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1.  リンカーン弁護士 《ネタバレ》 
助けた依頼人が実は。。。という弁護士が主人公の映画は何本か観ましたが、これはその中でもサクサクと話が進み、 テンポよく軽快で、なーんも考えずに観られる娯楽映画でした。 ウィリアム・H・メイシーと愛犬が殺されるっていうのがなんかイヤだ、ジョン・レグイザモだったら「あら、そうなんだ」で済んだのに。 個人的にマシュー・マコノヒーはあんまり興味がないので主演作は殆ど観てないと思う。 ところでライアン・フィリップはポール・ハギスの「クラッシュ」を観て以来なんですが変わらないですねえ。 これ2011年だから、あれで36歳とか37歳だったんですね、見えないわあ。 マリサ・トメイも途切れることなく映画に出てますね、オスカー女優でもあるんですが中年になってから脱ぎっぷりがよくなったような・・・ でもナチュラルで、お顔に注入して不自然に頬がパンパンしてひきつってないのがいいです。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-04-07 23:40:38)
2.  リトル・シングス 《ネタバレ》 
これ、デンゼル・ワシントンとフレディ・マーキュリー役でオスカーまで受賞したラミ・マレックなのに日本では劇場未公開なんですね。 「なんで?」と思いながら鑑賞。見終わって理由はわかったような気がする。 ディーコンの過去を絡めながらも猟奇的な連続殺人犯を仕留めて二人の警察官が笑顔で握手して別れるというすっきり完結という内容じゃないんですよね。 かなり不条理でいやな終わり方ですね。あの人ジャレッド・レトだったんだ。半端ないインパクトでした、さすがだわ。 映画としては完成度は高いと思うけどやっぱりモヤモヤするし、あれでその後何事もなかったように生きていけるとも思えず、 あれは「小さなこと」じゃないしあんな秘密を抱えてたらそれこそ身を滅ぼしそうだわ、負の連鎖じゃないですかね。 こういうことが警察内部にあっても不思議じゃないってことなのかな?闇から闇へ葬られた事件は知らないだけっていうのは実際わりとあるんだろうな。知りたくない、知らない方がいいってことに思えた。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-18 11:42:25)
3.  リズム・セクション 《ネタバレ》 
何日か前の夜中に観たんですが、一晩寝たら観たことも今日まで忘れてた。 すみません、「なんじゃ、こりゃ」が感想です。 CIAにMI6とか言ってるけどプロフェッショナルを感じる登場人物はひとりもいません。 ジュード・ロウがなんのためにいるのかもよくわかりませんでした。無理があるし雑過ぎ浅過ぎで呆気にとられてしまった。 爆発で不必要に人が死ぬ映画はそこらじゅうにあるけど、本作でのそれは持っていきかた、経緯も結果も凄くいやです。 「しょぼ映画」てことでこの点数にしました
[CS・衛星(字幕)] 3点(2021-01-22 18:13:26)(良:1票)
4.  リトル・ミス・サンシャイン 《ネタバレ》 
久しぶりに笑ってスカッとしていい余韻に浸れました、ロードムービーは楽しい。  一家に問題児、トラブルメーカーがひとりいるとしたらたぶんこんなタイプだよね、というのがタイプ別に ほぼ揃っているような家族。おじいちゃんがレッスンしてるダンスについて母親すら見もせず放置していたっていうのも問題のひとつだと思われるんですけどね。 トラブル頻発するけど、いざとなれば団結力をみせる家族。バラバラのようでそうじゃない、なんか好きです私。 オープニングからラストへ向けてしっかり下地ができていて、ミスコンのダンスシーンで炸裂しちゃうみたいな。 思わず笑っちゃいましたね。おじいちゃんを途中退場させるのはどうなんだと感じたけれど、あのダンスを見て納得。 オリーヴのダンスが可愛くて可愛くて、ぎこちないからこそいいんですよ。 大人顔負けに歌ったり踊ったりする子供ってなんか痛くて逆に見てられなくなるもん、私。 子供のミスコンなるものへの皮肉、一石を投じるっていうものも感じます。 家族再生と見せて実はターゲットは子供のミスコンだったりして。。。  トニ・コレットはオーストラリア時代の「ミュリエルの結婚」が初見でした、グレッグ・キニアも昔からこっちにもあっちにも出てるよ~ていう俳優で、二人ともコメディからシリアスまで幅広く演じられる、実力派の俳優としてもっと評価されてもいいのになぁ。キニアは主役クラスの女優さんに結構モテモテだったらしいです、人柄がいいんでしょうね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-03-08 14:23:55)
