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もっつぁれらさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 542
性別 男性

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1.  リオの男 《ネタバレ》 
ん~、自分は「カトマンズ」はアクション・コメディ共に良かったですが、こちらはややアクションに傾倒しすぎてコメディの方にもうひと頑張りあればという印象。 期待した分だけ落差があったために若干低めの点数です。 大好きなベルモンドのアクションは相変わらず格好良く、乱闘シーンや飛行機から飛び降りるシーンなど後のハリウッド作品などにも影響を与えたというのも納得の冒険活劇です。 フランソワーズ・ドルレアック扮するアニエスがさらわれて空港まで追いかけるわけですが、運良く見つけることができた上にパスポートの提示もなしに国際線でリオまで飛べてしまうという謎の展開はもちろんご愛嬌。このコミカルなドタバタ劇にツッコむなんぞ野暮というもの。 ホテルの部屋からアニエスを救い出して監視していた男を部屋の外から扉をロックして閉じ込めてしまうのももちろんご愛嬌ですし、建設途中の建物を上へ上へと登りながら物を落として追手にぶつけるのも、よくあそこまで都合よく転がりやすいものが並べられてるなと、アクション活劇は楽しく見ることができました。 主演二人は、ベルモンドはストライドの大きい走る姿は見ていて格好良いし、一方のドルレアックもサンバのリズムの軽快なステップも見どころの一つだと思います。 余談ですが、当時のリオデジャネイロの開発途中の街並みが見れたのはある意味貴重ではなかろうかと。自分は行った事ないですけどね(笑)
[映画館(字幕)] 6点(2021-05-14 23:24:50)
2.  旅情(1955) 《ネタバレ》 
始まって3分で観る気が失せる。汽車の中での女の厚かましい態度に、この女にあと100分付き合わされるのかと思い冒頭からゲンナリさせられてしまいます。 この時点で、この映画のどこかで馬鹿デカい声でわめき散らすシーンが出てくるだろうと想像はできていて、案の定ヴェネチアングラスの所でそんなシーンが出てきたものだから、だんだん観るのもバカバカしくなってきてしまいましたし、怒鳴り散らすとかするのではなく、もうちょっと洒落を効かせてウイットで返すとかすれば面白いと思うのにそういう事が出来ないのだからここは作り手のセンスの問題で諦めるしかなさそうです。 ホテルのテラスでの食事のシーンで一組ずつ去っていって最後に一人取り残された時や運河沿いの段差に座っている時もあからさまに悲しげな顔ですし、サンマルコ広場のオープンカフェで飲んでいる時もこれまた分かり易くニコニコしていたりと、要は演出が全て大味で登場人物の心情を描く力量に欠けているのがありありと分かってしまいます。 また、「空腹ならそこにあるものを食え」なんてとてもじゃないけど品があるなんて言えないですし、「失望」と「ショック」を入れ替えての掛け合いなんかいかにも作り話の中にしか出てこないようなリアリティを欠く台詞回しで、脚本にも問題ありでしょう。 おまけに、ラブシーンと花火のクロスカッティングなんて露骨の極み。ここまで来ると、もう失笑しか出てこない。 とどのつまり、このデヴィッド・リーンという人はやはり「アラビアのロレンス」「戦場にかける橋」のような大作にこそ本領を発揮する人であって、どう逆立ちしても男女の細やかな心情を描く人ではないと思いました。 唯一、恐らくオールロケで撮ったであろうヴェネチアの風景がその場の空気感や臨場感を感じさせてくれて良かったのですが、一方で、序盤で駅舎を出ようとした時と部屋の窓を開けて女主人と会話をしている時の2か所で人物にほとんど光が当たっていない状態が出来てしまっていて、折角の「旅情」を感じさせるオールロケの撮影スタイルがかえって仇となっていたように思えます。 普通、背景の方が明るい場合は手前から光を補うか、もしくは主観ショット&風景パンとかで話を進めるなど、アイディアで切り抜けたりも出来そうな所でそういう工夫を凝らさないわけですから、これはもう力量と言うより手抜きと言うべきかもしれません。
[DVD(字幕)] 5点(2012-12-15 18:28:59)
3.  流砂 《ネタバレ》 
オープニング、カウンターで3人並んで食事をしていると美女が店内へ。彼らの後ろをスッと通り過ぎると同時にBGMが流れてくる。 3人揃って後ろを振り返ったところで、こりゃコッテコテのコメディだなと思ったのですが、2000ドルの毛皮のコートを見せびらかしている所やゲーセンに盗みに入った時にミュージックボックス(?)が鳴り響いてしまったシーンなど、コッテコテではないにしろコメディの雰囲気が随所に出ていたのは良かったと思いました。 主人公のダンを演じていたミッキー・ルーニーという人は初めて見ましたが、ストーリーの中でドジを踏んだり周りに振り回されたりとコメディ色を出していた一方で、ピーター・ローレと絡むシーンやメキシコに逃亡するまでの一連のシークエンスなどサスペンスの味付けも抜かりがなかったりするところに一流の役者振りを感じることができましたし、また女優2人や整備工場の社長など脇を固める助演陣も好演だったと思います。 雪だるま式に事が大きくなっていくことを向こうではクイックサンドと言うのかわかりませんが、教訓として心にとどめておきたい映画でしょう。
