41. 私たちの幸せな時間
《ネタバレ》 死刑制度の是非を問いたいのかもしれないが、ネタ的に暗すぎる。 あと、罪をなすりつけられたのならば、最期まで抵抗すべき。 [DVD(字幕)] 4点(2023-02-04 20:32:19) |
42. わが谷は緑なりき
《ネタバレ》 宗教色の強い作品。 いや、宗教色が強くても良いのだが、いささか私には真面目すぎる内容だったかな。 末っ子は、真っ直ぐに逞しく生きており、微笑ましい。 まだ子供なのに、この逞しさ!見習いたいものだ。 [インターネット(字幕)] 4点(2020-12-08 13:17:53) |
43. 若草物語(1933)
《ネタバレ》 原作を無理やりに詰め込んだ感があり、物語の進行に違和感があった。 姉妹が亡くなったのに、最後はみんなハッピーだったり。 正直、退屈さがあったくらいだから、これ以上長い尺だときついが、原作の良さを表現するならば、もっと長い尺が必要だったように思う。 、、いや、原作は未読だけど(笑) まあ、おそらくという意味です。 [ビデオ(字幕)] 4点(2016-04-17 11:23:45) |
44. ワカラナイ
暗めのトーンを基調とした映像センスは抜群に良い。 更には、無駄な説明やセリフを排除し、映像で語ろうとする姿勢は、まさに映画的である。 それに対し、音の使い方というか拾い方が、どうにも私の好みに合わなかった。 作品の中で聞こえてくる様々な音という音が、耳障りに感じた。 主人公を演じた少年は、確かにインパクトはある。 だが、好感は持てず。 おそらく、この少年がうんぬんではなく、この少年に演技指導をし、その映画世界を作り上げた監督に問題がありそうだ。 この監督、おそらく少し馬鹿である。 だけど、すごく映画の勉強をしていそうだ。 映像センス、つまり芸術的な部分は優れているが、どうにも頭が悪い。 頭が悪いと、主人公を演じた少年も馬鹿に見える。 馬鹿だからイライラしてくるし、この少年に感情移入や同情しようとする気持ちが湧いてこない。 以上、この作品を観て感じたことを、率直に書いてみたが、単なる駄作だとは思っていない。 むしろ、この監督の他の作品を観てみたいという、好奇心が湧いてくる。 映像センスの優れた、愛すべき馬鹿作品。 [DVD(邦画)] 4点(2013-01-23 00:51:31) |
45. 私の夜はあなたの昼より美しい
《ネタバレ》 解りにくそうでいて案外単純な内容なのだが、そういったことより何より、「面白くない!」の一言。 主演の男女二人は、それぞれ幼少期にトラウマになるような体験をしている。 そんな二人がある日、運命の出会いを果たす。 互いは共通の苦しい過去を持つことから、反発し合いながらも、互いを深く理解し、愛し合っていく。 お互いの苦しみを理解しているからこそ、ラストの海での入水心中へとつながっていくのだ。 これで愛し合う二人は全てから解放されるのだ、と。 まあ、こんな解釈しかできないが、いずれにしても、だからって別に感銘を受けることもないし、まして感情移入もできない。 それでいて、哲学的なセリフの垂れ流しが最初から最後までしつこく、ただ単に疲れるだけだった。 「フランス映画は理屈っぽくて小難しい」 そんな、一般のフランス映画に対するイメージを助長するような作品。 [DVD(字幕)] 4点(2009-07-14 00:10:08) |
46. 若い人(1937)
後のリメイク版、市川崑監督、池部良主演の『若い人』を観たことがあったので、ストーリー的に何ら興味を持てなかったのが、私にとって致命傷となり、退屈極まりなかった。 しかも、市川崑監督版の方が良かったし。 それでも、元祖の『若い人』を観るという価値はあるだろうけど。 それにしても、この時代の豊田四郎監督は、いまいちな作品が多い。 後年に味わい深い名作を残した監督とはとても思えない。 [映画館(邦画)] 4点(2009-04-19 00:16:27) |
47. わかれ雲
《ネタバレ》 神保町シアターにて鑑賞。 表題通り、「わかれ」というテーマを主題に描いたドラマだが、どうも結末がはっきりしない。 しかし、非常に強く印象に残ったシーンもあった。 それは、娘が父親の足をマッサージするシーン。 父親の足の上に娘が乗り、優しくマッサージし、それを鏡越しに父親が観て、娘の幸せを想う。 なんという素晴らしいシーンだろうか。 このシーンを観れただけでも、本作を観た価値はあったかもしれない。 [映画館(邦画)] 4点(2008-06-25 20:05:48) |
48. 笑ひのガス
女性をガスで眠らせてほしかったなぁ… [DVD(字幕)] 4点(2008-04-03 18:28:03) |
49. WiLd LIFe jump into the dark
光石研、斉藤陽一郎と、相変わらずな青山映画な訳ですが・・・ う~ん、ダメでしたね・・・ [ビデオ(邦画)] 4点(2007-09-22 09:18:24) |
50. わたしの自由について~SEALDs 2015~
