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1.  レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
突然の火災で両親と住むところを失った三人の幼い子供たちに、さらなる不幸が襲いかかるという事以外まったく予備知識なしで本作に接したのだが、これがまったくの拾い物の実に良く出来たファンタジー・アドベンチャーだった。 原作が世界的ベストセラーだと言っても「ハリ・ポタ」ほど日本では馴染みがないだけに、劇場公開も少々地味で、多くの人の目に触れないまま終わってしまうには、あまりにも勿体無い作品である。本作でなにより素晴らしいのが凝り凝った数々のゴシック風美術デザイン。小道具から豪華な衣裳、あるいは大掛かりなセットに至るまで、このお伽噺を語る上で無くてはならない物ばかり。それらが作品の成否のカギを握っているともとれ、そういう意味においては絶大な効果を上げていると言える。また物語の性格上、存在し得ない世界を構築する為のヴィジュアルは、余計なものは排するという簡素化に徹し、必要とする描写(例えば、暴風で釘が抜け出るようなシーンなど)には事細かく取り入れるという拘りを感じさせる。それは全篇が曇りがちのぼんやりとしたトーンで貫かれている点にも感じられ、「スリーピー・ホロウ」の撮影監督E・ルベッキの手腕がここでも大いに発揮されたと言える。子供目線に徹したカメラアングルや遠近法を巧みに利用した撮影技術など、まさにプロの仕事である。利発で機知に富み極めてマトモな子供たちに対し、ことごとく選択を間違える感度の鈍い大人たちにイライラが募り、そのハラハラ感が面白いのだが、大人を出し抜く爽快感には欠けているようだ。J・キャリーは、こういった役にはやはりこの人でないとと思えるぐらい、その怪人ぶりを発揮。水を得た魚の如く、悪役を実に楽しげに演じている。また、M・ストリープには極めて珍しい役どころだが、ジムの演技を確りと受けとめ、少ない出番ながら、さすが大女優の存在感を示している。二人の本格的な初共演がこんな形で実現するとは夢にも思わなかっただけに、ファンとしては嬉しい限りだ。本作はオープニングからエンドロールに至るまで、実に細やかで丁寧な作りの映画であり、内容的にもファンタジーと呼ばれる作品の中でも群を抜いている。子供たちの不幸はまだ始まったばかりだと考えると、本作に物足らなさを感じた人もきっと納得してくれると思うが、果たして続篇はあるのだろうか?
[映画館(字幕)] 9点(2005-05-12 01:12:26)
2.  Ray/レイ
芸術家或いは天才肌のミュージシャンの半生を描いた作品の傾向としては、様々な苦悩を抱えたまま波乱の人生を送ってきたと言うのが多数派である。そして波乱に満ちていればいるほど、格好の映画的素材となり得る。自伝映画とは本来そういうものだし、とりわけハリウッドにとっては、なおさらである。今まででも、酒に溺れるか麻薬に手を出すかといった違いはあるにせよ、異性や金銭にだらしない主人公のスキャンダラスでダークな部分を描いた作品は少なくない。そういう意味でも、本作で描かれるR・チャールズの物語などは、その基本パターンを確りと踏襲していて、もはや伝統芸と言ってもいいぐらいだ。しかし、裏を返せばそれは新味に欠けるということであり、いかに技巧を凝らし斬新な演出でソツなく描いても、所詮ひとりの人間の人生など大同小異だということを示唆している。ましてや、描かれる偉人に然程の関心が無い者にとっては、まさに面白くも可笑しくも無いハナシなのである。しかし本作には他と一線を画する意匠を凝らせてある。長くアメリカのミュージック・シーンを賑わせ、今やスタンダードともいえるヒット・ナンバーの数々。そして、J・フォックス。見事なほどの歌いっぷりや仕草のひとつひとつがなんとも得意気であり、そのソックリさんぶりはこの映画を観た人すべてが納得させられるほど圧倒的である。彼の力技がなければ、単なる凡庸な作品に終わっていたかもしれない。
[映画館(字幕)] 7点(2005-04-15 00:36:31)
3.  レッド・ドラゴン(2002)
