Menu
 > レビュワー
 > 彦馬 さんの口コミ一覧
彦馬さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 450
性別 男性
自己紹介 大阪府出身、岡山県在住、阪神・下柳と同年月日生

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  マダムと泥棒
これはアレック・ギネスを中心とする5人組のキャラ、マヌケぶりに堪能させられる映画ですが、婆さん役のケイティ・ジョンソンのとぼけた魅力が溢れてもいて、邦題が“泥棒とマダム”ではなくて“マダムと泥棒”であるのも頷けるところです。あっさりと序盤で成功する現金輸送車襲撃後の展開の面白き脚本は、冒頭の警察署でのエピソードが伏線となりラストに生かされるところなどでもその力を発揮していて、マダムと泥棒たちを演じる役者の力量と相乗となりこの上質な英国式ブラックコメディを完成させています。ピーター・セラーズとハーバート・ロムが泥棒役で出ていますので、ピンク・パンサーファンには是非お薦めの一本です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-12-19 13:06:23)
2.  また逢う日まで
軍国ムードの中をストイックに求め合う二人、となると愛の情念のほとばしりが控えめなのが逆に映画にプラスになっている印象です。その分、駅のホームに向かいひた走る杉村春子をカメラを後退させながら撮り続けたシーンは、溜めていたものが一気に爆発したようで親子の情愛が画面に滲んでいました。序盤で語られる「ケイコのケイは蛍のケイよ」が、二人の心に静かに熱く灯る明かりと「蛍の光」を想起させ、その後の二人の運命の儚さが低音に振動しております。伝説のガラス越しキスシーンは、これが伝説の!と映画的感動を得ることができますぞ~。また逢う日が保障されない時代にまた逢う日を信じた二人の物語、です。
[映画館(字幕)] 7点(2005-04-11 20:55:26)(良:2票)
3.  舞姫(1951)
岡田茉莉子のデビュー作。初々しい。同時代に見ていたら間違いなく彼女に熱を上げていただろうなー。成瀬演出もいろいろ効いているんでしょうが、なんだか岡田茉莉子にばかり目を奪われてしまって。さて、作品ですが、仮面夫婦(いまでも使うのかな)とその子どもたちの話。やわらかに妻娘軍vs夫息子軍との対決。私が夫婦のすれ違いを最も感じたシーンは、夫がニジンスキー(ロシアの伝説的バレエダンサー)の話をするくだり。夫が妻に熱く語っていたのに偶然に中断されてしまう。このシーンはバレエに無関心(=妻に無関心)を装いながら、やたらニジンスキーに詳しい夫の妻への底意を見るようであった。ラスト、静かに白鳥の湖を聞く夫。オデッサの愛を取り戻したのは、ジークフリートではなくこの夫だったのだ。
6点(2004-04-02 00:23:12)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS