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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3876
性別 男性
年齢 53歳

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1.  民衆の敵(1931)
実録ギャングもの、といった趣きで、演出は地味な印象、『つばさ』のウェルマン監督もここでは何だかつばさをもがれてしまったかのような・・・。ギャングの姿を少年時代から描いているんですけど、「子供の頃はこんな不良少年でした、大人になったらやっぱりギャングになりました」ってな流れが、どうも貫禄を感じさせない。映画製作の意図はギャングを美化する事ではナイ、という、言い訳じみた冒頭のテロップとも相まって、なんとなーくセコイ印象が。しかし、いかにもあっけなさすぎる最期に至って、その割り切りぶりに確信犯的なものを感じさせ、まあ確かにこういうのもアプローチのひとつなのかな、と。そういうわけで、娯楽味あふれる映画とはさすがに言えない本作ですが、その「実録モノ」風味によって、当時の世の中の風俗なんかがよく反映されており(・・・たぶん)、興味深いものがあります。
6点(2004-05-23 11:28:36)(良:2票)
2.  未完成交響楽(1933)
シューベルトのロ短調交響曲(現在与えられてる番号は第7番)が何故未完成に終わったか、の謎をキッカケとして作ったフィクションです。シューベルトは他にも未完成作品が幾つもあり(他には「四重奏断章」等が有名)、実際には大した意味は無いと思われます(一般に言われているのは、第1、第2楽章を3拍子系のテーマで書いてしまい、第3楽章も3拍子のスケルツォなので、書き進めにくくなったんじゃないか、という説)。が、この曲、未完成ゆえに完成された、と言うのはいささか言いすぎでも、とてつもない異彩を放つ個性的な曲で、確かに何か想像力をかき立てるような要素を持ち合わせています(当時はベートーヴェンもまだ第九の作曲途中というから、かなり斬新な音楽です)。本作は、ユーモアも交えながら、未完成の謎にロマンチックな解答を与えており、なかなか音楽にもマッチしています。多分実際のシューベルトよりはかなり美化されてるんでしょうけどね(後に墓を移動する際の調査で身長がかなり低かった事が確認されているようです。また肥満で内向的というから、今生きてれば「オタク」と呼ばれかねない)。
7点(2003-10-12 01:38:13)(良:1票)
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