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鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3876
性別 男性
年齢 53歳

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1.  夕陽の群盗
お世話になった家を、ケンカでムチャクチャにしてしまう後ろめたさ。 一歩間違うと「死」が待ち受ける際どさ。 若者らしい無軌道さと、守るべき一線、みたいなものが、少し規格から外れたようなリーダー格のジェフ・ブリッジスとのやり取りの中で浮き彫りになってきます。ただしそれはあくまで相対的に、ですが。そしてその揺らぎに、時にニヤリとしたり、ハラハラさせられたり。 物語の顛末は、アリガチと言えばアリガチですが、後味がいいですね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-08-08 21:09:05)
2.  夕陽の挽歌
親子ほど歳の離れた二人の男。彼らが銀行強盗を働き保安官に追われる物語かと思いきやさにあらず、という訳ではなくて一応、銀行強盗したり追われたりはするんだけど、そういうオイシイ部分は殆ど描かなくて、この作品、普通はあまり描かないところを丹念に描いてます。野性の馬を捕まえるシーンなんかもう、入魂モノ(笑)。ポーカーの勝負からの一連の流れも見逃せない。という訳で、銀行強盗ってのは物語の背景に過ぎず、二人の旅路を追ったロードムービー的な作品です。というか、半分は古き良き西部劇、半分はニューシネマ。その分裂ぶりが、ゴールドスミス御大の音楽にも、よく表れています。ラストは、西部劇というものそのものに対する鎮魂歌のようでもあります。しっかしブレイク・エドワーズ、これだけの作品を作っておきながら、結局はピンクパンサーに帰っていくんだよなぁ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-08-20 23:52:41)
3.  夕陽のギャングたち
いわゆる3部作のうち、『荒野の用心棒』『夕陽のガンマン』が背景不明の劇画的ヒーローものだったのに対し、『続・夕陽のガンマン~』では、南北戦争という社会背景が、曲がりなりにも登場。本作はこの“社会背景”というものの位置付けがもっと絶対的なものになり、「社会体制」「革命」という究極の“社会背景”と個人との対立が描かれて、それによって“友情”というテーマが強調されています。/戦争は一応、「敵に勝つ」という目的に対し「敵を殺す/傷つける」ということはあくまで手段であり、「100万人殺せば英雄だが~」という例の批判も成立するかもしれない。/しかし、「体制」は時に「殺す」ことそのものが目的となる。粛清により、旧ソ連で、カンボジアで、どれだけの人命が奪われたか。/そこには、英雄すら生み出されることはない。/本作においても、執拗なまでに虐殺シーンが描かれ、それに対抗する個人の情熱や友情が、これでもかと、ほとんどワケワカランような破壊的なレベルで描かれています。そして最後のシーンでは、周りの喧騒から切り離されたような、主人公2人だけの世界が、突然現れ、印象に残ります。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-02-03 09:27:20)
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