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ともともさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 508
性別 女性
年齢 47歳
自己紹介 皆様ご無沙汰しております。
やく四年ぶりにネット環境が復活しました。
私の事、覚えていてくれてる人、いるかな?
まだじゃんじゃんレビューしたいと思います!

以前は見た映画すべてをレビューしていましたが、最近は見て「いいな」と思った作品、他の人にも見ることをおススメしたい作品だけをレビューしています。
歳のせいか、辛口コメントを書くのがしんどくなってきました。なので今年からのレビューは、総じて平均点が高めです。

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181.  ラリー・フリント
テーマの「表現の自由」と「夫婦愛」が、どちらも普通とはちょっと違った入口から入った描き方で、とても興味深く見る事が出来ました。主役のラリーから出版社の受付嬢まで、人物描写が入念で、見応えがありました。ただこういった実在の人物を扱った映画に多いことですが、事実を曲げられないがために、フィクションだったら省くことが出来る部分まで描かなくてはならず、「延々とした筋書き」という感が否めない。事件がポコンポコンと随所にあって、ひとつひとつはなかなか面白いんだけど、ひとつの映画として見た時、「最高のクライマックス」は何? という感じ。ま、結局こんな映画が出来るのも、みんな下品なギャグが大好きだからなのよね~
8点(2003-12-08 13:57:39)
182.  マーサの幸せレシピ 《ネタバレ》 
説明はサラリと無音で見せて、シビアな心情を深く深く描いて行く手法と、人物設定の優しさが嬉しい映画でした(あんな一瞬しか出て来ないジュゼッペが、リナを一生懸命愛そうとしていたり、妊婦のコックが、マーサを気づかう様子など)。ヨーロッパ映画って好きだな、と思わせてくれる一作。これがハリウッド映画だったら、まず事故のシーンを車ぶっつぶしてバコーンと見せて、セックスシーンも濃くて、ジュゼッペは悪い奴に描かれるでしょう。まるで美味しい料理を食べた後のように、幸せになれる(あの「いかにも」な邦題はどうかと思いますが)。
9点(2003-12-06 09:37:28)
183.  セックスと嘘とビデオテープ
最近のどっ散らかしたソダーバーグ映画は好きじゃない私ですが、たった四人の登場人物を、じっくり掘り下げた本作は興味深く見る事が出来ました。「セックスなんか重要じゃないわ」と言いながら、性に捕われているアンと、「セックスが好き」公言して、自由なようでいながらしみったれた生活をしている妹との対比が、女性心理を深く的確に描いています。アンが「世界中で餓えた子供が苦しんでいる時に、私の悩みなんて」という台詞は、金持ち専業主婦のすごく良い所を突いていて、監督の観察眼の深さを感じます。ただ、妹のピアスを見つけて掃除機で叩くとか、夫が「女房より仕事だ~」と雄叫びをあげるとか、やや芝居がかった(いや、芝居なんだけどさ)シーンが苦笑を誘われました。
8点(2003-12-05 19:04:26)
184.  裏切り者(2000)
キャストも発案も良いのに、つまらない。思うに、演出が筋書きを追っているだけなせいだ。撮り方が場面の寄せ集め的で、「この先どうなっちゃうんだろう」というわくわく感が一切ない。説明過剰で、104分とあったが、もっと長く感じた。画面も全体に暗くて、疲れる映画でした。
4点(2003-11-29 14:36:38)
185.  ストーカー(2002) 《ネタバレ》 
まず邦題について一言苦言を呈したい。「ストーカー」と書かれると、あの奥さんに惚れている男の話だと勘違いしてしまう。原題のOn Hour Photoには、もう少し詩的な意味が含まれているのに。ひとりの人物の心情をじっくり追いかけていて、興味深かったけれど、最期の不倫現場の写真を撮るシーンには、嫌悪感を感じてしまった。ヌードは観客を呼ぶ材料のひとつなのかもしれないけど、蛇足だと思う。ロビン・ウィリアムズは相変わらず演技が上手い。茫洋としていながら、内に何かを秘めた男のオーラが、よく出ていた。だがそれより素晴らしいのは、カメラワークと構図。色遣いもいい。シーンごとの登場人物の心理を、背景や色で表していて、面白く見れた。それだけにやや中途半端な内容が残念。
6点(2003-11-29 14:31:18)
186.  ブラウン・バニー 《ネタバレ》 
見終わった直後は、「え?」と思った。つねに悲しい、しかも涙も枯れて乾ききったような、修復の余地のない悲しみを、ずっと観客に強いるせいで、後味が悪いことこの上ない。でも少し時間を置いて、シーンのひとつひとつを思い出してみる。「ああ、そうだったんだ」と解って、じーんときた。描きたいことが明確で、それに真っ直ぐに向かっているから、心に響くし、この感動は、きっと長く残ると思う。これほど評論家が「あてにならない」と思った映画は他にない。あんなに酷評されても毅然としていたクロエ・セヴィーニは素晴らしいと思う。彼女の体当たりの演技は、同性として決してイヤじゃなかった。ギャロ、「もう映画は撮らない」なんて言わないで~!  <以降変更部分>上で、「何故、愛する女性と交わらないのか」と書かれている方がいたので、つい。あれはつまりバドのマスターベーションだったわけでしょう。だから交われる筈がないのです。私はそう理解しました。
