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コメント数 542
性別 男性

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1.  魔人ドラキュラ 《ネタバレ》 
自分が今まで観てきたトッド・ブラウニング作品でよく出てくる、目を背けたくなるような描写は少なく、思ったよりも大人しい印象だったと思います。 というか、しゃべりがゆっくり過ぎてテンポが悪く、ひたすら“緩”やかなシーンが続いていたので、せめて最後くらいは“急”を出してフィニッシュして欲しかったところ。やはり、終盤にかけてまでもスローな展開であったため「The End」もすごく唐突に出たように思えてしまいました。 この映画のドラキュラは、いきなり部屋に入ってきてス~ッと首元に顔を近づけるシーンばかりだったところがあり、主人公やヒロインが襲われる映画はいくつも観てきましたが、もっと多く間一髪のシーンを増やすとかドラキュラのクレバーさを描くとか、もうひと工夫あればと思いましたし、最後のやっつけられちゃうシーンも、ちょっと杭が細すぎると思ってしまったりして、人物設定やストーリー展開ではちょっと物足りなさが残りました。 まぁ、サイレント愛好家の自分としては、扉がゆっくりと開くモーションにドキドキしたりするのですが、トーキーの映画でこんなシーンを見ると、扉が軋む音が鳴っているのが何だか斬新な印象を受けた気がしました。 オープニングの、白鳥の湖の綺麗な旋律は良いのですが、この映画にマッチしているかと言えば、ちょっと疑問符が付くところでしょう。 
[映画館(字幕)] 6点(2013-07-06 11:00:46)
2.  真昼の決闘 《ネタバレ》 
これはもう「格好良い」という言葉しか出てこないです。 自分の仕事の後始末に命を賭けるゲイリー・クーパーは、ただひたすら格好良い。 そして、その格好良さを更に後押しするのがタイムリミットの存在。上映時間の約9割以上をそのリミットによる緊迫感が常に支配していることで、非常に見応えのある作品に仕上がっていると思います。 また、クーパーを取り巻く脇役たちも渋く抑えた演技で主役に匹敵するほどの好演。 半人前の血気盛んな若手保安官との口論や馬小屋での殴り合い、訪ねた先々で相手にしてもらえず「街を去れ」(←西部劇ならではのこの台詞、格好良い。)と一蹴されるシーン、教会に集まった者たちで議論をする場面での意見交換のシーン(神父が「例え犠牲者が出たとしても…、いや何でもない」とクーパーが命を落とすのではとハラハラさせるような台詞を挟むのも実に上手い)や、新妻とメキシコ女との間で交わされる会話でそれぞれの人物背景が語られるシーンなど、クーパーと悪漢との間に起きた過去のいきさつやクーパーの人望の厚さが次第に浮き出てくる描き方は、ほとんど完璧と言って良いくらいの見事なテクニックでしょう。 ゲイリー・クーパー演ずるケーン保安官は、主演でありながらそれまでの西部劇ではありえないほどの小さい存在になってしまっていて、仲間を求めて街を彷徨う姿は部屋の中から小さく捉えられるショットが多く、また時間の経過を表現する時計も、序盤は小さく撮られていたものが終盤にかけては振り子が画面一杯に揺れるほどの存在感を出すように撮られたりと、カメラワークにおいても絶品。 言うまでもなく、真昼のシーンだけで構成されている本作ですが、冒頭から幾度となく現れる澄み渡った空の“白さ”が乾いた印象を与え、街の殺伐とした雰囲気やラストの保安官夫妻の去り際の無常感を際立たせているように感じました。 悪玉のボスが意外とアッサリとやられてしまった事以外は、ほぼパーフェクトの映画。大満足。
[映画館(字幕)] 9点(2012-08-12 17:40:47)
3.  マドモアゼル a Go Go 《ネタバレ》 
コメディが軽い。まぁ、その軽さがフレンチテイストで良いんだけど。 ゆる~いコメディでよく見られる、頭を物で殴って気絶させるシーンがこの映画でも出てくるのですが、大抵は「そんなんで気絶するわけねぇだろ」ってツッコミたくなるくらいの殴り方で、そのユルさがまたいいのですが、この映画は特に生ぬるい。だいたい、クッションだか枕だか知らんけど、そんなんで殴られて気絶する人いませんから(笑)。 最後の方で、お金が入ったケースをラグビーみたいにパスするシーンとか、1800秒数えていた女が用を足しに席を立った事をやや遠まわしに表現する演出や、写真の入った“ロケット”の場所を電話で教えている時に女のいる場所がバレてしまうシーンなんかはちょっと洒落てて好きです。