5.  リミット・オブ・アサシン
トラヴィスって凄腕の暗殺者なのに女捜査官に一発で仕留められるって?? 結局復讐劇なんですけど、ラストにまた生き返らせるのってどうなんだろ  突っ込みどころ満載なんですが、とにかくイーサン・ホークがかなりカッコイイから まぁ、いいっかて感じ
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-02-06 19:49:02)
6.  リチャード・ジュエル 《ネタバレ》 
サム・ロックウェルの弁護士ぶりが見たかったんです、期待は外れてなかったです。 やっぱりイーストウッド監督の映画は無駄がないんですよね、スルスルと話は進み場面も変わる。 爆発シーンの唐突さがリアルで、今か今かみたいな演出がない分ショッキングです。  この映画、共感する人物とイライラする人物がきれいにきっちり分かれていて、 下瞼のくっきりアイラインが不潔さと不誠実さを倍増させる女記者はもちろんなんですが、 リチャード・ジュエルは完全にイライラ側です。 善人なんですよ、でもちょっと鬱陶しい人。正義感はあるんだけどそのために学んだ知識を得意げに 喋るわ、喋るわ。「もう喋るなっつーの!!」と何度思ったか。  爆弾テロ犯にされそうになってるのに危機感をあんまり感じなくて、 FBIの捜査手順やその理屈に理解を示すような態度だし。 私なんかお母さんのタッパーに油性ペンで番号書いたまま返してきたことにすら 腹が立ってしょうがなかったですけど。  無実であるのに有罪であるかのごとく扱われるリチャードに対して同情、共感されにくいような描き方に技を感じます。しかし、リチャードのその知識、知性がFBIを言い負かすシーンもあって手落ち無しなんですね。  ストレートで手堅いという映画なんですけど、人物キャラはなかなか一筋縄ではいかないといった印象です。 前からなんとなく感じてたんですけど、サム・ロックウェルとゲイリー・オールドマンてなんか似てる。
[映画館(字幕)] 7点(2020-02-06 19:07:00)
7.  リグレッション 《ネタバレ》 
気づけばイーサン・ホークって若いころから途切れることなく映画に出てるのね、 ジャンルもわりとバラエティに富んでる。 そして本作ではくっきりとした眉間の縦ジワがやたら気になったのでした、悪い意味じゃないけど。  とにかくよく雨が降ってまして、寒そうだけど湿った空気感が嫌な感じなんです。 なんだか前置きが無さすぎだし、発端がよくわからないといいますか、 何を追っかけてるのか、イーサン・ホーク演じる刑事がなぜあんなにイライラしているのか、 なぜあそこまでのめり込んじゃったのか少々説得力に欠けるかな。 後半になって、牧師か娘か心理学の先生か3人のうち誰だ?とは思いました。 終わってみれば「はぁ~~そうなんですね」て感じで見応えも満足感もあんまりなかったのが残念です。 寝付けない夜中に観るといいかも。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-11-13 22:33:10)
8.  リピーテッド 《ネタバレ》 
誠実で善良なジェントルマン、奥さんを寝取られた気の毒な善人、このような役どころが多いコリン・ファース。 しかしずっと昔「アパートメント・ゼロ」という作品で主演してることがあるわけで。  もう最初から不信感のカタマリの本作のコリン・ファース、ラストでニコールに安堵が待っているであろうことは 予想できるのでそれはいいとして、記憶喪失以前の経緯の部分がかなり省略されててちょっと物足りない。 低予算だったのかなあ、医者と危ない雰囲気になるとこはまったくいらないのに。 その医者役のマーク・ストロングの変貌ぶりにちょっとびっくりしました。でもニコールは演技の幅の広い女優さんですね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-01-20 13:46:51)
9.  リトリート・アイランド 《ネタバレ》 
なんじゃこの映画は。 とにかく脚本がまったくダメなんだと思います。 孤島の密室の3人とくれば心理描写が大きなカギになると思うんですが、肝心のソコが全く描かれてないというか、根拠とか動機とか背景すらわけわからず全てがとってつけたような説得力の無いものでした。 えーそれとですね奥さん役の女優さん、私この人ダメなんです。顔がイヤなんです、全然魅力的じゃない不幸顔。タンディ・ニュートン、初見は「M:I-2」でしょうか。「なんでこの人が?」と貧弱なヒロインにがっくりし、ポール・ハギスの「クラッシュ」では感情的に余計なこと言って相手を怒らせたりキンキン泣きわめく奥さん役でした、本作もそのタイプの奥さんでした。 たぶん、どうしようがこうしようがネガティブな反応で泣きわめく奥さんに最後の手段として孤島行きを決めたのは旦那さんなんでしょうな、お気の毒でした。 いくら苦しそうだからってやりますかね、普通。 弱そうで、すぐ泣くけどイザとなったら図太く生き残るのはオンナか、結局。なーんて思ったけどラストでああなったから奥さんは悪者にならずにすみました、やれやれ。 「リトル・ダンサー」のビリーがこんなに大きくなったのねーとそれだけが見所でした。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2014-08-12 17:17:19)
