1. リトル・ランボーズ
《ネタバレ》 宗教を信奉しその教え(道徳規律)を守る厳格な母と暮らす、子供の無邪気さ快活さを失ったウィルと、母は子育てを放棄して海外暮らし、学校では問題児だが年の離れた粗暴な兄と二人暮らしのため背伸びして大人になる必要があったカーター。そんな二人が出会い、友情が芽生え、映画『ランボー』に触発され映画製作をする過程は微笑ましかったし大いに共感できた。純粋で奔放な子供の想像力はなんと豊かなんだろう。ところどころに挿入される二人のイマジネーションの世界なんかも上手く表現されていて監督のセンスの良さを感じた。最後はホロリとさせられたなぁ。 将来有望そうな子達でしたが、今作は2007年制作の映画だそうで現在はどんな感じに育っているのか気になりますね。 [映画館(字幕)] 8点(2010-11-12 22:43:20)(良:1票) |
2. リアル鬼ごっこ(2008)
《ネタバレ》 原作未読。「全国の佐藤さん狩り」という設定だけ聞いて観に行ったんですがちょっと拍子抜けというかソッチ方面だったのか、と。パラレルワールドが無限にあるそうだけど、色んな世界の人が色んなコトをしているわけで同一人物が常にいる、というのは無理がある。おまけに生死もリンクしてるそうなので、あの世界の誕生から終わりまで、結局はあの主人公達の時代(物語)だけなんじゃないかなぁと。まぁ色々と設定が無理あり過ぎるな。鬼も貧弱だし。 狩るという発想は面白いので普通の世界で皆で「佐藤さん狩り」の方が面白かった気がするな。 [映画館(邦画)] 3点(2008-03-08 01:08:49) |
3. リーピング
《ネタバレ》 聖書に関しては多少知識がある程度。キリスト教圏内の人は怖いんだろうな。昔の出来事から信仰を捨て科学的に分析し解明してきた主人公、逆に奇跡に出会い更正し奇跡を信じる相棒が対照的に描かれ前フリも十分効いていたし、どんでん返しもなかなか良い。ダーク・キャッスル名義ではトップの出来。オカルト物としても上位かな。 ひとつ引っ掛かったのは神父が殺されちゃうトコだけど、アレは(少女(実は天使)を殺せと言う神父を邪魔と判断した)神の仕業なんだろうか? 謎の少女を演じたアナソフィア・ロブは目力がありますね。将来楽しみ。あと「イナゴ少女、現る。」のコピーは陳腐ですね。ワーナーもうちょっと良いの付けてよ、ビデオスルーの作品じゃないんだから。 [映画館(字幕)] 8点(2007-05-25 00:51:14) |
4. 隣人13号
《ネタバレ》 原作は未読。ジキルとハイドですね。獅童の壊れっぷりが怖い。虐めれていた十三の小学生時代の妄想なんだろうけど、作家になったら将来有望だな。知らない人ですが、監督はセンスも良さそうで次回作にも期待。 [DVD(邦画)] 7点(2006-03-18 23:19:17) |
5. 輪廻(2005)
《ネタバレ》 清水監督は相当ホラーが好きなんだなぁって感じさせるシーンが多い。演出面は上手くなっているかな。この作品だと因果応報関係なさそうですが、世界中報われない魂だらけになったり皆知り合いになりそうなんだけどいいのか?輪廻転生が繰り返されてもずっと殺され続ける人生なんて嫌だな。でもどの人生を歩んでも子供達にとってはお父さんと「ずっと一緒」でハッピーエンド(?)なのかな。次の人生でもまたお父さん(の魂)に会いに行くんだろう。まぁ悪くは無かったです。 [映画館(字幕)] 6点(2006-01-12 22:08:11) |
6. リンダ リンダ リンダ
片言の言葉を話す異国の人や動物、子供なんかを使うのはある意味お約束というか反則と思えるが、ペ・ドゥナは間の取り方も上手くリアルな演技で観ていてまったく飽きなかった。アカペラを歌った子やダブりの人の歌声はお見事。 それにしてもこの手の映画を見ると「後悔先に立たず」とはよく言ったものだなと思う(泣)。 [映画館(字幕)] 7点(2005-08-23 01:34:37) |
7. リディック
《ネタバレ》 神話風にしたかったらしいが、普通にベタなSFアクション映画になっている。最強らしいけど「強ぇ」と思わせる描写は無かったし、「悪」らしいけど、ワルっぽくなかった。予算に話がついて来ませんでした。それにしてもディーゼルは「Mr.マッスル」に見えてしょうがない。頭の中で「お~い!タ~モリ~!」とリフレイン。 4点(2004-08-26 20:46:11) |
8. リクルート
実際CIAの訓練はこんなモンなんでしょうかね。騙し騙されの世界、よく人格が破壊されないモンです。フィンチャーのゲームを思い出しました。 [映画館(字幕)] 6点(2004-01-23 00:04:24) |