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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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1.  ロッキー・ホラー・ショー 《ネタバレ》 
ハロウィンの時期に見ましたが最高のテンションにさせてくれる映画です。 不気味で退廃的なのに最高に愉快でご機嫌な映画です。 世の中に蔓延する不安や不幸を一気に吹き飛ばすパワーがあるかもしれません。 倒錯的な世界観が現実をどうでもよくさせます。最高に明るいです。 パーティー的な楽しさが究極レベルです。 音楽が最高に良かったです。 怪奇映画の恐怖演出のツボを押さえていて、 その胡散臭さが効果的に使われていたと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2015-11-17 21:53:48)
2.  ローズマリー(1981) 《ネタバレ》 
パッケージが印象的でした。美女と黒い存在が不吉です。 内容はオーソドックスな80年代スラッシャーホラーといった感じです。 13日の金曜日シリーズとほとんど変わりません。 トムサヴィーニの特殊メイクによる残酷描写が見どころとされています。 美女の鮮血が多く見れるスラッシャー映画としては一定の価値があるのかもしれません。 しかしシリアルキラーは、真っ先にムカつく対応をしたデブの宿主を殺してください。 楽しいプロムに忍び寄る不審者の影。 頼りの保安官が留守中に惨劇は起こります。 怪しい人が沢山いるます。犯人は誰でしょうか。 ローズマリーという邦題とともに死体に添えられた薔薇がロマンチックな80年代スラッシャームービー。
[DVD(字幕)] 6点(2015-01-15 22:33:16)
3.  ローズ・イン・タイドランド 《ネタバレ》 
テリーギリアムの描く不思議な世界を久しぶりに見た。 テリーギリアムの描く”不思議の国のアリス”は現代風な現実を毒たっぷりにまた独特な視点で強く描き、 それが突拍子もないぶっ飛んだファンタジーと融合する面白いものだった。 最初の現実の荒んだ家庭内風景は「どこが不思議の国のアリスやねん!」って感じで ”不思議の国のアリス”とはあまりにかけ離れた雰囲気でびっくりしたけど。 でも場面場面で不思議の国のアリスのような美しくメルヘンな場面がみられた。 たぶん映画サイレントヒルでも子役を務めたこの少女は非常に美少女だった。 そんな美少女が変な男ときわどい場面がけっこうあったのでなんかドキドキした。 現実と幻想が入り乱れるこの作品で、嫌というほどに現実が浮き彫りになる。 この作品にあるファンタジーとはまったく無責任なものであると思える。 主役の少女にしたって登場人物にしたってみんな現実というものを全く見ようとしないので、 観賞者が逆に登場人物のことが心配になってくる。 そこでイラッとはしないけど気の毒になってくる。 特に主役の少女は自分の世界で生きるしかなかったから必死で自分の世界を作ってるような気がしてなんか健気だ。 宗教女はひどかった。彼女の言う「罪人」とは「自分以外の誰か」のことであるかのようで、自分の「罪」には立派に目をつむる。 そんな風に現実というものにちゃんと向き合っている登場人物が皆無なこの映画は非常にぶっ飛んでいる映画でした。 さらに野暮なこというと、自分の知る映画の範疇でいうと ヤンシュヴァンクマイエルの人形、”悪魔のいけにえ”の食卓、”パンズオブラビリンス”の現実と幻想、”ミツバチのささやき”のラスト、 などをほのかに思い出させる場面があったかもしれない。これもまた個人的な感想。 
[DVD(字幕)] 8点(2013-03-12 20:51:29)
4.  ROCK YOU! ロック・ユー! 《ネタバレ》 
中世の時代背景が自分好みで楽しめた。 その時代を見事に再現しながらロックミュージックを随所に取り入れてる。 普通こんだけ時代を真面目に再現すればそこに近代ロックミュージックを入れるなんてそんな実験的なことしないと思うけど。 大胆だ。 中世とロックの融合は面白かったけど、それをメインに掲げるほどでもなかった。 しかし融合度はなかなか高い。 ロックだけではなく中世風な音楽も聴けてこれがなかなか気に入った。 騎士の精神が非常にカッコいい。 どちらが本当の騎士であるかなんて勝負する前から分かりきってたけど、真剣勝負には燃えた。 ここで燃えたので対決する映画としては余裕で合格点だ。 黒騎士は憎ったらしいけど鎧はカッコ良かった。 奈落から栄光まであって上り詰めた時が気持ちいい。 運命、名声、金、友情、美女、プライド、それからロック、、、男の憧れる全てがある映画だ! 