10.  リトル・チルドレン 《ネタバレ》 
淡々としたナレーションの効果もあると思うけど、コレなかなかハイレベルなコメディだと思いました。面白かったです。 サラとブラッドに比べ、ラリーとロニーのヘビーな過去と人間性は通常世間から受け入れられ難いものだと思うんですが、そういう二人の方から何か潔さみたいなものを感じました。 で、この四人とはなんか世界が違うぞと感じるのがブラッドの奥さんキャシィで、実家の母親がやってくるとこのナレーションはサイコーに可笑しかったです。 キャシィと時間通りに行動するママ友が対照的な存在で、サラの旦那さんは何も問題ないとマズイのでああいうことにしたのかな?ロニーがいるんで影が薄いですね。 サラとブラッドはそれぞれの配偶者を捨てようとし、ラリーは奥さんに逃げられた、しかしロニーのママはロリコンで性犯罪者として前科者になった息子を見捨てない。これ単純に自分の子だから見捨てないんです。まあ、無償の愛というより溺愛ぽいんですけどね(これがロニーがああなった原因かな) サラが思いとどまった理由も娘の存在でしたし、私も女なのでこれはよく理解できました、でもブラッドなんですが、へぇ~男ってそうなんだ~~と、なんか目からウロコでした。 一般的には未来への希望とか目標を明確にもってそれに突き進む生き方がポジティブとされているようですけど果たしてそういう人の割合ってどんなもんなんでしょうかね、サラとブラッドのようなおもいを抱えている人は結構多いんじゃないかと、ラストも二人がスッキリ悟ったというより、一旦は治まりましたって印象です。人生は山あり谷あり、迷いありですね。 この映画に共感して面白いと思った私もポジティブには・・・ちょと遠いですな(笑) 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-05 16:27:20)
11.  猟人日記(2003) 《ネタバレ》 
観初めて少ししてからずいぶん前にチラっとだけ観た記憶が蘇りました。 今回キチンと観まして、キャシーがどっかの路地裏でスリップ姿になった時に「あーこの人・・・」となり、唐突に時間軸が行ったり来たりの映画だったんだと。 またしてもユアン・マクレガーのダメ男を鑑賞する映画でございまして、もう笑っちゃいます。 今回は自堕落だけど女にはモテる、絶倫ダメ男です。 ユアンくん演じるダメ男ジョーはいらなくなると、都合悪くなるとなんでも運河に捨てちゃうんです。 でもエラの息子が運河に落ちた時はなりふり構わず飛び込んで助けたの、助けたいと思えば飛び込める人なんです。 次から次へと相手かまわずやりまくってたのは罪悪感とか不安からひと時でも解放されたいみたいな心理からじゃないかと思うんです、その手段は人それぞれでジョーの場合セックスだったんだろうなぁ。 旦那さんにバレたとわかった途端に離婚に積極的になり、だんだん態度が大きくなっていくエラ。真っ赤な口紅をベタベタ塗り付けるとこなんてもう醜悪極まりない。 私、ジョーよりエラに嫌悪を感じてしまいました。 口紅を付けながら手早く調停すませてさっさと離婚だわさなエラを見るジョーの冷めた目が印象的でした。 ジョーはあの後どうしたのかしらね、警察に出頭して真実を話し、留置されるのは間違いないんで、中にいる間に事件の経緯やその前後でも手記にまとめれば作家としてかなりの手応えを得たんじゃないかなんて思わずにはいられなかったです、はい。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-12-27 15:08:45)
12.  理想の彼氏
とにかく何もかもありきたりの設定だし、ケンカしようが別れようがどうしようがハッピーエンドになるのがラブコメのルールなので、「ふーん」てな感じなんですけど、キャサリン・ゼタ=ジョーンズが予想以上にすごくいいです。 いつもかなりコージャスな雰囲気だけど、ここではそれを感じないナチュラル系のメイクがいい。特にアイメイクがいつもとはかなり違う。 秋からクリスマスシーズンになんとなく流すようにして観るのにいいかな、意外と癒されるかも。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-10-16 13:17:20)(良:1票)
