21. リング(1998)
原作は和製ホラーの傑作と思いますが、映画はそうは思いませんでした。高山竜司の設定が変えてあって、それが真田広之というのも違和感があった。変える必要のない原作を設定部分から変えることの意味が良く分からなかったです。 [DVD(邦画)] 4点(2008-12-09 13:46:00) |
22. リディック
主人公の描写が希薄で、なんのことやら良くわからん。 [DVD(字幕)] 4点(2008-10-20 01:55:23) |
23. 理由(2004)
《ネタバレ》 原作との「違い」に関してレビューします。ストーリーの流れはほぼ原作の通りでした。あの情感を極力排した原作を大林監督が映画にすることには先入観として違和感があったけれど、淡々としたドキュメントタッチで撮ろうとした意図は感じました。しかし、原作者っぽい人間を劇中に出してドキュメンタリーを気取った段階で黄色い信号が灯り、最後の八代祐司の扱いで、ある意味、ぶち壊しになりました。原作を読んでから随分と時間が経つので確信は無いけれど、この事件に関わった人たち全てに色々な「理由」があったということがメッセージであって、その総体として起こった事件だったはずです。今作のように八代祐司を時代を見渡す代表選手として着地させたらテーマが変化します。原作のエンディングにも確かに八代の幽霊話は出てきますが、自分に言わせると彼の「理由」が実は最も単純で分かりやすい。そこにフォーカスすると薄っぺらな不幸ものに見えます。犯行が起こる社会背景を、多くの人の「理由」を積み重ねることで薄く広くそして重く仄めかすことが原作の味わいでしたが、映画にはそれが無い。活字では、それぞれの人物の「理由」をもう少し吟味する時間があるのだけど、映画ではとても拾いきれない。あたかも犯人に行き着く為に次々とインタビューをこなして時間が過ぎて行く印象。ここに原作との決定的な「違い」が生じます。結論として、この原作は映画にすべき作品じゃなかったと思う。演出の手腕とか脚本の精度というレベルではなく、活字と映像の表現特性の違いが顕著になる題材で、原作が持つテーマ自体が映像化によって損なわれるからです。八代裕司役の加瀬亮の偏執的演技と、ちょい役だったけど多部未華子の存在感は光っていました。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2010-01-21 16:02:45)(良:1票) |
24. リアル鬼ごっこ(2008)
原作には迷いなく0点を付けるけど、この映画は3点くらい。馬鹿らしさは変わらないけれど、設定を変えて1時間半くらいは持たせてくれました。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-03-22 00:15:58) |
25. リセット(2010)
《ネタバレ》 まさかとは思ったが、なにも解決せずに終わったよ。どんな感想を持てというのだろう? 製作者と話してみたい。何がしたかったんですか? 久しぶりの0点。アナキンがルークと名乗ったときに少しだけ笑いました。 [CS・衛星(字幕)] 0点(2012-05-02 22:02:53) |
26. リボルバー(2005)
こりゃなんですかね~。前半までは5点でした。後半に入ると、10分ごとに1点ずつ減って行きました。最後の方は3分ごとに減点したかったけど、0点で打ち止めなので、この映画は得してると思います。自分は映画を早送りで観ないことをポリシーにしていますが、これほど早送りしてやりたいと思った映画は記憶にない。スカスカの中味を意味の無い台詞で引っ張るな! [CS・衛星(字幕)] 0点(2009-07-08 02:54:52) |