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プロフィール
コメント数 31
性別 男性
自己紹介 基本的に小難しい映画よりも楽しい、笑える映画が好きです。

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1.  レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―
PartⅠで微妙(6点)と評した私ですがPartⅡを観て考えが変わりました。個人的にこの映画は高く評価するに値する作品だと思います。 確かにこの映画のストーリーは一般に知られているものとは大きく違うので三国志に詳しい人や思い入れがある人ほど違和感や不満を憶えた事でしょう。実際に私もそうですし、その思いは今でもあります。しかし赤壁の戦いという三国志という壮大なドラマの一局地戦(規模が大きいとはいえ、物語全体から見ればそう言っても差し支えはないでしょう)を映画作品にしようとした場合、このような脚色は大いに「アリ」だと思うのです。 三国志の基本フォーマットは陣取り合戦ですが、小説にしろ漫画にしろ私たち三国志読者の多くはこの時代を戦い抜いた武将たちの生き様に感情移入をしながら読んでいるわけです。そう、物語のメインは戦闘ではなく人間ドラマなんですよ。そう考えると既読者には一見無駄で蛇足とも思える描写。例えば孔明と周瑜が琴を弾くシーンや小喬や尚香のメロドラマなどにも「キャラ立て」という大きな意味が出てくるのが分かります。ただ強いだけの人や単に頭の切れそうな人が史実や演義に忠実な戦いをするだけの映画が作られたとしても面白い映画になると思いますか? 私は到底思えません。味気の無い「天と地と」みたいな駄作なってしまうと思います。この作品はそれなりの時間を戦略や戦闘以外に割いて人間ドラマを描く事で観客の心を捉える事に成功していると思うのです。 これは「映画作品」ですから既読者以外にも多くの人が観賞されます。三国志を知らずにキャストや話題性だけで足を運ぶ方も多い事でしょう。そういう人たちにも楽しんで(感情移入して)もらうにはあれくらい脚色しないとダメだと思います。私は多くの人に三国志という物語を好きになって貰いたいので、どのような形であれまずは三国志に興味を持って欲しいのです。そういう意味ではこの映画は非常に万人向けな、裾野の広い作品に仕上がっていると感じました。初心者以外でもある程度のこだわりさえ捨てれば見所は多いので結構楽しめる作品になっていると思うので、初見で不満を強く感じた人も割り切ってもう一度観直せば評価が変わるかも? あんな形で曹操を見逃したって仕方ないじゃないですか。まさか殺す訳にも行かないし、曹操の客員だった頃の関羽の描写とか無いんですから(^^;
[映画館(字幕)] 9点(2009-05-04 09:44:23)
2.  レッドクリフ Part I
うーん、微妙。自分で言うのもなんですが私はそれなりの三国志ヲタだと思います。それ故に色々と細かいところが気になって気になって仕方がありませんでした。曹操を見ては「丞相はこんな小者じゃないやい!」と心の中で呟いたり、妙に仲の良い諸葛亮と周瑜を見ては「お前ら二人はもっと殺伐としているべきなんだよ!」と心の中で煽ったり、ラストの陸戦の場面では「なんで呉と蜀の武将全員がこんなところで勢ぞろいしているんだよ!おかしいだろ!」と心の中でツッコミを入れたり…。いや、わかってはいるのですよ。そんなツッコミは野暮だという事くらいは。映画がテーマに合わせて脚色されるのは当然です。でもね…横山三国志から吉川三国志、人形劇三国志から中国TVドラマ版三国志、コーエーの三国志シリーズなどで私の中に深く刷り込まれた、話の流れやら人物像やらをひっくるめた「三国志」というイメージがどうしてもツッコミを入れざるを得ない心境にさせてしまうようなのです。勝手な思い込みと分かっていながらも「ここはもっとこうすれば良いのに」と悶々とした気分で二時間半を過ごしてしまいました。三国志に疎かったらもっと楽しめたのかもなぁ、と思わずにはいられません。しかしながら二時間半もの長い間飽きずに観られたこともまた事実でして、まあ途中のどーでもいい周瑜と小喬のラブロマンスとか(主役である周瑜のキャラを立てる為なのは分かるんだけどね)やたらと鼻につくCGとか個人的に気に入らないところはあるのですが戦のシーンは豊富な上に息を呑む迫力があったし、いかにも含みがありそうな表情で会話をする軍師たち(特に魯粛がいい味を出していた)などを見て「おお、これこそが三国志だ!」と感心する場面も多く、見終わった後そこそこの満足感はありました。周瑜と諸葛亮の友情物語になりかけている所やラストで曹操配下が呟いた「女の為に戦を起こされたのか…」というセリフに少なからずの不安を感じますがとりあえずパート2も観に行きたいと思っています。どうかこれ以上曹操が小者化されませんように…
[映画館(字幕)] 6点(2009-01-01 23:42:11)(良:1票)
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