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1.  汚れた英雄(1982) 《ネタバレ》 
あまり良い映画じゃない…とは聞いていたけど、バイクレースのシーンは思いっきり合格点な格好良さです。ローズマリー・バトラーの主題歌がまた映画に合ってて、懐かしくて格好いいんだわ。 ストレートを3台並んで並走するシーンなんて、どうやって撮ったんだろう?って思ったら命がけで撮っていてビックリ。車載カメラと思わしき映像や、コーナーを攻めるバイクを正面からアップで捉えた映像なんて、素晴らしいじゃないですか。レースシーンのこだわりは、まさに和製2輪版グラン・プリ。  ハリウッド俳優並みの二枚目・草刈正雄のおケツをたっぷり堪能できるこの映画、彼の脇を固めるのか、奥田瑛二と浅野温子が演じる緒方夫婦。見せ場は少ないけど、まだ売出し中の2人が観られたのは、ちょっと嬉しい。 木の実ナナ。この当時もう彼女の存在は知ってましたよ。子供の私から観て、クワッとした髪型の、性格が強そうな大人の…女性。まさか脱いでるとは思わなんだ。ウチのママンよりは数歳若いけど、この映画の彼女のあの使い方が正しいのかどうか、どうにもこうにも良く解らない。うぅ~~ん… え、レベッカ・ホールデン?ナイトライダーのエイプリルだよ凄い!!これは嬉しくも懐かしかったわ。あと黒部進(ウルトラマン)と団時朗(帰ってきたウルトラマン)がどこかに出てたんだ?どこだよ見逃した。  さて、バイクの映像は凄い格好いいんだけど、冒頭から15分以上も淡々とレースシーンが続くから、正直飽きてしまう。 北野はすでに巨万の富を手に入れていて、プール付きの豪邸に住んで、優雅な日常を送っている。いくら国内最高峰の2輪レーサーとはいえ、あそこまでの暮らしを手に入れるのは難しいだろうに、金持ち女にくっついて援助してもらって、今の北野があるんだろう。 こんな、ハングリーさを向けるべき方向を間違ってる人が、最終レースでもあんな結果になってしまう。あんな序盤飛ばしすぎても、あんなアクシデントがあっても、結果はあぁなるんだよ。人生ってなんだろうね? そして最後のテロップ。え?あ、あぁそうなんだ…って感想にしかならないよ。
[インターネット(邦画)] 4点(2023-06-22 23:37:09)
2.  陽暉楼 《ネタバレ》 
ウリらしいウリが“浅野温子VS池上季実子”のキャットファイト。前座として“倍賞美津子VS佳那晃子”。…なんだろうなぁ。美人女優たちがバァン!と太もも出して、プルン!と乳放り出して、髪掴み合って戦う様は、確かに凄まじい。 浅野VS池上は両者入場から激しい睨み合い、浅野の一方的な宣戦布告からの格下相手の前哨戦、見事な先攻ダンスパフォーマンスからマイクパフォーマンスの応戦。会場を移してのメインイベントは、皆さんお待ちかね、5分にも及ぶ場外乱闘デスマッチ。トータルおよそ14分近い熱戦がアツいアツい。上映時間100分の、実に1/10の時間をここで使ってる。 この衝突し合う珠子と房子。お座敷の芸姑と遊郭の女郎。ダイカツをお父ちゃんと呼ぶ妾と実娘。これはなかなか面白い。そして徐々に仲良くなるでなく、別れをキッカケに大親友になる展開も、ふた昔前の少年ジャンプチックで面白い。  この二人の戦い、友情、ダイカツと2人の娘の話に絞って、サクッと100分程度にしていれば、とても小気味好い作品になっていたと思うんだけど。序盤の呂鶴の死とか、お袖VS丸とか、ダイカツとお袖の過去とか、バッサリ切ったほうが良かったろうに。その代わり珠子とダイカツのここまでの過程を掘り下げるとか、忘れた頃にチョロチョロ出てくる稲宗組をもっと絡めてくるとか、出来たと思うなぁ。  ただ遊郭映画の大作として制作したために、オープニングの芸姑が大勢で移動する様子は見応えがあった。凄い。AKBとか坂道シリーズみたい。 ここに来て“あぁ、芸能界とか風俗産業って、こんな時代から脈々と今に繋がってるんだなぁ”って、今さらながらに思ったのです!やっと。 芸姑と女郎の違いって、今で言うと何だろう?華やかしいこの子たちの裏に見え隠れする暴力団って、今どうしてるんだろう?そんな気付きを与えてくれた映画でした。