[映画館(字幕)] 6点(2011-04-09 21:35:47)
4.  魔術師(1926) 《ネタバレ》 
「人を創造してこそ魔術である」と言ったからには、ちゃんと人造人間を作って欲しかったところ。 マッドドクターが登場する映画は他にも観たことがありますが、風貌・目力ともにややインパクトに欠けるような印象で、しかも“いつの間にか”ヒロインをさらわれてしまったりと、特に怖さを感じることはなかったように思います。(しかも、なんで薬剤師?) それよりも、序盤に出てきた手術のシーンのあのギャラリーの多いこと。あんな手術室があること自体驚愕だし、メスを執る方も変なプレッシャーがかかるっつうの。 ある意味、このシーンが一番衝撃的でした。
[映画館(字幕)] 6点(2010-12-31 18:22:58)
5.  幕間 《ネタバレ》 
最初からシュールレアリズム映画だと知ってて観ていれば、素直に入っていけたと思うのですが、何か突拍子もないものを観てしまったように思いました。 ストーリーはあってないようなもの、というのではなく、ない。これは間違いない。 後半辺りから少し繋がってきてはいるけども、最初の方は一貫性のないただの映像の羅列のような感じ。 カメラを傾けたりスローにしたり逆回しにしたりと、色々なことをやっていて、移動中の空の映像を高速で映しているシーンなんて、何だか一つの絵が浮かび上がってくるんじゃないかっていう感覚も湧いてくるのですが、実はクレール本人もそれにチャレンジしてるのかもという気がしてきます。 最後、パッとFINの文字が出て、あ~こんな終わり方なんだ・・・と思っていたら、そういう“映像”ではなく、白い紙にFINと書かれていただけで、その紙を破って画面の向こう側から人が出てきたのが意表を付かれた感じで面白かったです。 チープでちゃっちい演出なんだけど、俺の見たことのない映像ってまだまだあるなぁと、映画の世界の広さを思い知らされたような気がしました。
[映画館(字幕)] 6点(2010-12-17 22:53:49)
6.  マヅルカ 《ネタバレ》 
場末の飲み屋のステージで唄うちょっと陰りが出てきた感じの女歌手と、音楽学校に通う母子家庭に育った女学生との交差を、大胆かつドラマティックに描いたストーリー。 一番驚いたのは、映画序盤で女学生リサが母親に届いたドレスを鏡に向かって合わせてみたり母親に着てみるように勧めているシーンが、ヴェラの回想シーンの時にヴェラの立場から全く同じそのシーンが回想の中に組み込まれているというストーリー構成。 1つのシーンを後に違う角度から再度用いることによって、2人のそれぞれの物語を繋げているわけなのですが、この手法って映画全盛期といわれる1960年台くらいから使われるようになってきたとばかり思っていたので、これにはかなり衝撃を受けました。 しかも、ヴェラの語る回想が、映画を観ている我々までが彼女に同情してしまうほどのシリアスな過去で、ラストの別れのシーンは、ヴェラが実の娘を思いやる気持ちで一杯で、涙が出そうになってくるほどです。 序盤の軽いコメディタッチな所も面白く、素直に感動できるストーリーですし、何といっても全体的に物語が非常によく練られていて予想外に楽しめたのが良かったです。
[映画館(字幕)] 8点(2008-09-06 16:26:47)
7.  間違えられた男 《ネタバレ》 
この映画では、取り調べってこんなことをさせられるのかという、刑務所の中の様子を描いたドキュメンタリー映画に似た雰囲気を味わうことが出来ます。 この映画では最初にヒッチコック自身が実話だということを明かしますが、私はこの方法が正しいやり方だと思います。 というのは、この映画で出てきた数々の取り調べ方法のほとんどが観る側の人間にとってとても非日常的だからです。私も面通しなんて初めて見ましたし、店の奥まで行って引き返して戻ってくるというのも、本当にこんな取り調べの方法が実際にあるのだろうかという疑問まで浮かんできそうです。前もって実話と断りを入れておけば素直にストーリーに入り込めますが、最後まで実話だとわからないまま観ていたとしたら、何ともリアリティに欠くストーリーに思えたに違いありません。 最後はバッドエンディングで終わっちゃうのかなと思っていたら、最後に家族4人の幸せな後ろ姿で締めくくられていたのでホッとしました。あのワンカットで救われたような気がしました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-07-20 22:43:42)
