21. ミス・ポター
彼女の絵本はもちろん素敵だけど、彼女の生き方はもっと素敵だと思えた。 動物たちや自然を愛する気持ちが絵に滲み出ているようで、彼女の人柄の良さに説得力を与えている。 物語には起伏というものがあって、良い事があれば、悪い事もあって、また良い事もある。 その論理から言うと、幸せから始まったこの物語にもきっと不幸せな展開が待ち受けているんだろうなと想像させたけど、この2人にはそんな不幸せも乗り越えて幸せになって欲しいと願わずには居られなかった。 伝記ということもあって、僕の願いはあんまり叶えられなかったけど、作品自体は素晴らしく良い出来に仕上がっていると思う。 [DVD(吹替)] 8点(2008-02-23 13:37:08)(良:1票) |
22. みんなのいえ
ココリコ田中はきっちりコントやってて完璧だったんじゃないかな。 野際陽子と布施明と中井貴一と真田広之もきっちりやってたかな。 あと、さんまもきっちり決めてきたな。 監督の意図を理解できる演者をメインに揃えれば、 かなり面白くなる素材ではあったと思うけど、 変にまじめに演技しちゃう人が居て、中途半端になっちゃったのかな。 逆にコントを撮るつもりじゃなかったんだとしたら、 上記の人たちはいらなかったかもね。 [DVD(邦画)] 6点(2006-02-20 22:30:41) |
23. MISTY(1997)
役者はそれぞれに与えられた役割をこなしているように思えた。描こうしているテーマに不備もないと思える。でも、どうにも駄目。面白くないし、作品としての存在価値も無いように思える。この作品の駄目さを役者の演技の下手さに求めようとするのは、やはり無理がある。上手い役者だったなら、面白くなっていたなんてとても思えないし、どう考えても監督の能力不足。 3点(2004-06-01 10:01:23) |
24. 未来の想い出 Last Christmas
和泉元彌とデビット伊東がぶっちゃけありえない。女優殺しである。まあ、まともな男優を用意したとしても、面白くないことに変わりはないのだろうけど、もう少し配役に気を配ってみても損はないと思ふ。クリスマスになると毎年必ず街に流れる耳慣れたテーマソングも、清水美砂にとっては早く過去の想い出にしたいだろう。 3点(2004-04-08 10:01:05) |
25. 未来は今
コメディとして素直に楽しめる作品ではあるが、ファンタジーというのは当て嵌らないだろう。シナリオの転結にオカルトを持ち込んでぶち壊しにしてしまっているというだけ。その点を除けば、普通に面白い。まあ、バカ映画なので細かいことは気にせず、素直に笑ってればいいのかも知れない。 6点(2004-03-29 17:50:09) |
26. みゆき
あちゃー、こりゃ酷い。みゆきと思って見たら、どうにもならないです。なんか変な電波を発してる宇沙美ゆかりに萌えるくらいしか、この作品に存在価値は見出せない。困りましたね。 3点(2004-03-26 02:26:18) |
27. 耳をすませば(1995)
ジブリらしいよく出来た作品である。どうだ凄いだろうと言わんばかりの指先の動きとか、究極のアニメを目指そうとしてるのかと思わせるほどの徹底振りで、素直に感心させられた。キャラクターもそれぞれ魅力的で、音楽も効果的に使われている。ほぼ名作としての行程を全うしようとしているかに見えたが、如何せんあのラストである。なんじゃそりゃ???というのが素直な感想である。何度見ても、それはないだろうとツッコミを入れてしまう。 7点(2004-03-12 13:56:55) |