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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2001
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ワイルド・バレット 《ネタバレ》 
2分で考えついたような安易な邦題が「どうせB級」という不当な先入観をもたらしている感があります。B級はB級ですけども、かなり一生懸命に練られた脚本で面白いですよコレ。 一丁の銃が次々と人の手に渡っていくにつれ広がる騒ぎと予想不可な展開。場面の一つ一つが手抜き無しに緊迫するし、次に繋がる伏線にもなるしで目が離せなくなります。少年が出会う娼婦の情の厚いこととか、チャズ・パルミンテリ扮する悪徳刑事の狡猾な存在感とかDVロシア親父がJ・ウェインに心酔のオタクぶりをまさかの場で発露するとか、脇キャラに至るまで強烈な個性を放ちます。 秀逸エピソードがベラ・ファーミガvsサイコパス夫婦の一幕。本筋とはほぼ無関係なこのくだり、無関係にもかかわらずしっかり作り込んでいてセットも役者も完璧に不気味。なぜここにこれだけ情熱を注ぐのか。良いなあ。ベラ姉さんの気っ風も麗しい。 ラスト直前の数分には複数回のひっくり返しがあります。わたしはどれも読めなかった。最後まで驚かせてやろうという気概を感じる気持ちの良い映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2023-01-17 23:21:49)
2.  ワンダー・ボーイズ 《ネタバレ》 
‶中年オヤジの悲哀”もこういう風に描くと湿っぽくならなくて良い味が出るもんですね。年食って経験を重ねた分、人を食ったような動じない中(高)年マイケル・ダグラスが右往左往するんだけど、そこに絡むキャラが自閉症トビー・マグワイアや自己中編集者ロバート・ダウニー・Jrとかで「真っ当」じゃないのでほとんどカオスです。ダグラスの不倫相手というのがフランシス・マクドーマンドというのが絶妙に現実味があって、うっとりしないというかなんというか。 ペット殺しやら女房の家出やら不倫相手の妊娠やら、穏やかじゃない現実に振り回されてるけど打ちのめされないダグラス教授のとぼけた立ち居振る舞いを見ていると、なんか色々と気持ちがラクになっちゃうような気がしてきますね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-11-20 22:22:50)
3.  私の中のあなた 《ネタバレ》 
長女を救うため、適合確実なドナーを得るべく二女をもうける両親。必死な母親はキャメロン・ディアス。しかし二女は臓器提供を拒否、親を提訴。 物凄い設定を持ってきたものだと思いました。二女アナの自己防衛の気持ちはもっともだし、しかし‶姉を見捨てる”という葛藤と非難に耐えなければならない。母親もまた、一人の病児を助けるためもう一人の我が子の臓器を取り上げることが並の精神でできるものなのか。 難病を背景に、最難度のハードな課題で幕開けした物語。ものすごく考えさせられながら見守っていたのに、「いや、実はそうじゃなかったんですヨ」と急にハンドルを切られました。作品としてテーマを提起しておいて、何の回答も用意していないのはズルいです。 妹のドナーとしての苦しみや母親の心理にはほとんど触れず、ありきたりの闘病モノの描写に終始しており騙された気分です。 お姉ちゃんは別に妹を使わず、自分で意志をはっきり表明すれば良かっただけのことでは。今後の母と二女の関係が良好に進むとは思えないのですが、そこらへんもまあご都合良く小奇麗にざっとまとめましたね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2021-11-22 23:17:29)
4.  ワルキューレ 《ネタバレ》 
これは、トム・クルーズものという先入観を良い方向に裏切る秀作でした。歴史の出来事ゆえ、誰もが結末を知っている出来事だけどちゃんとハラハラできましたもん。 B・シンガーの潔いのは‶ワルキューレ作戦”を歴史ドキュメントでも反乱者らの人間ドラマでもなく、サスペンスの素材として扱ったこと。ナチに対する批判も処刑された将校らの思想背景も、この映画からはうかがえません。 ヒトラー暗殺作戦は44年時のミッション・インポッシブル。人物をシンプルに駒としたことで、トム・クルーズもボロを出さずに乗り切った感があります。 トム・クルーズはいつものトムでしたけど、周りを固めるベテラン英国俳優の面子が激渋なことこの上ない。当時のナチ高官にもかなり面差しが似ているとは、これいかに。怒涛の名演技ラッシュは見ごたえありますし、衣装の精密さで当時のナチス軍服の美麗なことも際立ちます。ただ、やっぱり言語は丸みのある英語でなくガッガッ、というドイツ語で聞きたかったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-10-04 23:37:57)
5.  ワールド・オブ・ライズ 《ネタバレ》 
ディカプリオ、ラッセル・クロウ、マーク・ストロング。三者ともまるきり個性の違う存在感を創出してて上手いけれど、いやこれ頭一つ飛びぬけてるのはラッセル・クロウでしょ。地味で小太りの。この男はね、片手でわが子をあやしながらもう片方の手で人を殺すんです。顔色ひとつ変えず。物を食べながら衛星ではるか上空から敵を捕捉し、撃つ。そして何も感じない。 ディカプリオは現場にいる。前時代的に生身で戦って傷を負い、同僚を目の前で殺される。無実の者を陥れる残酷なプランを立てはするけど、肉体的な痛みや良心の呵責が機能しているので完全に捨て駒にすることができない。 M・ストロングのレバノン人もしかり。現場の人間は殴られれば痛いということを身体でわかっている。 しかしラッセル・クロウ演じるCIAの上級職はずーっと死んだ魚のような目をしながら子供の写真を撮り、そのかたわら証人を見殺せと指示を滑らかに出すのだった。この非人間的なこと、心の死んでいること。自らを世界平和の掌握者と言い切る傲慢さは近代のアメリカそのものに感じる。嘘ばっかりの世界で一人勝ちしている(と思っている)アメリカ=CIA、その寒々しさを座った目つきと鈍重な所作で演ってのけたラッセル・クロウにすっかりびびった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-24 22:59:31)(良:2票)
6.  ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT
この番外編はFFシリーズに必要か??なんで急に日本を舞台にしたくなったんだろう。舞台が日本ながらメインキャストはほとんど非日本人、てのも何故なんだろう。とても17才には見えない老け顔外国人が高校の制服着ていて、違和感でいっぱいなうえに所々日本人タレントがカメオ出演してくるので見慣れた顔が突如はさまり、まあ居ずまいの悪いことはなはだしい。このキャスト起用の裏事情というか、制作上の政治力学の方にストーリーよりも興味が湧く。 日本車は可愛い。しかしドリフトシーンは観づらいし、キャラ設定も安易で白ける。 スターターの脇をつとめる女の子が「セットぉー」と“ト”まではっきり発音するのがすごくヤだった。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-08-30 00:14:53)(笑:1票)
7.  ワイルド・スピードX2 《ネタバレ》 
“クルマ愛”というべき制作姿勢が一作目より明確になりました。そしてポールの相方のキャラもあって、よりライトで楽しい仕上がりになった感じです。ポールもT・ギブソンも本当に楽しそうにエンジン吹かすのね。トミカのミニカーみたいなカラフルな車がなんとホンモノなんだ。あのピンクのスポーツカーが浮かずに公道を走れるアメリカってすごい。ちょっと運転してみたい。 今作はクルマが心底魅力的。色とりどりの車たちが一斉に倉庫から走り出る、マーブルチョコを撒いたようなこの楽しさ、わくわく感。 それにですね、なんとこの映画ではクルマがヒロインに勝っちゃうのだ。主人公が美女とデキちゃわないんである。前面に押し出されるのは美人よりクルマ。徹底したクルマ愛に7点献上だ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-01 00:05:39)(良:1票)
8.  ワイルド・スピード
B級スピード馬鹿映画には違いないんだろうけども、一応謎解きの要素もありますし話のテンポも良くてそれなりに真面目に脚本作ってるなー、という好感度はあります。 もちろん全力を注入して撮ったであろうカーレースの場面はアドレナリン全開、スタッフすべてのこだわりや愛や楽しさが集結しているようで、「俺はクルマが好き!」という ひし、という想いがぐわんぐわんいうエンジン音にのって炸裂してます。 門外漢にとってはうるさい・危ない・バカな車だなー、とあきれちゃいそうになりますが、皆がとても幸せそうなのでやっぱり男子には車好きでいてほしい、とも思ったりします。
[DVD(字幕)] 6点(2015-05-23 00:31:31)
9.  私がクマにキレた理由
展開も結末も予想どおりのオーソドックスなコメディーでしたけど、これがけっこう楽しかった。スカーレット・ヨハンソンの美人すぎない困惑顔が、奮闘するナニー役にぴったりはまりました。啖呵をきるシーンがなかなか良いです。ほれぼれ。「お金があっても幸せになれるわけじゃないもの」と彼女に言わせて人口比9割を占める非お金持ちの人たちの負け惜しみ感も後押ししてくれてます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-12 12:26:30)
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