[インターネット(邦画)] 7点(2022-11-13 14:44:14)
3.  蘇える金狼(1979) 《ネタバレ》 
恐らく、松田優作が亡くなった時に、追悼番組で観たのが最初だと思う。 で、今回改めてこの映画を観て解ったこと。『私は“ハードボイルド”というジャンルを、純粋に楽しめないんだな』ってこと。 生活感のない、死と隣り合わせの生き方。金、女、暴力。銃の手入れ、ウイスキーのロック、煙草の紫煙、男のロマン。ハードボイルドの雰囲気は大好きだ。だけど、観ていると“??”っとツッコミを入れたくなってしまう。 過去にこちらでレビューした“ハードボイルド”作品も同様。作品を好きな人には失礼にも思えるツッコミレビューを書いてると思う。もうこの時点で“ハードボイルド”の楽しみ方が違う、明らかに私の方が間違っているのだ。  当時も気になって仕方なかった「弾が貫通してあんたに当たる」って話。その絵面の、どうにも説得力の無さ。銃の知識なんてどうでも良くて、せっかく教えてくれたんだから、磯川が座り位置をズレるか、狙撃手が3方に分かれれば良いだけの話。どうして朝倉はあんな自信たっぷりにハッタリ咬ませてるのか?磯川たちも誰も突っ込まないのが不思議で不思議で。  取引の島(?)も、そもそもまっ昼間に手こぎボートで上陸からの不意打ちなんて無理。遮蔽物がないから確実に見つかる。ナイフで敵を仕留めた時に発砲されてるのに集まってこない磯川軍団。5人以上が銃で武装してて、機関銃まであるのに、余裕で勝つ朝倉。伏兵が全滅してるのに無線連絡とかもしないで上陸してくる迂闊な磯川。朝倉に都合よく物事が進みすぎ。映画なんだから嘘があって当然だけど、もっと上手に騙してほしかったよ。  松田優作のスタイルは格好良い。上司を恫喝するところとか迫力もある。当時リアルタイムに観ていたら印象も違ったのかな。 だけど人生の大半を過ごす“表の顔”サラリーマンの方でカツラを被るのはいかがだろう? 週5日8時間+残業もあったろう。当時だったら土曜半ドンもあったろうに、そっちでカツラ被るか?普通。
[地上波(邦画)] 4点(2022-03-10 22:38:22)
4.  吉原炎上 《ネタバレ》 
この作品は私の中で、とても邦画らしいと言える邦画だった。日曜洋画劇場だったと思う。番宣の『鬼才・五社英雄監督作品』ってフレーズが印象に残ってる。この映画を見たときも、キスシーン程度ならともかく、もっと激しいお色気シーン、いわゆる“濡れ場”が作品のメインとして入ってて、そういうのに耐性のない子供だったし、お茶の間が凍るのも苦手で…すぐにリタイア。 当時はじっとりジメジメな邦画は避けて、カラッと陽気に明るいハリウッド映画ばっかり観てたっけ。お陰で今、当時未見だった邦画を見る楽しみが出来てるけど。  中梅楼を中心とした当時の遊郭の町並みが凄い。セットのようだけどあの再現度、質感がとても素晴らしい。お金が掛かってるのがよく分かる。細かいところだけど、ふすまの中にガラス窓が入っていたりと、近年の画一的な工業製品に見慣れてしまったため、こんな些細なところに職人技を感じてしまう。 仕事を始める前の神棚を前にした儀式とか、当時の文化を勉強する資料としても、とても面白い。 中梅楼の造りからは千と千尋の湯屋を。おちかさんの話し方は湯婆婆を連想させる。今は鬼滅の刃も遊郭編だし、ぜひ今の子供にも観てもらいたいところだけど、無理だろうな。「ここ、噛んでぇ~!」だし。私も無理だったし。  コレってどこまで実話なのかな?って調べたけど、吉原が炎上したのって何回もあって、『いついつ、ココが火元でこれだけ燃えて、死者は何人で』とかって個別の記録がないのね。 純愛と見せかけて性的不能者なことにコンプレックスを抱いていた古島。お春との結婚に向かう絶望(不能者だとバレる)からの、自殺だったんだろうかね?逃げようと思えば逃げられたし。 古島の純愛より、自己満足の為に花魁道中を選ぶ久乃。不本意に売られてきた身の上には同情するけど、話が進んでいくうちに久乃より、庶民的な菊ちゃんの方に魅力を感じてしまった。