10点(2003-11-26 22:54:04)(良:5票)
187.  Mr.ディーズ
ギャグもそこそこ面白いし、ウィノナはなんだかんだいって可愛いし、発想もいいんだけど、アダム・サンドラーらしくない気がした。これなら彼じゃなくてもイイんじゃないかなぁ。
5点(2003-11-26 22:33:18)
188.  王妃マルゴ
フランス映画をみるといつも思うことですが、フランス人の自国に対する誇りは凄い。カトリーヌ・ド・メディシスは、歴史上有数の悪女で、彼女の行った惨殺は、歴史の汚点であるはずなのに、それをああもドラマティックに美しく、媚びることなく映像化するセンスに拍手! 難は、あまりにも重すぎること。長さもあって、あの濃厚な映像を二時間半見るのは正直疲れた。余分なエイソードを省いて、もうすこしスッキリまとめてほしかった。イザベル・アジャーニのエイジレスな美貌はすばらしかった。
8点(2003-11-25 14:36:47)
189.  マトリックス リローデッド
わたしたちにとってマトリックスは、前作の世界観の衝撃があって、その後にこの延々暗く、ただ特撮の「どうだ!」映像のオンパレードがあり、いまいちの感がある。でも作った人間にとっては、前作は「起」であり「きっかけ」であり「説明」であって、本当に描きたかった世界はこれなのかもしれない。そう思いつつも、あまりにも「おたく」的になってしまった本作に、どうしても好印象は持てなかった。「愛」が重要なテーマになっているんだけど、これが何の深みもない。パーセフォニーとトリニティーの描き方なんか、あまりに陳腐で笑ってしまう。まさにおたく少年が考えそうな女性像だ。それでもあの脳が痺れるような映像の数々は素晴らしい。だから「二時間を費やす価値」はある。
6点(2003-11-23 07:23:05)
190.  コップランド
私たちパンピー(死語?)から見れば、アクションスターなんて高嶺の花。セレブリティで格好良くて憧れの人。それで充分じゃん! なのに何故か、新境地を開こうとするんだよね~ それが本当に不思議です。正直この映画のスタローンは痛かった・・・ 内容的には、とても興味深く、設定も面白かった分、キャスティングの悪さがとても勿体ない。レイ・リオッタといい、カイテルといい、アクの強い個性派が揃い過ぎていて、画面がどぎつい。こういう役者さんは「ひとつまみのアクセント」だから引き立つんであって、最初から最期まで濃すぎる顔ぶれで画面が占領されていると、かなり辟易する。そこにきてスタローンだ・・・デ・ニーロは何だか「いかにも特別ゲスト」ってかんじの顔の出し方でいやらしい。いい料理人が最高の食材をつかって調理したけど、重すぎて胃が痛いフランス料理・・・ってカンジ。
4点(2003-11-21 21:33:59)
191.  ハワーズ・エンド
アイボリー作品はほとんど見ているが、この作品が一番パンチが効いていない。ようするに「どうだっていいじゃん」という次元の話が延々続き、最期だけがドラマティックに盛り上がっている。ハングリーじゃない。かといって貴族の退廃を感じるには、エマ・トンプソンのキャラクターがあっけらかんとしすぎている。英国田園風景と、そこに溶け込むヘレナ・ボナム・カーターの絵画的な美しさには、目をみはるものがある。
6点(2003-11-18 20:50:25)
192.  ダイヤルM
ワイシャツに黒パンツにガーターストッキングでウロウロするな~! 脱ぐならもっといさぎよく脱いでくれ!
2点(2003-11-17 15:08:08)(笑:2票)
193.  夜になるまえに
一介の主婦やサラリーマンを、伝記映画にする監督はいない。だからレイナルド・アナレスという、かくもドラマティックで波瀾万丈の人生を送った人物を映画の題材として選んだ時点で「ズルイ」のである。ストーリーは面白く、ホコリっぽい世界と澄んだ水の対比が巧妙で美しい。主演のハビエル・バルデムは文句なしに上手い。歩き方や話し方のカマっぽさの中に、鋭い視線が光っていた。また、ほんのチョイ役のジョニー・デップが、さすが大スターのオーラを感じさせる二役で、同性愛という性質上、女性キャストが少ない本作に、華を添えている。だから二時間以上の長い映画にもかかわらず、楽しむことが出来た。しかしこの監督は、アナレスに関するある程度の予備知識がない観客を相手にしていない。この時代の、バティスタ政権→カストロ政権→キューバ危機にいたる流れが、解っている上での運びとなっていて、キューバ人には当たり前の歴史でも、日本人の私は、少々混乱した。アナレスが最期に弱っていくのが、「エイズのため」という明確な言葉による説明もない。全体が詩的でスタイリッシュにまとめられているため、芸術の香りは強いが、エンターテイメントとしての解りやすさが、あまりにも無視されている様に感じた。少々辛いと思いつつの7点。
7点(2003-11-17 15:04:09)