[映画館(字幕)] 7点(2012-10-28 18:33:43)
4.  Ricky リッキー 《ネタバレ》 
あんなに愛くるしい赤ちゃんが大空を羽ばたいていなくなってしまい、もう二度と会えなくなってしまったようでさぞかし悲しいはずなのに、何でこんなハッピーな様相のエンディングなんだろうと不思議に思ったのですが、要するに、あの子はもう立派な大人になって巣立っていったという事なのでしょう。 我々が暮らす現実の世界でも、まだまだ子供だからと思っているとあっという間に大きくなって自立する年頃になり、親元を離れて出て行ってしまった後はカティーのように心にポッカリと大きな穴があいてしまうという事はよくあるのではないでしょうか。 見た目は幼くてまだまだ親の手が必要なように見えるかもしれませんが、あの羽根の大きさの通りたくましく立派に成長して戻ってきたと解釈すると、やっぱりこれはハッピーエンドでいいんだなと納得してスッキリとした気分になれたような気がしました。 この映画は、登場人物の人柄やそれらの人間が集まってできる暖かい空気感は好きなのですが、二人が出会ってから結婚までの過程が後半のファンタジーな展開にそぐわないところがあり、せっかく旦那さんも頼もしく誠実そうな感じなんだから、もう少しピュアな恋愛をして欲しかったというのが本音です。 最近は、オゾンは「女性を描くことに関して右に出る者はいない」だとか、「女性映画の名手」とまで言われているだけに、下劣な性描写が定番になりつつあるのが非常に残念なところですが、やはりハリウッド映画では到底味わえない抑えた演出、例えばラストの家族みんなの平凡な生活の幸福感の描き方だったり、リッキーが空を飛ぶときの大袈裟でダイナミックな演出とかもなく、カティーが入水自殺を試みた時に成長したリッキーと再会するシーンのクライマックスの落ち着いた感じなどは味わいがあって好きですので、トータルで考えるとやはり面白かったし、観て良かったなと思いました。
[映画館(字幕)] 7点(2010-12-02 23:44:11)
5.  輪舞(1964) 《ネタバレ》 
オープニングの影絵&キャスト・スタッフ紹介は大好き。 その直後の、夜の街の街灯の光の色加減なんて、もう堪らなく好き。 終始に渡って、ただ何の脈絡もなく語り合っているだけの映画なので、ハッキリ言ってストーリー的な面白さは全くないです。 しいて見どころを挙げるとすれば、登場する女優さんたちを眺めるのと色鮮やかな画面模様くらいでしょうかね。 色使いなんかは、この時代の特徴とも言える独特の色合いが出ていて凄く好きなのですが、スコープサイズの画面を使っているだけに、ちょっと画面の構図がイマイチなシーンがいくつかあったのが残念でした。 先にレビューなされた方のコメントを拝見すると、オフュルス版のオリジナルの方が評価が高いようですが、この映画は観ての通り、ストーリーを語る映画ではなく、画面の華やかさが求められるべきであるので、これはこれで成功しているのではと思います。オリジナル版は未見なので何とも言えませんが。
[映画館(字幕)] 6点(2008-10-30 01:15:43)
6.  リラの門 《ネタバレ》 
♪♪俺の家系は下戸を知らない~代々皆酒飲み~~♪俺は幼い頃~母の乳は飲まなかった~~♪飲んでいたのは~葡萄の汁~~~♪♪ いやぁ、このしょーもない歌最高! この、映画後半に出てくる“芸術家”の歌↑や、バルビエが回復してラジオ体操していたり、新聞の一面にデカデカとバルビエの写真が載っていたり、警察犬が後ろめたそうにしていたりといった、全編に渡って至るところに出てくるコメディの雰囲気が大好きです。 それと、自分が一番興味を引かれたのが、バーでみんながたむろしてる時に、新聞に書かれているバルビエが逃亡する前に起こした事件のいきさつを詳細に読み上げているところで、窓の外の子供たちが、新聞の記事の内容と同じアクションを同じタイミングでしていたシーン。新聞を読んでいる最中は一切カットなしの長回しだったにもかかわらず、タイミングがバッチリ合っていて、これには脱帽です。 本筋のストーリーも勿論面白いのですが、自分にとっては、それを薄めてしまうくらいのたくさんのコメディと、子供たちのファインプレーの方がより深く印象に残ってしまいました。 あと、ジュジュの憎めない人柄もとてもいい感じで、ピエール・ブラッスールはこれが彼のベストアクトだと私は思います。
[映画館(字幕)] 8点(2008-08-30 23:57:04)
7.  リング(1927) 《ネタバレ》 
映像だけでストーリーを読むというのはやっぱり面白い。 彼女が腕輪を隠す、腕輪を指から腕に戻す、腕輪をリングサイドに放る。これだけで心理状態が解るのですから。 そして、ヒッチコックの映画を観ていると、背筋が凍るほどゾッとすることがよくありますが、こんな初期の頃の作品でも随所にそういったシーンが出てきます。いろいろある中でも、結婚式での指輪交換のときに指輪を奥まで挿入した瞬間、ボブから貰った腕輪が手首のところまでズルッと落ちてきたところが最高に好きですね。また、最初のジャック対ボブの対決で、ダウンしてカウントをとっているときまではどちらがダウンしてるのかわからないのですが10カウントくらいになって手前の男が消えたことによって勝者がボブだということを見せるという演出もかなり好き。 ただ、友人たちが集まって祝杯を挙げようと奥さんを待っているときにそこで一気にトーンダウンしてしまったところがすごく残念でした。画面の中で登場人物がファイトしてるときはこちらも熱くなるし、ドキドキしているときはこっちもドキドキする、待ちくたびれて寝てしまっているところを見るとこっちまで眠くなってきてしまうのです。あのシーンは何とかならなかったのかなぁ。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-08-27 12:24:39)
8.  リスボン特急 《ネタバレ》 
女をビンタする姿が世界一サマになる男(笑)アラン・ドロン。メチャメチャかっこいい~!同じ“特急”でも、やっぱりアノ映画とはぜんぜん違いますよね(当たり前)。揺れてるし(笑)。 冗談はさておき、この映画ではとても印象的な場面がいくつかありました。 まず一つ目は、アラン・ドロンがくわえ煙草でピアノを弾くシーン。こんなシーンが日本の連ドラとかで出てくると、たいていは手の部分を避けるようにして撮るのですが、この映画では本当に本人がピアノを弾いている!カッコイイィ!そのときのカトリーヌ・ドヌーヴの登場の仕方もまた良かった。余談ですが、マルクを注射で絶命させるシーンも、日本のドラマとかで良く見る映像だと、針先を皮膚に当てるまでを写してそこから先は写さないことがほとんどですが、あのシーンでは本当に体内に薬液(もちろん生理食塩水であることは間違いないと思うが・・・手の部分だけは本当の看護婦さんがやってるのかな?)を注入している! 二つ目は、バーカウンターでアラン・ドロン、カトリーヌ・ドヌーヴ、リチャード・クレンナの3人が並んでウイスキーを飲むシーン。目で語っています。カッコイイィ~~! 三つ目はやはり、最後にアラン・ドロンが表情を変えずハンドルを握るシーン(これが一番)。このシーンは、ウ~ン、なんと言ったらいいのか・・・とにかく名場面です!このシーンを見ずにアラン・ドロンは語れないと言っても過言ではないと思います。凱旋門がだんだん遠ざかっていくあの背景もとてもいいですよね。あのシーンを作った監督やスタッフも素晴らしいですが、あの真っ直ぐな道を作ったフランスという国、パリという街は本当に素晴らしい。 彼の出演作を見るのは「愛人関係」に続きこれで2作目なんですがやっぱり彼は哀愁漂う男という役が似合ってるみたいですね。最後のこのシーンも勿論なんですが、毅然と悪に立ち向かう役ながら多様な表情をだせるのはやっぱり凄いですよ。 エンドロールで流れる歌もとても良かったです。 あと、最後のほうに出てきた凱旋門が見えるホテル、泊まってみたい・・・。※
[ビデオ(字幕)] 8点(2004-10-03 16:15:56)
9.  リング(1998) 《ネタバレ》 
これ、マジでつまらないよ。この映画作った人って本当に映画が好きなのかどうか疑問に感じる。見せ方が凄く下手。カット割のタイミングとか対象とカメラとの距離感とかをほとんど考えていないと思う。 井戸の中の骸骨もモロ作り物だし、死に顔を見せた人も全然表情に恐怖が感じられないし、最後に貞子がテレビから出てくるシーンも全然怖くなかった。途中まで見てつまらないと感じた映画って、最後まで見てもやっぱりつまんないね。明らかにこの映画、過程の部分で手を抜きすぎ。 最後の“どうすれば助かるか”を明かしたところなんか笑いがこみ上げてきた。やっぱり、“不幸の手紙”って日本人はみんな知ってるからそれを最後のオチに使っちゃうのはダメだよ。日本人には絶対ウケないと思う。日付の表示もかなりウザかったし。それに、あの黒板に書いてあることも意味不明だし、書き直す作業も全然ストーリーとは結びつかないと思う。っていうか、あの黒板の存在意義って何なの?って感じ。 そんなことよりも、ビデオをダビングすればいいんだったら、洋一は死ぬ運命にあるはずだよね。 テレビで見てたら、20分おきにCMが流れたのが参った。日本のホラー映画は二度と見ません。
2点(2004-09-13 23:45:38)(良:1票)
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