第3弾ともなるとA・ホプキンスも貫禄十分・余裕綽々でレクター博士を無難にこなしてはいるが、やや凄味に欠けるきらいがある。これは我々観客が見慣れてきているせいもあるのだが、あまり印象に残らないのは何故か。これはE・ノートンやR・ファインズにも言えることだが、熱演の割には影が薄い。サスペンスと言うよりもアクション色が濃い本作が、それなりに見せ場もある割にそういった印象を受けるのも、個々の場面場面が総花的にしか描かれていない為で、要はオールスターキャストが災いしたのではないだろうか。しかしそんな中にあって唯一存在感を示したのが盲目の女性リーバ役のE・ワトソンで、少ない登場シーンながら、その鮮烈な演技で確実に場面をさらっている。さすがのレクター博士も、今回ばかりは彼女に“喰われてしまった”ようだ。
7点(2003-05-09 00:21:47)
4.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》
ユーモアとウイットに富み、仕掛けはひたすら大きく、緻密に計算され尽くしたド派手なアクションと、ロマンス(ときにユーモラスな)の緩急自在の演出はスピルバーグの面目躍如たるものがある。昔々に流行した大冒険活劇を今風に味つけして、現代に見事に復活させたこの作品での彼の功績は大きく、冒険&アクションのお手本ともなった。紛れも無くH・フォードの出世作であり代表作でもある本シリーズ、今は“パート4”での復活を待ち望むばかりだ。
9点(2002-03-16 22:48:32)
5.  RAIN/レイン
幼い頃からの聴覚障害のトラウマから、男はやがて殺し屋として暗黒街に身を委ねるようになる。そして或るきっかけで若い娘を好きになり・・・とストーリーは至って単純で、その後、裏切りや騙まし討ちによる、刺し違え覚悟の同朋の弔い合戦をクライマックスに、聞こえないことで圧倒的不利な状況での銃撃戦が展開される。本作はしかし、凄まじい抗争の果てに、この世界でしか生きられなかった男の無念さが、ひとりの女性に淡い恋心を抱くことでより顕著となり、痛いほどその気持ちは伝わってくる。トイレの床に流れ出す血のタイトル・バックや、全編に渡るおびただしい血しぶきから見ても、おそらくここで言う「レイン」の意味は、まさに“血の雨”のことを示すのだと解釈している。
7点(2002-02-10 18:26:17)
6.  レッド・オクトーバーを追え!
傑作「ダイ・ハード」のあとの作品として大いに期待され、そして見事なほどに肩透かしを喰らわされた作品だ。この一作でJ・マクティアナンの監督としての手腕に疑問を感じたものだったが、そういった危惧は図らずも的中してしまったようで、以降見るべき作品は未だ撮れていない。この作品の唯一の救いは貫禄十分のS・コネリーに他ならないが、相対するのがA・ボールドウィンでは役不足と言わざるを得ない。
6点(2001-08-25 17:11:25)
7.  レクイエム・フォー・ドリーム
主人公たちの"堕ちていく様”を、かつてこれほど徹底的かつ冷徹に描いた作品などなかったのではないだろうか。劇中、薬が注入され瞳孔が開くといったドラッグのイメージ映像が繰り返し挿入されるが、だんだんその間隔が物語の進行につれて短くなってくる。彼らの中毒状態を我々観客が否応なしに体感させられる気分になる実に効果的な映像だ。エレン・バースティンの演技と言うにはあまりにも物凄い形相の、その迫力には圧倒されてしまう。何か見てはいけないものを見てしまったという感想だが、でもやっぱり見ておいて良かった、今年一番の衝撃作だ!
9点(2001-07-22 17:20:30)
8.  レザボア・ドッグス
我々観客をぐいぐい引きつけ、めくるめくような陶酔感が確かにこの作品にはある。このタランティーノの斬新で独創的な構成力には、映画を見慣れた者にも新鮮な驚きは隠せない。一見荒っぽい作り方のようだが、彼の天性の映像感覚なのか、効果的に要所要所はピタリと決まるのも見事!
8点(2001-02-04 18:33:22)
9.  レナードの朝
二大人気スターの競演だが、彼らが上手く演じれば演ずるほど、作為的に見えてくるという皮肉な結果となってしまったようだ。要はこの物語に演技が馴染んでいないのだ。はたして“売れっ子”の彼らがこの作品に本当に必要だったのだろうか?むしろ無名に近い俳優を使ったほうが良かったのではないだろうか?そういう意味でもいろいろと考えさせられる作品でした。
6点(2000-11-11 23:34:41)
10.  レインディア・ゲーム
なんとなく胡散臭い冒頭の刑務所でのシーンがラストにリンクしていて、“あーやっぱりな”って感じのネタバレ。巨匠J・フランケンハイマーにしてはかなり“しょぼい”作品です。予告編にあったシーンが本編にないという近頃珍しい作品。
4点(2000-07-17 23:48:29)
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