13.  リービング・ラスベガス 《ネタバレ》 
かなり前になんともイヤな気持ちだったけどなぜかラストまで観れてしまいました。これもすっかり投稿したつもりになってました。 救いの無い自滅映画、不条理な救いの無い映画でも納得できてとんでもなく感動してしまう映画もあるけど、コレはダメでした。 「死ぬまで飲む」そうしたいならそれもいいでしょう、けれどベンはあっちこっちにフラフラ出歩き、偶然出会ったサラを巻き添えにする。そのサラというのがどういうわけか「なんで娼婦なんかやってるの?」と言いたくなるほど良識のあるキチンとした娼婦です。ダメ男と純粋な娼婦、まあこれはよくあるシチュエーションなんだけど、ベンは死ぬつもり、そして例えばベンのような人で放っておいてくれという人、なのにひとりぼっちがさみしくてしょうがないという矛盾。 お酒で失敗する人の共通点なのかな? 私も結構飲むほうだけど、深酒して笑えない騒ぎを起こす人がどうしても受け付けられません、不愉快極まりないです。切なくもなんともありません、たぶんトラウマです。 大人のラブストーリーじゃなく、世間から見放された男女の共存?共依存?その結末といったほうが合っていると私は感じました。 ニコラス・ケイジはほんとにいろんなタイプの役を演じますけど、ベン役は私の嫌いなケイジです。それよりもエリザベス・シューがこんな役、演技ができる女優だったんだとそっちが印象深かったです
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-07-20 02:23:33)
14.  リアリティ・バイツ
劇場公開された頃からこの映画のことは知っていた、子育て真っ最中だった私は衛星で放送された時にビデオに録画し、家族が寝静まった深夜にワクワクしながら観賞し始めた。ウィノナが大好きだったからです。 ・・・自分なんて殆どないと言っていい子育ての現実に日々挫けそうになりながらなんとかふんばっている私にはまったく受け付けませんでした。途中で観るのやめました。 そしてあれから10数年、最後まで観るには観た。頭でっかちの自己中、厄介なめんどくさい女のあーだこーだを見せられ、嘘くさいほど理解ある男との恋愛成就でラストかいっ! 何がリアリティ・バイツなのよ、確かにいつの時代もどこにでもこういう実績も経験もないのに口だけは達者なお手上げ女は必ずいた、そこはリアリティだ。 若い頃、私にとって40代以上の人はどう逆立ちしたって太刀打ちできない完璧な大人でした、しかし今自分がその年代になってわかる、人はよほどのことがない限り基本変わりません。主人公リレイナも若いからではなくこの性質はまず変わらないでしょう。 しかしベン・スティラーにもこのような過去があったんですね。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2010-03-15 01:27:49)
15.  理由(1995)
かなり前に観ました。プロットとかシチュエーションはイイ感じだし、なにげにキャストもシブくて豪華、そのわりには印象薄いです。のめり込む面白さがなかったです。何がいけなかったんでしょうねぇ。 まあ、だいたい無罪を訴えてるあの黒人の表情とか素振りは最初から胡散臭いけど。 それとエド・ハリスのあのキャラは必要だったとは思えないです、むしろ邪魔でした。 積極的に観るほどの映画じゃなかったです、当時はね。 10歳くらいのスカーレット・ヨハンソンが出てるんですよ、もうお人形みたいにカワイイの。その点で今やっと観る価値のある映画になったかもしれません。 
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-12-12 15:16:07)
16.  理想の女 《ネタバレ》 
まずなんといってもウィットに富むセリフが良いです、特に男たちの男同士の会話が粋ですね、サラリと嫌味を感じさせず悪態を言ってのける、全てを知っているのは彼らじゃないかな、達人たちだ(笑) スカーレットの衣装がこれまた良いです、私の好み。スカート丈がひざ丈なら夏の外出着に揃えたいわね。 内容ですが、ロバートがアーリン夫人にあれほどの大金を頻繁に与える根拠とかアーリン夫人があの夫婦に近づいたその本心のところがすっきりしない、はっきりとしないけれど、その分ロバートとアーリン夫人のちょっとしたしぐさが「あ?あれ?!」というところが随所にあって想像力を掻き立てられる。 特にメグとアーリン夫人が偶然遭遇するシーン、メグを追うあの目は愛人が何も知らない正妻を見る目じゃありません。 でもねあんな目の演技ができるヘレン・ハントは凄い女優なんですが、この役はやっぱりちょっとね。