1. IMMACULATE 聖なる胎動
ネタバレ 最近はお騒がせ女優と化しているシドニー・スウィーニーだが、ホラーではなかなか凄い演技を見せる。 本作でも「処女受胎」すると言う役で突き抜けた演技を見せている。 もちろんこれには裏があるのだが、修道院と言う閉鎖空間で全員どこかおかしい役どころとなっている。 結構きっつい作品だなぁと思いながら見ていたが、クライマックスのもの凄い絶叫で全てが許せた。 スゲェなこれは、としか言いようがない。シドニー・スウィーニーの迫真の演技に7点。 最後に流れるアヴェ・マリアも凄い皮肉だ。。。 [映画館(字幕)] 7点(2025-07-22 16:12:17)★《新規》★ |
2. ストレンジ・ダーリン
ちと演出過剰が鼻につくがまあまあ面白かった。 リアルなシリアルキラーの演技に7点。それ以外は特にないです。 [映画館(字幕)] 7点(2025-07-15 16:10:06) |
3. マッド・ダディ
ネタバレ 親の子殺しは衝動としてはあると思うが継続はしない。普通は「馬鹿か俺は」と頭を振って消える。 が、この映画では世界中の親が子供を殺し始める。 娘が「反抗ばっかりしてごめん。お願いだからやめて」と泣きながら訴えてもやめない。 本当に狂った映画。これはある意味ニコラス・ケイジにしかできない役だろう。 それなりに見入った。が、6点以上はやれないしお勧めもできない。 [インターネット(吹替)] 5点(2025-07-15 08:43:39) |
4. DROP/ドロップ(2025)
ネタバレ まぁ退屈はしなかったんで良しとしようでいいと思うが、辻褄の合わない展開も多く満足まではいかなかった。 これ店に訴えて全員のスマホを調べられたら終わりだよね。そうならない確信でもあったのかな? まぁそこは目をつぶるにしても、あのピアニストは死んだんじゃないんだっけ?とか最後に息子を殺せとか意味が分からない。 どんどん犯人側がドツボにハマってるだけにしか見えなかった。 作りがいくらなんでもテキトー過ぎない?と思ったんで評価は低めです。 最後のアクションは完全に蛇足ですね。 [映画館(字幕)] 4点(2025-07-13 18:02:45) |
5. ヘルボーイ/ザ・クルキッドマン
これも本国アメリカでは大ハズレ以前に話題にも登らなかった作品。 見るとその理由もすぐに分かる。 ギャグの1つも飛ばさないダークなヘルボーイがダークなクルキッドマン相手にダークな戦いを延々と繰り広げるだけ。 どこが見どころなのかも全く分からない、結論を言えば全然面白くない作品だった。 [映画館(字幕)] 4点(2025-07-08 21:41:49) |
6. 罪人たち
ネタバレ 素晴らしい。傑作。これこそが映画でありエンタメです。 黒人たちのブラックミュージックとヴァンパイヤたちのアイリッシュミュージックの対決。 そして最後にある種の和解を迎えるエンディング。 一部の隙もない作品でした。 この作品こそIMAXで見たかった。通常上映のみなのが本当に残念。 [映画館(字幕)] 9点(2025-07-02 15:13:42) |
7. 2025年7月5日午前4時18分
おそらく時流に乗っただけのくだらない作品だろうと思ったけど、予告編を見る限り割と面白そうに見えたんでとりあえず鑑賞。 が、すぐに後悔した。ストーリーが全くもって支離滅裂で作品の体を成していない。 やっつけ仕事が見え見えの作品であった。 エンディングが製作から宣伝からWeb作成までこの作品に関わった人が全て固定フォントで並んでいた。 それでも3分程度なのは関わった人もそれだけ少ないと言う事ですね。 [映画館(邦画)] 1点(2025-06-28 16:02:40) |
8. メガロポリス
本国アメリカで大外れした影響で日本での上映数も大幅に絞られ、我が街では1館のみの1日1回上映となった。 こうなると期待度も思い切り下がりそうだがこう言うのに限って、見れば「案外面白いじゃん」になるかもと言う淡い期待を持って見た。 その期待も打ち砕かれて今、呆けてます。。。 まずタイトルのメガロポリスの意味が分からない。巨大都市ニューローマが舞台であればメトロポリスで良い。 メトロポリスだと同名の映画が既にあるから変えただけなのか? また都市自体も別に主役でも何でもない。市長選挙を巡る権謀術数がテーマだ。 眠たい権力争いが延々と続くだけでビジュアル的な見せ場にも乏しい。 「地獄の黙示録」で狂気の天才ぶりを見せつけたコッポラも歳をとるとこんなにユルい映画を撮るのねと寂しくなった。 [映画館(字幕)] 4点(2025-06-22 22:49:29) |
9. 28年後...
ネタバレ これはなかなかに凄い。結構見入った。 ちなみに「28日後...」「28週後...」とサブスクで見返してから鑑賞したが特に必要なかったです。完全に独立した1つの作品になっている。 ゼロデイから28年が経ちゾンビたちも個々に変化し多様性を増しているが、孤島に住む人間たちは中世レベルまで生活レベルが落ちていた。 武器も弓矢のみとか、ゾンビ相手にそれじゃつらかろうと思うが、これも工夫を凝らして生き残っている。 前半はから中盤にかけてはグロ描写も相当きついが、終盤の医者とのやりとりは意外にも泣けてしまった。 あの積み上がったドクロが予告編では不気味にしか見えなかったが、人類へのモニュメントとして感動的にすら見えてくる。 心を揺さぶられる作品でした。 [映画館(字幕)] 8点(2025-06-21 23:13:25) |
10. JUNK WORLD
どんなに凄い映像でも2度目は慣れる。この残酷な現実を初めて目の当たりにしたのは「ロストワールド」だったかな。 この作品も前作を上回る凄い世界観と特撮を見せてくれる。が、感動は前作には及ばなかった。 一番興味を惹かれたのがエンディングのメイキング映像なのだから。 壮大なセットを嬉々として作っている監督の姿が一番印象的であった。この人はやはり筋金入りの設定マニアだ。 監督の情熱と忍耐に敬意を表して7点で。前作の評価が8点だったので1点だけ減らします。申し訳ない。 6/20追記。 本日2度目の鑑賞。正直に言えば1度目は良く意味が分からないところがあったから。 もう1度見るとほぼ理解できたが、ストーリーもよく練り込まれていると分かった。 これを「慣れた」と言う理由で減点するのはあまりにも酷な話だと思った。 と言うことで8点に変更します。重ね重ね申し訳ない。 [映画館(字幕)] 8点(2025-06-18 08:44:23) |
11. きさらぎ駅 Re:
過度な期待をせずに軽〜く見れば本作もそれなりに面白いです。 前作ではおとなしい系だった本田望結が、本作ではサバサバした男っぽいキャラになってます。 恒松祐里は前作に引き続きイっちゃってる系です。 お話は色々矛盾を感じるけど疑問に蓋をして頭を空っぽにして楽しむべきかと。 短いし退屈しないです。 [映画館(邦画)] 6点(2025-06-13 16:00:57) |
12. 隙間女 劇場版
永江二郎監督の都市伝説シリーズ3部作を見たが、この際古いのも見てみようと鑑賞。 するとこれがだいぶん出来が悪い。(だからと言って新作の出来がいいのかというと決してそう言う訳ではないが少なくとも工夫の跡は見える。) AKBを始めアイドルユニット所属のタレントを3人も使っているが、3人とも顔にあまり特徴がなく途中で「えっ?こいつ誰だっけ?」とちょっと混乱した。 お話的にはこの頃のアイドル出演ホラーの標準的な作りです。なんのヒネリもなく途中で飽きる。 [インターネット(邦画)] 4点(2025-06-11 09:18:56) |
13. MaXXXine マキシーン
ネタバレ 「X エックス」の直接の続編になるのでサブスクで確認の上で鑑賞。 「エックス」を見返すと本作の展開が大体予想できるがその予想をほぼ外さない展開であった。 意外性のない展開に、マキシーン自体もパールに比べて何というかヌルい。 全体を通してハラハラドキドキする事の少ない凡作であった。 中では「こんなひどい役よく受けたなぁ」と思える私立探偵のケヴィン・ベーコンの最期だけはリアルであった。 ここだけは良かったので6点で。 [映画館(字幕)] 6点(2025-06-07 09:59:01) |
14. リゾートバイト
ネタバレ 「きさらぎ駅」に続いて鑑賞。 前半はホラー映画か青春映画かと言うような内容で正直退屈。 終盤になって怒涛の如くの展開でなんじゃこれは?と思ってたら最後に「そう来たか」と言うオチだった。 おふざけが過ぎる展開だが、後半退屈はしなかったんで5点はやれます。 6点はギリ無理ってとこ。 [インターネット(邦画)] 5点(2025-06-01 14:13:24) |
15. きさらぎ駅
ネタバレ 今度、続編があるなと鑑賞。 都市伝説系は大概つまらないんで避けてたけど、これは意外なくらい面白かった。 構成としてはカメ止め系だが、いかにもインディーズ系と思わせる造形のチャチさと合わせてそれなりに楽しめた。 だが続編は期待して見ちゃいかん系だなぁ。。。 [インターネット(邦画)] 6点(2025-05-31 10:33:49) |
16. ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング
ネタバレ トム・クルーズのイーサン・ハント最終作と言うことで気合を入れてIMAXで鑑賞。 冒頭いきなりトム君のコメントから入る。相変わらずサービス精神旺盛だ。 前作の続編という扱いにせず前作を見なくても話に入っていけるように、いきなり長いテープ再生から入った。 この辺りは苦肉の策だろう。その後もシリーズの集大成とばかりに過去作の引用が多いが、場面の引用であり別に過去作を見てストーリーを頭に入れておく必要はない。 「こんな場面あったなー、もう一度見たいなー」で充分な作り。この辺りはマーベルと違って親切設計だ。 全体を通して充分楽しめる力作であった。トム君、長い間お疲れさまでした。 が、エンディングが若干引き気味だったのがちょっと引っかかる。まだシリーズ継続に未練があるのかな? 本作で完結で良いと思う。 [映画館(字幕)] 8点(2025-05-25 11:32:11)(良:2票) |
17. かくかくしかじか
ネタバレ 原作既読。東村アキコ氏の自伝の映画化。生粋の宮崎県人である氏の絵の師匠である日高への敬愛と後悔の念が綴られている。 この作品は生い立ちから美大合格までの導入部が圧倒的に面白く、映画でもここはほぼはしょる事なく描かれていた。 お人好しの宮崎県人の中で竹刀を振り回し怒鳴る日高の存在は異彩を放っていたが、実はその日高が誰よりもお人好しだと後で分かり、何故あの時自分は日高に対してあんな態度を取ったのかと悔やむ様子がよく描かれている。終盤、日高のガンが発覚した時も自分は仕事に逃げて日高を見捨てたと激しく後悔している。 この作品はほぼ全てにおいて作者の「ああ、あの時」と言う後悔の念で成り立っている。その難しい役どころを永野芽郁はよく演じたと思う。 宮崎弁もほぼ完璧。作者のこの作品への並々ならぬ入れ込みようが良くわかる。 それだけに昨今の永野芽郁をめぐるゴタゴタが残念でならない。映画自体は文句なしの良作だと言うのに。 元々映画を見る気のない者が公式まで荒らしに来るのはホントどうにかしてほしい。 [映画館(邦画)] 8点(2025-05-16 14:26:16)(良:1票) |
18. VENUS/ヴィーナス(2022)
ネタバレ ネットの予告編を見て「面白そうだ。あのバラゲロだし」と気になってた奴。 出来は確かに良かったです。ただ大傑作とまでは行かなかった。 日食の日に邪悪なモンスターが降臨するのを待ち受ける一団と、ギャングたち、そして主人公の3者の争いを描いた作品です。 この3者ではホラー的にはギャングが一番弱そうだが、ギャングのボスが情け容赦ないぞと思わせる前半と終盤のヘナヘナ感の対比は良かった。 ギャングのボスをも寄せ付けない神々しい美しさが主人公にはあった。評価するところはここ。 評価できないのは、その主人公のダンスバトルが見られなかった事。ここは派手にダンスで全員をやっつけなきゃダメでしょ。 せっかく腹の傷をホッチキスでバチンバチンしてテープでぐるぐる巻きにしたんだから。 6点かなと思ったが、主人公の最後のお姿が美しかったのでとりあえず7点で。 [映画館(字幕)] 7点(2025-05-13 15:39:46) |
19. スリーピング タイト 白肌の美女の異常な夜
RECのジャウマ・バラゲロ監督の変態作品と聞いて鑑賞。 これは凄いもん見ちゃったなと言うのが第一声ですね。邦題は明らかなミスリード。 変態よりも本物のストーカーの恐ろしさを描いた作品です。 ターゲットに選ばれた若い女性の一生をメチャクチャにします。あまりにもムゴイ結末。 見たらしばらく尾を引くこと請け合いなので鑑賞の際はくれぐれもご注意を。 この監督は良くも悪くもハンパないな。 [インターネット(字幕)] 7点(2025-05-12 09:13:34) |
20. 新幹線大爆破(2025)
ネタバレ 話題の作品を鑑賞。 草彅くんは頑張ってるけど草彅くんのイメージそのまんまの役どころで意外性はないです。 反面、のんはプロの運転手のイメージにはなかなかならなかった。 お話は人間ドラマは薄っぺらく乗客は相変わらず自分勝手ばっかしネットは悪ノリし放題とこれも予想通り。 良かったのは特撮だけでしたね。 JR東日本が撮影に全面協力とあったけどこの内容なら無理ないでしょう。JRに悪いところが全然ないから。いや東京駅の作業が中止になったのはつまらないセクト主義の発露か? まぁこれも東日本が悪いわけじゃないしね。 全般的に予想を超えてくる所のない凡作だったと思います。前半はオリジナルの新幹線大爆破へのオマージュで後半が新展開だけどその後半で失速気味なのが痛かったです。 前半はまずまず面白かったので6点で。 [インターネット(邦画)] 6点(2025-04-30 10:06:58)(良:1票) |