[地上波(邦画)] 6点(2022-01-22 18:31:54)
5.  八日目の蝉 《ネタバレ》 
-八日目の蝉-というタイトルの意味に色々な説があるようだから、決まった答えはないんだろう。私は“本来は与えられない時間”と解釈した。蝉は八日目を迎えられない。でももし八日目があったら?という意味なのかと。それは希和子にとって、自分が産むことの出来なかった子との時間。薫と名付けるつもりだった、中絶したために産まれて来なかった娘と暮らす時間なんだろう。  誘拐。最初は秋山家への突発的な復讐心からの行動だったろうけど、不倫相手への執着よりも、子供に対する母性が勝ってしまったんだろう。秋山に身代金や何かを要求するでなく、希和子にとって恵理菜は薫となり、掛け替えのない四年間を過ごすことが出来た。 裁判での、まるで秋山夫婦を見下すような感謝の言葉は、娘との“本来は与えられない時間(八日目)”を過ごすことが出来た、希和子の本心と思えてならない。もうそれだけで、あの四年間の思い出だけでもう充分だから、出所後に当時の写真を取りに来た。もとから成長した恵理菜と会うとか、そういう考えは無かったんだと思う。  恵理菜の母親は逆に、奪われた時間が戻ってきた。誘拐されて生死不明の娘が四年後に戻ってきた。これもまた“本来は与えられない時間(八日目)”なのに、こんなに嬉しいことはないハズなのに、失った時間を埋められないまま、空回りした母性。 他の蝉が見られなかった“八日目”が、必ずしも幸せな時間ばかりとは限らない。 そんな二人の母親に育てられた恵理菜。不倫関係から出来てしまった“望まれない子”を自分の境遇と重ねて、堕ろす決意で産婦人科に向かった恵理菜。だけどお腹の子に“八日目”を与える決意をする。生まれ出る前に目覚める母性。記憶の奥底に封じ込められた希和子から与えられた愛情。  永作博美の演技が素晴らしかった。写真館で、顔を上げるあの数秒はホント神がかっていた。薫と過ごせる時間がもう僅かしか無いことを肌で感じている表情。あんな素晴らしい感情表現が出来る女優なんだ。 小池栄子も素晴らしかった。猫背気味で自信なさげに恵理菜の跡を付いて回る姿は、私の知ってるタレント・小池栄子ではなく、安藤千草という男性恐怖症の一人の女性をしっかりと演じ切っていた。 薫ちゃん役の子が「暗いねえ~。怖いねえ~。」って言う言い方が、私の友だちそっくりで・・・彼女私より2つ歳上なんだけどね。 “見上げてごらん 夜の星を”のシーンで泣いた。この歌だったんだ。恋愛や不倫は男と女がするものだけど、その先に女は母性が目覚め母親となる。子を産めなくなった母親に芽生えてしまった他人の子への母性。「その子はまだご飯を食べていません!」あまりに悲しい別れの言葉。とても良い映画でした。
[インターネット(邦画)] 9点(2022-01-06 00:43:15)(良:2票)
6.  夜の訪問者 《ネタバレ》 
~De La Pert De Copains~仲間から。…で良いのかな?なんか間違ってそうだけど、英題は~Cold Sweat~冷や汗。 去年BSで観たのを忘れて録画、ついまた観てしまった。  夜の攻防から死体処理。船上や空港のアクション。美人のモイラに可愛いコンパクトなオープンカー。後のコマンドーみたいで結構面白い。 けど何でジョーが、悪党2人を殺さなかったか疑問。最初の奴(坊や)はアッサリ殺してるのに。 流れ弾でファウストが死ぬ辺りからストーリーが変になってくる。設定上ロスの部下をもう2人くらい増やせば、簡単に解決したんじゃないか?いやきっと、1台の車に乗り切れる5人で、過去の犯罪メンバーをまとめたかったんだろうか。  