[DVD(吹替)] 7点(2013-01-13 17:04:06)(良:1票)
5.  ロッタちゃん はじめてのおつかい 《ネタバレ》 
とても素敵な作品でした。 ロッタちゃんがとても可愛いです。 おしゃれな感じの明るい映像は観ていて楽しいです。 良い人が多くてなんか癒されました。 ロッタちゃんのなんともいえないキャラクターが魅力的でした。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-08-23 21:45:30)
6.  ロード・トゥ・パーディション 《ネタバレ》 
芸術的なまでに美しい映像と音楽で描かれるマフィアの世界。 ファミリーの大きさもありますが、そこから逃れられない恐ろしさもあります。 比較的にダークで寒い映像は心の表れでしょうか。 父子愛がしっかりと描かれ、父親の偉大さと苦悩が見えてきます。 子供も素晴らしく、父親の背中を見つめます。 それとはまた別にマフィアのファーザーの存在はとても大きいです。 こちらの場合、どうしようもねえお節介の馬鹿息子を持つ父親は大変だなぁ、といった感じでした。 家族というより父と子を描いている映画でしょうか。 そこで考えさせられる絆があります。 落ち着いた描写がなんとも美しいです。 トムハンクスといったら、不器用でとぼけたキャラが面白い印象がありましたが、この映画ではそんな彼のイメージとは違った険しさがあります。 でも息子に接する愛情の不器用さが表れているみたいで良かったです。 
[DVD(吹替)] 8点(2012-05-17 23:34:08)
7.  スティーヴン・キングのローズレッド<TVM> 《ネタバレ》 
これはなかなか見応えのある作品であった。といっても点数はとても悪いんですね。 数あるスティーブン・キングの映画のひとつです。 これはなんたっていかにもスティーブン・キング映画らしいところがとてもいい。 はたしてスティーブン・キングの魔力というものがあるのでしょうか。それは多くのスティーブン・キングの映画に一貫したものに思えます。 それはとても不思議で根強く残るものです。 スティーブン・キングの映画を見た場合、色濃く記憶に残る場面はあると思いますが、 とくにそれは子供の頃に見た場合に強く残る気がします。 僕も子供の頃に見たスティーブン・キングの映画の不思議な場面は今でも記憶に強く残っていて、それが今になってよりスティーブンキングの映画に魅了されるキッカケかもしれません。 残念ながらこの作品は子供の頃に出会えなかったので、そういった根強い感覚を味わうことが出来ませんでしたが(不思議なものを発見する感覚は鈍くなった)、 この作品も不思議さは館から感じます。 この映画はシャイニングっぽさが館にすごくあっていいです。 神秘的な雰囲気も感じられます。 そしてホラー、とくにキングのホラーの世界観はファンタジーなのだと思いました。 スピリチュアルなまでにファンタジーです。 オバケなどは怖さよりも幻想性を重視しているところが良いです。 また音楽がキングの神秘的な雰囲気に誘います。 自分は館ホラーのファンですが、 この映画の館は自己増殖し、もはやダンジョン化しているところがいいですね。 徐々にカオス化して行き、過去の住人、人間関係、様々な能力、コンプレックス、夢、館の憎悪、が入り乱れてカオスです。凄いんです。 腕のなえた少女は不気味ですが存在感が素敵です。 ミニチュアの家の不思議さはスティーブン・キングの映画ならではの感じでした。 この館に宿る魔力は非常にシャイニングに近いと思います。 しかしこの館に入る前がまた面白いです。仲間集めみたいになってますが、能力者の出会いが面白いです。 とくにマザコンの男が面白いですね。映画の始まりと終わりでまったくキャラが変わってるので。実際にある館がモデルになっているんですよね? 話は超長いんですが、日本語吹き替えで見たらダレませんでした。個人的には良いとは思いますが、点数が物語ってますね。 でも僕は驚異の7点つけちゃいます。 
[DVD(吹替)] 7点(2012-02-28 23:37:57)
8.  ロボット・モンスター 《ネタバレ》 
