21. レモ/第1の挑戦
ここの評価がいいんで観たんやけど、期待しすぎてもーたんかな。前半の殺し屋になるノリは結構楽しめてんけど、後半の展開があまりにも能天気すぎて。てゆーか、一番盛り上がりそーなラストの展開がなんか途中でやる気がなくなったみたいに、なげやりっぽい感じでアレレやってん。だって、あれだけ狡猾やった敵の動向が間抜けすぎるし、ご都合主義を通り越して、なんでそーなるのかが理解できないほど不自然に物語が進むし。もうなんでやねーん。です。いや主人公がありえへん動きとか荒唐無稽なんは全然いーねんで。でも緊張感がまったくないとどんなアクションでも観る気なくすやん。特に後半一番テンションあがりかけで、さー、これからやって時に、とりあえず決着つけとこかいなって描き方されると、なんかクシャミしそーでできひんかった感じやん。ただ最初にもゆうたけど後半の演習地侵入まではなかなか楽しめますよ。敵の犬がめちゃくちゃ頭よくて綱渡りまでして主人公を追い詰めるてくれたり、高いところでドカスカやってくれたりで。 でもまー、題名どおり、なんか知らんけど、全てがとにかく挑戦なんやって思うと、後半のお気軽さも、なんか許せるかもしれません。あと、↓で鱗歌さまご指摘の通り、たしかに主人公のやる気なさげな所は逆に好感ありました。 5点(2004-11-14 22:32:23) |
22. RED SHADOW 赤影
オリジナルの赤影はテレビの再放送で観たことありまして、あっちの楽しさは毎回登場する奇抜な敵の忍者と忍術でして、だから俺の中では、忍者映画というと、敵の忍者と忍術が奇抜でオリジナリティーがあればあるほどそれだけで最高の忍者映画になるんですが。どーでもいーことですね。この映画に関していえば、オリジナルの赤影を現代風にアレンジして、違うテイストにするってゆーのはいいと思うんです。そーゆう部分では悪くないよーな気もするんですけど、ストーリーがイマヒトツならば、せめて敵の忍者をもっと奇抜にして、変な忍術なんかをもっと前面に押し出していれば、それなりにうけた映画になってたと思うんですけど(完全に俺好みですけど)、なんてゆーか忍者を真面目に描きすぎですね。もっと荒唐無稽でもいーよーな気がするんですよ。赤影なんて題名つけてるんだし。刀の斬りあいなんか少なくして、もうめちゃくちゃな忍術合戦でしめたほうが絶対うけますって(俺だけかもしれんですけど)。ただ麻生久美子の網タイツ姿とチューチューを拝めるのはこの映画だけなんで、貴重な映画でもあると思います。 5点(2004-10-06 14:27:13) |
23. レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
ラテン系の音楽にのって繰り広げられる銃撃アクションで、いたるろころにメキシコ風のテイストがちりばめられてるこのシリーズ。前作「デスペラード」は、最初やられた男が最後仲間を呼ぶと、ありえない強さを発揮して復讐をはたすってところがおもしろかったのと、なんでギターケースからミサイルが飛び出すのか、なんでこの三人はミュージシャンなノリで人を殺すのか、そのわけわからん所が衝撃的でよかったんやけど、そのへんのノリは今回はあんまりなくて、微妙にこじんまりしちゃった感じかな。なんかぶっ飛び感がイマヒトツたりひん。あと敵のキャラ性が薄いんで、復讐劇として観ると物足りひんし主役のマリアッチには感情移入しにくくなってる。複雑すぎる人間関係、目立たない主役、多すぎる登場人物、ってところから言うと、どっちかゆーたら群像劇な展開と所々にあるラテンアクションを楽しむ感じ。ただ俺としてはやっぱり普通かな。ジョニー・デップとかバンデラスはいちいちかっこよかったけどね。 5点(2004-08-30 16:38:09) |
24. レッサー・エヴィル
昔の出来事が現在の関係を脅かすって映画、結構、他にもありそーなんやけどね。これは現代の舞台がずーっと家の中で、後は回想って感じが、なんか舞台劇っぽい作り。徐々に過去の出来事があきらかになる感じも演劇っぽいかな。まー、最後までどーなるんやろって、集中して観れたんやけど。特に現代の彼らのやりとりは緊迫感あって。ただ最後が、あれ?って感じやった。まー、そーなるんやろうけど、なんかね~、細かい心理すっ飛ばしたみたいで物足りない。(期待しすぎたんかも) 5点(2004-07-02 01:47:16) |
25. レイダース/失われたアーク《聖櫃》
夢と冒険、ワクワクする映画は沢山あるけど、このシリーズはその中でも、俺の最高の位置に君臨してる。観た当時、子供ってのもあるかもしれんけど。もう何年も見てないけど、今でも色々なシーンが思い浮かぶってのがすごいな。 10点(2004-05-19 02:20:11) |
26. レベッカ(1940)
ジョーン・フォンテインの役の女性が不憫で目が離せなっかた。なんか健気で、最後まで幸せになってくれよ~って思いつつ見てたので、ドキドキしっぱなしだった。マキシムと抱き合うたびに、ホッとしたり、悲しい目にあうたび、「もう見てられない」とびびったりで。俺がこーゆうタイプの映画で全然退屈せずに、しかも女性の主役に感情移入するってめずらしい。脚本がいいのか、さすがヒッチコックだからなのか。とにかく、おもしろかった。ちなみに、これでヒッチコックは六作品観たんやけど、全体的にすごくおもしろい。まだまだ、沢山あって、これからもたっぷり観れるので、ほんと楽しみ。今まで観ずにいてよかった。 10点(2004-05-13 20:52:16)(良:1票) |
27. レポマン
変な話やったな~。今なら単館系とかではやりそーやけど。80年代青春パンク映画なノリのSF?でもちゃんとしたSFでないことは確かやな。意味もなんとなくしかわからんし。とにかくまともな映画の展開はあんまない。オチも含めて。でもま、こーゆうノリの映画は好き。観てて時間忘れる。なんにも残らんけど。しかしUFOがタイムマシーン説って、この映画の時代からあってんな。それとも、この映画が元ネタ?(あ、これオチちゃうからね、ネンノタメ) 7点(2004-04-29 21:21:32) |