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1.  レオン(1994) 《ネタバレ》 
脚本、台詞、演技、映像、音楽、すべての要素がぴたりと絡み合って完全な世界を創り上げてしまった、奇跡のような名作。冒頭、レオンの全影を一切映さない殺しのシーンだけで脳が痺れる。ドアを開けてレオンの部屋に入るときのポートマンの必殺の名演。父子愛と兄妹愛と男女愛の境界をさまよう2人の関係の特別性の丁寧な描写。スタンフィールドは最初は単なる悪役かと思っていたが、よく見ると、凄まじく「生き急いでいる」という点で、レオンやマチルダとは実は同種であり、表裏の関係でもある。最初の登場のシーンで廊下に座って足をぶらつかせるマチルダは地に足がついていない少女心理の象徴、ラストでは大地にしっかりと腰を下ろしている。レストランの親父が善人なのか悪人なのかもはっきりと明らかにしていないなど、細かいところでも観衆の想像力を大切にする配慮も見事。
[DVD(字幕)] 10点(2003-05-25 19:25:20)(良:1票)
2.  連合艦隊 《ネタバレ》 
これだけのキャスティングとこれだけの内容で、一体どうやってまとめるのかと思っていたら、意外にきちんとまとまっているので驚いた。勝因は、固有名詞や作戦用語を、見る側が理解できるかどうかとか余計なことを考えずに、当たり前に使っていること。そして、いろいろ登場する会議や協議のシーンを丁寧に描いていること。これによって一本の緊張した筋が維持されている。他方で、情緒に流れない程度に市井の2家族を絡めることによって、上滑りではない個々の生死の重さを表すことに成功している。また、各海戦(真珠湾、ミッドウェー、レイテ沖、大和突撃)についても、基本的要旨の部分とはいえ、背景や位置づけや経過、そして結果をきちんと盛り込んでいるのも重要。だから、豪華キャスティングの皆様も、所在と立場を明確に与えられて、輝いている。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2014-04-29 00:55:58)
3.  レスラー 《ネタバレ》 
この作品で主演がミッキー・ロークってだけで、もう見えてくるものがあるじゃないですか。いうまでもなくこの主人公は彼の人生そのまんまです。もっとも、こっちの主人公の方は、わずかに見えてきた新たな光もあっさり失い、負け犬人生のすべてを抱えてリングに戻っていきます。それをどこか暖かい眼差しで見つめている制作者の作り方も良い(一番の感動ポイントは、バトル中にこっそり主人公に声をかけるアヤットラー)。それに対抗すべく自らの肉体をさらけ出して見せたマリサ・トメイも立派。唯一の難点は、エヴァン・レイチェル・ウッドとロークの演技があまり合っていないこと。
[映画館(字幕)] 8点(2009-06-21 22:01:42)
4.  レナードの朝 《ネタバレ》 
某有名小説と展開が似すぎていないか?というのが長年気になっていたのですが、改めて見てみると、某有名小説の方が技巧に走りすぎているのに比べ、こちらは正面から人間の中核を表現することに挑んでいるので、こちらの方が感動が上ですね。レナードは、昏睡から醒めることはできても、1人で外に出ることも許されませんでした。本当に難しいのは、目覚めることではなく、目覚めた後にどうするか、ということなのです。そして、すべてが元に戻ったときの虚脱感と、そこからの再出発。隅々まで表現しきったデニーロとウィリアムスの名演に拍手。
[映画館(字幕)] 8点(2003-04-07 00:35:55)
5.  レ・ミゼラブル<TVM>(2000) 《ネタバレ》 
3時間版で。この重厚長大な物語を、何とか頑張って主要なシーンは抑えています。あーしかし、「あのシーンはないの?」と思った箇所は、8時間版ではきちんと入ってるんだろうなあ。役者面では、コゼットの演技力が今ひとつなのと、マリユスの見た目が暑苦しいのが難点(Tears For Fearsのローランドかと思ったぞ)。逆に、テナルディエ夫妻は存在感十分で、画面に登場するだけで負のオーラ満載でした。
[DVD(字幕)] 7点(2015-04-30 02:49:15)
6.  レザボア・ドッグス 《ネタバレ》 
詰めの甘い部分や勢いだけの部分もないわけではないが、デビュー作でこれだけの独自の世界を確立していること、そしてそれを徹底しようとする執念がみなぎっていることについては、評価せざるをえない。オレンジが現場で撃たれるシーンを、特に強調せずさらっと見せてしまうセンスが好きです。
[映画館(字幕)] 7点(2007-11-27 03:52:32)
7.  レクイエム・フォー・ドリーム 《ネタバレ》 