糞過ぎる!糞過ぎるぞ!ゴリラの着ぐるみと潜水帽を被ったショボショボ宇宙人、、、支離滅裂なストーリー展開、、、画面がビカビカ点滅する不快な演出、、、不明なシャボン玉、、、アホなほど平和な結婚式、、、とくに意味不明な爬虫類同士の対戦、、、手元にある資料によれば、監督のフィル・タッカーという人は最低映画の帝王であるエド・ウッド監督の助監督を務めていたらしいがその事実を恥と思い、未だに認めていないという。恥じるとは失礼ではありませんか、タッカーさん!アンタも相当のもんですゼ!緊張感の無さとマヌケな感じがこの作品の良いところかもしれない。ある意味で癒し系のヒーリングムービー(でもイライラする人は多いと思う)。隙だらけで突っ込みどころが満載。宇宙人が地球人の女性に欲情してしまうというハチャメチャさはSF映画の枠を超えました。理屈抜きでも最低映画特有の雰囲気に満ち満ちた本作は超マニアなZ級映画ファンにしか薦めない。最低映画の中でもかなり有名な作品と書いてあるが、見る価値一切無し!の消灯映画。再生3分で人生オワタ気分に包まれるフューネラル・シネマ。珍品としての史料価値しかない・・・
[DVD(字幕)] 1点(2011-05-26 23:46:40)(笑:1票)
9.  蝋人形の館 《ネタバレ》 
これは他のスラッシャー・ホラーと比べると、非常に良くできているようです。 リメイクということもあってか、クオリティ的に安定しています。 また、他のB級ホラーに比べればお金のかけ方も違うようです。 オペラ座の怪人のように古典ホラーのリメイクということもあってか、 ロマンチックで幻想的でファンタジックなところも見受けられます。 美術的な部分で頑張っておられます。 蝋の感じがすごくいい。 蝋人形館の埃の被った骨董屋のような、古ぼけて妖しい見事なまでの雰囲気、 小さな村の感じなど、自分はかなり好きです。 この作品のリメイクの元となった映画が2本くらいあったと思います。 自分の記憶している限りでは2本ともストーリーもテンポも良くは無かったが、古典ホラー独特の幻想的で妖しい雰囲気は見事だった。その2本とも見たことがあったから、なお思い入れが深い。 全くの別物ですが、これはこれで現代スラッシャー風のスタイリッシュな演出がされているので、前二本とは違って退屈することはほとんど無い。 古典ホラーのリメイクなのに、B級ホラー風なティーン・エイジャーたちの大活躍には違和感も感じたけど、 ヒロイン二人も美人でよかった。 パッケージ裏などで確認して、最初は怖くないと思っていた殺人鬼は、実はかなりの雰囲気を出していた。無表情は異様で、フランケンシュタインやハロウィンのようだった。 残酷描写もグロもなかなか。 生きているのに肌がボロボロとか、イタいよ。 実際に蝋で肌がああなってしまうのか?とか、そういうところは疑問ですが。 それと凄かったのは使われた蝋人形の膨大な数。 もしかしたらあの殆んどはエキストラに特殊な塗料を塗って蝋人形のような質感を出しているだけか知れないけど。 ほんと、蝋人形って死体みたい。 また、蝋人形というのはそれぞれが何かを物語っている。 そこが幻想的であり哀愁もあって恐怖もある。 蝋人形館が燃える場面の幻想的な感じといったら、もはやファンタジー。 床とかが溶けて超面白い。 蝋人形の館というタイトルに騙された感じです。 テーマは兄弟愛か、、、? あの小さな村がいいなぁ。 あと、“悪魔のいけにえ”の影響は、ここでも大きいなぁ。 
[DVD(吹替)] 7点(2011-02-12 04:26:04)
10.  ロッキー 《ネタバレ》 
なんか素晴らしかったです。 勝ち負けなんてどうでもいい。 、、、どう言ったらいいのか分かりませんが、ロッキーは試合後に「勝ち負け」なんて見えていなくて、ただ「エイドリアン」を叫び続けた、 そこがとても素晴らしいと僕は思いました。 勝ち負け(損得)なく無償だからかもしれません。 試合後、エイドリアンがロッキーに歩み寄る姿もとても印象的でした。 二人抱き合ったとき、ロッキーとエイドリアンしか存在していなくて、周りの人たちはただウザいだけです。「勝ち負け」も雑音です。 もしかしたら誰もロッキーとエイドリアンの聖域には入れなかったのかもしれません。 その位に二人は美しかったです。 自分に正直で真っ直ぐなロッキーにとても惹かれました。 強い男とはそういうものかもしれません。 トレーニングで石階段を上って、両手を揺り上げる彼の後姿が無償に美しかったです。 彼はチャンピョンです。 他人にどう思われようがどうでもいい、自分の道を行こうという気分になります。  ロッキーと相手のチャンピョンとが、それぞれ見えている世界観(目指している世界?)が違うのが比較されていて、それがとても面白いと思いました。 そしてこの作品は音楽がとても盛り上げています!この音楽を聴くとファイトが湧かずにいられません! そしてこの作品はファイトのでる作品です! いや、この作品自体がファイトそのものです!! 、、、他人を利用する人や恩着せがましい人っているんですが、可哀想な人なんだなと思いました。 ロッキーにマネージャーを断られて、悲しい表情でトボトボと階段を下りてゆく老人の姿が、とても心細く気の毒に映ったのは僕だけでしょうか? たぶん自分を彼に重ねているのでしょう。 
