1. セクシリア
ネタバレ ペドロ・アルモドバル監督第2作。ラブストーリー。タイトルの人名からして、いかにもヘンタイを想起。ゲイ、不倫妻、公然でぶ~りぶり…今作もワールド全開。ただ、全体的にドタバタして支離滅裂。男と女がイキながらエンドロールへ。けれども映像は空飛ぶ航空機のみで拍子抜け。 [DVD(字幕)] 6点(2025-05-14 03:40:26)★《新規》★ |
2. THE GREY 凍える太陽
ネタバレ リーアム・ニーソン主演、体感型サバイバルアクション・アドベンチャー。仕事を終えて帰りの航空機がまさかの墜落、ようわからん雪山に放り出される。この時点で生き残りは7名。ここからレンジャー、レンジャー…大自然を相手に厳しい戦いを強いられる。まるで彼らと共に雪山レンジャー演習をやっているかのような臨場感。寒さ、狼、絶壁、疲れ、川…次々と襲い来る自然の猛威に犠牲となり、脱落していく者ども。最後に残ったのはオイラだけかと思いきや、狼軍団に遭遇し、エンドロールの後で雪床に斃れる。そして、誰もいなくなった…ガヴィ~ン。結局、全滅かいや。過程の筋書きは良かっただけに、オチとしてはちょっぴり拍子抜け。 [DVD(字幕)] 6点(2025-05-14 02:24:12)★《新規》★ |
3. レザボア・ドッグス
ネタバレ クエンティン・タランティーノ監督のデビュー作。犯罪サスペンス・ドラマ。それぞれ色名をコードネームとして扱う強盗団。何だかDBのレッドリボン軍みてえだぞ。色分けされたオイラたち、どうやらこの中にサツが潜り込んでいるらしい。現在と過去を行ったり来たりしながら物語は進行していく。対話劇が中心だが、銃撃されて全身血まみれのヤツがいたり、ノムッコみてえに耳を切られるシーンがあったりなかなかグロテスク。あまり中身はなくてオチもイマイチだけど、監督デビュー作にしてはごリッパだ。Mr.ブラウンとして、監督ご自身も出演。 [DVD(字幕)] 6点(2025-05-13 22:15:45)★《新規》★ |
4. 私の秘密の花
ネタバレ ペドロ・アルモドバル監督によるラブストーリー。作家の妻と軍人の夫、冷えた夫婦仲。久々に戦地から帰省した夫が、ムラムラした妻を引き離す。みっちり夫婦喧嘩した後、妻が写真立てに当たってパチコ~ン。飾りのビー玉がコロンコロン。あーコワいコワい、キツめの顔や。ヤケっぱちでクスリをガブ飲みしてゲロゲロ、オエ~。こんなアタシだけど見守ってくれる太めのおっさんがいる。嗚呼、熟年の恋よ。 [DVD(字幕)] 6点(2025-05-13 06:02:30)★《新規》★ |
5. ザ・シークレットマン
ネタバレ ウォーターゲート事件の真相に迫る、実話に基づいた社会派サスペンス。リーアム・ニーソンが、上司だったフーバーFBI長官亡き後の副長官を熱演。権力に媚びず抗う男。その負担は当人よりも妻の肩に圧し掛かかっちまう。それでも正義を貫こうとする潔さは伝わってきたが、中身の盛り上がりがなくあまり入り込めなかった。事実を忠実に再現しているがゆえに、やむを得ないかもね。 [DVD(字幕)] 6点(2025-05-13 03:13:46)★《新規》★ |
6. 若草物語(1933)
ネタバレ 4姉妹の家族ドラマ。これまでに観た5本の若草物語の中で最も古いモノクロ作品。一人の男を姉妹で取り合っても大喧嘩せずに妹に譲る姉。3女が病床に伏した際は皆で見守り、亡くなった際は皆で悲しむ。誠に仲の良い4姉妹。じゃじゃ馬だけど、姉妹思いの2女をキャサリン・ヘプバーンが熱演。決して傑作などではないし色彩もないけれど、観ていて清々しくなれる美しい作品。 [インターネット(字幕)] 6点(2025-05-12 22:43:33)《新規》 |
7. SAND LAND
ネタバレ 鳥山明原作のアニメ映画化。荒涼とした砂漠地帯。かつて英雄と謳われた元将軍と悪魔の王子、その召使いみたいなんが泉を求めて大冒険。フリーザみてえに宙をプカプカ…徐々に明かされる真の悪、大将軍の陰謀。冒険が進むにつれて敵がどんどんナカマになっていくのは都合良すぎるけれど、観ていて悪くねえ。それも実直でハードボイルドな元将軍と言われるおっさんの人望やな。スーパーサイヤ人もどきになった悪魔の王子がバッタモンをドツき回す。真実を知った忠臣による、大将軍へのトドメの一発。ただ、今作は超絶なバトルよりも潔い勧善懲悪のドラマが爽快だった。アラレちゃんでも悟空でも、または悪魔の王子でもない、ニューヒーローは人間のおっさん。鳥山明ワールドは永久に底なしですな。もし続編とかがあるなら、おっさんとセクシーアイドルの奥さんとのエピソードが観てえ。良作。 [DVD(邦画)] 7点(2025-05-12 00:08:53)《新規》 |
8. 戦争と平和(1965-1967)
ネタバレ トルストイ原作。国家の威信をかけてカネとヒトを惜しみなく注ぎ込んだ、4部7時間を超える歴史大作。ソビエト映画。ナポレオン率いる仏軍をロシア国土で迎え撃つ。1部ごとに主要人物3名のドラマを中心にして、大スケールで描かれる。現存するフィルムの状態で見づらい部分もあるが、それがまた重厚さと仰々しさを演出している。当初は健気な少女だったナターシャの悲恋と成長。奢る仏軍もロシア国土の「冬将軍」を喰らって大敗。恋愛ドラマと戦争アクションが、共に高いクオリティーで描き出されていた。共産大国が尽力したことが伝わる質と量の充実ぶり。 [DVD(字幕)] 6点(2025-05-11 19:58:19)《新規》 |
9. カラーパープル(2023)
ネタバレ 約9か月半ぶり2度目観賞。スピルバーグ監督の名作をミュージカル化してリメイク。黒人女性の姉妹愛がテーマ。無理に結婚させられた夫による、今でいうハラスメントを喰らい続ける。それでも前を向くアタシ。生きる活力を得られるはずなのだが、オリジナル版と同様に感情移入できなかった。歌いながら見つめ合う黒人女性たち…申し訳ないけどとっても不気味だ。 [映画館(字幕)] 6点(2025-05-10 15:30:05)《新規》 |
10. マタドール<闘牛士> 炎のレクイエム
ネタバレ ペドロ・アルモドバル監督による官能的ラブストーリー、サスペンス。イッパツ中の殺人による前科を持つオイラとアタシ。まだ若い青年のようなアントニオ・バンデラスが心優しいレイプ犯を熱演。ヤりながら死ぬ、イキながら逝くオイラとアタシ。衝撃のラスト、アルモドバル節炸裂。 [DVD(字幕)] 6点(2025-05-10 01:48:48)《新規》 |
11. ぺピ、ルシ、ボンとその他大勢の娘たち
ネタバレ ペドロ・アルモドバル監督のデビュー作。冒頭場面にて、麻薬栽培取締に押し掛けた警官によるレイプでイッパ~ツ。初っ端からワールド炸裂。ションベンぼっかけ、ドМ女、ゲイなど全く手加減なし。夫である警官にゴミの上でシバき回されても、包帯ぐるぐる姿で笑う妻。不気味すぎる、究極のドМやな。タブーぎりぎりを攻める性描写。今後、この道を追求していく監督。 [DVD(字幕)] 6点(2025-05-10 01:46:30)《新規》 |
12. プロフェッショナル(2024)
ネタバレ 殺し屋に扮したリーアム・ニーソン主演のアクション。片田舎で静かに暮らす引退間近の殺し屋が、イビられる罪なき人々を守るためにアイルランド共和軍の過激派と戦う。粋がるはねっ返りの女番長。これまた流行りの多様性か。村の幼い娘や若い助手との交流も描かれてドラマも見応えがあった。アクションはリーアム・ニーソンが無敵ではなくて、ちょっぴり苦戦するところに味があった。勧善懲悪、西部劇風。良作。 [映画館(字幕)] 7点(2025-05-10 01:44:00)《新規》 |
13. ドライブ・イン・マンハッタン
ネタバレ 登場人物はアタシとオイラだけ。タクシー車内での密室対話劇。夜のNY、アタシがたまたま乗り込んだタクシー。仕事も人生も経験豊富なオイラ、タクの運ちゃんとひたすらくっちゃべる。まさに今夜限りのべしゃりナイト。想定外の事故渋滞、後ろを振り向いて職務そっちのけでセクハラトークをまくし立てるオイラ。戸惑いながらもクールに応じ、まんざらでもないアタシ。既婚者の彼氏、父親についてなどひたすら人生相談。美しい夜の街を静かに走行。高速道路を降りて下道に。束の間の旅も佳境というところで、そのオチが「昨夜まで妊娠してたアタシ」。ガビーン。優しい笑みで包み込むオイラ、名優ショーン・ペンがとてもいい味を出していた。金髪のアタシ、パツキンはイマイチかと思っていたが段々と違和感がなくなってきて、さすがは麗しのダコタ・ジョンソンやな。勿論、今夜のオカズに即内定。良作。 [映画館(字幕)] 7点(2025-05-10 01:40:29)《新規》 |
14. シンパシー・フォー・ザ・デビル
ネタバレ ニコラス・ケイジ主演のカージャック・アクション・スリラー。出産前の妻を送った病院の駐車場で赤アタマのニコちゃんが銃を突き付けて車に乗り込んできた。あーコワいコワい。車を乗っ取り、勝手に身の上を話し出し、脅されてスピード違反を食らわされ、サツを殺害。さらに、レストランでひと暴れして燃やす。迷惑極まりない、常軌を逸したき〇がい男やな。ニコラス・ケイジ怪演。しかし、さらにその上をいくサイコ男は、実直なオイラの方だった。 [映画館(字幕)] 6点(2025-05-10 01:36:09)《新規》 |