中盤までは同じような映像の繰り返しでそんなに面白いとは思わなかったのですが、ラスト15分のインパクトはやはり強烈だったので+1点。ただし、各登場人物(特に母親)の「元の比較的まともだった頃」をきちんと描いておけば、ラストの意味合いもさらに重いものになっただろうにとは思う。最初からみんなちょっと変なので、せっかくのドラッグ描写にも「そりゃそうなるだろうな」という感覚が残ってしまうのです。
[DVD(字幕)] 7点(2007-03-26 00:56:53)
8.  レッド・バイオリン 《ネタバレ》 
冒頭、何気なく始まったオークションにいろんなつながりが交錯しているという語り方は大いに好みで、ここだけで許せてしまいます(相互の交錯はあまりあるわけではなく、構造は単純ですが)。一つ一つのエピソードはそのまんますぎないかというのが前は気になっていたのですが、よく見ると、撮影や美術関係にも相当手間暇をかけていますね。
[DVD(字幕)] 7点(2005-03-04 18:10:55)
9.  レンタネコ 《ネタバレ》 
これまでに見たこの監督の作品はどれもつまらなかったので、まったく期待していなかったのだが、意外にも面白い内容だった。1人目と2人目はいわば定跡的に行っていながら、3人目と4人目のひねり方が良い。また、猫をちりばめていながら猫に依存することなく、各登場人物の設定にもそれなりに注意が払われています。台詞やナレーションには、やはり手クセのような「内心と背景全部説明」がちらほら出てきてしまうのですが、許容範囲内でした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-11-04 01:41:31)
10.  レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ
数カ所に挿入されるイメージ映像というか寸劇というかそういうものと、ごく僅かなバックステージ風景を除けば、ほとんどはステージの演奏そのまんま。ただ、一部の曲を除けば、すでにスタジオで完成していた楽曲とそれほど変わったことをやっているわけではない。あと、ジョン・ポール・ジョーンズをもう少し映してほしかった。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-11-19 02:22:23)
11.  レッズ 《ネタバレ》 
最初の方で、ジャックとルイーズのああだこうだが延々続いていて、しかもそれはそれできちんと見せ切る力があって、「なるほど、この引っ張り感を30分以上も持続させるとは、大したものだ」と思っていたら、何と1時間以上もああだこうだが続いていた(笑)。そこでやっと本題の革命がどうのこうのになるわけですが、著書で知られているはずなのに、肝心のその本が書かれて出版されるのは、割とあっという間。しかも、誰にどういう影響を与えたのかということもあまり突っ込まれておらず、むしろ他国への派遣とか拘束とかの革命家活動の方に重心が移っている。しかし、話が壮大になればなるほど、逆に地に足が着かない感じがして、面白みが落ちているのです。こうして見ると、一番面白かったのは、意外にも最初の1時間のああだこうだだったかも。それにしても、この時期のダイアン・キートンは、何時間演技させても平気で続けられるような、底知れぬ基礎体力みたいなものを感じますし、ウォーレン・ベイティのちょっととぼけたような表情も、案外この主人公に合っている。渋くおとなしく決めるジャック・ニコルソンというのも、貴重かもしれません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-30 23:39:00)
12.  レッド・ファミリー 《ネタバレ》 
設定からして、もう面白くなることが推定できる作品。脚本にも、ぐいぐい引っ張っていく勢いがある。最後はちょっと唐突な気がしましたが、あれはよく考えると、2家族合同食事の場面のやりとりとつながっているんですね。●ただし、導入部に見られた、外向きの仲良し家族と中での工作員生活のギャップという部分は、もう少しウェイトを置いてほしかったかも。この前フリがあってこそ、後の迷走や破綻といった部分が生きるからです。●あと、照明やセットが安っぽいのが気になりました。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-12-18 03:40:46)
13.  レヴェナント 蘇えりし者 《ネタバレ》 