[DVD(字幕)] 9点(2011-02-06 00:55:53)(良:1票)
11.  ロード・オブ・ザ・リング 《ネタバレ》 
たぶん見たのは高校生んとき以来だけど、、、こんなにも壮大な作品だったとは。 第一部を見ただけでもそう思えてしまうのだ。 大自然の風景が素晴らしい。呑まれるかのようだ。 ファンタジーの神秘的な美しさもある。 しかし、各キャラには心の闇や苦悩が確実に潜んでいる。 描かれているものが素晴らしいが、その背景にある物もまた素晴らしい。 指輪を葬りに行く旅。 思えばその旅は、「人の人生そのもの」とも思えてくる。 人もそれぞれに、この映画の「指輪」のようなものを背負って生まれてくる。 それがその人の負の運命であろう。 それを葬るために今を必死で生きているのではないか。 
[DVD(吹替)] 8点(2011-01-13 01:19:14)
12.  ロミオとジュリエット(1968) 《ネタバレ》 
素晴らしいです。神秘的に美しいです。こんなに美しい物語だとは思ってもいませんでした。 音楽も素晴らしいです。心に残ります。 ヒロインはとても美しいです。黒髪がとても美しかったです。 こんなに激しく愛し合うなんて、僕も激しい愛に死んでみたいものです。 この作品を観た後、まさに放心状態です。 
[DVD(字幕)] 9点(2010-01-14 23:13:51)
13.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 《ネタバレ》 
恥ずかしながら、なんだか登場人物が多くて、ちょっと頭の中が混雑してしまいました。 どうせ僕なんかにはこの作品の魅力なんてとうてい理解できないのでしょう。 しかしこれだけは分かります。それは無償にカッコイイという事です。 なぜだか知らないが、憧れてしまうほどカッコイイのです。 これは男の憧れる世界だと思います。 物語の最後にいくにしたがって、いろいろな人間が入り乱れてくる感じが非常に素晴らしいと感じたのを覚えています。 映像全体がセピア色で統一されていてとても美しいです。スタイリッシュというのでしょうか? あまりこの作品について分からなかったんですが、そんな状態で評価させていただくのも失礼な話です。すみません。 あと3回観たらもっと高得点を付けられるかもしれません。 また、恥ずかしいことに、未だにタイトルを覚え切れていません。 「ロックストック、、なんとかアレ」とか言って誤魔化しています。 、、、、それから、、、 カッコイイですが、盗品を売ったり、金儲けのつもりが借金メチャクチャ膨らんで怖いオッサンに脅されたり、アパートの隣人がヤバかったり、メチャめちゃ怖い黒人さんがいたり、、、僕にはこんな恐ろしい世界ではとてもとても生きていけまへん。。。 
[DVD(字幕)] 7点(2009-12-25 01:50:09)
14.  ローズマリーの赤ちゃん 《ネタバレ》 
まず、このタイトルが秀逸だと思う。 一度聞いたら忘れないような、とてもお洒落な印象を受ける(僕だけ?)。 そして全編を覆うメランコリックな雰囲気も良い。 冒頭の曇りがかった都会的な風景にもどこか憂鬱な雰囲気が漂っていたかも。 (昔の映画は全てがそうなのかもしれないが)この古惚けた質感というか雰囲気がとても良い。  B級スプラッターなどでは「悪魔」というものをとても描ききれないが、 「悪魔」というのはとても崇高で厳粛な存在だというのを描いているのが「オカルト映画」なのかもしれない(え、あたりまえ?)。 この作品は真面目に「悪魔」と向き合っている感じがある。 背景(日常の町並みや人間関係など)をとても忠実にリアルに描いているから、「悪魔」という存在感がリアリティをもって引き立つのだと思う。 「悪魔の赤ちゃん」のオゾましい容貌を観客にそのまま見せないのが逆にリアルだし怖いと思う。 