15. サンダーボルツ*
ネタバレ SFヒーローアクション、コメディ。アベンジャーズからあぶれた者たちがサンダーボルツ結成。スカ嬢の妹、冬将軍、米将軍崩れ、元ボンドガールとかパチモンばっか。影ボブとの戦い。それなりにアクションして笑わせる。フィナーレでニュー・アベンジャーズ誕生を謳うんだけど、本物のアベンジャーズに敵うはずもない。落ちこぼれ雰囲気満載。スカ嬢の妹役にフロレンスピュ、全く似つかねえぞ。だけど例のごとく、今夜のオカズには申し分ねえよな。 [映画館(字幕)] 6点(2025-05-10 01:15:23)《新規》 |
16. 正体
ネタバレ 殺人事件の誤認逮捕について描いたサスペンス・ドラマ。リューセイくん熱演の殺っていないオイラ。風貌と職業を変えて逃亡生活。友情や恋愛を体験。潜伏先となった愛しのリホちゃん家。逃亡死刑囚のご身分で、リホちゃん家で自慢の料理を振る舞うのは、ちょっと調子に乗りすぎたな。踏み込んできたタカユキ刑事。もみ合いでくちゃくちゃになっちまった愛しのリホちゃんのお部屋。さらには職員になった療養施設みたいなトコで人質立てこもり事件を演じ、突入された刑事から一発弾丸をもらっちまう。周囲を巻き込んで助けられながらも、何とか無罪放免ゲット。だけど何もやってないのに勘違いされてドツボにハマると、人生台無しやな。それでも義を貫いたオイラに拍手。良作。 [インターネット(邦画)] 7点(2025-05-09 04:19:53)《新規》 |
17. 箱男
ネタバレ 約7ヶ月ぶり2度目観賞。安部公房原作の映画化。アタマから、郵便ポストみてえにのぞき穴のある段ボール箱を被るオイラ。時にちょこまか走ったり、気づいたことをメモったり、移動要塞みてえに敵と戦ったり。頻繁に真っ裸になる登場人物たち。豪華な俳優を使っているんだけど、意味のない言動と行動を紡いでいるだけ。シュールな人間ドラマでただひたすらに我が道を行く。観客は置いてけぼり。駄作。 [映画館(邦画)] 5点(2025-05-07 20:37:13) |
18. クルードさんちのあたらしい冒険
ネタバレ 記念すべき作品情報初登録。前作を観た後、二夜連続で観賞。CGアニメ。シリーズ第2弾。クルード家とベターマン家、何だかんだ言いながらも仲間に。協力してマンドリルみたいなんと対峙。最後は火岩をマンドリルのアタマにゴツン。娘の親指がポロリ。二の腕がパンパンで肩幅が広くて広背筋も発達している筋肉質のアタシ、恋も成就。ニコラス・ケイジが今作もお父ちゃんを声の熱演。昨日よりはキャラに愛着が持てた。 [DVD(字幕)] 6点(2025-05-07 20:33:54) |
19. ジュブナイル
ネタバレ SFアクション、コメディ。山崎貴監督のデビュー作。20年後の未来、2020年に作られたアイロボットみたいなんが過去に戻って子供たちを守るという筋書きはグッド。だけど、子供たちが20年後に成長した姿が似ても似つかぬ俳優を起用しまくり、別人やんけ。主演の香取慎吾は慎吾ママ時代、スリムでイケメンだと思うけどこの頃からニヤニヤヘラヘラしすぎ。まだまだ稚拙な特撮技術。漫画本や公衆電話、据え置き型パソコンなど製作当時の時代を感じさせるアナログ感満載。中身は薄く戦隊ロボットドラマの延長線上で、良作ではないけれど、2000年代初頭のレトロ感が貴重。 [DVD(邦画)] 6点(2025-05-06 00:44:39) |
20. プルートで朝食を
ネタバレ トランスジェンダードラマ、コメディ。リーアム・ニーソン出演ということで観賞するが、あくまで脇役の神父。主演はキリアン・マーフィー、トランスジェンダーを怪演。アイルランドで生まれて母親に教会の前に捨てられるオイラ。ガキの頃から、男の子のはずなのに何だか女の子みたい。すくすく成長してリッパなオカマとなり、アイルランド紛争の影響を受けながら母親を探しにロンドンへ向かう。重苦しい場面も喜劇的に見せるオンガクは良いんだけど、奔走するカマの走り方や言葉遣いがどうしてもお見苦しい。キレイには見えず、誠に残念ながらケバい。ロンドンで新しい家族と暮らす母親に対して、名乗らずに再会。いいお話なんだけど、カマを受け入れられず駄作。 [DVD(字幕)] 5点(2025-05-03 19:51:35) |