2014-12-29 20:24:51)(良:1票)
16.  ボーン・コレクター
猟奇殺人ものだが、あまり出来がいいとは思えない。 サスペンスもそれと並行するラブストーリーもきちんと前フリがされていないので、何もかもが唐突に感じられて説得力に欠ける。
[地上波(吹替)] 4点(2014-04-18 17:47:12)
17.  ボーン・スプレマシー 《ネタバレ》 
三部作の1と3を見たので、せっかくだから残った2も見ることに。 雰囲気は好きなんだけど、ストーリーにハッとするようなものがない。 登場人物の関係が1より少し複雑で、頭の中で整理しておかないとストーリーに乗り遅れる。 カーチェイスはド迫力だったが、全編通してのハンディカメラの多用は映画館で観たら酔って気持ち悪くなりそう。 両親を殺されたロシア娘の可憐さに、一生かけて贖罪してもまだ足りないとボーンを責める思いへと一気に転化。 真実の告白だけで済まされることじゃなく、カッコつけて去ってるんじゃないよと。 ----------  久しぶりに三部作を時系列通りに見直してみると、以前より単純にアクションを楽しめた。 恋人を殺されて復讐に燃えるボーンと、ボーン抹殺に動くCIAの中で真実を求めるうちに次第にボーンに理解を示し始めるパメラ。 この二人のやりとりはなかなか良かった。 が、やっぱり両親を殺された娘への同情で主人公に引っかかってしまう。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2013-11-06 00:02:28)
18.  ボーン・アイデンティティー 《ネタバレ》 
記憶喪失になった男の謎でストーリーに引きこまれるが、目新しい展開はなくありがちな結末。 アクションは迫力があるし、演出はスタイリッシュでいいんだけど。 彼女に危害が及ばないように別れたのに、彼女を探して会いにいくラストはそれでいいの?と引っかかってしまう。  久しぶりにボーンシリーズ三部作を見直してみたら、アクションはカッコイイ。 「アイデンティティー」ではまだ謎に包まれたままの部分が多いが、そのスーパーエージェントぶりは爽快。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2013-11-05 00:29:01)
19.  ボーン・アルティメイタム
3部作のラストとは知らずに見始めたが、途中でやめるのもなんなので最後まで見てしまう。 案の定、ストーリーに乗り損ねて全体像を把握するのに手間取った。 テンポのいい展開とアクションは印象に残るが、やっぱり1・2作目を見ていないとピンと来ず。 この後1と2も見たが、シリーズものは順番に見るべきだと当たり前のことながら再認識。  久しぶりにこの三作を順番通りに見直してみたら、なかなか面白かった。 アクション映画のカッコ良さに徹していて、ボーンの超人的な仕事ぶりに惚れる。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2013-11-02 23:00:16)
20.  ポテチ 《ネタバレ》 
伊坂幸太郎原作の映画で感じるのは伏線がきちんと張られた構成の巧みさと少し漫画チックなキャラ設定。 この作品もそう。 冒頭の健康診断の話、車中のポテトチップでの涙、尾崎への異常な肩入れなど、謎を提示しながら引っ張るのがうまい。 主人公の母と若葉の会話にも、女の子との取替えや飲み放題への切り替えができなかったことがヒントになっていた。 最後まで観るとすべての意味がわかってスッキリ。 ニュートンや三角形の内角の和のエピソードも効いているし、エンドロール中のオチもオシャレに決まった。 ただ、デフォルメされたようなキャラが多いので、リアリティがなくて違和感を覚えるところがある。 また、血液型を知るのが遅いことやホームランなどご都合主義的、予定調和的なところも目につき、ファンタジーっぽくさえある。 役者では木村文乃が魅力的。 1時間余りの短い作品なのでアッサリした印象。 こってり本格派の濃厚な作品が好みなら拍子抜けするかもしれないが、これはこれでアリかと思える。
[DVD(邦画)] 6点(2013-10-22 00:14:17)(良:1票)
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