21. ユージュアル・サスペクツ
たしかにラストはびっくりさせられたが、映画の内容は興味を引くものはなく、たいしておもしろくなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2012-02-10 20:41:05) |
22. ゆりかごを揺らす手
サスペンス中のサスペンスだと思う。怖さもすさまじいが、心理描写も見事。女に執念には参るというほかはない。ペイトンを演じたレベッカ・デモーネイに脱帽。 [DVD(字幕)] 9点(2011-12-02 22:57:12) |
23. 幽霊と未亡人
《ネタバレ》 美しきマーサ(天国は待ってくれる)のジーン・ティアニーがここでも健在、8歳の娘を持つ美しき未亡人ルーシーを演じる。対するグレッグ船長はレックス・ハリソン、頑固で怖い幽霊かと思いきや、ルーシーのひるまぬ態度に彼女に尽くす幽霊となる。 前半のややコミカルな展開から、フェアリーが登場し別方向に進み出す。ところが相変わらずジョージ・サンダースの役柄はうわべだけの男、船長の幽霊が出てこなくなったあたりが映画も中だるみ。 幽霊との恋ではどうにもならないと思っていたところ、見事な結末。天国は待ってくれるならぬ、幽霊は待っていた。このラストシーンには思わず涙。終わりよければ全て良し。 ところで、娘アンナの子ども時代は、ナタリー・ウッドだったんですね。三十四丁目の奇蹟とどちらが先だったんだろう。 [DVD(字幕)] 8点(2011-09-11 10:01:03) |
24. 夕凪の街 桜の国
いい映画に見えて、いい映画になりきれていないように思える。情感を大切にして淡々と物語っていく雰囲気は、私はとても好きであり、その点前半はまずまず。しかし後半がいけない。いっぺんに興ざめ、親父さんの行動も不審なものだが、それを追いかける娘たちの行動は何といいようもない。原作か脚本かどちらかがまずいのだろうが、監督かキャストかもしれない。現代っ子を表したのかもしれないが、前半の良さが台無し。 [DVD(邦画)] 5点(2011-08-10 16:40:25) |
25. 雪国(1965)
少年の頃見た川端康成の「雪国」はこの映画だった。大変有名な小説であることだけを頼りに、どういう内容かも何もわからず見た。覚えているのは大変美しい女優さんが出ていたこと、それが岩下志麻であった。 DVDで改めて見てみると、数十年経ったこともありいくらかは川端文学のすばらしさを感じ取れるようになったと思うがまだまだである。 この映画以降、岩下志麻さんの映画を何本も見ることになった。 [映画館(邦画)] 7点(2011-08-04 10:42:16) |
26. 幽霊紐育を歩く
《ネタバレ》 「天国から来たチャンピオン」の方を先に見ていた。といってもずいぶん昔の話、細部はほとんど忘れていた。オリジナルのこの映画を見て、単に記憶が蘇っただけでなく、リメイクではわかなかったことまでもがはっきりして良かった。 特に前半部が良く、外見は変わっても中身はジョーのままだということや、映画視聴者にはジョーのままでも、周囲の人間には別の人間に見えるということ、この映画の基本的なことだがこれがはっきりしていた。 それとベティ・ローガンを演じたイヴリン・キースの美しさにも惹かれた。この人は「風と共に去りぬ」のスカーレットの妹だったのだ。それと原題の「Here Comes Mr.Jordan」の名前のように、ジョーダン氏の存在感も大きい。困ったときのジョーダン頼みも冗談ではなかった。(洒落のつもり) ところが後半のボクシングの試合から終盤にかけては、何かうまくいきすぎて空々しい感じさえした。実に残念である。ラストシーンと見た後の爽快感はリメイク版の方が圧倒的によいと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2011-06-07 07:30:31) |
27. ゆれる
名作だし、名演技だと思います。しかし私は好きになれません。 [DVD(邦画)] 6点(2011-01-07 10:24:02) |