老けたからじゃなく昔から水分不足、油分不足といいますか艶っぽさがないんですよ、真っ赤なルージュが見事に似合わない、ほんとに厚化粧が痛々しい。まさかそれを狙ってのキャスティングでしょうか?でもできればシャロン・ストーンまではいかないにしてもアネット・ベニングとかダイアン・レインあたりに出てきていただきたかったです。 収まるところへ収まったラスト、ひとまず一件落着っていう感じ?扇よりもあのドレスですね、意味ありげなのは。ドレスを見てメグが言うセリフがいちばん印象的でした。男女って、例え夫婦といえども何もかも全てを明白に見せる、見たがる、知りたがる、追求するって破たんを招くことですね。なかなか勉強になる映画でした。 
[DVD(字幕)] 8点(2009-12-03 11:41:03)
17.  リバティーン
ジョニーが「パイレーツ・オブ・カリビアン」に出ることにびっくり仰天した私としては、久々にジョニーらしいジョニーが見られました。これぞジョニーの本領発揮というところでしょうか。なりきっているジョニー、やはり彼の演技力には唸ります。映画としてはけっこうマニアック。自由奔放に生き、挑発的な言動で人々に影響を与えたジョン・ウィルモット、純粋といえばそうなんだけど、芸術家ってなんでこうも破滅的な変人奇人が多いんですかね。でもここまで極端ではなくてもこういうタイプの人はけっこういるのかもしれない。「どうせ嫌われるならとことん嫌われてやれっ!」て感じ?純粋だけれど素直じゃない、屈折した小心者ってとこでしょうか。母親が二番目の妻ってことも何か関係あるのかな?あの時代の貴族ですからね、腹違いの兄弟なんかがいたらいろいろとあったでしょうよ。監督はCMの製作でかなり評価されてるらしいですね。だからなのか、絵画のようなシーンが所々に見られます。登場人物のそれぞれの関係、設定とか、わかりにくくはあるけど、あらすじ、物語としてよりもジョニー目当てで観た私としては、本来のジョニーを堪能できて満足しました。あれで42歳だ、信じられん 。31歳で死ぬ役なのにまったく違和感も不自然さも感じさせないなんて凄いぞ。
[映画館(字幕)] 7点(2006-05-03 00:04:50)
18.  リクルート
アル・パチーノにコリン・ファレル、こってりデミグラスソースなみの濃さでありました。テンポがよくて観やすくはありましたね。昔からCIAが絡むはなしというのは騙し騙され、何が真実なのかわからなくなるのよ。ジェームズとレイラはこの後、人間不信に陥り、何を信じていいのかわからなくなって悩み苦しむんじゃないかと心配になりました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-07-24 23:32:58)
19.  リトル・ヴォイス
数年前にBSで放送された時に録画したまま未見でした。そのころはユアン・マクレガーが出ていることも知らなかったけど、最近になってユアンがコレに出ていることを知り、慌てて鑑賞。そのユアン、彼はやはりダメ男がぴったりだ。ジェームズ・ボンド役の候補に名前が挙がっているようだけどそれだけは絶対にやらないでほしいわね。エリック・バナだっけ?彼に決まりそうなのでひと安心です。この作品、やはりマイケル・ケイン、ジム・ブロードベント、ブレンダ・ブレッシン、この三人でしょう。やけっぱちになって「It's Over」を熱唱するケインに爆笑。どこか悲しくもあり、おかしくもあり、そしてはがゆくもどかしく、ちょっとイライラする登場人物たち。このリアルさがイギリス映画のよいところだ。いや、おもしろかったです。イギリス作品ではこのような貧乏悲惨系ヒューマンコメディが好きです。これから新たな第一歩が始まるというようなラストがいいわ。
8点(2004-08-09 11:10:51)(笑:1票)
20.  隣人は静かに笑う
ジェフ・ブリッジスが熱かったですねえ~心理的にジワジワと追い詰められていき、自爆テロの犯人に仕立て上げられていくのですが、それを見ているあいだのハラハラ、ドキドキは物語に引き込まれ、目が離せないというものではなく不快感を伴うものでした。流れがあまりよくないうえにジェフ・ブリッジスの演技が濃すぎてイライラするんです。この点がマイナスです。ティム・ロビンスという人は善も悪もシリアスもコメディも違和感なく見られますね。器用貧乏になりかねないと心配しましたが、デカイからだに不釣合いなキューピー顔というルックスが独特の雰囲気を出していて個性的です。誰が不気味ってそりゃあジョーン・キューザックでしょう。彼女がいちばん怖かったです。
6点(2004-03-14 13:45:41)
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