194.  D.N.A.
スタッフキャスト全員に、退化を抑える血清を・・・・
1点(2003-11-14 22:45:59)(良:1票)
195.  クリムゾン・リバー
ひとつのテーマをじっくり掘り下げて描くのが、ヨーロッパ映画の良さなのに、この作品はハリウッド製豪華弁当みたい。あれもこれもと詰め込みすぎて、全ての味がマズい。ネオナチ、猟奇的殺人、雪山、大スター、悪魔、アクションと、観客の興味をひきそうなものを並べ立てたはいいが、そのどれもが中途半端で、オチが綺麗にまとまらなかった。発想とカメラは良かったから、作り様によっては面白い作品になり得たと思うのに。ひじょうに残念です。
3点(2003-11-12 22:46:37)(良:1票)
196.  ゴスフォード・パーク
多様な見方が出来る意欲作だと思う。イギリス上流階級の雰囲気溢れる美術を楽しみながら、ボーっと眺めるもよし。頭をクリアにして、アガサ・クリスティーの小説を読むように、犯人探しにせいを出すもよし。まるで自分もこのお屋敷の使用人の一人になった気分で、貴族たちのスキャンダルにわくわくしながら観るもよし。まるで二層の舞台があるかのような演出が巧みで、ごちゃごちゃしているようで、全てのシーンに意味がある。さすがはロバート・アルトマンと敬服しました。いわゆる名画とはまた違う、「映画を観る愉しみ」を存分に味あわせてくれる。ただ、もうあとほんの少しでいいから、最初に登場人物についてのある程度の情報を与えてくれたら、はじめからもっとこの映画を楽しめたのにとは思いました。
8点(2003-11-10 22:21:26)
197.  恋のドッグファイト 《ネタバレ》 
いやもう陳腐ったら陳腐なんですよ。海兵隊員たちが「誰が一番不細工な女を連れて来れるか」というパーティーを開くんです。そこでリバー演じるかっちょいい海兵隊員が、町でリリー演じるブスでデブ(特殊メイク! かなり恐い)な女の子を連れて行くわけです。まあお決まりパターンで、最後はかなり強引な展開ながらリバーとリリーが恋に落ちると・・・ あらだらけ、低予算、オイオイという突っ込み所満載の映画でしたが、まだ恋に恋する中学生だった頃(ちょうど自分の容貌を気にし、自信をなくしたりする時期ね!)に、憧れのリバーが、自分より不細工な女の子と恋に落ちるのを見て、胸を熱くしたあの気持ちは、一生忘れません。他人にはぜったい薦めませんが、わたしの中では結構重要な位置を占めている思い出の映画だったりします(笑)。
8点(2003-11-10 14:44:12)(良:1票)
198.  ボウリング・フォー・コロンバイン 《ネタバレ》 
マイケル・ムーア氏は、とても頭の良い人間だと思う。主張も斬新かつ的を得ていて、魅力的だ。(銃なんて、我々には関係ないわ、と思って見始めた本作。問題は「恐怖」である、という結論には、戦慄を覚えた。殺傷能力はともあれ、我が家の台所の包丁だって、人は殺せるのである。)だが彼に一抹の「うさんくささ」を持つことも、大切だと思うのだ。あの野球帽、あの語り口、あの強引さ。彼も「アメリカの白人」のひとりなのだ。わたしたちが彼に同調する必要はない。私たちは「日本人」として、独自の、アメリカなんかより長くて美しい文化を持っている。そして多くの殺戮を行った大日本帝国、ハラキリの侍文化を経ていながらも、平和憲法9条を制定し、少なくとは表面上は、平和で治安の良い国家を作り上げたのだ。そのことをムーア監督にもブッシュ大統領にもC・ヘストンにも、その他アメリカ国民にも、もっと胸を張って威張るべきなのだ。アメリカの属州になり下がることは、絶対に避けなければならない。この事を我々に明確に指し示したことが、この映画の最も大きな意義だと思う。
8点(2003-11-09 23:22:36)(良:2票)
199.  日の名残り
映画のたのしみの一つに、自分がまったく知らない世界を、疑似体験出来る、ということがある。この映画はまさにそれ。アイボリー監督独特の、奇をてらうでもなく、衝撃を与えるでもなく、重厚かつ眈々とした作り込みは、小さな住宅すらまともに管理出来ないグウタラな私を、二時間十分の間、イギリス貴族の有能な執事の世界に浸らせてくれるのである。映画という性質上、たしかに原作と比べて、スティーブンスの微妙で繊細な心理描写は描ききれていないが、この音楽と背景と効果音(この映画の効果音はなかなか素晴らしいと思う!)と役者の上手さは、総合芸術として、見て損はない、美しさだと思う。
9点(2003-11-09 11:47:09)(良:2票)
200.  イングリッシュマンinニューヨーク
この映画を見て、「面白い」とか「可愛い」とか「キャー!」とか思う人は、紛れもなくダニエルファンでしょう。つまり、それ意外の人には何の意味もない駄作という事です。まぁ天才の気まぐれって事で・・・
4点(2003-11-07 06:55:52)
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