悪魔がその姿を現す場面が無いので、 この作品で描きたかったものは「人間」(人間の心の中にいる悪魔)なのかもしれない。 本当に悪魔は人間の心の中にいるのかもね。 裏社会(悪魔社会)ファミリーの人々も「変態さ」が過剰すぎず(それが逆に超変態なんだと思うけど)、その裏部屋の内装や装飾も「悪魔っぽさ」がワザとらしくもなく普通なので、それが逆にとてもリアルだったりする。 ローズマリーのナイフの持ち方は(ある有名なホラー映画にも出てきたけど)とても不安な感じが伝わってきて良いと僕は思う。 ローズマリーのみる夢はとても不条理で気味が悪くてエロティックだった。 隣のオバちゃんの「ウルさ迷惑」な感じがよくでていたと思う。 妊娠はとても希望に満ちたものだと思うのですが(その半面に不安もあると思いますが)、この作品は「妊娠」と「悪魔」とを結びつけることにより、生理的に不安な印象を与えるのかもしれません。  しかし最後は「やはり母親なのだなあ、強いなあ」産まれてきた我が子を受け入れる強さみたいなものを感じた。 人物描写がなかなか見事でした。 淡々と終わる感じがとてもリアルで良かったように思います。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-03-09 01:33:22)
15.  ロスト・ワールド(1925) 《ネタバレ》 
恐竜はとても好きなんだ。なんか夢があって好きなの。ロマンチックじゃない? 「時が止まった島」っていうのはどこか神秘的。 ジャングルがとてもよく撮れていたと思う。 植物がうっそうと茂り亜熱帯な感じ、トラや蛇など様々な動物が顔をのぞかせる。 切り立った断崖絶壁(その高いこと、、、) それはモノクロだからこそリアリティを放つのかもしれない。 なんか「冒険」って感じでとてもワクワクした。 恐竜の動きには迫力が無いものの、とてもシュールで変なリアリティがあった。 たとえば、始めにトリケラトプスが飛んできたところはとてもシュールだった。(とても変な迫力!) アニメーションの動きはどこかグロテスクでもある。 キングコングに比べてしまえばストーリーとか迫力で劣る。 映像は楽しめる。しかしいくら(ストーリーなんて関係ねえ!)雰囲気で楽しむ僕でも、少し物足りない感じがしたかも。 映像は楽しめるんです!そして夢があってワクワクするし、冒険とか、雰囲気を楽しめる(特に島の雰囲気が良かった)作品。 チャレンジャー博士がかなり暴走していますが、、、 
[DVD(字幕)] 7点(2008-02-09 02:46:27)
16.  ロスト・ハイウェイ 《ネタバレ》 
好きな映画。まるで夢を見ているよう。迷い込みそうになる映画。 僕が夢を見ているときって、自分が自分じゃなかったり、 過去や未来がゴッチャになっている。 この作品はその感覚に近いかもしれません。 なんか暗闇の黒が美しくて深い。家の中が真っ暗で、構造が歪んでいるように感じた。 家の中って狭いと思うけど、この家はメチャクチャ広くて、暗闇に紛れ込んだら、もうそこから迷い込んで出て来られなそう。 それに夜の「闇」も深い。 (基本的にこの監督は夜の「闇」をとても深く描くことに長けている) 夜のモーテルの雰囲気って独特のものがあると思う。 白塗りのおじさんがすごい存在感。 あと、本気でキレまくっているオッチャンもカッコイイ! このオッチャン、メチャクチャにキレまくってボコボコにしているのに、正論を述べているのがとても面白い。 そのオッチャンの、「買えよ!」っていう強烈な蹴りには思わず笑った。 あの、ボコボコにするシーンは最高に美しい。 変なアクション映画よりも全然アクション要素が高い。 あと、オッチャンがキレてアクセルを踏み込むシーンは、一瞬だけ「カーアクション映画」としても素晴らしい。(この作品は色々な要素が含まれているので、ジャンル分けが難しいかもしれません) いろいろな音楽が使われていて面白かった。 「マンソン」も良かったが、やはり個人的には「ラムシュタイン」の重い音と低音ヴォーカルの曲が、暴力シーンと相まって一番気に入った。 あの低音ヴォーカルはゴシックだなぁ。この映画ととてもあっていると思う。 この作品は普通じゃないから素晴らしいと思う。 タイトルもカッコいい。
[DVD(吹替)] 9点(2007-11-12 00:34:23)
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