Menu
 > レビュワー
 > Harpo=ひろしХироши さんの口コミ一覧
Harpo=ひろしХирошиさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 47
性別 男性
年齢 49歳
自己紹介  敬愛するマルクス兄弟の次男 (僕も次男です) にして、知る人ぞ知る屈指の男性ハープ奏者、ハーポ・マルクスよりハンドルネームを拝借。彼と同年代のチャップリンに始まり、同じく同年代のキートン、ロイド、そしてサイレント期を含めた「クラシック」映画を、喜劇を中心に邦画・洋画問わず、こよなく愛しています。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  吾輩は猫である(1975) 《ネタバレ》 
 明治時代の庶民、富豪、貧乏インテリの家庭の様子が垣間見られたようで、あの独特の空気が印象的でした。蛍光灯がない時代の家って、やっぱり今と比べれば薄暗く感じられるものですね。それにしても、東風さんの考案した「俳劇」の劇中劇が笑えました。高浜虚子のある俳句が出来るまでだけ (!) の超短編一幕ものにも関わらず、舞台に柳の木を植え、そこに生きたカラスを縛り付け、おまけに裸の美女 (既に、イメージは苦沙弥先生の姪・雪江さんで決定済み) に行水させるというセット。そこへ、何故か花道から、寒月さん扮する高浜虚子が飄々と登場、舞台の全景を見渡し、感嘆の声を漏らして「行水の 女に惚れる 烏かな」という句を読んで、おしまい (笑) ほんとにこれを全部見せてくれるという市川監督の発想にも、笑えました。   あと、三波伸介さん演ずる高利貸の滑稽な尊大ぶり、そして終盤で大臣候補から降ろされ、落胆して一転してのコミカルな物腰:「 (溜息) 煙草もない… (湯呑みの蓋を取り、口元へ持って行って初めて空っぽなのに気付き、無言で凝視してから) …お茶もない。ナンニモない」――まさに喜劇役者でしたね。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2004-09-10 12:53:55)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS