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1.  ルートヴィヒ(1972) 《ネタバレ》 
観光で、ノイシュヴァンシュタイン城に行ったことがある。もう19世紀も後半という時代に、国防にも外交にもまったく何の役にも立たない美しいお城を、中世への憧れというだけの動機で、国金をさんざん浪費して作った代物であった。しかしそれだけに、その城は、向こう何百年にもわたって時の検証に耐えるであろうオタクの異常な執念を感じさせた。また、ルートヴィヒ2世という人は引きこもりの人嫌いだったのだが、そうであるがゆえに建築されたこの城が、今では世界中から観光客が詰めかける重要スポットになっているというのも、歴史の楽しさを感じさせる。つまり、ルートヴィヒ2世こそ、世界史上有数の最強の引きこもりオタクなのである。最後は臣下から廃帝扱いされて、その後間もなく謎の死を遂げたというのも、その末路にふさわしい。●で、その前提でこれを見ると、その辺が全然表現されていないのです。主人公はあれこれ悩んだりはしていますが、何かそれはハムレットかウェルテルみたいで、まっとうな悩みの域を脱してはいません。その程度では、あんなお城はできなかったはず。また、脇役にもほとんど個性がありませんし、すべてが美術負けしてしまっています。
[DVD(字幕)] 4点(2023-03-10 01:09:08)
2.  ル・アーヴルの靴みがき 《ネタバレ》 
密入国少年が家に紛れ込んだところで、「あ、そう」レベルで済ませている(どころか、その後少年をほっといてとっとと外出している)シーンが何とも強力。この超然とした主人公の立ち位置が、その後ラストまでの展開を一気に必然性あるものとするほどのパワーがある。また、密入国の背景とか、警視とカフェのマダムの過去の経緯とか、妻の病気の詳細とか、そういう余計な背景とか感情描写をすべて切り捨てている潔さも良い。
[映画館(字幕)] 7点(2017-11-07 02:34:25)
3.  ルーム 《ネタバレ》 
前半は、ひたすら「ルーム」内でのみ話が展開され、登場人物も3人(というかほぼ2人)のみ。設定上そうなるのが自然とはいえ、外の描写をばっさり切り捨てて、見る側と少年を同化させたこの決断力は見事です。中盤の脱出シーンの、見ていて力が入るスリリングさもなかなか。しかし、一番優れているのは、その先に真のドラマを用意したことで、その構築力は、主人公の「幸せなはずなのに・・・」という一言に強力に凝縮されています。また、見ている我々からすれば忌まわしい存在でしかないはずの「ルーム」も、少年からすれば戻りたい/戻ってもおかしくない場所である、という心理も、きちんと描写されています。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-08-21 00:55:59)(良:2票)
4.  ルパン三世 カリオストロの城
アニメ版のルパンに必須の、騒々しさ、賑やかさ、お洒落さ、キザさ、猥雑さ、スピード感、ドライブ感といった要素が根こそぎ取り払われ、毒にも薬にもならないお利口な優等生ルパンに成り下がってしまっている。こんなものはルパンではありません。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2008-05-05 03:40:06)
5.  ルイーズに訪れた恋は・・・
ローラ・リニーと年下の青年との恋愛模様なんて、想像しただけで胸キュンものなのに、この内容の欠如ぶりはいただけません。全部予告編から想定できる範囲内なのはまだ許すとしても、本人たちのやりとりが陳腐そのもので、しかも脇役にも何も見せ場がないとなれば、見るべきところがないのです。ラストもえらく唐突で、脚本家のスタミナ切れを窺わせてしまいます。ローラ様に免じて4点。
[DVD(字幕)] 4点(2007-09-11 02:50:37)(良:1票)
6.  ルナ・パパ
何を言わんとする話なのか、ほとんど理解できませんでした。作り手の脳内だけで勝手に進んでいる話を映像という形で押しつけられても、見る方としては困るだけです。
[地上波(字幕)] 2点(2005-07-09 22:18:07)
7.  ル・ディヴォース~パリに恋して~
DVDの装丁はいかにもライトなラブコメという感じだったのだが、いつまでたっても話がちっとも前に進まずにじめじめとしたシーンが展開されるだけで、終わった後も、「えっ?この話の結論たったそれだけ?」という感じだった。後で監督名を見て納得しました(しかし、それだったらあの装丁は詐欺では・・・)。親権や財産分与の話など、そんな当たり前のことを当たり前に延々と描写されても何の面白みもないわけで、何でこの話をわざわざ映画化したのか不明。
[DVD(字幕)] 3点(2005-07-03 19:12:10)
8.  ルームメイト(1992) 《ネタバレ》 
アリーの側に着目するとあまりのどんくささに苛々するのだが、へディの側から見ると、ある種の切なさが漂ってくる。ただ、前半は日常生活の枠内でいろいろ心理の綾が重なって面白かったのに、グラハムとサムを途中で退場させてしまったのが失敗で、最後の肉弾戦なんて「いつまでやるの?」と思ってしまった。J・J・リーの脱ぎっぷりの良さに+1点。●で、原作も読んだのですが、いろんな印象的なシーンが実は映画オリジナルであることが分かりました(原作はむしろ心理描写に重点があります)。というわけで、重層的に奥行き深く理解できた気がするので、さらに+1点。
[DVD(字幕)] 7点(2005-03-14 02:07:11)
9.  ルディ/涙のウイニング・ラン 《ネタバレ》 
この映画は単なるスポーツ映画ではなく、1つの目標に向かってここまで多くの年月と努力を費やすことのできる人間の「意志」の強さを表現した作品です。目標達成に至るまで、勉強の場面や家族との関係の場面など周辺部分を丁寧に描出しているのが、感動を高めています。大抵のこの種の話には、「お前みたいなチビが何しに来たんだよ」みたいなイジメキャラが登場するのですが、そんなところがないのも良い。みんな一流のスポーツマンだけあって、真摯な熱意があればきちんと受け容れるんですね(チームに入るまでと比べて、そこからの進行がえらく早い気もするけど)。
[DVD(字幕)] 8点(2003-08-28 01:41:11)
10.  ルーカスの初恋メモリー 《ネタバレ》 
人とのコミュニケーションは下手、運動神経ゼロ、ルックスもぱっとしない。変にプライドだけは高いから、友達も少ない。憧れのあの人は、誰が見ても自分より100万倍くらい格好良い彼とうまくいってしまう。そして、気を遣われて逆に反発する。半ば自棄を起こして、前後をまるで考えない行動に出る。このルーカスという少年は、とても他人とは思えない(笑)。葬り去ったはずの私の忌まわしいトラウマを、容赦なく引きずり出してくれる。降参するしかありません。ラストに至る流れも、これ以外にはないというくらい見事なフィニッシュです。話の結論が出た後も、きちんとその後のフォローをしているところに、製作者の優しい眼差しを感じます。●再見して気づいたのですが、ルーカスとマギーの重要な会話は、すべて「暗い場所」で行われているんですね(マンホール下、校庭の木陰、橋の下、病室)。それが作品にリズムと奥行きを与えています。それとラスト、ルーカスとリナがくっつくであろうことを、リナだけをピンで映す画面割りのみで表し切っている。この職人技術!
[DVD(字幕)] 9点(2003-07-29 00:13:47)(良:1票)
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