その流れ弾でロスが怪我をする。ジョーが車で往復して医者を連れてくると言い出す。…いやどう考えても車で片道病院まで連れて行ったほうが早いのに。 でもこの小屋にいるのが①ジョー・マーティン②その妻ファビエンヌ③その娘④怪我人ロス⑤悪いカタンガ⑥ロスの愛人モイラで6人。 1台の車には乗り切れない。いやいや、カタンガを縛って物置にでも閉じ込めて、みんなで病院行けば良いんでない? それかファビエンヌに小屋で待ってもらって、5人で行っても良いんでない?なんか、モイラさえいなければ… 最初監督の考えてた話と、何か色々と違ってきたんだろうな。誰かがカーチェイスやりたいとか、もっと格闘アクション入れたいとか、ジル(嫁)出したいとか、ジル(嫁)殺したくないとか、なんか色々。  町に馴染んでるジョー。医者のツテでもあるのかと思ったら、普通に銃で脅して連れてくる。もう絶対ロスを病院連れてきたほうが早かったって。 無駄に格好良い白バイとのヒルクライム・カーチェイス。悲鳴一つ挙げない先生に注目。さすがジョー、良い先生知ってるわ。 一方、意地でもファビエンヌには銃を渡さないロス。出血で真っ白な顔が乱の仲代達矢みたいだ。その後出血死。 ライター1つで山火事発生。仲良くカタンガに捕まるマーティン一家。 ジルじゃなくてモイラは山小屋でフェードアウト。先生も小屋に置いてけぼり。あの後どうやって帰ったんだろう?先生のハイウエストなズボンに注目。 山火事で火だるまは避けたカタンガだけど、結局照明弾で火だるまに。この時、照明弾を拾うジョーのパントマイムみたいなアクションが滑稽なのと、家族のいる方向に躊躇なく照明弾を撃てるジョー怖い。 最後は白バイ警官がヒルクライムの車を確保して逮捕もされず、マーティン一家が笑っておしまい。 …これだけ書いておけば、間違ってこの映画を観ることはもう無いだろう。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2021-05-30 21:48:12)
7.  予期せぬ出来事 《ネタバレ》 
~The V.I.P.s~重要人物たち。…としか解釈できず、豪華キャストを考えると、これまた思い切ったタイトルだなって思ってしまう。 オープニングのゴージャスさから、何かもう序盤でお腹いっぱいになりそうなところ、良い意味で関心を持たせる、良い邦題だと思う。  空港に集まった主要人物、そこに至る簡単な経緯。これぞメロドラマって感じの出だしだけど、霧のせいで先行きが悪い方向に向かうなか、深夜から翌朝にかけて、霧とともにスカッと晴れ上がる展開が心地良い。 ミス・リードの献身的な捨て身の活躍。失意の中、彼女の話をしっかり聞いてポンと小切手を切るアンドロスの格好良さったら無いね。マングラム社長と一緒に飛び跳ねたくなる。 元ネタがありそうなブーダ監督とグロリアの偽装結婚。興奮剤、鎮静剤、ブランデー、眠気覚まし…死んじゃダメだ公爵夫人。 適当に順調な人生のシャンセル。フランセスを本当に愛してたなら、今回の失恋が彼の人生に大きな成長を与えるだろう。 主役は愛の逃避行のフランセスだけど、序盤にシャンセルに言う「あなたの言う一生って、長いのかしら?」何かもうこの時点で、彼女のやりたかったことが達成してる感があった。ポールと一生を共にする決意を固めるフランセス。良かった、良かった。  影の主役は、毎日こんな要人たちをおもてなしする空港職員たちだろう。破産した公爵夫人を要人として扱い、種痘証明探してあげたり、最後は伝達のない要人プープーをしっかりエスコート。グランドホテル形式の映画らしい締め方。 そんな要人が集う空港カウンターに、一際目立つ、日本航空の鶴のマークが誇らしい。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-05-27 10:00:59)
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