8.  街の灯(1931) 《ネタバレ》 
サイレント映画の、特に映像作家チャップリンの人物描写の上手さに見事に感服させられました。 まず、冒頭のシーン。「目が見えない」というセリフを一言も喋らずに盲目であることを見る側に伝えきったその描写力に座布団10枚!しかも、完璧に盲目であることをを伝えきってからチャップリンに水をかけるという丁寧さ。盲目であることがハッキリと解ってからのシーンなのでちゃんと笑いが成立するのですが、あやふやなままであのシーンが出てきたら、もちろんコメディとして成り立たないわけなのです(当たり前)。 そして、この映画を見た全ての人の心の中に刻まれるであろうラストシーン。このシーンを見たとき、女の表情が、助けてくれた人の顔を見れて本当にうれしいと思っているようには見えなくて、そんなに感動するかなぁ?とやや疑問だったのですが、家に帰ってきてみんなのレビューを見てみると、自分が見て感じ取った女の表情がやっぱり間違ってなかったとわかってホッとしました。みなさんの仰る通り、これは完全なハッピーエンドではない筈です。チャップリンが、目が治ってよかったね~、と純粋無邪気に喜んでいるのに対し、女の方は「お金持ちの紳士な方かと思っていたのに、ズタボロのルンペンじゃない。けど、治療費をカンパしてくれたし、私の目が治って喜んでくれてるから私もヘンな顔できないわ。それにしても、この人本当にイイヒトそうねぇ・・・」という表情です。これは、相当な人間観察力と描写力とがなければ成し得ぬ業で、私はここにチャップリンの偉大さを見ました。 〔'05.8.27追記〕上記レビューは映画館で1回観ただけで書いたものなのでかなり曖昧なレビューだったようです。 ラストの再会のシーンについてですが、目が治った女の子の方の表情は読み間違いはなかったと思うのですが、チャップリンの表情を読み違えてしまっていました。あのシーンでのチャップリンは女の子の目の手術の成功を心から喜んでいる顔ではありません。あの時のチャップリンは「マズイ!こんなズタボロの出で立ちで見つかってしまった。どうしよう・・・しゃーない、とりあえず笑ってごまかしとけ(笑)」という表情です(けど、うまく笑えてない)。 といった感じで、私の読み間違えがありましたが、いずれにしろチャップリンが鋭い眼光と描写力を持っている偉大な映像作家であることには変わりはないということで、まぁ良しとしましょう(笑)
[映画館(字幕)] 8点(2005-05-02 20:56:52)(良:1票)
9.  マーニー 《ネタバレ》 
先日観たトリュフォー監督の「暗くなるまでこの恋を」とどことなく似ている気がしました。どちらの映画も、犯罪を犯した女に恋をする男がいて、しかもその男が会社の社長という設定までそっくりです。ただ、本作の方は、監督がヒッチコックというだけあってやはりサスペンス色が強く出ていると思います。金庫からお金を盗むシーンの緊張感は並大抵のものではなく、さすがだなぁ~と、ヒッチコックの十八番が見れて嬉しくなってしまいました。 しかし、そのシーンの格好良さのおかげで後半の盛り上がりも期待できると思っていたところ、そこからが全く盛り上がらない。狩の集団を離れて一人で馬を走らせるシーンも、大した緊張感はないのに半ば無理矢理スリリングに見せているだけのようだし、序盤で金を盗まれた会社のオヤジがパーティーに出てきたのもそれほど緊張を高める役割を果たせていないと思います。それに、この映画は不自然な場面が凄く多い。船旅で服を脱がされたマーニーがぼうっとつっ立っているとことか、プールに身投げするのも馬鹿げているし、助けたときにすぐに普通に会話しているところもやはり変。雷でガラスが割れても平然としているし・・・。なんといっても、明らかにスタジオで撮ったとわかるシーンを合成しているのが多すぎて、そればかり気になってしまうのです(船の“絵”で誤魔化すのはマイッタ)。この頃のヒッチコックは本当にそれが多い。合成であることを忘れさせてくれるくらいの秀逸なストーリー・演出さえあれば全然問題ないのですが・・・
[DVD(字幕)] 5点(2005-04-23 14:34:42)
10.  まぼろし 《ネタバレ》 
