21. ミッション
デニーロの映画で「ディアハンター」と並んで、わたし的に評価の高い作品です。奴隷商人だったデニーロが改心してイエズス会の神父(ジェレミー・アイアンズ)とともに村を守るストーリーですが、デニーロの迫力ある演技に圧倒されます。スペインやポルトガルの植民地支配って、今のアメリカのように一方的な武力介入だったんですね。いろいろと考えさせられる名作です。 9点(2003-11-18 00:41:26) |
22. ミート・ザ・ペアレンツ
猫を可愛がるデニーロの演技、笑えます。あんな父親の娘と結婚するなんて、想像しただけでイヤですねえ(笑)。エンドクレジット前のベン・スティラーのひとり芝居に爆笑です。 8点(2003-11-18 00:36:11) |
23. ミッドナイト・ラン
同じデニーロのロードムービーとして、「俺たちは天使じゃない」(1989)という作品がありますが、どちらかというと本作の方が面白かったかなあと思います。賞金稼ぎとそのターゲットが意気投合するというのは映画のシチュエーションとしてはありがちな話で、その陳腐さを払拭するように好い映画に仕上がったと感じます。 8点(2003-11-17 09:18:30) |
24. ミシシッピー・バーニング
ジーン・ハックマン! 「フレンチ・コネクション」シリーズの"ポパイ"刑事を彷彿とさせる荒々しさがあります。この人の役者としての信念は、とにかく一途な役をやることだそうですね。それが思う存分発揮された作品だと思います。ウィレム・デフォーのエリートっぽい雰囲気もよかったです。南北戦争当時の奴隷解放宣言から100年近く経った1960年代になってさえ、公民権運動という戦いの中で、アフリカ系アメリカ人の人権は差別されていたという事実は重いですね。ところで余談ですが、ジーン・ハックマンの吹き替えの声は石田太郎さんがしっくりします(笑)。 7点(2003-02-27 21:28:55) |