《ネタバレ》 本作を見たきっかけは、代表の奥田という人とある共通点があったからなのだが、内容は単なる文化祭的なノリの延長線上という印象。 おそろいのTシャツを作って、それをみんなで着て、ラップ調の掛け声でデモをして。 全てが平和ボケの中で生まれた、おままごとのようにしか見えない。 大学生活、勉強するのも嫌だし、デモでもみんなでやりましょか!みたいな。 映画としてはどうか? ドキュメンタリーとして見ても、全く面白くない。 ダラダラとデモの様子を流すのみ。 構成が無いというか。 とにかく平坦な行動日記を延々と見せられた感じ。 [インターネット(邦画)] 3点(2021-05-16 02:13:55) |
51. ワイルドバンチ
《ネタバレ》 ラストの銃撃戦とソーントンが一人座り込むシーンのみ印象的だった。 あとはひたすら平坦で、派手な爆破シーンやアクションシーンばかりで退屈極まりない。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-04-11 19:01:03) |
52. わらの男
《ネタバレ》 途中までは、「毒にも薬にもならない映画」という感じて観ていたが、都合の良すぎるラストに憤然。 何でもハッピーエンドにすればいいってもんじゃない。 当時はヒットした作品らしいが、その後、語り継がれていない理由が解った気がする。 [ビデオ(字幕)] 3点(2008-06-09 20:04:14) |
53. わたしのグランパ
うーん、菅原文太はあんまり・・・あと、浅野氏、この役どころはかなりカッチョイイと思うけど、出番少ないかな。。 [DVD(邦画)] 3点(2007-09-04 09:24:00) |
54. われ幻の魚を見たり
《ネタバレ》 男のロマンだか生き甲斐だか知らないが、それにこだわるあまり、家族に苦労を強いて、あげくにはリウマチこじらせたカミさん殺しちまう。 ろくでもない男だ。 そんな事にこだわるなら独りでやればいい。 およそ、家族持ちがやるべき事ではない。 それに、カミさんが危篤なら、まずは側に付いてあげるべきだろう。 勲章を見せて喜ばせたかったとは言え、勲章授与式でスピーチなぞしてる場合ではない。 あと息子の戦死を知った際、泣いたとはいえ、すぐに魚を見に行きやがった! 息子が死んだと知ったら、魚なんかどうでもよくなるはずだ。 魚なんかどうでもいいから、もっと家族を大事にしろよ! [CS・衛星(邦画)] 2点(2022-07-23 21:04:32) |
55. 我等の町
《ネタバレ》 人畜無害な内容が、とにかくつまらない。 語り部が爺さんだし、しかも説明がくどい。 最後の夢オチも最悪。 [インターネット(字幕)] 2点(2021-06-04 22:43:25) |
56. わが青春に悔なし
この映画の良さが分からない。 原節子の魅力が分からない。 黒澤明の作品が苦手。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2020-10-10 02:03:28) |
57. 忘れじの面影(1948)
観やすいロマンス映画なのだが、特段面白くもないし、余韻も残さない。 記憶に残らないであろう映画。 ヒロインを演じた女優が、自分的好みに合わず、それが実は致命傷だったりして。 [DVD(字幕)] 2点(2009-11-27 16:51:29) |
58. 我が道を往く
《ネタバレ》 全てが生理的に合わなかった。 前半はともかく、後半になるにつれ、腹が立つ音楽のオンパレード。 爺さん牧師にも何故かイラついた。 主人公の歌声には、もっとイラついた。 [インターネット(字幕)] 1点(2021-04-06 22:19:19) |
59. ワイズマンとのピクニック
よく分かりませんでした。 [DVD(字幕)] 1点(2008-01-13 09:04:23) |
60. 我が家の楽園
いかにもアメリカ映画的な欺瞞に満ちた内容。 アメリカが豊かな国であるからこそ、語られるその内容たるは観ていて苦痛。 金もうけ、軍事的優位、領土的優位、あらゆる面においてアメリカという国が豊かであるがゆえに、この物語は非常に都合良く、その物語を進行していく。 大体、楽園とやらの家主であるあのおじいさんとやら。 金がなかったら、あんなに沢山の人間を養い、自分の好きなことだけをやって暮していけるはずがない。 なのに、一方では、銀行家が最後は金よりも友情を買うというオチが待っている。 あの銀行家もまた、余裕があればこそ、土地買収をやめて、あの楽園に落ち着いたのだ。 これが貧しい国ならどうだろう。 そもそもあの楽園とやらも存在し得ない。 つまりは、平和ぼけした偽善的なアメリカという国が舞台だからこそ、成り立つ世界なのだ。 独善的なアメリカ的自由主義の嫌な部分をヘドが出るほど見せ付けられた2時間。 これほど自己中心的で、無邪気に過った正義を語る映画を作れるのは、やはりアメリカという国しかありえない。 [DVD(字幕)] 0点(2009-08-26 05:40:15)(良:1票) |