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タケノコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 574
性別 男性
年齢 50歳
自己紹介 管理人さま、レビュアーのみなさま、いつもお世話になっております。

タケノコと申します。

みなさまのレビューをとても楽しみにしています。
( まるで映画のように、感動し、笑い、ときに泣きます )

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1.  もみの家
まず「登校拒否」について私見です。本人が学校に馴染めない、、もちろんそれが大きな理由ではありますが、ケースによっては、登校拒否して親を少し困らせてやろう、という、年頃反抗期特有の性悪なところも、全くないとは言えません。本作は、そのケースに近いと思っていて、もみの家に彩花 (南沙良) を預けるのは、建前上は、「あなたに合う学校に通いましょう」、しかし、母親 (渡辺真起子) の本音としては、一度親の元から離してみようか、、そのようにも見えました。 ちょっと脱線しましたが、、映画の内容としては、テーマこそ重たいですが、これは道徳の授業で上映したいほどの、清廉潔白であり誠実な映画であったと思えます。 野良仕事。 自給自足の食材を使った手料理。 富山県の春夏秋冬、大自然。 ここに集った仲間たち (←運命共同体) 。その全てが心が洗われるものであり、すでに心が「まっくろくろすけ」の私ですが、今では灰色くらいには戻った気がしています。 特に良かったのは、彩花の成長はもちろんですが、やはり彼女のご両親も真剣に悩んで考えて、結局は家族全員が共に成長していること。これは決して個人の問題ではなく、家族全体の問題、そう描いているところが秀逸だったと思えます。 その、ご両親役の渡辺真起子さん二階堂智さん、とてもよかったですね。そうそう、このお二人、「チチを撮りに」という映画でも夫婦役でご共演されてます。 チチを撮りに → もみの家。 この順番で鑑賞されたら、きっと幸せな気分になれることでしょう。 いいですか、チチもみ、チチもみ、この順番お忘れなく。
[インターネット(邦画)] 8点(2023-10-10 17:02:41)(良:1票)
2.  モヒカン故郷に帰る 《ネタバレ》 
始めの10分足らずで主要な登場人物たちのキャラが大体わかるという、実にムダのない人物描写はさすが沖田監督。 今回、彼らの趣味は、音楽やスポーツ観戦といった曖昧なものではなく、モヒカン (デスメタル) 、矢沢永吉、広島カープ、なんです。そこ、重要。数多くの中でも、「それじゃなければだめだ」ということ。だから本作ではその趣味について、個人の強い個性、主義 (主張) 、こだわり、または地域のコミュニティや郷土愛を視覚的に具現化したもの、と捉えるべきでしょう。同じ人間同士でも、それは全然違います。もちろん生きていく上で、ぶつかり合うこともあるでしょう。他人同士ならともかく、家族や結婚を通して人や地域のつながりが広がればなおさらで、嫌でも向かい合うことを余儀なくされます。とは言え、生きるということは共存していくことなのだから、他人の "それ" を否定することではなくて、理解し、認め、時には歩み寄ることが大切でしょう。モヒカンと矢沢永吉、デスメタルと吹奏楽、東京と広島 (地方)。ほら、不思議と仲良しこよしに見えてきませんか (笑) みんな、根っこは同じなんです。 ついでに、宅配ピザ屋さんのエピソードは、さも個性を主張するけど、実はどれも大差なく変わらないという「没個性」の象徴ですね、悪しからず。
[DVD(邦画)] 7点(2020-10-14 20:17:20)
3.  モリのいる場所 《ネタバレ》 
まるで「モリの家」を舞台装置に見立てた、山﨑努さんと樹木希林さんのお二人による夫婦コントですよね。今回、沖田監督のイメージとして、ロケーションが変わらないことが大前提で、役者たちの見た目も演技も大げさでいい、場合によっては宇宙人が登場したっていい、、言わば、コント (お芝居) に限りなく近い映画があったと思うんです。だから、熊谷守一氏という仙人のように超個性的な人物、そして "自宅" を出ないという人生、これはうってつけの素材だったのでは? もちろん、ドリフネタは表向きは笑いですが、これは監督の密かな「メッセージ」じゃないかな。 監督は過去にも、南極観測基地を舞台装置にしたり、映画の中で映画を撮影したり、色々と実験的な試みをされていますが、まだまだその路線を追及されているように感じました。 演者が客を楽しませる、といった意味では芝居もコントも映画も源流は同じだし、映画としてはその境界線にどこまで迫れるのか、監督の挑戦からますます目が離せません。
[DVD(邦画)] 7点(2020-10-08 12:25:36)
4.  模倣犯 《ネタバレ》 
衝撃のラスト(笑)はご存知のとおり。でもそれだけではなかった。公開が15年前であることを鑑みても、演出が古臭い、というか映画自体が妙に古臭いんですよね。森田芳光監督と言えば、斬新な演出が光る80年代の映画の数々、その後も(ハル)あたりまでは時代を先取りした着眼点で、常に邦画界の先駆者だったと記憶していますが、あれから時が経ち、皮肉にもその時代の変化に乗り遅れて、迷走しているような印象すらうけます。中居くんもねぇ・・模倣犯とか知能犯というよりも、ただの無能犯にしか見えんし。唯一の褒めどころは、山崎努さん。まさに原作の有馬義男のイメージそのもので、当然うまいし、存在感は抜群です。でもひどい出来栄えの本作では、一人存在が浮きまくっていて何だか痛々しい。ちなみに宮部みゆき氏の原作は名作です。文庫全5巻を数日で一気読みしたくらい面白かったです。でもそれすら意味なしフォローにしかならないのがなんとも虚しい。
[DVD(邦画)] 2点(2017-07-05 23:38:58)
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