ディカプリオについては、設定上やむを得ないとはいえ長髪とヒゲと厚着武装で表情や細かいアクションのほとんどは隠れてしまい、設定上やむを得ないとはいえ大ケガによって動作のほとんども制約されてしまっているので、演技力に関しては発揮する場面がほとんどなかったんじゃないかと思います。また、期待しまくったエマニュエル・ルベツキのカメラも、序盤の戦闘シーンは、飛んでくる矢を画面の隅だけで捉えるという高難易度の技を見せつけてくれましたが、その後は、登場人物を超近接で舐めるようにつかむショットと、雄大な風景の遠景シーンの繰り返しでした(それはそれで迫力はありましたが)。しかしそれらを踏まえても、この単純な筋でこれだけのシーンを積み重ねたイニャリトゥ監督の何かが暴発しているような執念深さは、賞賛されるべきでしょう。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-07-15 01:55:39)
14.  レッド・ムーン 《ネタバレ》 
敵がまったく姿を現さず、伝聞と痕跡だけでその強力ぶりを表すという手法にまずびっくり。ただこの敵、途中までは容赦ない殺戮を繰り返している(はずである)のに、主人公とその周辺に対しては、異様に詰めが甘いというか、遠慮深いというか、一度は家の中まで突入していながら中途半端に撤収、その後もやたら遠くから狙ってきているだけ、主人公が深追いして家がノーガードになっていても、その隙を突くわけでもない、と、途中からは強いのかどうなのかよく分からないのです。なおそれよりも、一番スリリングだったのは、女性と少年が初めて主人公宅に来た日の夜であり、このぎこちなさと心理の衝突の危うさ、ほとんど喋らない母子の描写によってそれまでどういう待遇を受けていたのかを際立たせる演出の手口など、見事なほどに緊張感が冴えわたっています。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-13 01:54:14)
15.  レイチェルの結婚
何かが起こりそうでぎりぎりのところで起こらない、この不自然な緊迫感を延々続けているところが、問題を抱えた家族の生々しさを実感させてくれる。キーパーソンの母親役にデブラ・ウィンガーを引っ張り出したのは大正解で、彼女の存在感がもたらす圧迫感が、登場人物全体に落としている影をそのまま物語っている。
[DVD(字幕)] 6点(2014-01-06 00:37:15)
16.  レッスン! 《ネタバレ》 
類作の先例がいくつも見えてしまう単純な作りではあるのですが、バンデラスの久々の真面目な演技と真剣な表情によって、強く印象づけられる作品となっている。生徒たちとどうこうという部分よりも、一番の肝は、校長先生とのダンスシーンですね。これによって作品の軸足が座っています。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-11-10 04:09:35)(良:1票)
17.  レイジング・ケイン 《ネタバレ》 
サスペンスとしてはまったくどうということもない内容なのだが、中盤では得意の長回しが炸裂したり、アンタッチャブルのセルフ・パロディみたいなシーンもあったりして、そこそこ楽しい。また、ここでのアイディアを後の「スネーク・アイズ」とか「ファム・ファタール」できちんとバージョンアップしているデ・パルマはやはり偉い。
[DVD(字幕)] 6点(2008-03-18 02:09:09)
18.  レジェンド・オブ・アロー<TVM> 《ネタバレ》 
キーラ・ナイトレイの凜とした美しさを満喫できる作品。これだけで目的は達しました。また、あらすじからは、主人公が奮起して頑張って攻め込んで大勝利、みたいな単純な内容を想像していたのですが、意外にも尺が短い中にもいろいろな立場の登場人物のいろんな意識が交錯していて、そこそこ見応えがありました。主人公の幼なじみの修道士なんて、最初の登場時点からその恋慕の行く末が見えてしまうのが泣けるじゃないですか。剣劇や弓術のシーンがあからさまにしょぼいのは、ご愛敬ということで。
[DVD(字幕)] 6点(2007-08-06 23:56:18)(良:1票)
19.  Ray/レイ
全体的に、1つ1つのエピソードの消化が異常に早くて、かなり目まぐるしい感じはしたのですが、制作者側の力の入り方は伝わってきました。単なるサクセスストーリーではなく、その後のヤクと女に溺れるスターの内幕をきちんと描写しているのがよい。後半は、コンサートで総立ちシーンが繰り返されて、やや単調だったかな。妻や友人たちとの関わりについて、もう少し突っ込んだところを見たかった。
[DVD(字幕)] 6点(2005-10-23 18:28:53)
20.  レインマン
トム・クルーズはよく頑張っているが、やはり、単調さの枠を脱していないと思う。前半は力が入りすぎているし、後半は、変化を表すべきここぞという場面で、妙にあっさりと流れてしまっている。全体的に、演出の方向性が定まらずに綺麗にまとまっているだけという感じで、作品自体の完成度としてはよくできているとは思うが、後にはあまり残らない。
[DVD(字幕)] 6点(2005-04-24 02:11:55)
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