「あなたには重みがないのよ!」で、後ろに座ってたバカな男があのセリフを鼻で笑っていたんですが、ホント最低ですよ。あのセリフはあくまでも“重み”であって、物理的な“重さ”ではないです(多少はあるかもしれませんが)。その少し前のベッドシーンの時には「だって、あなたって軽すぎるんだもの」と、まだ笑うこともできるくらいだったのかもしれませんが、時が経つにつれてだんだんと夫をなくしたという、事の大きさを認識し始めたということでしょうか。 最後の、マリーが夫に向かって駆けていくラストはいろいろな解釈が可能だと思いますが、私はあのシーンで目を疑いましたよ。私にはマリーは夫よりも先の方まで走っていってしまったように見えました。つまり、あのときマリーは夫が見えていなかった、マリーにはもう夫のまぼろしさえも見えなくなってしまった、と解釈しました。気分が晴れることによってまぼろしを見なくなるのではなく、見えなくなってしまったのではないでしょうか。 おすぎがこの映画を絶賛してたらしいのですが、「ラストがも~スゴイ!」のようなことを言ってたそうで、おすぎのラストシーンの解釈をぜひとも聞いてみたいものであります。 しかし、このフランソワ・オゾンという監督は最後の“締め”が非常にうまい。私はこの監督の作品を見るのはこれで3作目なのですが、この人はエンディングを考え出すことにおいては明らかに特異な才能を持っている。特にラストのエンドロールに移るワンカットを選ぶセンスが素晴らしい。 全体の流れとして終始単調なリズムだったのと、ベッドシーンでの露骨な描写(スイミング・プールのアレとは違いこの映画ではヌードをさらす必要性が全くない)をもう少し抑えればもっと良い作品になったと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2004-11-05 00:17:03)(良:1票)
11.  マッハ!!!!!!!! 《ネタバレ》 
とにかく「凄い」の一言!「スゲ~」の連発ですよ。 個人的には、序盤の逃走シーンが一番好きですね。あれはもはや曲芸でしょう。アクションそのものもスゴイけど、それの見せ方がうまい。主人公の走る先に車を写しといて「もしかして飛び越えちゃうんじゃぁ・・・」って思ったら本当に飛び越えちゃったり、前方にガラスが立ててあるところを先に見せといて「もしやあの隙間を・・・」と思わせて本当に間をすり抜けちゃう!車の下の隙間が見えたときも「まさかこの下を・・・」と思ってると本当に下をくぐり抜けちゃう!!この見せ方、ある意味サーカスですよ。格闘シーンもまたスゴイ!もう、目つきからしてハリウッドの映画スターとは格が違う。真剣味が全然違う。頭蓋骨割れちゃうんじゃないかってくらいの肘鉄・膝蹴りのオンパレード!回転蹴りも普通より余計に廻っているような気がして迫力があった。スローでじっくり見せるリプレイも主人公の表情がよく見えてて気迫まで伝わってきました。鬼気迫るあの表情だけでもこの映画を見る価値はあります。 名台詞の投稿の所の「せめてエンジンくらいかけさせろ!」にはホント同感。あれには笑わせてもらいました。 キアヌ・リーヴスが1年間かけて特訓したというマトリックスとは違い、こちらは5年間かけて準備したというから頭が下がります。やっぱり、違いがよく出てますな。
[映画館(字幕)] 7点(2004-09-02 12:43:06)
12.  マトリックス
ストーリーがダメだなぁ~。ありきたり。一昔前のRPGみたい。高校の頃とかによくドラクエやFFをやっていたせいか、ストーリーに面白味が全くない。アメリカじゃ斬新なストーリーとして認められるかもしれないが、日本でこのストーリーが受け入れられるのは理解に苦しむ。まぁ、一応ストーリーはうまく繋がっていたから合格点あげます。 エントランスホールの銃撃戦は良かった。コンクリートの破片が飛び散るところとか、スローモーションで見せたのは正解ですね。音楽もハマってたし。ただ、最後の1人を蹴散らす時、蹴りがまともにヒットしてないように見えます。 このレビューを更新する前はカンフーシーンとかをボロクソに貶していたんですが、DVDのメイキング集でキアヌ・リーヴスらが1年以上も前から特訓を重ねていたという逸話を聞いてなんだか親しみを感じてしまいました(笑)。
6点(2004-07-01 20:44:08)
010.18%
120.37%
230.55%
391.66%
4295.35%
58515.68%
614426.57%
716630.63%
87313.47%
9234.24%
1071.29%

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